副業にするならブログとライター業はどっちが儲かるのか比較してみる

このブログも更新を始めてからなんだかんだで3年ほど経ちます。物書きを仕事にし始めてからは5年ちょっとが過ぎたところです。色々と紆余曲折もありましたが、アドセンスやらアフィリンクやらをベタベタ貼り付けさせていただき、このブログでもそれなりに稼がせていただいております。ありがとうございます。

 

最近、脱社畜サロンとイケハヤ尊師に感化されてか、ツイッターでも「ブロガー」を名乗る人が増えてきたように思います。また、クラウドソーシングなどでライティング案件を受注して稼ぐ「ライター」の存在も、WEBの拡大と共に多くの人に広まったようにも思います。

 

私は今でもライティングの仕事を月に数本受けて外部サイト向けに記事を納品しますし、またこのブログと他のブログ4つでアフィリエイトもやっているブロガー兼アフィリエイター兼ライターみたいな存在なんですが、ぶっちゃけ稼ぐならアフィブログとライター業はどっちがいいのか考えてみました。

 

 

アドセンスアフィリエイトの違い

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ブログの収益化と言えばアドセンスというイメージがある人も多いと思います。翌月末までには報酬が受け取れるし、ジャンルによってはPV単価1円ぐらいも可能だし、アドセンスは全国のブロガーの生活を支えている存在です。アフィリエイトは成果発生→承認(成果確定)→振込までにだいたい3ヶ月ぐらいかかるようなケースも多いので、1ヶ月できちんと振込が受けられるアドセンスキャッシュフロー面では最高なんですよね。まぁ毎月報酬を受け取るためには、月に8000円以上稼げなければいけないのですが。

 

で、広告をクリックしてもらうことの積み重ねで報酬が得られるアドセンスと、商品紹介などから販促を行なって紹介料を受け取るアフィリエイトの違いなんですが、実はアドセンスで稼ぐのもアフィで稼ぐのも、本質的な差はそんなに無いと個人的には思うんですよね。

 

うちのブログはお金関連の記事が多いので、ページRPMは幸い1000円をちょっと超えるぐらいなんですが、基本的にはPVそのものよりも書きたいこと、書けること、広めたいことをベースに記事を書くので、アフィリエイトに関しても自分が良いと思ったものしか紹介していません。たまに雑記の記事がバズったりはあるんですが、そこにアドセンスの広告がついててもほとんど稼げないので、地道に稼げるキーワードと自分の書きたいことを照らし合わせて更新してたらたまたまRPMも高いって感じです。

 

多くのアドセンスブロガーはPVだけ見ちゃうんですが、結構これが落とし穴で、例えば購買層じゃ無い小・中学生の子どもが見るような記事を量産しても稼ぐという意味での効率は良く無いので、結局アドワーズで広告単価をある程度意識してキーワード選定からのSEOを意識した記事作りってところに落ち着くと思います。個人でファンを多く獲得されてるイケハヤ大先生みたいな方ならまた別ですが。

 

まとめますと、稼ぐことに最適化すると、アドセンスブログもアフィブログもある程度運営する上での方向性は似たり寄ったりになります。そこで紹介できそうな商品があるならアフィリンク突っ込んでいけば良いって感じですかね。雑記ブログ系はアフィはかなりハードル高いので、アドセンスドロップシッピング系(Amazonアソシエイトとか)だけに落ち着くパターンが多いと思われます。

 

ライターとブロガーの違い

ここからが本題になりますが、ライターとブロガーは同じ物書きの仕事ですが、本質は結構違います。コンテンツライティングの記事をオーサー表示無しで納品するような記事だと、とにかく稼ぐためには「書きゃあ良い」って感じになります。

 

最低限の質はもちろんですが、基本的に量ベースでコンテンツの更新をしているところが多いですし、ひとつのキーワードに対してのコンテンツライティングのアプローチはもう既に決まり切ってるところがあるので、中々違いを出すのも難しいですし、SEOは最低限だけ抑えておけば後はとにかくゴリゴリ書き進めれば稼げるのがライターです。

 

一方ブロガーは、ある程度ブログとしてのコンセプト・方向性を決めておかないと、運営者一人で更新できる記事量には限界があるので、固定ファンをつけるためには質を意識した方が良いと思います。まぁこのブログは結構めちゃくちゃな低品質記事も多いんですけどねw

 

最近はライターが自己ブランディングのためにブログもやってるみたいなケースがありますが、これはこれで良いと思います。ただ、最近のブロガーは内容が同じようなものばかりで、しかもノリがイケハヤインスパイアードの自分語りオ●ニーみたいな記事を書く人が多くて、ちょっと笑っちゃいます。

 

ツイッターでもブロガー同士がフォローしあって「あなたの固定ツイートをRTします!」とかやってるのを見ると「寒いなーw」と少し嘲笑してしまうところがありますねw そんな目先の集客いらねーから。イケハヤに媚びてバズっても別にそんな劇的に稼げるわけでもねーから。地道に自分の方向性と見込み客意識して書きなさいよって思ってしまうんですよね。

 

ただこれは、逆にライターもブロガーもやってる場合、客観的に自分の記事がどう見えるかなどをクライアントにフィードバックしてもらって把握している人も多いので、どっちかと言うと新規のブロガーに多い傾向かもしれないです。胡散臭いメディア運営ノウハウ系のツイッターアカウントを崇めて「年内フォロワー●人目標!」とかほんと寒いので、やるだけ無駄だと思いますよ。繰り返しますが、ブログで稼ぎたいんだったらブログのコンセプトと見込み客を意識して、その見込み客に金使わせるためにはどういうアフィの導線を仕込むのかとかを考えていけば良いんです。

 

肝心な稼げるかどうかの部分については、駆け出しのブログはアドセンスアフィリエイトも報酬を獲得するのが難しいので、最初のうちは同じ作業量をこなすならライターの方が絶対に稼げます。でも、検索流入をきちんと確保できれば継続的に稼げるのがブログですので、更新を継続できるのであれば最終的に獲得できる報酬はブログの方が多くなるケースが多いです。キャッシュフローと成果が目に見えるまで耐えられるかという部分でどちらを取るか決めるといいと思います。

 

アフィリエイトはポジトーク

イケハヤ大先生はほんとアフィリエイトのプロですよ、あの人。まじすげえっす。尊敬してます。だって普通、FXのトラリピとかスワップ運用とか、トレードロジックとしての期待値なんて皆無ですから、普通は全く素人にお勧めできるようなものでは無いんですよ。なのに「儲かるかも」って錯覚させるために一部分を切り取って紹介して事実誤認させて登録させて、自分は紹介マージン貰ってます。

 

これ、常人の感覚なら良心が痛んで無理ですw 自分が稼ぐためなら徹底的なポジトークと居直りは絶対欠かさない。謝ったら負けだと思ってるから絶対謝らない。人としてはどうかと思いますw でも、イケハヤウォッチ勢以外は検索で上に出てきたイケハヤブログを見て、「なんとなく儲かりそう」で登録するから別に彼はそれで良いんです。

 

アフィリエイトのランキング記事とか、十中八九特単ついてる利益率の良いアフィへの誘導に終始する訳ですし、そもそも化粧品とかダイエット食品とか劇的に効果が出るものがあるわけじゃ無いので、結局稼ぐためにはポジトークを押し通すというのがアフィリエイトの大前提になっちゃうんですよね。イケハヤが謝ったら死ぬマンになってるのは、アフィリエイターという彼の職業病でもあるんだろうなと思いました。

 

彼のやり方には批判も多いですし、私も「それはさすがにw」と思ってしまうことは多いですが、インターネットの普及により一つの物事に対して多角的にアプローチして情報収集できるようになっている現代においては、嵌め込みコンテンツがあってもそれを指摘するコンテンツも出てくる状況ですので、血眼になって彼のようなやり方を批判するのも違うのかなと感じつつはあります。

 

結局自分のアフィするときは公平公正を心がけますが、ポジトークしますからね。これを読んでる皆さんも、自分の仕事に関してポジトークしますよね? それと一緒なんだと思いますよ。まぁ私はイケハヤ見たく無いのでミュートしてますけどw でもイケハヤ以上に目障りなのはイケハヤインスパイアードのクソブロガーですけどねwww

 

 

なんか最終的にブロガーとライターはどっちが儲かるのかとかあんまり関係ない内容になりましたが、メディア業界の現状をよく言い表しているんじゃないかと自画自賛できる記事にはなった気がします。はい。終わります。

 

 

 

ちなみに私は、今はdarl.jpというメディアを運営されている会社さんでライターの修行をさせてもらいました。その時の経験は今にも活きていると思っています。