「みんなで大家さんファーム2号」というバナナ工場への投資商品が、高利回りをウリにみんなで大家さんから販売されています。この記事ではみんなで大家さんファーム2号の内容について検証していきます。
※販売会社の「みんなで大家さん販売株式会社」と関連会社の都市綜研インベストファンド株式会社、共生バンクについては以下の記事にまとめてあります。
みんなで大家さんファーム2号とは|不動産特定共同事業
みんなで大家さんファーム2号の組み入れ物件 純国産バナナ・青果生産加工流通施設
日本人がよく食べる果物NO.1 のバナナは本来、熱帯地域の植物です。温帯地域の日本では栽培が不可能といわれており、国内消費のほぼ100%をフィリピン・エクアドルからの輸入品で占めています。
そんな日本では育つことのできないバナナを生産する方法が特許技術「凍結解凍覚醒法」です。バナナの苗に人工的な氷河期を経験させ、植物本来の力を増強させる事で耐寒性、成長性、病害虫耐性などが飛躍的に向上、日本国内での無農薬栽培を可能にしています。糖度は24 度以上と通常のバナナの1.5 倍の甘さを誇り、しかも無農薬であるため皮ごと食べられて栄養も豊富、まさに「奇跡の純国産バナナ」です。
またバナナは多年性であり、どの部位も捨てる所がないといわれるほど経済的な植物であるため、テナントである農業法人は「純国産バナナ」の6 次産業を計画しております。
「純国産バナナ」の販売だけでなく、規格外バナナをバナナワインやアイス等の加工品に、また茎・葉を使用してバイオマス発電を行なうなど「純国産バナナ」を余す所なく活用する拠点として対象不動産を利用する予定です。
みんなで大家さんファーム2 号は「奇跡の純国産バナナ」を活用する農業法人から得られる賃料を分配いたします。
「みんなで大家さんファーム2号」は、不動産特定共同事業という仕組みを利用して不動産への出資を行い、その賃貸収入から配当が払い出されるという内容になっています。配当は年利7パーセントですので、1口100万円を投資すれば年7万円の利益が出る計算です。
物件について
次にみんなで大家さんファーム2号の利益の根幹となるバナナ工場の不動産情報を見ていきましょう。所在は鹿児島県南九州市で住所を調べてみると、「農業法人神バナナ株式会社」という企業が見つかります。
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