金持ちYouTuberヒカル・ラファエル並みに稼ぐには「情報商材屋」になろう!

怪しい水耕栽培投資を紹介していたYouTuberのラファエル氏のYouTubeチャンネルが、アカウント停止(ban)の措置を受けたようですね。今後は内容に配慮してクリーンなチャンネルとして動画のアップを行なっていくとしていますが、ラファエル氏はつい先日ツイッターでこのような発言をしていました。

 

金融商品のPRなら俺でしょ😌」とのことですが、怪しい水耕栽培投資を何の検証もせずに紹介し、炎上すると「台本だ」と開き直ってしまうような方が金融商品のPRに向いているとは到底思えませんよね。それ以前にもFXの師匠として情報商材屋の人間を自身の動画で紹介したり、他にも芹那という富豪系YouTuber(実際はただの情報商材屋)と親しくしていたり、バイナリーオプションの広告動画を配信したりと真っ黒なコンテンツが多々ありました

 

ラファエル氏は以前、VAZの NEXT STAGEという事務所に在籍していました(現在はKiii所属)。VAZの役員には金髪起業家YouTuberことヒカル氏が名を連ねているのですが、彼も情報商材系の人間です。そう、ラファエル氏と、彼と仲の良いヒカル氏は金持ち系のキャラで通っていますが、情報商材屋とズブズブの関係になっています。彼らがそこまで儲かっている情報商材の世界ってどんなところか気になりますよね。

 

そこで今回は、情報商材屋さんがどのように儲けているのかを説明します。「ヒカル、ラファエルみたいになりたい!」と思ってるキッズは必見ですよ!

 

情報商材屋とは

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情報商材屋とは、文字通り「情報を売ってお金を稼ぐ」という人たちのことです。一昔前には上記画像の人物、与沢翼氏がテレビなどのメディアにも出演して持て囃されていた時期がありますが、彼も情報商材屋さんです。彼らはどんな情報を売っているかと言うと中身はほとんど「あなたを稼がせます」といった内容のものになっています。

 

「主婦や学生でも、スマホ1台あれば毎月20万円の副収入を手に入れることが可能です」

「誰でも簡単に億万長者になる方法を教えます」

広告やメルマガでこのような文言を見たことはありませんか? 彼らはあの胡散臭い広告を仕掛け、高額な商材を売りつけることでお金稼ぎをして豪遊しているのです。かっこいいですよね。

 

その商材の中身はと言えば、まるで内容の無いものが多く、返金騒動や裁判沙汰になっているケースも多々あります。しかし、日本の法律では刑事事件として「詐欺罪」で告訴するハードルは非常に高く、また民事訴訟でも返金を求めるためのやりとりや裁判は非常にめんどくさいものになっています。その結果、彼らの情報商材を購入した人の多くは泣き寝入りをしてしまっているのが実情です。

 

そう、情報商材屋さんは「こんなことをすればあなたもお金持ちになりますよ」という言葉でお客さんを集めて「儲かるか儲からないかわからないデタラメな情報」を高額で売りつけ、最終的に「買った人は自己責任です。儲からなかったのはあなたのせいです。返金はしません」と突き放してお金を騙し取るというお仕事なんです。

 

ヒカル君は嘘だらけで情報商材もパクリだらけだった

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ヒカル氏は元々VAZの役員だった井川拓哉氏と一緒に情報商材に関わっていました。彼は情報商材屋さん時代に、自分から情報商材を買ってくれた人に対して特典のメールマガジンを発行していましたが、その中身が他の人のブログを丸パクリしたレベルの内容だったという検証をされている方がいます。

参考:ヒカルが情報商材の販売で詐欺師と呼ばれた理由を暴露! | YouTuberニュース+

 

また、商材を購入してくれた人にサポートをすると謳っていたものの、メールを送信しても返信は全く無かったということも判明しています。さらに、彼が自分の経歴を語るときに「大きな借金を抱えた」と語っていた動画(現在は削除されています)があったのですが、その内容の真偽についてもかなり疑問が残るところがありました。

 

その借金は、情報商材を頑張って売って返したということですので、かなりブラックなことに手を染めていたのがわかりますよね。ヒカル氏やラファエル氏のように、情報商材屋さんとして成功を納めるためには「自分が紹介したものを買った人が損してしまったらどうしよう」という良心を持ってはいけません「そんなものを買った自分が悪いだろう」と開き直った上で、自分は「金持ちゆ〜ちゅ〜ば〜🎵」と歌うぐらいのメンタルが求められます

 

 

 

渡辺雅典(パンダ渡辺)・神崎芹那・天野みずき・宮脇咲・ジュニア(結城純)との繋がり 

ラファエル氏は自身の動画で情報商材屋とコラボしているケースが散見され、彼の動画に登場する商材屋の中には詐欺的な情報商材を仕掛けている者も少なくありません。例えば富豪系YouTuberというキャラクターで売り出していた神崎芹那は、パンダ渡辺こと渡辺雅典の門下生で、「マザーズギフト」という商材を売り出した結果、購入者から返金を求められて民事訴訟を提起されています(現在も公判は継続中)。

 

また、天野みずきという人物は投資助言代理業の資格などを取得せずにFXの情報商材などを仕掛けている人物で、ラファエル氏は自身の動画で「自分は天野みずきからFXのイロハを教わって億単位のお金を稼いだ」などと語っていました。しかし、ラファエル氏は過去、FXについて言及していた動画で「約定」を「やくてい」と読んでいるなど、とてもFXの経験があるようには思えない発言をしていました。彼の金持ちキャラ含めて、経歴や人脈に怪しい点が非常に多く見つかるのです。

 

同じくラファエル氏とコラボしていた宮脇咲は、仮想通貨で大儲けしたと語ってメディア露出をし、扶桑社から本を出版するなどしていましたが、自身のLINE@で一口100万円からのICOを販売するなどの行為を行なっていました。

 

さらに最近コラボを行なったジュニアというYouTuberは、金塊を見せびらかす動画を撮影するなどしていましたが、過去に結城純という名前で情報商材を仕掛けていた人物であることが確認されています。この人物が商材を販売していた際には株式会社OverDimensionという法人が利用されていましたが、この会社は神崎芹那のマザーギフト裁判で被告になっています。

 

このように、ラファエル氏は法的にも問題があると思われる情報商材屋との深い関係が確認できるのです。

 

YouTubeの広告案件と情報商材

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ラファエル氏は先日「年利80パーセントの水耕栽培投資」なる動画をアップロードして炎上しましたが、彼は冒頭でも書いた通り、他にも情報商材系のつながりで色々と怪しい企業の広告を行う動画をアップロードしていました。

 

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例えば、バイナリーオプションというFXから派生した、日本では未認可の金融商品取引の広告を行う動画をアップしていたことがありましたバイナリーオプションは「私の言う通りに取引すれば儲かります」「このツールを使えば月収100万円以上バイナリーオプションで儲かります」と嘯く詐欺師がたくさんいて、一方で実際に儲けられるのはほんの一部という世界です。

 

むしろ、彼の動画を見て「簡単そうだし自分も儲けられるかも」と勘違いしてしまったおバカな人からお金をむしり取り、一部の人が儲けているという事実があります。なぜ彼はお金があると語っているのに「詐欺師」と言われてまでこんなに怪しいものを紹介するのでしょうか? とても不思議ですよね。

 

ラファエルチャンネルは今後クリーンな動画をアップロードするということですが、彼はいつも「自分の視聴者が損をしたところで自分は知らない。自分は怪しいものでも何でも紹介して、タイアップの報酬で儲かればそれでいい」というスタンスで動画を発信していたという点は見過ごせませんよね。しかし、やはり彼のような「儲かってる風」を売りにして稼ぐためには、誰かを騙すことを厭わない姿勢が重要になってきます。

 

ヒカル氏やラファエル氏のように稼ぎたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。もっと詳しく情報商材屋さんの稼ぎ方を知りたいという人は、下記リンク先のページで特別な情報を発信していますのでぜひチェックしましょう。

情報商材でヒカルやラファエル並みに儲けるための限定情報

 

 

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元山仁士郎氏のハンガーストライキはマスメディアとバカに迎合しているだけ

 

4日間のハンガーストライキはただのダイエット

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丸4日間に渡って辺野古への米軍基地移設に反対するハンガーストライキのパフォーマンスを行なっていた元山仁士郎氏。一応賛否両論という書き方はしておきますが、こんなのはマスメディアと一部のバカにウケの良いただのパフォーマンスであって、中身は何もありません。

 

言論の手段も表現の手段もたくさん存在する2019年の日本でなぜわざわざハンガーストライキなのか。4日間ご飯を食べなかったぐらいでドクターストップなどという建前で止めてしまうのも甚だ恥ずかしい話ですし、その程度の覚悟なら最初からやる意味なんて全く無いですよね。

 

何の信念も感じられないバカげた行動

沖縄の基地問題コントラバーシャルな問題であり、正しい見解を導き出すのが非常に困難な問題でもあります。そして、基地移設に反対だから左翼だ、賛成だから右翼(ネトウヨ)だとかいうレッテル貼りばかりの論争も事の本質からは離れた短絡的な喧嘩に過ぎません。

 

ただ言えることは、ハンガーストライキなどという低俗なパフォーマンスを用いずとも、さまざまなメディアで自分の主義主張を拡散することは可能ですし、むしろ3食きっちり食べて元気な状態でそれをやる方が健全なのは言うまでもありません。自分で止められないからどこかで「ドクターストップ」をかけてもらう前提で行う4日程度のハンストに民衆は何の意義も見出すことはできません。

 

 

 

SEALDsと何も変わってないよね?

彼のハンガーストライキは、結局パフォーマンスに走るばかりで自分の根底にある主義主張の薄さ、信念の弱さが逆に露呈してしまっている状態。非常に残念です。現政権含め日本が今後も抱えるであろう米軍基地の問題は、日本海を隔てた国との間の防衛問題を無視して語れるものではありません。彼は数年前に「酒を酌み交わして対話」だの何だの言っていたグループ「SEALDs(シールズ)」から出て来ているようですが、「中身が無い」という状態が何も変わっておらずこれまた非常に残念なところです。

 

現状、日本では「基地移設に反対」だと言うだけで左翼だとレッテルを貼られて一般人からは「あ、やばそうな人だな」と避けられるのがオチで、本来彼が声を伝えるべき・伝えたいと思っているはずの層に彼の声は届きません。結局バカなマスメディアを通してバカな民衆にバカな姿を晒すという循環を繰り返しているだけで、そこからの広がりが何も無いものになってしまっているのです。

 

本当に伝えたいことがあるなら、目先のパフォーマンスに頼るだけじゃダメなんですよ。

初心者必見!FXトレーダーとして成功して儲けるための9つの絶対法則

FXのトレードは、勉強よりも芸術に似ており、才能に依存するところがあります。優秀なトレーダーというのは、練習や実戦経験からスキルを磨きます。彼らは何が自分のトレードの基準になるのかという自己分析を欠かさず、自分の手法の利点と弱点の検証を怠りません。この記事では、初心者のトレーダーが上達するための9つのステップを解説していきますが、ある程度FXの知識がある方にとっても自分のトレードを磨く上で参考になる点があるかと思います。

 

 

①目標を定めて自分に合ったトレードスタイルを用いる

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旅に出る前には、目的地を設定し、そこへたどり着くまでのアイデアをいくつか持つことが不可欠です。したがって、明確な目標を念頭に置いて、それからあなたの取引方法がこれらの目標を達成できるかを確認することが重要なのです。それぞれの取引スタイルには異なるリスク・プロファイルがあり、それには取引を成功させるための一定の基準とアプローチが必要です。簡単な例えを挙げるならば、もしあなたがポジションを持ったままでは眠れないという性格であれば、まずはその日のうちに決済を行うデイトレードを選択するのがベターです。

 

反対に、あなたが数ヶ月の期間にわたってポジションを保持して利益を得られると思う資金を持っているならば、スイングトレーダーの方が向いているかもしれません。ポジションを長く持てるかどうかは性格だけではなく熟練度とも関連しますが、自分のスタイルを貫けるようにしておかなければ、大きなストレスを抱えてしまったり、損失を被る可能性が高くなるという点も理解しておきましょう。

 

 

 

②適切な取引プラットフォームを提供するブローカーを選択する

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信頼できるブローカー(業者)を選択することが最も重要であり、ブローカー間の違いを調べるために時間を費やすことは決して無駄ではありません。あなたはそれぞれのブローカーの方針と、その業者がどのようにマーケットを作ることに取り組むかを知っていなければなりません。

 

たとえば、店頭市場またはスポット市場での取引は、為替主導の市場での取引とは異なります。為替のスプレッドが狭いブローカー、商品先物に強いブローカー、株価や指数に強いブローカーなど、ブローカー毎に違いがあり、取引手数料なども見ておかなければなりません

 

また、あなたのブローカーの取引プラットフォームがあなたがしたい分析に適していることを確認してください。為替取引のプラットフォームと言えばMT4かMT5、またはTradingViewがポピュラーですが、業者によっては独自のプラットフォームしか用いることができない場合があります。

 

初心者の人はMT4から入るケースが多いかと思いますが、TradingView独自の有用なインジゲーターなどもありますので、自分のトレードスタイルを模索しつつ、プラットフォームの機能をどのように活用するかも事前にリサーチしておきましょう。

 

IG証券について

国内のFX業者は基本的にゼロカットシステムを採用しておらず、もし急激な相場変動があって元本(口座残高)以上の損失が出てしまった場合には、証券会社に返済を行わなければなりません(追証)。近年の例で言うと、スイスフランが暴落したスイスショックの際に大量の追証が発生しています。

 

しかし、国内業者の中でもIG証券はいくつか独自のシステムを導入しており、それを利用すると追証を避けることが可能です。ちなみにこの記事はIG証券のアフィリエイトでも広告記事でも無いですw

 

ノースリッページ注文

何かのきっかけに相場の急変動が起きたとき、損切りするためのストップ注文を行なってもそれが機能せず、ストップを置いたところよりも遠くで約定し、大きな損失を被ってしまうことがあります。土日に政治的な動きがあって土曜朝の終値と月曜朝の始値が大きく乖離した場合に「窓」が出来てしまった場合にも、ストップ注文が本来置いた位置から離れてしまうケースがあります。

 

こうした大きな値動きがあった場合でも「ストップを置いた位置で必ず注文が約定する」という「ノースリッページ注文」のシステムをIG証券の口座では利用することができます。ノースリッページ注文には「保証料」という名目の手数料がかかりますが、それを支払ってストップをかけておけばそれ以上レートが動いていても滑って約定することは無く、あらかじめ損失を限定することが可能です

 

ただし、土日の窓空きを狙って両建てをするなどのトレードは規約により禁じられていますので、利用の際は規約をよく確認しておきましょう。

ノースリッページ注文 |スリッページなしで約定

 

ノックアウトオプション

ノックアウトオプションとは、自分が決めた「ノックアウトレベル」に達するとポジションが強制的に清算されるという仕組みの取引方法です。ノックアウトレベルとはわかりやすく言えば損切りラインのことで、ポジションを取った後は変更することができません。つまり、自分で最初に決めた損切りラインに達するか、その前に自分で決済したところのいずれかの位置でポジションは決済されます。

 

そして、ノックアウトオプションのポジションは必ずノックアウトレベルで清算されるため、スリッページ追証もありません。また、ノックアウトオプションでは最大実効レバレッジが実質1000倍で取引できるという特徴もあり、まだ開始から日が浅いサービスですが徐々に認知度が上がってきています。

ノックアウト・オプション | IG証券

 

③自分の手法を確立させ、一貫性を保つ

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トレーダーにとって「この基準でトレードを続けていれば損益はプラスになる」という手法を確立させ、自分の手法に一貫性を保つということは非常に重要です。そして、確立した手法についても検証を続けることを怠らず、自分が注文・決済を行うときに正しい判断をするための情報には何が必要かを整理しなければなりません。

 

経済動向や金利といったいわゆるファンダメンタルズ要素を参考にする人もいますし、テクニカル分析のみを利用するというトレーダーも少なくありません。どちらの方法論を選択しても、一貫性を保ち、自分の手法が今のチャート・市場動向と照らし合わせて期待値があるのかを常に意識しなければなりません。市場は常に変化するもので、止まってはくれません。その中で期待値のあるトレードをする準備をしておくことが最も重要なのです。

 

FXで手法を検証・運用する際の注意点

多くの人は「勝てる手法」を見つけ出すことにとにかく躍起になっており、自分がトレードで勝てないのは「手法が悪いからだ」と思い込んでいます。しかし、市場の動きが自分が用いる手法のパターンを落とし込める状態かどうかをきちんと確認しないまま「何となく」「それっぽいから」という曖昧な判断でポジションを取ってしまい失敗を続ける人も少なくありません。

 

また、自分がポジションを持っている方向の値動きに期待してしまうという、いわゆる「バイアス」がかかった状態で実は手法を運用する上での正しい判断ができていないという人も多くいます。FXで儲ける手法を身につけて運用するためには客観的な判断を正確に下す必要があり、それができなければ「手法」そのものには期待値があってもトレードでは利確が早すぎたり、損切りが遅くなったりという行動が積み重なって儲からないという結果になってしまう可能性があります。

 

FXの手法を検証・運用する際は、インディケーターやチャートパターンから読み取れる「客観的な情報のみを処理する」ということをしっかりと心がけてください。そして、その手法の試行回数を増やしサンプルを取って「手法通りに運用ができているのか」という点も常に確認していく「検証に検証を重ねる」というシビアな姿勢が求められます。

 

④チャートの時間軸と方向性を意識する

多くのトレーダーは、異なる時間枠でチャートを見るときに発生する矛盾する情報によって混乱します。週足チャートでは買いのタイミングに見える場所でも、日足チャートでは売りシグナルが現れていることがあります。したがって、週足チャートから基本的な取引の方向性を取り、日足チャートを使用してエントリーする場合は、必ず2つのチャートで同じ方向性が出ているところでポジションを取らなければなりません。

 

週足チャートが買いのシグナルを出しているときは、日足のチャートでも買いシグナルを確認するまで待ちます。タイミングを合わせることは非常に重要なのです。

 

 

 

⑤期待値を計算する

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期待値は、トレード手法の優位性を判断するために使用するものです。勝ったトレードと負けたトレード、すべてのトレードを測定し、そして勝ったトレードがどれほど利益を上げたかに対して、負けたトレードでどれくらいの損失を被ったかを計算しなければなりません。

 

直近の取引10回分を見てみましょう。まだ実際の取引をしていない場合は、チャートに戻って、取引の開始と終了を指示したはずの場所に戻ります。あなたが利益を出したのか損失を出したのかを判断してください。これらの結果を書き留めてください。あなたのすべての勝ち取引で得た利益を合計し、勝ち取引の数でこれを割ります。これが式です。

 

期待値の計算式
E = [1+(W / L)]×P - 1

W =平均勝ち額
L =平均負け額
P =勝率

 

例)
10回のトレードをし、そのうち6回が勝ちトレードで、そのうち4回が負けトレードだった場合、勝率は6/10=60%になります。6回の勝ちトレードで24万円の儲けが出たとすると、あなたの平均的な利益は24万/6=4万円になります。

 

合計損失が12万円だったとすると、あなたの平均損失は12万/4 = 3万円になります。これらの結果を式に適用すると、E = [1+(4/3)]x0.6 -1 = 0.40となり、期待値は40%になります。期待値は正になっているため、この手法には儲けるための優位性があると言えるでしょう。

 

今回は10回という少ない試行回数を例にとりましたが、実際には毎回の取引をきちんと分析し、期待値もしっかりと計算することで長期的に見て自分の資産を増やせるかどうかという点をしっかり考えなければならないのです。

 

損切りは友達

口座に資金を入金したら、その瞬間からそのお金は減ってしまうリスクを伴います。そして、近い将来生活費として必要になるお金を口座に入金してはいけません。FX口座に入金したお金は「長期的に運用するためのお金」として捉えてください。このお金を使えるのは運用が終わった後です。

 

そして、自分のトレードに対しても同じように捉えなければなりません。どういうことかと言うと、目先のお金の増減よりも大切なのは長期の時間軸でプラスにできるかどうかということです。「損失を確定させるのが怖くて強制ロスカットされるまで損切りできなかった」というのは多くのFX初心者が経験するものですが、これではお金は増えません。あくまでもプラスの期待値になる自分の手法を毎回忠実に適用して、損切りをきちんと行う。これだけでFXで成功できる確率は格段に高まります。

 

また、損切りは証拠金の2パーセント以内に留めるのがベターだという点も覚えて置いてください。損切りを2パーセント以内で行えば、仮に5回連続負けてしまっても、元の証拠金から減るのは10パーセント以下のお金です。まだまだ勝負できる余力は残っています。熱くなってしまい、負けた額を一気に取り返そうとしてハイレバレッジでのトレードを繰り返すというのが一番危険です。

 

⑦成功が成功を呼び込む

「勝ったトレードも負けたトレードも自分の手法・ルールを忠実に適用した」
「徐々に口座はプラスになっている」
この2つの条件が両方とも満たされていれば、あなたのトレードは成功していると言えるでしょう。つまり、あなたの手法には市場での優位性・期待値があり、そのトレードを続けていれば将来的に資産を増やせる可能性も高いということです(もちろんその間も今後も検証を続けることは必須ですが)。

 

先ほどの内容とも関連しますが、損切りは友達です。今後もルールの範囲内で資金を運用していかなければなりません。きちんと方向性を確認してポジションを取り、損切り・利確が正確にできているのならば、あなたはトレーダーとしての才能があります。自信を持って、でも「市場は何が起こるかわからない」という謙虚な姿勢も忘れず期待値に忠実にポジションを取りましょう。

 

 

 

⑧週末はしっかり休んでトレードを振り返って市場分析を行う

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トレードは身体にも精神にも非常に大きな負荷がかかります。日本時間の夕方から朝方にかけてのロンドン・ニューヨークタイムで大きくレートが動くことも多いため、トレードに集中していると睡眠時間・質共に低下してしまう人も多いです。週末はしっかり休むことをまずは第一に心がけましょう。

 

次に、一週間の相場を振り返り、ニュースや要人発言、世界情勢や為替・株価の展望に関する報道にはきちんと目を通しておきましょう。また、次の週に重要な指標が控えていないかなどもチェックし、次の週からの戦いに備えておきましょう。

 

⑨過去のチャートを振り返る

ブレグジットや、米中貿易摩擦、中東・アフリカ情勢など、市場には不安要素がまだまだ多くあります。過去のリーマンショックやスイスショックなど、この十数年の間には為替レートを大きく変動させる出来事が数多くありました。そして、こうした相場の急変動が起こったときこそ、大きく儲けるチャンスもやって来ます。そのときにしっかり対応できるよう、過去に大きく為替レートを変動させたニュースや指標について、過去のチャートも見ながら振り返っておくことが望ましいです。

 

リーマンショック級の株価大暴落は明日やってくるかもしれません。そして、そのときが来たらどのようなポジションを取るべきなのか。そういった点を意識して普段から準備をしておくことが大切なのです。

 

 

※この記事は、下記リンクの記事を日本人の方にもわかりやすいように一部改変を加えて翻訳を行なったものです。
参考:9 Tricks of the Successful Forex Trader

 

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【副業】ブログとYoutubeはどっちが稼げる?アドセンスやアフィリエイトについての考察

イケハヤ大先生の「ブログはオワコン。これからはYouTubeの時代」発言とかで副業するならブログよりもYouTubeが良いという論調が徐々に強まりつつあるところですが、実際に「副業としてお金を稼ぐ」という観点からブログとYouTubeはどっちが良いのか考えてみました。

 

ブログの方が広告収入を得るためのハードルは低い

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副業でお金を稼ぐという面を考えると、YouTubeよりもブログの方がハードルは圧倒的に低いです。「アドセンスの審査は厳しい」と言われていますが、実際にはいくつかのポイントを押さえておけば通らないケースはほぼありません。

 

一方YouTubeは2019年1月現在「チャンネル登録者数1000人以上」「動画の総再生時間8000時間以上」という2つの条件を両方満たさなければ収益化の審査を受けることはできません。この条件がネックとなるため、YouTubeは始めてすぐにある程度再生数・チャンネル登録者数が伸び始めたとしても、実際に収益化できるのはかなり先になってしまうケースがほとんどです。

 

アフィリエイトYouTubeにシフトしそう

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ただし、アフィリエイトの分野では文字や画像を使って訴求するブログよりも、音や映像を用いてテレビ的に商品を紹介できるという直接的なメリットが大きいため、ブログからYouTubeへという一大ムーブメントが起こる可能性は十分あるでしょう。一方で、そうしたアフィリエイトの商品紹介ばかりをしているようなチャンネルは中々チャンネル登録者を獲得するまでに至らないといったことも予測できます。

 

そこで、クリエイター側はインフルエンサー的立ち位置を確立するために、通常コンテンツと織り交ぜながらマネタイズを行うための作品を配信したり、現在の主流である直接のアフィリエイトではなく企業案件という形を採用していくという手法を取るかもしれません。

 

しかし、現在でこそ、企業案件という形式はYouTubeにおいて一般的ですが、見ている範囲では自身で直接アフィリエイトをした方が稼げるのではないかというクリエイターも多いため、この辺りは広告案件を繋げている代理店の動き次第では変化が出て来る可能性も高いと思われます。

 

 

 

結局、ブログとYouTubeはどっちが稼げるのか

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YouTubeのアクティブユーザー層が幅広くなってきており、今までブログを読んでいた層がYouTubeを利用する時間が長くなってきているというのは事実です。よって、YouTubeにはビジネスとして参入するチャンスが十分あるという見方は正解だと思います。

 

一方で、副業をする上でコンテンツを配信するクリエイターという立場から考えると、視聴者にコンテンツをリーチさせるためにはある程度の編集力も問われるなど、ブログに比べてYouTubeの方が手間・工数は多くかかってくるでしょう。そうした点を踏まえると、「どちらが稼げるかは一概には言えず、クリエイターとしての適性も関係する」という結論になってしまうでしょう。

 

しかし、ブログを常日頃更新しているブロガーは、コンテンツをまとめるのが上手く、喋りが立つという人も少なくありません。そうした人はブログに加えてYouTubeの発信も行うことで新たなファン層の獲得・勝負できるフィールドの拡大といったメリットを享受できる可能性は大いにあります。

#恵方巻きは詐欺だから絶対に買わない

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2月3日といえば節分、豆まきの日ですが、近年は「恵方巻き」という巻き寿司を食べる習慣が根付いてきたとかなんとか。私は巻き寿司が好きでは無いのであまり食べないのですが、コンビニやスーパーなどではかなり力を入れて販売されていますよね。そんな恵方巻きですが、大手コンビニチェーンでは予約を受け付けた上で店舗販売も強化しており、店員に対して販売ノルマを課しているケースも多いとのこと。

 

コンビニの季節物商戦と販売ノルマ

恵方巻きに限らず、おせちやクリスマスのケーキ、夏には土用の丑の日に乗じたうなぎなど、近年コンビニ各社が乗り込んできた季節物食品市場に対して異議を唱える方は多くいます。売れ残った食品は当然廃棄されてしまったり、チェーンによっては店舗側に買い取らせるという措置をしているところもあるようです。

 

そうならないように予約を受け付けて生産・流通をコントロールしてるのかと思えば、店舗側に販売ノルマを課した結果、バイトにまでそのしわ寄せが来ており、本社側はそれを黙認というケースも多いらしく、ツイッターなどではコンビニ商戦の裏側でノルマに苦しめられるバイト店員の発言を見ることもできます。

 

恵方巻き止めませんか?

そもそも恵方巻きってみなさん好きですか? ただの巻き寿司ですよね。私は嫌いなんで買わないんですが、恵方巻きって何のために食べてますか? 「季節のものだし何となく」で買ってしまってはいませんか? 知っている方も多いかと思いますが、恵方巻きという食べ物の文化はそれほど昔からあるものではなく、こうして全国的に食べられ始めたのはつい最近のことです。大手コンビニやスーパーがメディアと一緒に作っただけで、伝統でも何でも無いんですよ。

 

で、別にあなたが恵方巻き好きなら食べれば良いと思うんですが、好きじゃ無いなら食べるのやめませんか?

 

というかむしろ、不買運動でもした方がよっぽど良いと思うんですよ。廃棄される食品がもったいないですし、ノルマを押し付けられて食べたくもない太巻きをたくさん押し付けられる店員の気持ちを考えると、「買う人がいるから売る人もいる。買う人がそこまで欲していないなら安易に買ってはいけない」という結論にすらなると思います。

 

土用の丑の日のうなぎや、クリスマスのチキンやケーキ、お正月のおせち、バレンタインのチョコレートなど、季節物食品商戦の品は色々ありますが、個人的には恵方巻きが一番必要性を感じないので今ここで不買運動を提言したいところです。豆撒いてりゃ良いんですよ、節分なんて。

 

 

 

「売れなかったらコンビニの人が自腹を切るからかわいそう」

最初に書いた通り、店舗やスタッフに対してノルマが課されているケースも多いので、スタッフとの付き合いで購入する人もいるでしょうし、「売れなかったら店員が自腹を切るからかわいそうだ」と慈悲をかける人もいるかもしれません。

 

我々がそんな慈悲を恵方巻きだけにかけたとして、普段からコンビニの食品の廃棄に関して、本社との取り決めで実質的に自腹を切らされているフランチャイズ店も多いのですが、こうした人間関係や心理に漬け込んでいるのが今の恵方巻き商戦のやり口なんですよね。こんなのもう詐欺ですよ。恵方巻きは詐欺です。みなさん、恵方巻き詐欺に加担するのは止めましょう。

詐欺マルチTCCとTコインとShitBTCと洗脳された友達【Trade Coin Club】

結構前の話になるのですが、洗脳された友達に詐欺と名高いTCC(Trade Coin Club)とTコインを勧められました。洗脳を解こうと頑張ったことをふと思い出したので書いておきます。

 

久しぶりの連絡と詐欺コインの勧誘

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これは去年の春頃のお話。大学時代に同じ部活で仲の良かった友人から「久しぶりにご飯でも行かない?」という連絡が来ました。私も久しぶりに連絡が来て嬉しかったので、この友人と食事をするために住んでいる神戸から大阪に出向くことに。久しぶりに会って世間話やらなんやらをしていると、話題は投資のことに変わりました。友人は私がかねてより株やFXをやっていることは知っていたのですが、彼女はいきなりTCCっていう会社のTコインに投資してて……」という話をし始めたので、私は反射的に「ああ、それ完全詐欺だよ。早く止めた方が良い」と言ってしまいました。

 

TCCやTコインが現状どのようになっているかを見れば火を見るよりも明らかですが、当時はまだ信者もそれなりにいた時代。どうやら彼女はそれを広めている連中に良い食事を奢ってもらったり、彼らが頻繁に海外旅行に行っている様子を見たりした結果、完全に陶酔しているような状態でした。

 

「TコインはHitBTCに上場するから〜〜〜」なんて話も言い出したので、「HitBTCはShitBTCって呼ばれてるぐらいなんでも上場させるから、あそこへの上場は何のステータスにもならないよ」といった客観的事実も伝えたのですが、納得していない様子でした。

 

洗脳の怖さ

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彼女は私が仮想通貨にも見識が深いのを驚きつつも、「これで人生が変わる」「仕事も辞めたいと思っている」「そんなに詳しいなら、TCCのことをちゃんと調べれば素晴らしいとわかるはずだから、私にもTCCに投資をしてほしい」などと言い出したので、これが洗脳の怖さなんだなと実感しました。

 

そこで私は「じゃあ君はTコインで今どれぐらい儲かってるの? そしてこれから儲けるために何しなきゃいけないかわかってる? 誰かを誘ってその人に投資させて、そのお金が紹介料としてもらえるだけで、TCCは中身なんて無いからやってることは詐欺のお金集めのようなものだよ」ということを早口で伝えた記憶があります。

 

そしてさらに、当時私がトレードしていたビットフライヤーのトレード損益を見せて、「私は仮想通貨でこれぐらい儲かってる。TCCでこれぐらい儲かるの? 儲からないよね? そしてもし俺にTCCに投資させて、結局詐欺だったら責任取れるの?」といったことも伝えました。本来なら相手にせずに立ち去るべきだったのでしょうが、自分の親しい友人がTCCなどという低俗なマルチにハマっていることがどうしても許せず熱くなってしまいました。

 

 

 

アップの登場

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彼女はそれでもめげずに「でも私のアップの人はめっちゃ稼いでいる。だから一回話を聞いてほしい」とまで言い出し、そのアップなる人物はすぐにやってきました。歳は私より何歳か下の男性で、とりあえずその方の話も聞いてみることに。彼はTCCやTコインの話をイチからスタートしようとしたので、私は「ネットに書いてあるTCCの情報はほとんど知っているし、私は詐欺だと思ってる」ということを真っ先に伝えました。

 

そして、MLMを伴う勧誘で君たちは儲けるかもしれないけれど、TCCが破綻したときには君たちはもちろん紹介した人も金銭的な被害を被るだろう。その時、君たちは紹介した人から責任を問われるだろうし恨まれることもあるかもしれない。その覚悟はあるのか」というニュアンスの言葉を投げかけました。すると、そのアップの男性も「うーん、確かに、でも投資は自己責任で……」とおきまりのフレーズを言い出したので、私はさらにこう続けました。

 

「投資は自己責任だと言っても、君たちはネットのまともな批評に対しても『あれは何も知らないアンチが書いていること』などと言ってはいないか? 実際にTCCアービトラージとやらを検証した上で勧めているのか。もし運営の言うことを鵜呑みにして検証が必要な部分も『運営が言っているから大丈夫』などと言って勧誘していれば、投資に際するリスクなどをきちんと伝えていないことになり、むしろ責任を問われてしまうよ」

 

私もかなりの勢いで言いましたので、2人ともかなりビックリしていました。私はさすがにこれで理解できただろうと思っていたのですが、友人は「それでも自分はTCCが本物だと思っているし期待している。まだ投資すらしていないのにそんなことを言うのは、ただのアンチだ」と言われてしまいました。ここに来て洗脳の怖さを改めて実感しました。

 

結局その後「じゃあ俺にどうしてほしいの? TCCに金投げてほしいの? そのために連絡してきたの? 詐欺だったら全額自分で返すぐらいの覚悟はあるの?」といったことを再び質問責めした記憶があります。まぁTCCなんていう詐欺マルチは私はやるつもりはなかったですし、相手も私から金を引っ張れないとわかると諦めてました。

 

その後友人とは疎遠になってしまいましたが、TCCって今どうなったんでしたっけ?笑

 

ふと思い出したので書きました。洗脳って怖いね。

みんなで大家さん32号🍌とアグレボバイオテクノロジーセンター(福岡県)について

「みんなで大家さん32号」では、「アグレボバイオテクノロジーセンター」という福岡県の不動産への出資を行うとされており、同施設は日本でもバナナを栽培できるようにした特許技術を用いて植物の品種改良や生産販売を行うとのことで、詳細を調べてみました。

 

  

 

物件詳細

物件名: アグレボバイオテクノロジーセンター
住居表示: 福岡県遠賀郡水巻町頃末南二丁目13番1号
1 階22,486.73㎡ 2 階20,728.86㎡ 3 階309.98㎡ 合計43,525.57㎡
(付属設備)ポンプ室 54.74㎡駐車場 2,887.24㎡駐車場 2,931.692㎡
種別: 店舗
構造: 鉄骨造陸屋根 3 階建
建築時期: 平成 21 年 9 月 30
想定賃貸利益: 200,200千円(税別)
※営業者は当物件の土地、建物に関して21分の2(2/21)の所有権を取得し、賃貸します。

 

みんなで大家さん32号 - 商品一覧 - みんなで大家さん

以上が物件の詳細です。調べてみると、元々は「グランモール」という大型の商業施設だったものの、業績不振によって現在は区画の一部にスーパーが残っている物件を利用するようです。ショッピングモールだった区画の2/21のスペースを使って「アグレボバイオテクノロジーセンター」という研究施設を展開させるものと思われます。

 

 

 

既に200億円の契約を締結済み

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このファンド募集の概要を見てみると、以下のような記述があります。

「凍結解凍覚醒法」を施した種苗は日本だけでなく、農業に適した環境・土地に恵まれなかった世界各国での需要が大いに見込まれ、世界の食糧問題解決への重要な礎になっていくと期待されます。まさに、「agriculture( 農業) revolution(革命)」アグレボを実現していく施設です。


実際に、「凍結解凍覚醒法」を施したバナナの苗66 万株(198億円)を購入していただく契約が締結されるなど、既に、世界各国からの問い合わせは多数寄せられております。

この福岡の施設では「アグレボバイオテクノロジーセンター」、既にバナナの苗66万株を販売する198億円の契約が結ばれているとのことです。

 

 

 

特許技術「凍結解凍覚醒法」について

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バナナなど熱帯地域でしか栽培できない植物を温帯の日本でも生育可能にするという「凍結解凍覚醒法」という技術は、実際に特許が出願されているようです*1。また、この技術を用いることで植物の生育スピードが早まり、収穫量も増加させられるという報道もあるようです*2

 

フィリピンでのバナナの収穫量は病気の蔓延などが原因で年々減少傾向にあるようですので、そうした背景を踏まえると日本でバナナを育てるというのが面白い事業になる可能性もないことはないですね。

 

募集口数は2,288口で約22億円の募集

みんなで大家さんファームのシリーズに続き、今回もバナナ農園関連のファンドが募集され始めましたが、32号の総募集口数は2,288口で総額22億8800万円の資金調達を目指しています

 

みんなで大家さんシリーズは2007年に1号の募集が始まってからもう10年以上、募集した全てのファンドで年利5〜7パーセントの利回りを実現しており、配当遅延が指摘されたことはありますが、元本割れは2020年6月現在でも発生していないとのこと。

 

ただし、投資を考えている方は、表面上の利回りやこれまでの配当実績だけでなく、このファンドそのものの持続可能性についてもよく考察した上で判断を下すようにしてください。

 

みんなで大家さんは危険?

みんなで大家さん32号は、まだ実績のない企業への出資に近しい性質がありますので、リスク面を考慮した上での投資判断が求められます。

 

 

 

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*1:『植物の特性を増強する方法』 特願2017- 88327 『植物の健康診断システム』 特願2017-103129

*2:参考:食卓からバナナが消える? 世界的なバナナ危機に挑む、熱帯産作物国産化を目指した驚きのバイオ技術|Y MEDIA|ヤンマー

イケハラと養分搾取の脱社畜サロン。勇気が欲しい、自分はできるヤツ、他人のせいにして逃げたい。

私はイケハヤ氏のツイートはミュートにして目に入れないようにしていたのですが、えらいてんちょう氏が脱社畜サロンの共同運営者である正田圭氏の経歴に疑義を唱えたことを皮切りに、私のツイッタータイムラインは脱社畜サロンと信者、元信者、田端氏他ツイッター芸人が入り乱れて舌戦を繰り広げるケイオスになっていました。

 

イケダハヤトを見たくないからミュートしてるのに、あちこちでみんなイケハヤイケハヤ言ってスクショまでして揚げ足取り合戦が行われていたので、嫌でも目に入って来るんですよ。イケハラですねこれは。

 

養分搾取サロンについて

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社畜サロンの運営者が中々に香ばしいことは前々から多くの方が触れていましたが、それでもなんだかんだ信者を集めてよろしく楽しくやってたようです。つい先日までは。正直蚊帳の外の人間からしたらイケハヤも正田もはあちゅうもどうでも良いし気にもならないんですが、やっぱりツイッター芸人は燃えるところが大好きですので、みんなこぞって揚げ足とって過去の発言の矛盾やら引っ張り出してきてましたね。

 

イケハヤ氏は「社畜乙wwwww」のスタイルで会社員・サラリーマンを煽り散らかしてきてたので、当然の報いといえばそれまでですし、本人も炎上歓迎スタイルなのであれはあれで良いんだと思います。正田氏の経歴も本当にどうでも良いですし、これからもありがたがって月3,000円のお布施をして説法を聞くのが脱社畜の近道だと思う人は、これからも信者を続ければ良いだけです。

 

 

 

勇気が欲しい

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「なんであんなカルト宗教団体の信者が多いんだろう」と気になっている方は多いと思いますが、今の日本には「もっと金欲しい!」「会社辞めたい!」「仕事しないで暮らしたい!」と思っている人が多いことを考えれば、彼らの運営する社畜煽り散らし系カルト宗教が一定の支持を集めるというのは不自然なことでもないですよね。前澤MOON社長の現金プレゼントキャンペーンに対する反応を見れば、日本社会に生きる人々がどんな欲求を抱えているかなんてことは簡単にわかります。

 

彼らは「自由にラクに鼻くそほじりながら仕事してもええんやで」ってスタイルを提唱して、そういう生き方に憧れる人はやっぱり多いもんで、「僕もそうなりたいな。でも自分は何もできないから……」と悩める子羊に「救済」という名の修羅の道を紹介しているんです。「頑張れば君もできるよ!(ニッコリ)」で背中を押してあげて、後はついてきた人から搾取。弱みに漬け込む鬼畜商売とはまさにこのことで。でもそれに一定数の需要はある訳ですし、そこまで高額なものでもないので価値が無いと思ったらやめれば良いだけ。

 

良くも悪くもイケハヤ氏はこうやって色々な界隈を巻き込んで手の平クルックル芸を見せてくれるので、エンターテイナーとしては超一流ですよね。ただ脱社畜サロンの宣伝動画で着ていたフリーザのコスプレはちょっとあざとすぎますよね。「ガリガリヒョロメガネ」にターゲッティングしてマウント取りに来る底辺までしっかりリーチしてますし、そういう方々ほど救いを求めているもので、実はイケハヤ氏自身のお客さんですので。

 

自分はできるヤツ

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あなたも私も、そう誰でも「自分はできるヤツ」と思ってるはずです。もちろん謙遜したりするシチュエーションはあると思いますが、どこかでみんな「自分の力を発揮したい」とチャンスをうかがってるんですよね。そんな人に自己啓発系の甘い言葉を囁いて入信させればほらまた信者の誕生です。簡単に思えますけど、これもイケハヤ氏だからこそ成せる技で、ビジネスの目の付け所だったり手の平クルックル芸だったり、本当に緻密に計算されてるなと思います。

 

ミュートしてるのにほぼ毎日氏の話題を見かけるイケハラ被害者の私が言うんだ、間違いないぜ。

 

 

 

他人のせいにして逃げたい

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で、イケハヤ教が批判を受けつつも勢力を拡大しつつある背景には、「自分で責任を負いたく無い」という心理も影響してると思うんですよ。みんな成功は自分の手柄にして、失敗は誰かになすりつけられたら楽ですよね、精神的に。

 

仕事でもプライベートでも自己正当化は人間の性です。そしてイケハヤ教は見事に「批判されて当然」のガバガバな側面が前面に出てますので、みんなが叩きやすい教団です。尊師の言葉を真に受けて大学を辞めて、その後路頭に迷ってもイケハヤ叩いとけばそれで正当化できますし、本来自己責任のことに対する責任もイケハヤになすりつけられるじゃないですか。自己責任を自己責任とも考えられない層にターゲッティングしてるからそうなるので、その辺はリスクとして受け入れてるはずですけどねもちろん。

 

尊師の方も、「お前が豪ドル円ロングするから円高になったじゃねえか!」とか言われても「僕はレバ2倍ですからねぇwwwww資金管理大事ですよ?(余裕の鼻ホジ)」って言っておけばツイッター民がおもちゃにしてくれるから、話題作りもアフィも捗りますし、本当に一石二鳥のwin-winな関係になってると思います。本気で。

 

つまりはみんな、イケハヤ先生大好きなんですよね。少なくとも僕は大好きです。ミュートは解除しませんけどね。

FXの自動売買は儲かる?メリット・デメリットと選ぶ際のポイントを解説

「放置してても寝てる間に儲かる」といった謳い文句で宣伝されているFXの自動売買(システムトレードシストレ)のツール・ソフト・アプリの類は多くありますが、実際に使ってみて安定したパフォーマンスが出るものは中々少ないのが現状です。この記事では、FXの自動売買に関連して素人や初心者の方に注意してもらいたいこと、そして自動売買で儲けるための秘訣と儲かるツールの選び方について解説をしていきます。オススメのツールとその理由も紹介していますので、ぜひチェックしてください。

 

自動売買ではありませんが、最近検証したFXのシグナルツールに関する記事
💹もってぃーの「ゲイスキャFX」は稼げるツール?口コミ・評判と手法を検証

 

 

自動売買には限界がある

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現状、「完全に放置していても儲かる」というようなFXの自動売買ツールはかなり少ないのが現状です。「これまで安定した成績を納めてきた」「バックテストでは綺麗な右肩上がりの損益グラフになっている」というツールでも、急な相場変動の際に一気に資産を減らしてしまうものが少なくありません。

 

指標が発表される際やボラティリティが大きいときには手動でツール・EA*1を非稼働にしたりといった対策はできますが、そうなってくると「完全放置で大丈夫」ということにはならず、運用する上では自分の裁量も求められるツールが多くなっています。

 

どんなロジックで売買されているの?

自動売買ツールは、テクニカル分析の指標を複数組み合わせて、一定の条件を満たしたときにポジションのエントリー、決済を行うというものです。参照している指標は移動平均線ボリンジャーバンド一目均衡表MACD、RSI、ストキャスティクス、フィボナッチなど定番のものが多くなっています。FXの取引戦略に関しては、こうした多くの人が意識している指標を元に相場を分析することが重要であり、これらを組み合わせてどのように環境認識をして期待値のあるロジックを組むのかが、開発者の腕の見せ所なのです。

 

トラリピ、ループイフダンに期待値は無い

また、トラリピ、トライオート系の運用方法も、極端に相場が変動する際には損失がどんどん増えていくケースが多く、アフィリエイト系ブロガーが「簡単に儲かった」と一定の期間を切り取って語っているのをよく見ますが、運用が簡単なものではありません。2019年始にも、1月3日の朝方に急激な円高が発生した局面がありましたが、そうした急激な値動きが発生したときに今までの利益が全て吹き飛んで損益がマイナスに転じてしまったというような声が多くありました。

 

そもそもループイフダン系統のストラテジーは「レンジ」という「これまでの相場の傾向」を「これからもこの範囲で動くだろう」という仮定を当てはめて取引するだけで、ロジックそのものに期待値は一切ありません。大手のヘッジファンドがこのスタイルの取引で資金を運用することは無いということからも、いかにトラリピが「アフィリエイターと業者だけに持て囃されているか」がお判りいただけるかと思います。

 

AI・機械学習分野の発展で進化はしているが…

最近はあらゆるところでAI(人工知能)が宣伝文句にされており、AIを構成する元になる機械学習ディープラーニングはFXの自動売買ツールを開発する上でも役立てられています。しかし、これまでの相場に関する膨大な量のデータから「今後も期待値を積めるアルゴリズム」を設計するのは容易では無く、AIとは名ばかりの紛い物が高額で販売されているようなケースもあります。

 

ナンピン・マーチンをするシステムには要注意

エントリーしたポジションに対してレートが逆行したときにさらにポジションを増やす「ナンピン」や、負けた後のトレードでロットを上げる「マーチン(マーチンゲール法)」を取り入れている自動売買ツールもありますが、これらのトレード方式を採用しているシステムはかなりリスクが高いので、使用は推奨できません。

 

自動売買ツールを用いて最終的に資産を増やすためには、勝率とリスクリワードの管理が重要であり、目先の損失を先送りにするナンピンやマーチンには期待値は一切ありません。一見効率良く資産を増やしているように見えても、負けが続くと一気に資産を失ってしまう「コツコツドカン」に陥ってしまうリスクがあります。

 

複利運用とレバレッジの設定

利益が出た分ロットを上げていく複利運用と、レバレッジの設定にも注意が必要です。どんなに勝率が良いツールでも連敗が続いてしまうような相場が訪れるかもしれません。その際に複利運用を早まってしまったり、レバレッジを高く設定してしまっていた場合には、資産の減りのスピードが非常に早くなってしまいます。自動売買ツールを利用する上では、目先の損益にとらわれず、とにかく長い目で期待値を積むことが重要ですので、無理のない設定で運用を行うようにしてください。

 

ちなみに、胡散臭いビジネスや投資の勧誘に「複利は人類最大の発見の一つである」という言葉がアインシュタインによるものとして紹介されることが多々ありますが、あれは都合よく解釈されたウソです。余談でした(笑)

 

 

 

バックテストとカーブフィッティングについて

FXの自動売買ツールは、そもそも儲かるロジックで構築されているものが非常に少ないという点も、必ず意識しなければなりません。バックテストという、過去のチャートと自動売買ツールのポジションを照らし合わせて損益グラフを確認する方法があるのですが、バックテストで見かけ上の成績がよくなるように「カーブフィッティング」という調節を行なっているものがほとんどだからです。

 

カーブフィッティングはどのツールもある程度やっているのですが、実際にそのツールを使ってポジションを持ってみると、注文が遅延して本来注文したいレートでのポジションが持てないということが頻発したり、スプレッドが広がって思うように利益が伸ばせないというケースもよく目にします。その結果、安定して収益を出せるツールはほとんど存在しないという状況になっています。

 

環境認識とトレンドフォロー

自動売買のツールやEAを検証する際には、「利益を出しているトレード」と「損切りしているトレード」がなぜそのような結果になっているのかを正確に分析することが重要です。「トレンドが発生したときにポジションを取る」というようなロジック・アルゴリズムであれば、トレンドが出たと思った後にレートが戻ってくる、いわゆる「騙し」の動きに弱くなります。

 

その場合は、自分でトレンドが出ているのを確認するまでEAの自動売買設定はオフにしておき、明確なトレンドが出たら「トレンド方向のエントリーのみ許可する」という設定で運用することで、勝率を上げてリスクも抑えることが可能です。このように環境認識とトレンドの確認に裁量判断を加えて運用するという方法も、FXの知識がある人にはオススメです。

 

ただし、急なトレンド転換が起こって押し目を作らずに大きなトレンドが発生するような相場では、この方法を採用したために利益が十分取れないというシチュエーションも出てくるでしょう。したがって、その部分は割り切るのか、相場の変動時にはアラートが出るようにして対応するのか、相場を監視する時間を長めに確保するのかなど、運用面で考えなければならないことも増えて。その部分を含めて「検証」は行われるべきですので、自分が使うツールの利点と弱点は正確に把握して運用方法を考えてください。

 

海外FXでは避けて通れないVDPの問題

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また、海外のFX業者ではVDPと呼ばれるツールを業者側が使っているため、儲かっているツールやトレーダーは儲からないように約定レートを調節されてしまうことがあります。VDPとはVirtual Dealer Plug-inの略で、業者が「儲かっている」と認識したトレーダーの注文に遅延をかけたり、約定を拒否したり、不利なレートで逆指値決済を執行したりといったことが発生してしまうことがあるのです。

 

XMやGEM-FOREX、TITAN FXなど、日本人に人気でMT4が使える業者でもVDPをが導入されていることは確認されていますので、そうした業者を使ってしまうと「本来勝てるツールを使っていても勝てない」という結果になってしまいます

 

OANDAの「一本勝ち」狩り疑惑 

一本勝ち | GogoJungle

一本勝ちの詳細(FX-ON)

MT4で使える「一本勝ち」という非常に優秀な成績を納めていて人気のあるEAがあるのですが、このEAを海外ではなく国内のFX業者であるOANDA(オアンダ)で利用していたところ、一本勝ちの損切りラインまで配信レートが無理やり動かされ、インターバンクレートとかなり乖離した位置で損失が確定してしまう人が続出したという事件がありました。

 

レートの誤配信に際してはロールバック(巻き戻し)の措置が行われることもありますが、OANDAのこの件に関してはそのような措置はなく、むしろ一本勝ちのストップ狩りを狙ったような値動きになっています。こうした業者の不正とも戦わなければならないということからも、自動売買運用の難しさが見て取れるかと思います。

 

リスクを受け入れた上で使うのは有益かも?

このように、FXの自動売買で勝つのは非常に難しいのが現状ではありますが、リスクを受け入れた上で自動売買ツールを使うことでトレードで儲けるために必要な基礎を学ぶことも可能です。FX初心者の人がトレードを行うような場合、「どこで売買すればいいのか全くわからないし、損切りや利確ポイントも全くわからない」ということが往々にしてあるかと思います。また、書籍やネットの情報を参考に取引を始めてもなかなか利益を出せていないという人も少なくないでしょう。

 

そんな人は、一度安定して収益を出しているEA・ツールを運用してみることで、「どこでポジションを持つのか」「どこで利確・損切りをするのか」といったことを確認することができますEAのポジションとチャートと照らし合わせながら利益と損益のバランスを分析し、自分なりの手法を考える練習もできますので、小さいロットやデモ講座で自動売買ツールを運用してみることには一定の意義があるでしょう。

 

 

 

インヴァスト証券シストレ24

インヴァスト証券には、他の人が作ったトレードロジックを使える「シストレ24」というサービスがあります。

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2019年2月からの直近12ヶ月で優秀だったフルオートのトレードシステムを見てみると、収益率は最大257%と非常に優秀なものがあることがわかります。複数のロジックを組み合わせて利用することも可能です。

 

ただし、シストレ24を利用するには最低運用資金の120万円が必要になります。余力がある人しか使えませんが、運用資金が潤沢な人は利用を検討してみても良いのでは無いでしょうか?

FX自動売買最大手のシストレ24 | インヴァスト証券

 

自動売買のランキングは「リスク」にも注目

先ほどのシストレ24のランキングは12ヶ月間の収益率から算出されたものですが、「収益率が高ければ良いツールと断定できるわけでも無い」という点には十分注意しなければなりません。収益率の右に各フルオートシステムの最大リスク(ドローダウン)も記載されていますが、これは「一番資産が増えたところから、最大でどれだけのマイナスが出たか」を表す数値です。

 

この数字は低ければ低いほど安全な運用ができているという目安になり、安心して運用を任せるためには高くても20%程度に留まっているものを選ぶのがベターです。収益率が高くてリスクも高いものは、文字通りハイリスクハイリターンですので、収益率だけを見て選ぶのは絶対に止めてください

 

「今儲かっている」「これまで儲かっていた」が通用しなくなるリスク

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先ほど名前を挙げた「一本勝ち」のように、長い時間軸で安定して利益を伸ばせている自動売買のロジックも存在するのですが、それらのロジックが急に通用しなくなる相場が訪れる瞬間がやってくるということも意識しておかなければなりません。それは1ヶ月後かもしれませんし、もしかしたら1秒後に今まで起こったことの無いレベルの相場の大変動が発生する可能性もあるのです。

 

そうした急激な相場変動で大負けして資金を減らしてしまわないよう、ロットを調節して資金管理を徹底したり、雇用統計などの重要指標発表時や要人発言の際にはポジションを閉じたり、両建てヘッジを行なったり、建値までストップを移動するなどといった対策が可能ですし、そうして丁寧に相場と向き合うことで自動売買ツールの持っている力を十分に発揮させられる環境を作ることが可能です。

 

そして、そこまでしなければ「コツコツ儲かっていたけれど、いきなり大きな損失を出してしまう」といういわゆるコツコツドカンから逃れることは難しく、「完全放置で寝ていても資金が増える」という自動売買ツールはなかなか無いということは頭に入れておきましょう。

 

ロジックやリスクリワード比が優秀な自動売買ツール

私は直近の4年ほどで、約280個のEAや自動売買ツールを実際に検証してきました。無料のものから有料のものまで幅広く見た上で、個人的に優秀だと判断できた4つのEAを現在は稼働していますが、その中から一般に公開されているオススメEAを1つだけご紹介します。そのEAとは、先ほどチラッと名前を挙げた「一本勝ち」です。

 

一本勝ち(スタンダード)

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・勝率:77.10% (532/690)
・リスクリターン率:9.46
・最大ドローダウン:16.14%

一本勝ちはGogoJungle(旧FXon)という自動売買EA販売の最大手のプラットフォームで、長年優秀な成績を納めていて人気も高いEAの一つです。OANDA Japanでこの一本勝ちを刈る目的でレートが動いたのでは無いかという疑惑を先ほどご紹介しましたが、顧客のトレード注文を市場に流さない、いわゆる「呑み」の行為をやっている業者は一本勝ちでかなり損失を被っているという話を業界関係者から耳にするほど、非常に優秀なツールです。

 

私がほぼ全自動で取引をお任せしているのはこのEAだけであり、土日は持ち越さないように決済するなど、とにかく安定性を重視した設計になっています。現在の値段は5万円(昔はもう少し安かったのですが、人気と成績を加味して価格が段階的に引き上げられています)と少々高めではありますが、その後の運用ですぐにペイできる可能性が高いので、勝てるEAを探している人はとにかく一度一本勝ちを使ってみてください。

一本勝ちの詳細を見る

  

ツイッターやインスタグラム、LINE@での勧誘には要注意

「月利10パーセントのFX自動売買システムであなたの資産を増やしませんか? AI(人口知能)搭載の最新のシステムです!」「プロのトレーダーが運用を行なって、あなたの資産を増やします!」というような謳い文句で、FXの自動売買システムの利用をSNSで勧誘する事例が多くなっています。損益画像などが添付されており、それを見て「儲かるんだ!」と思ってMAM口座やPAMM口座(大元のトレーダーと同じポジションを取る口座)を作って入金してしまう人もいるのですが、こうした勧誘を行うのは金融商品取引に関する資格の無い個人や業者であり、口座のお金が溶けてしまうリスクが存在します

 

ここまで説明してきた通り「本当に儲かるツール」はそもそも数が限られており一般には出回りませんし、「本当に実力のあるトレーダーが金商法違反のリスクを犯して他人のお金を運用する」ということについても疑問点がいくつも残ります。大抵はIBと呼ばれる種類のアフィリエイト報酬目的だったり、あるいは直接お金を渡すとそのままお金を持ち逃げしてしまうような詐欺師もたくさん存在します。「無資格の他人にお金の管理を任せる」ことでのトラブルは数多く耳にしていますので、十分注意してください。

 

元本保証や契約書は意味が無い

こうしたお金集めをする詐欺師は「元本保証をします」と言ったり、それについての契約書を結んでいるケースもあるのですが、そもそも銀行以外が元本保証を謳って出資を募ることは違法ですし、契約書や金銭貸借に関する書類は、トラブルになった後で相手にお金が無いとわかってもどうすることもできません。裁判で弁済が認められても、返済するための原資が無ければ結局出資した側が泣き寝入りするケースがほとんどです。個人間での運用に関するお金のやりとりはしないように心がけましょう。

 

 

以上、FXの自動売買を始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

 

・成績の良いEAを探したい方は以下も参考までにご覧ください。

 

 

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*1:Meta Trader(通称MT4、MT5)で利用できるExpert Adviserの略称。MQLというプログラミング言語で構築された自動売買システムを指す。

ダイレクト出版は怪しい?詐欺?口コミ・評判、広告、セミナー、アフィリエイトに関する調査

ダイレクト出版は、ビジネスや政治経済などに関する実用書を出版しているのですが、アフィリエイトプログラムを提供して書籍の販促を行い、さらに購入者向けにリアルでのセミナーやオンライン講座を開催するというビジネスも展開しており、「怪しい会社なのでは無いか」と気になっている人も多いようなので、調査を行いました。

 

 

ダイレクト出版について

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商号:ダイレクト出版株式会社
代表取締役:小川忠洋
本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13 大阪国際ビルディング13F
資本金:1,000万円
創業:2006年5月
電話番号:06-6268-0850
事業内容:教育事業、翻訳書籍出版、社会人向けビジネスコンテンツ販売、書籍出版、オンライン講座の販売、ビジネススクール等の運営など
従業員:グループ全体60人、単体44人
WEBサイト:ダイレクト出版株式会社

ダイレクト出版株式会社は2006年に設立され、代表は小川忠洋氏が務めています。

 

子会社・関連企業について

ダイレクト出版には子会社、関連企業が4社あります。

https://www.d-publishing.jp/wp/wp-content/themes/direct_co/common/img/about/group/logo01.png

株式会社経営科学出版(代表:谷口暢人)

 

https://www.d-publishing.jp/wp/wp-content/themes/direct_co/common/img/about/group/logo02.png

株式会社インベストメントカレッジ(代表:江崎孝彦)

 

 

 

https://www.d-publishing.jp/wp/wp-content/themes/direct_co/common/img/about/group/logo03.png

・R&H Direct, Inc.(代表:Roice N. Krueger)

 

株式会社ケネディ・コンサルティング(代表:小川忠洋)

 

上記4社のうち、株式会社経営科学出版については先日アフィリエイトプログラムや広告について調査して記事にしています。また、インベストメントカレッジは維新流トレード術というFXの商材・セミナーを展開している企業で、この企業についても以前記事を書いています。

 

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アフィリエイトプログラムについて

ダイレクト出版はアフィリエイトプログラムを提供しており、下記リンクにて登録してからログインすることで、アフィリエイトプログラムの詳細や報酬の確認を行うことができます。

ダイレクト出版 アフィリエイトセンター

 

脳科学マーケティング100の心理技術―顧客の購買欲求を生み出す脳と心の科学

脳科学マーケティング100の心理技術―顧客の購買欲求を生み出す脳と心の科学

 

ダイレクト出版のアフィリエイトプログラムは、書籍1冊の紹介あたりの報酬が非常に高額に設定されているため、アフィリエイターからの人気も高くなっています。

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例えば、上記のロジャードゥーリー著の『脳科学マーケティング100の心理技術』という本では、販売価格1980円に対して、なんと3000円(アフィリエイターのランクによっては3500円)の高額なアフィリエイト報酬が設定されています。単純に考えて、ダイレクト出版側は、この本を売れば売るほど損をする仕組みになってしまっているのです。

 

さらに、ダイレクト出版は送料数百円だけの負担で書籍を手に入れられるキャンペーンを行なっていることもあるのですが、そうしたキャンペーンでも1件1000円以上といった高額なアフィエリエイト報酬が設定されているケースが多いです。

 

「売れば報酬が手に入って終わり」というアフィリエイターにとっては都合の良い話ではあるのですが、書籍の購入者に対してダイレクト出版は高額なセミナーや情報商材のようなオンライン講座などのオファーを行なっており、「出版社の仮面を被った高額情報商材屋」とも言えるビジネスをしているのがダイレクト出版という企業です。

 

高額セミナー、オンライン講座、情報商材の口コミ・評判

ツイッターなどのSNSでもダイレクト出版からの高額セミナーや商材についてのオファーに関する口コミ・評判を見つけることができます。しかし、ネット上にはアフィリエイターによるダイレクト出版について肯定的な意見が非常に多くあるため、バックエンドとなっているセミナー・商材の中身については触れられていないケースも多いです。

 

 

 

また、現在もそのような手法が取られているかはわかりませんが、2016年に注文していない高額商材がダイレクト出版から代引きで送られてきたという口コミもあります。書籍の販売自体は赤字で行なっている分、こうした商材・セミナーで儲けを出しているというビジネスモデルですが、アフィリエイター側もしつこい電話やDM(メルマガ)による営業・勧誘があるという点は周知した上で紹介などを行うべきだと思います。

 

ダイレクト出版の興味深いところは、消費者にとっては「怪しい」「しつこい」「迷惑」などという印象がある一方で、バックエンドとなる商材のコンバージョンまでのプロセスについては同業者からも一定の評価があるところです。

 

高額商材も使う人次第では値段以上に有益なものになる可能性はあるでしょうし、マーケティングが上手い分商材を使いこなせない人にまでリーチしてしまった結果、反対に「騙された」「詐欺だ」と言う人も出てきているような印象を受けました。

 

無料オファーやセミナーにも要注意

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ダイレクト出版は有料のセミナーや商材だけでなく、無料のセミナーやオファーを仕掛けていることもあります。しかし、それも最終的には高額商品の販促を行うための誘導になっていますので、利用する場合はしっかり考えた上で、参加した後に高額オファーがあるという点も押さえた上で利用するべきだと言えるでしょう。

 

ダイレクト出版のセミナーや商材が詐欺・詐欺まがいの中身の無いものだとは言い切れませんし、利用する人によっては非常に有益な内容も含まれるとは思います。しかし、10万円以上するような高額な商品のマーケティングが行われているのは事実であり、ダイレクト出版はこうした高額商材のオファーを行うプロの企業ですので、上手いこと乗せられて買ってしまい、後悔してしまう可能性も決して低くはありません

 

また、このようにダイレクト出版のセミナーについて肯定的な意見がネット上にあることはあるのですが、前述の通り多くはアフィリエイターによる販促・アフィ報酬狙いのものになっている=「報酬目的で良い口コミを書いている」という点も注意しておかなければなりません。

 

ダイレクト出版から販売されている書籍は、ビジネス、投資・資産運用、自己啓発、心理学などの分野に関連するものが多く、広告もビジネスマンや経営者などをターゲットに出稿されています。「ためになりそうだし、無料だからとりあえず注文してみるか」というスタンスで利用してしまう人も多いと思いますが、タダより高いものは無いのです

 

解約・退会について

無料オファーや本の割引キャンペーンに応募すると、ダイレクト出版から定期的にDMや郵便物、あるいは勧誘の電話が来るようになります。

 

これらはダイレクト出版の会員ページにログインした後、マイページから解約の作業を行うことによって止まりますので、鬱陶しいと感じた人は自分で対応するようにしましょう。

詳細→解約について–ダイレクト出版株式会社

 

広告が「気持ち悪い」「怪しい」という評判について

以前、「ダイレクト出版の広告が気持ち悪い、怪しい」という理由で物議を醸したことがあったようです。

もちろん広告はビジネスの戦略のうちですし、サムネイルに使う画像なども効果測定を行なった上でクリック率が高まったから利用されていたのでしょう。しかし、見る人によっては不快な思いをしており、それに対する批判もあったということは事実です。

 

そしてその広告が最終的に高額の商材に行き着くという点で否定的な意見が多くあったようです。企業の個別のビジネス戦略ですので一概に批判はできませんが、広告やアフィリエイトで紹介する書籍の最終地点が高額商材だという点は良く思わない人も多いようです。

 

また、ダイレクト出版や子会社の経営科学出版が扱う書籍(商材)は、歴史修正主義的なコントラバーシャルな内容について偏った内容になっているものも多くあります。俗に言うネトウヨ受けの良いコンテンツですが、多方面からの検証が必要な分野について断定的な表現が含まれているケースもあるので、内容を鵜呑みにするのは注意です(これは他の書籍や情報全般に言えることですが)。

 

出版社であり、情報商材・セミナー屋の側面もある

ダイレクト出版のビジネスモデルについて調査した上での総括ですが、この会社は「出版」という名前が付いているものの、実態は情報商材やセミナーで儲けている企業であることは間違いありません。

 

しかし、それ自体は同社のビジネスモデルであり経営戦略なので、特に問題があるとは思えません。

 

消費者は、ダイレクト出版の本や書籍に興味があるならば買えば良いのですが、その後にセミナーや商材(しかも高額)の営業があるという点は頭に入れておき、そういうビジネスが儲かる(会社が成り立っている)という点は覚えておくと良いかもしれません。

 

FacebookやTwitterなどのSNSでも最近同社の広告を目にすることが多くなりましたが、特にダイレクトメールなどで商材を買ってもらうまでのコピーライティングには定評がありますので、広告運用や無料オファーの部分からビジネスマンが無料で学べることも多いと思います。

 

ダイレクト出版でインターン・アルバイトをしていた知人の話

私の大学の同級生に、かつてダイレクト出版でインターン・アルバイトとして勤務していた人がいるのですが、その方から「ダイレクト出版の営業に関する業務はとても勉強になった」という話は聞きました。

 

特にマーケティングには定評のある会社ですので、コピーライティング(セールスライティング)やステップメールを作るノウハウについては学べる点も多かったとのこと。これはネットでも言われている通りですね。

 

 

同社は関連企業のビジネスも独特ですので、引き続きウォッチしていく予定です。

 

 

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松本健 FXの公式、勝ち組FX入門(株式会社インベサイド)は詐欺?評判・口コミを調査

KENこと松本健(本名かどうかは不明)という人物が表に立って宣伝されている「FXの公式」というwebサイトがあり、同サイトでは『勝ち組FX入門 月100万円を超えるために』という書籍が完全返金保証付きで販売されています。この記事では、FXの公式とKENという人物について調べた結果を記します。

 

KENこと松本健について 

勝ち組FX入門 ?月100万円を超えるためにー
 

 

www.youtube.com

松本健氏の元々の詳しい経歴などは不明で、上記の動画内では元々飲食店に勤務していたことなどが語られています。動画内で語られていることはよくありがちな情報商材屋のスピーチといった感じで、それっぽいことを並べてるだけの薄っぺらい内容です。

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滑舌もあまり良くなく、写真を見る限り特別映えるわけでもない中年男性でしたので、よくある詐欺演者ではなく、逆に実力があるホンモノのトレーダーという可能性もあるかもしれませんが、経歴や実力についてはあまりアテにしない方が良いと思います。

 

評判、評価、口コミについて

セミナーなども開催しているということで、ツイッターfacebookなどのSNSでもこの人物に関連する情報を調査してみましたが、実際にセミナーに参加した人の口コミなどは見つかりませんでした。10万円以上するような高額なセミナーを開催していると動画内では言っていますので、そのレベルであればもう少しレビューがあっても良さそうなものですが本当に全く見つかりません

 

Amazonでも購入できる書籍のレビューは個人ブログなどにありますが、内容が本当に良いものかどうか確認できるレビューは見つかりませんでした。暇とお金が余ってたらそのうち読んでみようかなとは思います。

 

FXの公式と運営会社の株式会社インベサイドについて

松本健氏の書籍のプロモーションを行なっているFXの公式というサイトは、株式会社インベサイドという会社によって運営されています

 

会社名:株式会社インベサイド
代表者:代表取締役社長 岡田 智之
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティ ウェスト22階
TEL:03-5766-1930
FAX:03-5766-1931
資本金:300万円
設立:2006年6月
従業員:15名
事業内容:各分野の研究開発及び製品の販売、セミナー運営、DVD/健康食品等の通信販

勝ち組みFX入門

株式会社インベサイド

 

 

 

株式会社インベサイドの名前で検索をしてみると、こんなツイートが見つかりました。

この方によるFXの公式関連のツイートを見ると、だいたいこの本やサービスの質についてはお判りいただけるかと思いますので、リンクを貼っておきます。

#FXの公式 hashtag on Twitter

 

同社は、過去に妊活サプリなどの販売も行なっていたようですが、検索してみるとステマのような情報しか出てこないため、マーケティングもあまり上手くない会社なんだなといった印象でしょうか(笑)

 

FXの公式は詐欺?

実際のメルマガの内容なども見た限り、詐欺とは断定できませんがよくある怪しい投資系の商材だなという結論に至ってしまいます。本を割引価格で購入できて90日間は完全返金保証付きというキャンペーンも打ち出していますが、個人情報を抜かれて「カモリスト」として転売される可能性すらありますので、手を出さない方が良いと思います。どうせ本の内容も、今の時代ではネットに書かれているようなことばかりでしょうし……。

 

最終的には高額の商材やセミナーに誘導する流れは目に見えていますので、時間とお金が有り余っている人以外は最初から相手にしない方が良いかと思います。以上、本の購入などを検討している方がいれば参考にしてください。

 

 

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株の学校ドットコムは詐欺?窪田剛と株式会社トレジャープロモートの評判・口コミと検証

レンタルビデオ屋として知られるTSUTAYAとタイアップして「株の学校ドットコム」というサービスが「TIMING MASTER(タイミングマスター)」という商材の広告を行っています。少し怪しい投資系商材の香りがしますが、一体どのようなサービスになっているのか調査を行いました。

 

 

株の学校ドットコムとは

株の学校ドットコムは、株式会社トレジャープロモートが運営する株取引のスクール事業につけられている名前です。この会社については後ほど詳細を書きます。

ウェブサイト:株の学校ドットコム

ホームページを見てみると、19,800円の費用がかかる「通学講座」として、無料で購読できるメールマガジンを「通信講座」としてサービスを展開しているようです。講座で学ぶことができるのは、株取引の基礎から応用まで。プロのトレーダーである窪田剛氏が講師として指導を行っているとのこと。ホームページをみる限り、老後の資金運用などを考えている高齢層がターゲットになっていると思われます。

 

窪田剛氏について

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【トレード歴】20歳の時からバイトで貯めた30万円を元手に株を始め10年で数億円の稼ぎまで増やす。そのお金を元手にして2010年ネパールの田舎に 学校を寄付。2011年、2012年に「東北を、日本を、花火で、元気に」というコンセプトで東北沿岸部で花火を打ち上げる の岩手県宮古市の 担当責任者として参加。


【紹介されたメディア】フジテレビ「情報プレゼンター とくダネ!」/ フジテレビ 「めざましテレビ」/ ダイヤモンド ZAi / en SPA ! / 日経CNBC【著書】『株の学校』高橋書店 7万部のベストセラー 

講師の窪田氏は株式投資で様々な実績があるとのことですが、正直なところ投資に関する「自称の実績」ほどアテにならないものは無いです。扶桑社SPA!のようなクソメディアでの紹介など誇れるものでは無いですし、大手投資情報メディアであるダイアモンドZAiなども、脇が甘いケースがよくあります。この窪田氏の経歴にケチをつける訳ではありませんが、「講師の肩書き・実績」はあまり信用しない方が良いです。

 

また、16年間で60万人以上の受講者数がいるという数字も強調されていますが、おそらく無料メールマガジンへの登録者数の話をしているだけで、それもスクールや講師の質に直結するような判断材料にはなりません。

 

 

 

株の学校(CD-ROM付)

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株の学校 超入門(CD-ROM付)

株の学校 超入門(CD-ROM付)

 

窪田氏は『株の学校』という書籍も出版しているそうですが、こうした出版の実績もまた、一概にその人物の投資の腕を表す指標になっているとは言えません。極端な話、全く儲かっていない素人同然の人でも投資に関連した書籍を出版しているケースもあります。窪田氏が危険な詐欺師といったニュアンスではなく、最近はメディアの情報は本当にあてにならないということは頭に入れておくべきです。

 

株式会社トレジャープロモートについて

株の学校ドットコムを運営する株式会社トレジャープロモートは、SBI証券金融商品仲介業者(IFA)です。金融庁の認可も受けている企業ですので、投資情報を扱う会社としては何も問題がなく、怪しい投資情報を扱っているような会社ではありません。

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https://ifa-agent.com/ifa/about.html

 

株の学校ドットコムは詐欺?口コミ・評価・評判について

株の学校ドットコムを検証する上で口コミや評判も探してみたのですが、同サービスがホームページで公開している「お役様の声」以外にあまり参考になる情報はありませんでした。理由としては、「累計受講者数が60万人超え」と言っても実際は無料メルマガの登録で終わっている人が多く、アクティブなユーザーは限られていることが主なものだと思われます。また、高齢者向けのサービスのようにも思えるため、SNSを利用する年齢層の口コミが出てきていないという可能性も多少考えられます。

 

 

無料のメールマガジンだけでは儲かりませんので、最終的には有料サービス・教材への誘導になっていくのは間違いありません。IFAということは基本的に証券会社の営業を行う会社・サービスであるため、株取引に関する指導というよりは、投資信託などの営業がメインである可能性も考えられます。詐欺的な情報商材屋の営業スタイルに似ているところはありますが、ライセンスは取得しているのでまだマシな部類ではあります。ただ、FXや株式投資に関しての投資助言代理業の免許を持っている業者のサービスが値段の割に合わないというケースはよくあることなので、利用する際には十分注意する必要があります。

 

 

 

広告が気持ち悪い、不正では? という指摘も

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調査をしていると、株の学校ドットコムが出していたWEB広告が気持ち悪いという意見を述べている人が結構な数いらっしゃいました。問題の画像は上記のものですが、確かに一見インパクトがありますが、気持ち悪いという印象を持つ人もいるかもしれません。

 

ただ、同サービスの広告に関して「気持ち悪い」だけならまだしも、不正に近い広告を出しているという指摘もありました。

こうした広告は最近よくあるものと言えばそうなのですが、株価指数や為替レートに合わせて、あたかも自社サービスが予想を的中させているかのような広告が打ち込まれているケースをよく目にします。もちろん広告ですので効果を上げるためにはフックとなる要素は必要ですが、投資というお金に関わるセンシティブな分野ですので、こうした運用方法や謳い文句には嫌悪感を持つ人もいそうです。

 

 

 

まとめ

株の学校ドットコムは、運営母体はライセンスのあるきちんとした業者であるが、サービスの質については客観的に検証できる情報が少ないです。また、講師の窪田氏の実績なども鵜呑みにするのは少々危険です。以上、利用を検討している方の参考になれば幸いです。

ビットコインは2019年にトレンド転換?マイナーによるヘッジ外しとその影響

昨年8月に、ビットコインが上昇に転じるためには「マイナーによるヘッジ外し」が必要だという内容の記事を更新しました。

 

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マイナーによるヘッジショートとその意図などは上記記事でご確認ください。上記記事の内容を踏まえた上で、ビットコインの下落トレンドの終わりと、上昇トレンドへの転換は近いのでは無いかという推測についてこの記事を書きます。あくまでも私個人の推測の話ですので、内容は鵜呑みにしないようにしてください。

 

 

ハッシュレートの推移と相次ぐ撤退

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上記の画像の通り、ビットコインのマイニングを行う全体のハッシュレートは、2018年に入ってからも右肩上がりになっていました。一方でビットコインの価格はと言えば、2017年末につけた1BTC=200万円超えの価格から、現在では40万円前後まで下落してしまっています。

 

2017年の後半から2018年にかけては国内外の多くの企業がマイニング事業に参戦し、日本でもGMO、 DMM、 SBIなど名だたる大企業がマイニングマシンの稼働や開発といったマイニング関連事業に参入しました。しかし、ビットコイン価格は昨年末の最高値から1/5程度まで下落してしまった状況では収益を伸ばすことが難しく、GMOは350億円にも上る特別損失を計上するにまで至りました。

 

7nmのチップを利用したマイニングマシンの開発も頓挫する形になってしまい、今後は収益構造を見直した上で、より安価な電力供給を受けられる体制を探りつつマイニングを行うとのこと。DMMも金沢に作ったマイニングファームがありましたが、マシンの売却などを行って撤退する方針を決めています。

 

さらに、世界最大手のマイナーBITMAIN社も大規模なリストラを計画しているなど、たった一年でマイニング事業とマイニングマシンは「金の成る木」から「不良債権」へと姿を変えてしまったのです。

 

 

 

ICOブームの終焉とイーサリアムの売り圧減

2018年は「仮想通貨バブルは崩壊した」とも形容できる下落相場となりましたが、一攫千金を夢見たICOブームの到来、そしてICOで調達された仮想通貨を運営の資金にするためのETH(イーサリアム)売却といった動きも目立ったように思います。イーサリアムは2018年初頭に15万円ほどの値段をつけたのをピークに、年末には1万円を切る価格にまで下落しました。現在は下落も少し落ち着き、1万6000円ほどの値段をつけています。

 

ICO=詐欺という認識が広まるほど、2018年は数多くのICOに関して問題が指摘されていましたが、新しいトークンが発行されるたびに売られて、含み損でもFIATに換える人が続出し、売りが売りを呼ぶ相場になりました。また、2017年末から始まったCME及びCBOEにおけるビットコイン先物取引に関しても、大口の売りが先行する要因になったように考えられます。

 

しかし、ここにきてイーサリアムの売り圧はかなり落ち着いたように見え、さらに先物取引のショートポジションも徐々に解消されていく動きが出てきています。こうした市場動向は、仮想通貨の価格が底打ちした可能性を示唆する材料という見方もできます。

 

マイナーのヘッジショート解消

これは確実なデータが無いため憶測に過ぎないのですが、ビットコインのマイナーがマイニングをしつつその損失を限定させるために取っていたと思われるヘッジショートのポジションも、そろそろ一巡しそうな雰囲気があります。前述のGMOやDMMによるマイニング事業からの撤退や、BITMAINによる大量のリストラなど、「マーケットが最も悪い状況で起こり得る材料」は出尽くしたように思えます。

 

そうなれば、「損失を減らすために空売りしていたビットコインのポジションがそろそろ決済される」という動きが出てきて然るべきであり、上述のイーサリアムレートのジワジワと回復している様子などを見る限りは少し期待感を持っても良さそうです。

 

いかんせん憶測に過ぎないところではありますが、PoWというシステムで支えられているビットコインの値動きを考える上で、やはりマイナーとその周辺の思惑というのは探っておく必要があると思います。

インフルエンサーマーケティングはコスパが良いのはなぜ?

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SNSでフォロワーの多い著名人=インフルエンサーを使ってマーケティングを行うインフルエンサーマーケティングは、コスパの良いマーケティング手段として認知されつつあります。ここでは、それは一体なぜなのか考えていくことにします。

 

広告効果を高めるためには

現在のネット広告業界では、広告費はクリック数に応じて支払われるCPC(Cost Per Click)あるいは、表示・再生回数に応じて支払われるCPM(Cost Per Mill=1000回表示あたりの広告費)で計算されるケースがほとんどです。アフィリエイトなどのように成約に繋がった件数を計算するのではなく、あくまでも広告をどれだけ閲覧させたかをベースに広告費が支払われるということです。

 

そのため、広告のコストパフォーマンスを最大限に高めるためには、「商品・サービスの購買層にのみ広告をリーチさせ、その他の人には広告をリーチさせない」ように広告の表示対象を最適化するのが重要です。ネット広告では、年齢や性別、最近閲覧したwebコンテンツからリーチさせる対象を選択することが可能であり、いかに「無駄に配信される広告」を抑えるかが広告運用者・広告代理店の腕の見せ所にもなっています。

 

 

 

WEB広告の現状と弱み

WEB広告の現状を考えてみると、WEB広告市場が年々大きくなっているのに対して、ユーザーの広告に対する嫌悪感は高まっているようです。事実、PCやスマホのブラウザにおける広告を非表示にさせるいわゆるアドブロックのツールの利用者はどんどん増えており、「多少お金を払ってでも広告は見たくない」という人は今後も増える可能性があります。

 

こうした現状も踏まえると、「WEB広告には一定の嫌悪感がある」というマイナス要因は断ち切ることができず、その上で広告出稿対象を絞って配信を行い、最終的に商品・サービスへのリーチに繋げなければならないという難しさがあります。

 

「好きで見る時間」に自然に溶け込むインフルエンサーマーケティング

一方インフルエンサーマーケティングの場合は、普段から「そのインフルエンサー自身が好きor気になっている」という理由でフォロー・チャンネル登録などをしている「ファンユーザー層」が、その人のコンテンツを見るために「好んで使う時間」の中で商品・サービスを宣伝することができるため、広告商品自体のインプレッション時間も長く保つことができます。

 

また、ツイッターのフォロワーやYouTubeのチャンネル登録者の男女比や年齢といった情報はアカウントの運用者が確認することが可能なため、ある程度リーチ対象を絞って依頼を行うことも可能です。

 

 

 

通常のWEB広告と比較してこのようなメリットがあるため、インフルエンサーマーケティングは結果的にコスパが良いマーケティング手段として認知されつつあり、手法としても確立してきている段階です。ただし、一昔前に実際には購入・入手できない商品を格安で獲得できたかのように芸能人が宣伝していた「ペニーオークションステマ事件」など、広告主とインフルエンサーの間で十分な検証・すり合わせが無いまま詐欺的な商品・サービスに対してインフルエンサーマーケティングが利用されるケースも少なくありません。

 

「自身のブランド」を確立している著名人がその影響力を利用して、自分のファン層に商品をPRするという点を忘れてしまうと、ステマ炎上などの事件は今後も絶えないように思います。こうした事象に関しては、広告を配信するSNSプラットフォーム(TwitterInstagramYouTubeなど)側もガイドラインを設けて、ある程度の監視体制を敷くなどの対策が必要不可欠であるように思えます。

 

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