怪しい水耕栽培投資を紹介していたYouTuberのラファエル氏のYouTubeチャンネルが、アカウント停止(ban)の措置を受けたようですね。今後は内容に配慮してクリーンなチャンネルとして動画のアップを行なっていくとしていますが、ラファエル氏はつい先日ツイッターでこのような発言をしていました。
金融商品のPRなら俺でしょ😌
— Raphael(時給日本一ユーチューバー) (@Raphael05166140) January 20, 2019
今年は金融系のPR辞めようかと思ったけどUUUMがやるなら俺もやろかな
ってか、金融系の動画結構消されたけど違いがわからん、、、
とりあえずここがやる範囲がOKラインってことね😄
注目したい。 pic.twitter.com/AGGeBiLjEn
「金融商品のPRなら俺でしょ😌」とのことですが、怪しい水耕栽培投資を何の検証もせずに紹介し、炎上すると「台本だ」と開き直ってしまうような方が金融商品のPRに向いているとは到底思えませんよね。それ以前にもFXの師匠として情報商材屋の人間を自身の動画で紹介したり、他にも芹那という富豪系YouTuber(実際はただの情報商材屋)と親しくしていたり、バイナリーオプションの広告動画を配信したりと真っ黒なコンテンツが多々ありました。
ラファエル氏は以前、VAZの NEXT STAGEという事務所に在籍していました(現在はKiii所属)。VAZの役員には金髪起業家YouTuberことヒカル氏が名を連ねているのですが、彼も情報商材系の人間です。そう、ラファエル氏と、彼と仲の良いヒカル氏は金持ち系のキャラで通っていますが、情報商材屋とズブズブの関係になっています。彼らがそこまで儲かっている情報商材の世界ってどんなところか気になりますよね。
そこで今回は、情報商材屋さんがどのように儲けているのかを説明します。「ヒカル、ラファエルみたいになりたい!」と思ってるキッズは必見ですよ!
情報商材屋とは
情報商材屋とは、文字通り「情報を売ってお金を稼ぐ」という人たちのことです。一昔前には上記画像の人物、与沢翼氏がテレビなどのメディアにも出演して持て囃されていた時期がありますが、彼も情報商材屋さんです。彼らはどんな情報を売っているかと言うと中身はほとんど「あなたを稼がせます」といった内容のものになっています。
「主婦や学生でも、スマホ1台あれば毎月20万円の副収入を手に入れることが可能です」
「誰でも簡単に億万長者になる方法を教えます」
広告やメルマガでこのような文言を見たことはありませんか? 彼らはあの胡散臭い広告を仕掛け、高額な商材を売りつけることでお金稼ぎをして豪遊しているのです。かっこいいですよね。
その商材の中身はと言えば、まるで内容の無いものが多く、返金騒動や裁判沙汰になっているケースも多々あります。しかし、日本の法律では刑事事件として「詐欺罪」で告訴するハードルは非常に高く、また民事訴訟でも返金を求めるためのやりとりや裁判は非常にめんどくさいものになっています。その結果、彼らの情報商材を購入した人の多くは泣き寝入りをしてしまっているのが実情です。
そう、情報商材屋さんは「こんなことをすればあなたもお金持ちになりますよ」という言葉でお客さんを集めて「儲かるか儲からないかわからないデタラメな情報」を高額で売りつけ、最終的に「買った人は自己責任です。儲からなかったのはあなたのせいです。返金はしません」と突き放してお金を騙し取るというお仕事なんです。
ヒカル君は嘘だらけで情報商材もパクリだらけだった
ヒカル氏は元々VAZの役員だった井川拓哉氏と一緒に情報商材に関わっていました。彼は情報商材屋さん時代に、自分から情報商材を買ってくれた人に対して特典のメールマガジンを発行していましたが、その中身が他の人のブログを丸パクリしたレベルの内容だったという検証をされている方がいます。
参考:ヒカルが情報商材の販売で詐欺師と呼ばれた理由を暴露! | YouTuberニュース+
また、商材を購入してくれた人にサポートをすると謳っていたものの、メールを送信しても返信は全く無かったということも判明しています。さらに、彼が自分の経歴を語るときに「大きな借金を抱えた」と語っていた動画(現在は削除されています)があったのですが、その内容の真偽についてもかなり疑問が残るところがありました。
その借金は、情報商材を頑張って売って返したということですので、かなりブラックなことに手を染めていたのがわかりますよね。ヒカル氏やラファエル氏のように、情報商材屋さんとして成功を納めるためには「自分が紹介したものを買った人が損してしまったらどうしよう」という良心を持ってはいけません。「そんなものを買った自分が悪いだろう」と開き直った上で、自分は「金持ちゆ〜ちゅ〜ば〜🎵」と歌うぐらいのメンタルが求められます。
渡辺雅典(パンダ渡辺)・神崎芹那・天野みずき・宮脇咲・ジュニア(結城純)との繋がり
ラファエル氏は自身の動画で情報商材屋とコラボしているケースが散見され、彼の動画に登場する商材屋の中には詐欺的な情報商材を仕掛けている者も少なくありません。例えば富豪系YouTuberというキャラクターで売り出していた神崎芹那は、パンダ渡辺こと渡辺雅典の門下生で、「マザーズギフト」という商材を売り出した結果、購入者から返金を求められて民事訴訟を提起されています(現在も公判は継続中)。
また、天野みずきという人物は投資助言代理業の資格などを取得せずにFXの情報商材などを仕掛けている人物で、ラファエル氏は自身の動画で「自分は天野みずきからFXのイロハを教わって億単位のお金を稼いだ」などと語っていました。しかし、ラファエル氏は過去、FXについて言及していた動画で「約定」を「やくてい」と読んでいるなど、とてもFXの経験があるようには思えない発言をしていました。彼の金持ちキャラ含めて、経歴や人脈に怪しい点が非常に多く見つかるのです。
同じくラファエル氏とコラボしていた宮脇咲は、仮想通貨で大儲けしたと語ってメディア露出をし、扶桑社から本を出版するなどしていましたが、自身のLINE@で一口100万円からのICOを販売するなどの行為を行なっていました。
さらに最近コラボを行なったジュニアというYouTuberは、金塊を見せびらかす動画を撮影するなどしていましたが、過去に結城純という名前で情報商材を仕掛けていた人物であることが確認されています。この人物が商材を販売していた際には株式会社OverDimensionという法人が利用されていましたが、この会社は神崎芹那のマザーギフト裁判で被告になっています。
このように、ラファエル氏は法的にも問題があると思われる情報商材屋との深い関係が確認できるのです。
YouTubeの広告案件と情報商材
ラファエル氏は先日「年利80パーセントの水耕栽培投資」なる動画をアップロードして炎上しましたが、彼は冒頭でも書いた通り、他にも情報商材系のつながりで色々と怪しい企業の広告を行う動画をアップロードしていました。
例えば、バイナリーオプションというFXから派生した、日本では未認可の金融商品取引の広告を行う動画をアップしていたことがありました。バイナリーオプションは「私の言う通りに取引すれば儲かります」「このツールを使えば月収100万円以上バイナリーオプションで儲かります」と嘯く詐欺師がたくさんいて、一方で実際に儲けられるのはほんの一部という世界です。
むしろ、彼の動画を見て「簡単そうだし自分も儲けられるかも」と勘違いしてしまったおバカな人からお金をむしり取り、一部の人が儲けているという事実があります。なぜ彼はお金があると語っているのに「詐欺師」と言われてまでこんなに怪しいものを紹介するのでしょうか? とても不思議ですよね。
ラファエルチャンネルは今後クリーンな動画をアップロードするということですが、彼はいつも「自分の視聴者が損をしたところで自分は知らない。自分は怪しいものでも何でも紹介して、タイアップの報酬で儲かればそれでいい」というスタンスで動画を発信していたという点は見過ごせませんよね。しかし、やはり彼のような「儲かってる風」を売りにして稼ぐためには、誰かを騙すことを厭わない姿勢が重要になってきます。
ヒカル氏やラファエル氏のように稼ぎたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。もっと詳しく情報商材屋さんの稼ぎ方を知りたいという人は、下記リンク先のページで特別な情報を発信していますのでぜひチェックしましょう。
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