YouTubeは子ども向けの動画でコメント機能を停止すると発表

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YouTubeは、今後数カ月間、未成年向けの動画にコメントが表示されないようにコメント機能を制限すると発表しました。子どもの視聴者が多い一部のチャンネルに対してはコメント機能を有効にできるオプションも用意されているということですが、その場合もチャンネル運営者にはコメント欄の監視と管理が要求されるとのことです。

 

このような規制が敷かれる背景には、子どもが登場する動画に対して小児性愛者からの性的なコメントが投じられることが少なくないからというものがあります。児童が水着姿で遊んでいるような動画は明確なポルノコンテンツではありませんが、性的嗜好からそのような動画を見ているユーザーも一定数存在し、そうしたユーザーからのコメントが削除されずに残ってしまうと、それを見た子どもにも悪影響を及ぼすことが考えられます。

 

YouTubeでは最近、Disneyなど大手の広告主が広告の配信を停止するという、運営を揺るがしかねない深刻な問題が発生していました。広告主にとっては「適切なコンテンツの配信」が一番に求められることであり、YouTube側も暴力などの危険なコンテンツや陰謀論など物議を醸すコンテンツを収益化の対象外とするなどの規制を発表していました。今回はそれらのコンテンツへの規制に続いて、コメント欄も健全に保つための規制が発表された格好になります。

 

YouTubeは性的なコメントをフィルタリングするアルゴリズムも導入予定で、すでに問題のあるコメントが目立つチャンネルを400以上削除したということも発表しています。これからクリエイターには「コメント欄の管理」も求められるようになるということで、相次ぐガイドラインの改訂と相まって自主規制ムードも生まれつつある状況です。

 

 

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参考:YouTube is disabling comments on almost all videos featuring children - The Verge

【YouTube規制速報】反予防接種(ワクチン)を唱える動画に広告が配信されなくなる

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Buzz Feed Newsの調査によると、日本時間の2019年2月23日に「予防接種はしない方が良い」といった内容のYouTubeの動画に対して広告が配信されていないことが確認されたとのこと。YouTube陰謀論などに対する規制を強化していく方針を打ち出していましたが、反予防接種を唱える動画は「危険で有害なコンテンツ」として認識されました。YouTubeの広報担当者は「反予防接種のプロモーションを行う動画は明確なポリシー違反である」というコメントを残しています。

 

 

 

YouTube内で予防接種に関連するワードで検索を行うとWikipediaの予防接種・ワクチンに関連するリンクが表示され、ユーザー自身による検証・調査を促すような機能がすでに実装されていますが、今回は広告を止めるという措置にまで至ることになりました。

 

YouTubeではかねてより「危険なコンテンツ」と「娯楽混じりの陰謀論(都市伝説的なもの)」の区別は難しいという点でこのようなコンテンツに対する規制は行なっていませんでしたが、予防接種に関するコンテンツは間違った情報が大きく拡散されると公衆衛生上の問題も生じると判断し、クリエイターにとっては厳しい処分が下されました。

 

Facebookもこうした投稿に関する制限・規制を設けることを検討しているということで、今後はプラットフォーム主導でコンテンツの管理・検閲体制が強化されていくことが予想されます。

 

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Pinterestでは"vaccination(予防接種)"と検索すると、「このトピックに関するピンはコミュニティガイドラインに違反することが多いため、現在のところ検索結果を表示できません。」という表示が出るというような対応がなされています。

 

日本でも「予防接種・ワクチンは製薬会社の利権で〜〜〜」という陰謀論が囁かれることもありますが、生死にも関わる問題ですので、情報の扱い・拡散には慎重になる必要がありますね。

 

 

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ファンに性的な動画を要求して逮捕されたYouTuberのチャンネルが削除

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カバーソングの動画などで人気を集めていたAustin Jones(写真)という26歳のYouTuberは、2017年に児童ポルノに関する容疑で逮捕されました。彼は中学生の女の子に「君が僕のファンである証明」として性的な動画を撮影して送るように要求していたのです。2015年ごろから通報があり、2017年に逮捕に至りました。

 

彼が裁判で有罪判決を受けた後、彼のチャンネルは収益化停止の措置が取られましたが、チャンネルの削除には至りませんでした。彼がYouTubeにアップロードしていた動画にはガイドラインの違反は無かったからです。しかし、今回YouTubeは方針を転換し、彼のチャンネルの削除が決定されました。現在彼の動画を視聴しようとすると「YouTubeのコミュニティガイドラインに違反していたため、このアカウントを停止しました」という記載があり、動画を再生することはできない状態になっています。

 

YouTubeは過去に、自分の子どもに度が過ぎたいたずらをするようなコンテンツをアップロードしていたYouTuberのチャンネルを削除したことがあります(彼らは有罪判決も受けました)。しかし、それはあくまでもYouTubeにアップロードした動画に問題があったからであり、基本的に動画のクリエイターが犯罪を犯しても、YouTubeにアップロードした動画でガイドライン違反が無ければチャンネル凍結などの措置は取られていませんでした。その方針が覆された格好になります。

 

Austin Jonesは、30人以上の女の子に性的な動画を要求したり、あるいは性交渉を迫るような言動もあったということで、これまで彼のコンテンツに対して規制を行わなかったYouTubeを批判する声も上がっていました。

 

 

YouTubeから低評価ボタンが消える?"dislike mobs"への対策

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YouTubeは、きちんと動画の内容を見ないうちに押される攻撃的な意図のある低評価に対策を講じようとしています。日本語で言うところのいわゆる「アンチ」の集団による特定のクリエイターや特定のゲームの動画に対する低評価は、動画やクリエイターの価値を下げてしまいます。こうした集団をYouTubeは"dislike mobs"と呼んでいるそうです(mobには集団、暴徒などの意味があります)。

 

PC向けゲームのプラットフォームであるSteamでも同様の問題が発生しており、特定のゲームやクリエイターに怒った集団が、一斉にその作品に低評価を投じる"review bombings"という行為が常態化しているのです。

 

YouTubeでは、低評価の多い作品は関連動画としてユーザーにオススメされにくくなるというアルゴリズムがはたらいているため、悪意のある低評価で実害を被っているクリエイターも少なくありません。YouTubeはこのdislike mobsに対抗するために、低評価ボタンの扱いに関して改善することを検討しています。現時点では、高評価と低評価の数をそもそも表示させないという機能がありますが、あまり使われていませんが、低評価が多くつきそうな動画の評価数を予め隠しておくというスタイルを用いているクリエイターも存在します。

 

検討されている選択肢は、評価を付けたときにより細かい理由を求めるというものです。低評価が付けられた場合には、何が気に入らなかったのかを視聴者に回答させることで、一瞬考える時間が生まれ、衝動的に低評価を付けるdislike mobsも面倒くさがって低評価を押さないようになるかもしれません。しかし、この機能を実装するのは複雑で、クリエイターが動画の管理画面で評価の理由を分析できるようにするためには技術的に要求されることが多くなってしまいます。

 

そして、極端な例として「低評価ボタンそのものを撤廃する」という案も浮上しています。しかし、全ての低評価がdislike mobsによるものではないことはYouTube側も理解しており、評価の扱い方にはまだ議論が必要だとしています。

 

Steamの場合は、ヒストグラムを用いることで、低評価が組織的に付けられている可能性について客観的に検証可能なシステムを導入しました。時間を経てレビューがどのように変化していったかを確認することができるというメリットもあり、消費者の行動にどのような変化がもたらされるのかが注目されています。

 

YouTubeの低評価ボタンの扱いについては、ユーザーからもさまざまな意見が寄せられており、「動画の25%未満しか視聴していないユーザーは評価できないようにするべき」というような案が上がっています。

 

ちなみに、YouTubeが2018年末に公開した「2018年の振り返る」という動画には252万件の高評価に対して1550万件の低評価が付けられていますが、これがdislike mobsによるものであるかどうかは定かではありません(笑)

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参考:Non Skippable Ads, new features in Studio Beta, and more! - YouTube

人気YouTuberの動画で一時的に広告が停止され「損失」は100万円以上か

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海外の人気YouTuber、Shane Dawson(チャンネル登録者数2000万人以上)が1月30日にアップロードした動画に12時間広告が配信されないという措置が取られていたことが、大きな反響を呼んでいます。"Conspiracy Theories with Shane Dawson"というタイトルで配信された動画(上部掲載)は、1時間半を超える長編の作品になっており、彼が巷で言われる「陰謀論」について検証・紹介する内容になっています。広告配信停止の措置は「陰謀論」に関係する部分ではなく、彼の動画内での「いたずら」が危険なものだと判断されたためです。

 

彼がこの動画をアップした直後に700万回以上再生されましたが、アップロードした数時間後に広告は一時配信停止となっていたため、彼は広告収益を受け取れない状態になっていました。本来広告が再生されていた場合には、彼の人気・影響力から推測すると100万円以上の広告収益が発生していた計算になります。

 

現在は収益化も認められて広告も配信再開となっています。YouTubeは先日危険な動画の規制などを規定して収益化できる動画のガイドラインを改訂しましたが、その中には陰謀論などの物議を醸すコンテンツについても規制対象となる記述があったため、この動画はその部分に触れたのではないかという憶測が広がりました。

 

彼の動画についたコメントを見てみると、

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「Shaneflixが始まったらNetflixを辞めてそっちを見るよ」

 

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「政府はこの動画が拡散されるのを望まなかったのだろう」

 

「最初見たときに広告がついてなかったから、後で広告がついたらまた見るよ」

 

以上のように、彼が陰謀論に関するコンテンツを配信したため政治的判断で規制を受け、それでも応援するという声が上がっています。最終的にYouTubeは彼の動画を見直した上で「収益化ガイドライン違反は無い」と判断したため広告がつくようになりましたが、YouTube側のミスで彼は100万円以上の収益機会を失い、その背景には政府による嫌がらせがあったのでは無いかということで物議を醸しました。

 

日本でもガイドライン違反があったとしてラファエル氏のチャンネルがbanの措置を受けるなど、コンテンツの規制に関しての議論が活発になっていますが、広告収益を頼りに事業を行なっているクリエイターにとって、広告配信停止は死活問題です。その背景にまさに「陰謀」があったのでは無いかということで、表現の自由と規制について色々と考えさせられるニュースでした。

 

 

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小学生の子どもに見せたいYouTuberランキングTOP3【教育・教養・勉強編】

YouTubeには色々なチャンネルがありますが、暇つぶしに最適なお笑い・エンタメジャンルの動画以外にも「これは勉強になるから子どもに見せたい」というような動画を作っているYouTuberもいます。「子どもがYouTubeばかり見て全然勉強しない」という悩みを抱えているご家庭では、これからご紹介するYouTuberを見るように勧めてみてはいかがでしょうか? 子どもが興味を持てばYouTubeで勉強するようになるかも?(この記事では主に小学生の子どもを対象にしたYouTuberを紹介します)

 

 

第1位:物理エンジンくん

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物理エンジンくん - YouTube

物理エンジンくんのチャンネルは、大人が見ても非常に興味深い検証の動画が多く、子どもの好奇心や想像力を養うのに非常に良い動画がたくさんアップロードされています。このチャンネルで動画を作るのに用いられている物理エンジン」は、コンピュータ上で物体の動きを計算するツールで、物体の移動速度や重量、摩擦抵抗などの数値を変更してさまざまな検証を行うことが可能です。

 

子どもが好きなアニメに登場するシーンや必殺技などを検証する動画もあり、登場するキャラクターのコミカルな動きなども相まって飽きずに楽しめる作品が多くなっています。

 

第2位:米村でんじろうサイエンスプロダクション

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米村でんじろうサイエンスプロダクション - YouTube

世界一受けたい授業』などのテレビ番組でもおなじみのでんじろう先生が、実験を行う際の様子を動画にしているチャンネルです。なかなか家ではできないような実験が色々見ることができ、理科の勉強にもなる要素がたくさんあります。このチャンネルも、子どもの知的好奇心を刺激する動画ですので、ぜひ色々な動画を子どもに見せてあげてください。夏休みの自由研究などの課題がある場合の参考に見るというのもオススメです。

 

第3位:草薙カレン

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草薙カレン - YouTube

バーチャルYouTuberの草薙(くさなぎ)カレンさんが、早口で歴史の要点を押さえた授業をしてくれる動画は、小学校高学年の子どもにぜひ見せたい動画です。早口で最初は何も知らないと何を言っているかわからないかもしれませんが、画像やテロップを使ってテンポよく解説していくスタイルで、子どもは学校の授業よりも楽しいと思うのではないでしょうか?

 

更新頻度は一週間に2、3本と今のところそれほど多くはありません。バーチャルユーチューバーの可愛い女の子の授業というのは、なかなか斬新なアイディアで面白いですよね。

 

※ランキングは独自に集計したデータを元に決定しています。今後随時追加・再編成する予定です。

 

 

海外の人気YouTuberになりすましたメッセージで詐欺の勧誘が行われていた

Philip DeFranco(画像の人物)、James Charles、Jeffree Star、Bhad Bhabie他、海外のYouTubeクリエイターを語って、ファンに対して詐欺に勧誘するなりすましメッセージが送られていたことがわかりました。彼らは登録者数百万人規模のチャンネルを運営している人気YouTuberです。

 

YouTubeは、彼らになりすました者がチャンネル登録者に向けて送ったメッセージの中に、「このリンクのページでは無料で特典を受け取ることができます」といった詐欺に誘導するような文言が含まれているのを発見しました。YouTubeは今後こうしたなりすましアカウントなどにも対策を講じるとしていますが、具体的な内容はまだ明らかになっていません。

 

▼参考:YouTube is working to prevent impersonation after creators hit by scam - The Verge

【2019年最新版】YouTubeによる過激な動画の規制について


画像:YouTube女性CEOに一問一答、「死ぬほど辛い経験が自分を強くする」 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

YouTubeは、アメリカ国内限定でオススメ表示される動画コンテンツに関するテストを行うかもしれないと発表しました。そのテストが行われると、コミュニティガイドライン違反ギリギリのラインにある過激な内容な動画のオススメ表示を少なくするなどの措置が検討されているそうです。あくまでも表示が減らされるだけで、(明確なポリシー違反をしていなければ)一切表示されなくなったり削除されるわけではありません。


規制される表現は、暴力的な表現、陰謀論のような表現など、ユーザーにとって害悪あるいは誤解を与えるような表現になるとのこと。「YouTubeはユーザーに気づかれないように過激な表現の動画を持ち上げている」というようなことが昨年ごろから言われ続けており、こうした声に対策を打ち出すテストを行っていくという方針のようです。


YouTubeでは視聴者が動画を見終わると次に新規の動画を再生されるのですが、実は過激な問題のある動画は視聴数やコメント数が増えて注目の動画になりやすく、その結果多くの人に自動的に次に見る動画として選ばれるようになったというアルゴリズム上の動きがありました。YouTubeは人力のチェックと機械学習を用いて、再生される動画のピックアップの判断基準を修正していく準備をこれから進めていきます。


例えば、普段からチャンネル登録をして物議を醸すようなコンテンツの動画を見ている人には、そのままオススメ動画としてそうしたコンテンツをこれまでと変わらず表示させるようにシステムを調整するのです。こうしたコンテンツの内容に関しての規制の取り組みは、YouTubeのほかにFacebookでも進められようとしており、同社CEOのマークザッカーバーグは「センセーショナルで挑発的なコンテンツの拡散を止める」と自身のブログで綴っています。


ヘイトスピーチや過激なコンテンツの規制は各SNSでこれからどんどん進んでいきそうですね。


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参考:YouTube says it will recommend fewer videos about conspiracy theories - The Verge

YouTubeの検索から視聴者数を増やす「動画SEO」の手法について

元々私はWEBサイトのSEO対策の専門家として仕事をしてきましたが、最近はYouTuberがアップロードした動画をYouTube内の検索から視聴してもらうためにお手伝いするケースも増えたので、その施策と効果測定の結果についてお伝えしていこうと思います。YouTubeに動画をアップロードしたけど中々再生数が伸びないという人は必ずチェックしてください。

 

YouTubeにおける「動画SEO

Macbook Air on Grey Wooden Table

検索と言えばGoogle先生ですが、YouTubeも現在はGoogleが運営しているプラットフォームになります。そして、YouTubeで視聴者の数を増やすためには、YouTube内で動画を検索している人に見てもらえるようにするための「動画のSEO」が重要になります。動画SEOで重要になるのは、アップロードする動画につける「タイトル」、動画の説明文を書く「動画概要欄」、そして「タグ」の3つです。

 

これらを適切に使いこなせば、視聴者数を増やすことができるため、動画の再生時間やチャンネル登録者数も伸ばしていくことが可能になります。

 

 

 

タイトルでは「テーマ」をしっかり伝える

Person Holding Tablet Computer Showing Videos

動画SEOで最も重要になってくるのはタイトル付けです。ほとんどのYouTubeユーザーは、「タイトルとサムネイル」を見て視聴する動画を決めるため、タイトルはその動画の内容をしっかり表すものをつけなければなりません。

 

YouTubeでは、よく「●●がヤバすぎる」などのように伏字や「ヤバい」という曖昧な表現を用いている動画を見かけますが、こうした表現もできるだけ具体的で内容のわかるものを書いた方が、検索する際のキーワードとマッチして上位表示させられる可能性が高まります。「何についての動画なのか」「どんな内容になっているのか」という動画のコンテンツの根幹となる部分を簡潔に伝えているタイトルをつけることが望ましいです。

 

概要欄(説明文)に補足の内容を書く

動画概要欄にはチャンネル登録のお願いなど、自身のチャンネルに関しての情報がどの動画にも使い回されているケースが多いのですが、この部分も関連するキーワードを使用した説明文を書くことで、実際の検索結果の順位に良い影響があったと思われるケースがいくつかありました。タイトルには書ききれなかった動画の情報などは、動画概要欄にしっかり書くようにしましょう。

 

タグについて

YouTubeの動画にはタグをつけることができますが、タグは「自分専用のタグ1つ」と「動画のテーマに関するキーワードを3つ前後」挿入するのが効果的です。人気のYouTuberの多くは自分の名前やチャンネル名をタグにしており、これを入れることによって、自分の動画の関連動画に、自分の他の動画が表示されやすくなるという効果があります。YouTubeの視聴回数、チャンネル登録者数を増やすためには関連動画から自分の他の動画も見てもらうということが重要ですので、忘れずに入れるようにしましょう。

 

また、動画のテーマに関するキーワードは、タイトルや説明文で使ったキーワードと重複しても構いませんので、動画のコンテンツに沿ったものを挿入するようにしましょう。あまり大量のタグを挿入するとスパムと認識されてしまう可能性があるので、3つ前後に留めるのがベターです。

 

チャンネルの評価と動画の検索順位

Person Holding Space Gray Iphone 5

YouTubeで検索したときに表示されるコンテンツの順位は、独自のアルゴリズムによって決定されており、そのアルゴリズムの中でも「どのチャンネルが上げている動画か」というものは順位を決める上で大きな要因になっています。つまり、同じテーマの動画に関しては「人気のあるチャンネルの動画が順位も上になりやすい」ということになるのです。

 

その「人気」の基準は、チャンネル登録者数や、動画の高評価数、視聴回数、視聴時間などをこれまでアップロードした動画がユーザーにどのように利用されているかを複合的に判断したものですので、質の高い動画を作り続けるという点も重要になります。

 

したがって、まずはしっかりコンテンツを作り込み、視聴者にとって価値のある動画を作るという大前提を忘れないでください。タイトル・動画概要欄・タグを用いて行う動画SEOは、あくまでも「良いコンテンツをより多くの人に見てもらうための手法」です。

 

 

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YouTuberは動画を毎日投稿すべき?投稿頻度とクオリティに関しての考察

最近は人気YouTuberの多くが1日に1本動画を上げています。この記事では動画の投稿頻度と編集クオリティなどについて個人的な意見を書こうと思います。

 

 

投稿頻度は高くできるならその方が良い

Two Person Watching Video On Laptop

YouTubeにアップロードする作品の数を多くできれば、その分視聴者の目に留まる回数も多くなるため、基本的には投稿頻度はできる限り高くした方が良いでしょう。専業のYouTuberとして稼ぐのであれば最低でも1日1本の投稿は欠かさず行うようにしたいところです。

 

また、投稿する時間も固定にした方が固定して視聴してくれるチャンネル登録者は増えやすい傾向にあります。YouTuberとして成功するためには、「他の人が自分の動画で使う時間をできるだけ長くする」という考え方が必要です。視聴者の層に合わせて学校や仕事が終わる時間に投稿時間を固定することで、視聴者の生活習慣に「あなたのチャンネルの動画を見る」というものを入り込ませるところまで考えるようにしましょう。

 

 

 

編集クオリティについて

Low Angle View of Lighting Equipment on Shelf

投稿頻度を高くした結果、著しく動画の編集クオリティが落ちてしまうのであれば、頻度は少し落としても良いかもしれません。コンテンツの中身や視聴者の年齢層などにもよりますが、しっかり編集してテロップやBGM、SEなどを入れた動画が好まれているのであれば投稿頻度よりも編集のクオリティを意識してペースを考えるようにしましょう。その場合でも動画の投稿時間はできるだけ考えて固定するのがベターです。

 

編集者を雇うメリットとデメリット

毎日動画を投稿するYouTuberの場合、自分以外に動画の編集を行うスタッフを雇っている人も多くいます編集者を雇えば自分は動画の企画や撮影に時間を費やすことができるのがメリットになりますし、デメリットとしては当然、編集者を雇う分の賃金を支払わなければならないというものが生じます

 

本格的にYouTuberとして活動するのであれば、経費をかけて編集スタッフを雇い、チャンネルの投稿頻度とクオリティを両立させるのは強みになりますが、その分しっかりマネタイズできるまでは金銭的に余裕が無いと厳しいのは想像通りかと思います。スタッフを雇う場合は、編集以外にマネジメント部分も任せて、自分はとにかくクリエイターとしての仕事に集中するというやり方で事業化されている方が多いようです

 

クラウドソーシングで編集者を募集すれば経費を抑えられるかも?

編集者を雇いたいけど経費はあまりかけられないという場合は、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトで編集者を募集してみるのも良いかもしれません。専門に請け負っている企業よりも安くやってくれる人はいますし、それなりのクオリティに仕上げてくれるワーカーも少なくありません。

 

また、YouTuberの中には自分のファンや知り合いが、格安またはボランティア(実質無償)で編集をやってくれているという人もいます。これは金銭的な報酬抜きで動いてもらえるメリットはあるので、もしやってくれそうな人がいればお願いしてみるのも悪く無いとは思います。しかし、毎日投稿となるとそうした作業にも負担はかかりますので、人として、ビジネスマンとして、相手との信頼を保つように心がけなければ長い間格安で作業をお願いすることはできないと思います。

 

投稿頻度は低くても動画のクオリティは高いYouTuber

私が最近見た中で「投稿頻度は低いけどクオリティは抜群だな」と感じたのは「だいにぐるーぷ」というグループのYouTubeチャンネルです。中学校からの友達同士で結成されたグループで、早慶など高学歴の子もいれば、中卒の子もいるなど、それぞれ個性が強くて面白い動画を作っています。動画の初投稿は2017年4月で、2019年1月時点で22万人のチャンネル登録者がいますが、それほど動画の投稿頻度は高くありません。

 

しかし、現在進行形で編集されてアップロードされている『1週間鬼ごっこで逃げ切ったら100万円』という動画シリーズは非常に面白く、編集も凝って作られています。

www.youtube.com

※現在Part3まで公開されていますが、続きはだいにぐるーぷのチャンネルでご覧ください。

 

この動画は編集・演出がひとつひとつのシーンを盛り上げており、編集クオリティが彼らの人気を支えているとも言えます。こうしたハイクオリティの動画を作り続けられるのであれば、視聴者は動画のアップロードが無い間もワクワクして待つようになり、投稿頻度は低くてもチャンネル登録者数が増え、人気も上がっていくものと思われます。

 

以上、YouTuberの動画の投稿頻度とクオリティに関する考察をまとめました。参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

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YouTubeのゲーム配信者は儲かる?広告収入の仕組みとメンバーシップ・スーパーチャットについて

小学生、中学生、高校生ぐらいのいわゆるYouTubeキッズが「YouTubeでゲーム配信をして稼ぎたい!」と配信者(実況者)に憧れて、動画のアップロードに挑戦する例が増えています。この記事では、YouTubeのゲーム配信者は儲かるのか、Twitch(ツイッチ)、OPEN REC(オープンレック)との比較なども交えながら現状をまとめてみようと思います。

 

配信者(実況者)は広告収入でどれぐらい儲かる?

Bear Plush Toy Facing Laptop

YouTubeで人気のゲーム実況者と言えば、兄者弟者さんや、おついちさん、KUNさん、などがいますね。彼らはゲームをプレイする動画をYouTubeにアップロードし、再生されるときに流れる広告収入で利益をあげています。2019年現在、ゲーム実況動画での広告収入は、再生数×0.05円〜0.2円前後のチャンネルが多く、0.1円ぐらいが平均だと言われています。10万再生で1万円ぐらいの収入が得られるという計算になりますね。

 

最近はゲーム実況が本職でないYouTuberも自身が顔出ししている動画をアップロードする「実写チャンネル」に加えて、ゲーム実況動画をのみを上げる「ゲーム実況チャンネル」を作る例も増えており、HIKAKINさんやヒカルさん、ラファエルさんなどもゲーム実況チャンネルを作っています。

 

収益化の基準はチャンネル登録者1000人、動画再生時間4000時間

YouTubeにアップロードした動画に広告をつけるには、YouTube「収益化プログラムの審査」というものを申請し、その審査に通らなければいけません。2019年1月時点で、この審査を受けるための基準はチャンネル登録者が1000人以上、かつ動画の総再生時間は4000時間となっており、上記の条件を2つとも満たしていなければ動画に広告をつけることはできません

 

また、YouTubeでは広告収益の他にスーパーチャット、メンバーシップ(月額課金制)という方法でもお金を稼ぐことができますが、この2つのシステムも収益化の審査が通ったチャンネルでなければ利用できません。もう一つ注意したい点は、新しくチャンネルを設立した場合は、その新しいチャンネルも収益化プログラムの審査に合格しないと広告収入などは得られません。つまり、チャンネルがBAN(利用停止)されたりしてしまった場合は、新しくチャンネルを作ってもう一度審査基準を満たした上で申請を行わなければならないのです。

 

サブスクリプション収入について

現在YouTubeで配信されるアドセンスの広告は、クリック数や再生回数に応じて収益が分配されていますが、現在はサブスクリプション収入という新しい報酬形態も導入されています。この報酬形態が導入された背景には、YouTube Premium(ユーチューブプレミアム)という有料課金制度を利用すると、広告無しで動画が見られるようになるというシステムが本格的にスタートしたことが関係しています。

 

今までYouTubeのクリエイターは動画につけられる広告で収入を得ていましたが、プレミアムプランを利用するユーザーが増えると、広告収入は減ってしまいます。そこで、YouTube側は動画の視聴回数や視聴時間に応じて「サブスクリプション収入」という報酬をクリエイターに分配することにしたのです。

 

 

 

メンバーシップ(スポンサー登録)とスーパーチャット(投げ銭)について

Person Holding Black Smartphone

前述の通り、収益化プログラムの審査に通ったチャンネルではメンバーシップ(スポンサー登録)とスーパーチャット(投げ銭)という機能が利用できます。この2つのシステムは、主にYouTubeライブの機能を使っている実況者に利用されています

 

メンバーシップ

メンバーシップ機能は、チャンネルの視聴者に月額490円の課金をしてもらい、そのお金の一部を収益として受け取ることができるというものです。手数料を差し引くと1人のメンバー登録で300円ちょっとが手元に残りますが、自分の動画を気に入ってもらって多くの視聴者にメンバー登録をしてもらえば、安定した収益が見込めるようになります。

 

メンバー登録をした視聴者は、ライブ配信時でコメントを投稿した際に自分の名前の色が変わって目立つようになったり、メンバーであることを示すバッジが名前の横についたり、チャンネル運営者が用意したオリジナルのスタンプが利用できたりするという特典が利用可能になります。

 

スーパーチャット

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スーパーチャットは、いわゆる投げ銭のシステムで、100円からMAX5万円まで任意の金額を設定できます。200円以上のスーパーチャットでは、目立つようにコメントが表示され、金額に応じてそのコメントが一定時間ライブの配信のコメント欄に固定表示されます。スーパーチャットでの投げ銭では、元の金額から3割程度が手数料としてGoogle側に差し引かれて配信者の収益となります。1000円のスーパーチャットで700円ぐらいもらえるという計算ですね。

 

OPEN REC(オープンレック)、Twitch(ツイッチ)との比較

ゲーム実況者の中にはオープンレックやツイッチをメインに活動している人もいます。これらのプラットフォームでも、配信者は投げ銭などの機能で収益を受け取ることが可能です。

 

オープンレックのエールは手数料が高い

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オープンレックには「エール」という名称の投げ銭機能がありますが、実際に配信者が収益として受け取る前に7割前後の手数料が運営に取られてしまいます。つまり、1000円分のエールをもらっても、配信者の手元には300円前後のお金しか届かないという手数料設定です。

 

また、オープンレックでの配信を収益化する場合には、配信者自身が「プレミアム会員」という月額課金制のサービスに登録した上で審査を受けなければなりません。プレミアム会員の価格はウェブブラウザから行うのが最安値で、月額540円です。エールを受け取るためにはこのプレミアム会員の登録料も毎月支払い続けなければいけないという点に注意してください。

 

YouTubeと比較すると手数料も高く、YouTubeはチャンネルの維持費もかかるため、最近はオープンレックからYouTubeに配信プラットフォームを移行する配信者も多くなっていますが、オープンレック側に依頼されて定期的にライブ配信を行なっている有名実況者も少なくありません。

 

 

 

ツイッチは購読(サブスクライブ)のシステムが便利

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ツイッチは特にFPSなど競技性の高いゲームを好む配信者が多く、ツイッチと専属契約を結んで配信を行なっているストリーマーも少なくありません。日本よりも海外での人気が高いイメージがあります。ツイッチでは、bit(ビット)というポイントを投げ銭として受け取った後換金できたり、月額課金制の購読(サブスクライブ)の機能で収益を上げている配信者が多くいます。

 

また、アフィリエイトプログラムに参加すると、自分の配信を見ていた人がそのゲームを気になって購入した場合に紹介料がもらえるという機能もあり、このシステムで大きな収益を上げているプロゲーマーも少なくありません。

 

専業は大変。継続が大切

プロゲーマーぐらいの実力があっても、ゲームの実況動画だけで食べていくのは中々難しいという現状があり、ゲーム配信だけで生計を立てていくというのは非常に難しいと思われます。しかし、「ゲームが好きだ」「配信者として有名になりたい」という意欲があれば、ゲームだけで生活していくのも不可能ではありません。

 

ゲーム配信者として有名になるためには、ある程度継続して投稿を続ける忍耐力が必要になりますし、収益化ができない最初のうちでもとにかく我慢してコンテンツを作り続けるしか生き残る道はありません。投稿を続けて1人でも多くの視聴者を獲得することしか、ゲーム配信者として生活する方法は無いのです。

 

 

 

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YouTubeはコピペで稼ぐのが効率的?超簡単動画アフィリエイトマニュアル完全版

最近はYouTubeでの稼ぎ方も多種多様になってきており、「動画で稼ぐ」と言っても、2chまとめサイトのようなコンテンツの動画(文字がスクロールしてBGMが付いているだけ)でも再生数やチャンネル登録者数が稼げるようになってきました。コピペだけで副収入が得られるというのは非常に魅力的だと思いますので、やり方などを解説していこうと思います。

 

YouTubeのコピペ動画とは


嫁が恐ろしい数の貯金箱を持っている。俺「ねえ、一度に銀行持っていけないよな?」嫁『そうかもね』→嫁の計画は…

「コピペ」と言っても、他人の動画を丸パクリする意味でのコピペではなく、まとめサイトのように5ちゃんねる(旧2ch)のスレッドの内容をまとめてスクロールさせていくコピペです。このような動画はスレの内容をまとめるようにコピペして、後はBGMを追加するぐらいですので、慣れれば20分もあれば編集できます。最近は意外とまとめブログよりもこのような動画のチャンネルを見る人が多く、コピペ動画の再生数やチャンネル登録者数も徐々に増加しています。

 

この動画を見る視聴者に広告が再生されると、その回数に応じて広告収入が入ってくるという仕組みで、再生数×0.1円前後がYouTubeの収益を計算する際の目安だと言われています。ただし、現在はチャンネル登録者数1000人、動画の総再生時間4000時間以上という基準を2つとも満たした上でチャンネル収益化の審査を受けなければ動画に広告をつけることができません。したがって、ある程度の期間しっかり継続して視聴者を獲得しなければいけないので、定期的に動画を更新してチャンネルを育てていく必要があります。

 

バカと暇人向けのコンテンツで稼ぐことを意識する

Close-Up Photo of Dog Wearing Sunglasses

こうしたまとめサイトのようなコンテンツの動画は、暇を持て余した人にウケが良く、言葉は悪いですが「バカ」と「暇人」を相手に読まれるようにコピペ動画を作るのがオススメです。人気のあるまとめサイトやまとめブログなどを参考に、どのような記事が人気なのかを確認して5chでまとめられそうな内容を探してみましょう。

 

スレッドは、5ch内で「修羅場」「鬼女」「浮気」などと検索すると、面白いものが結構見つかりますので、参考にしてみてください。

修羅場 - 5ちゃんねるスレタイ検索

鬼女 - 5ちゃんねるスレタイ検索

浮気 - 5ちゃんねるスレタイ検索

 

 

 

ニュース・速報系の動画もおすすめ

Gray Laptop Computer Near Journals

まとめブログのようなコピペコンテンツの他に、ニュース速報を伝えるような動画も、昔は見る人があまりいませんでしたが、最近では受け入れられ始めています。時間があるという人はこのような速報系コンテンツに挑戦してみても良いでしょう。ツイッターのトレンドや、Yahooのリアルタイム検索などを利用して「今インターネットでは何が話題になっているのか」を意識していち早く動画を作れば、視聴者を増やすことが可能です。また、ニュースに関してはTwitterなどの検索を利用して情報を探している人も多いので、動画をアップロードした後はSNSでシェアをするとより効果的です。

 

ただし、ニュースをまとめる際は、報道を行なった出典元のメディアがわかるように動画内あるいは動画概要欄にどこのメディアの報道かを必ず記すようにしましょう。これを怠ると、著作権違反の申し立てが行われた際にチャンネルの規制・BAN(アカウント停止)がかけられてしまう可能性があります。

 

無料で使える動画編集ソフト

Black Flat Screen Monitor With Turned-on Screen

WindowsであればWindowsムービーメーカーMacであればiMovieという編集ソフトは無料で簡単に使うことができ、コピペ動画の編集であればこの2つの無料動画編集ソフトで問題なく作ることができます。動画につけるBGMは、フリー素材を用いると良いでしょう。

 

フリーBGM(音楽素材)無料ダウンロード|DOVA-SYNDROME

こちらのサイトさんはBGMとして使える素材が豊富で、YouTudeで収益化して商用利用する場合もクレジット表記は必要ありませんので、手軽に使うことができます。

 

 

以上、コピペだけでもYouTubeで稼ぐ方法の解説でした。簡単にできますので、気になった方は挑戦してみてくださいね。

 

 

 

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YouTubeでブランディング・集客の時代!企業の動画マーケティング事例と効果について

YouTuberと聞くと、どうしても「面白い動画コンテンツを作って広告収入を獲得する」というスタイルが思い浮かべられがちですが、企業や飲食店などが動画コンテンツをYouTubeにアップして集客に繋げるという手法も現実的なレベルになってきたように思えます。この記事では、集客にYouTubeを上手く使っている事例を見ながら、YouTubeの集客効果について考察していこうと思います。

 

インフルエンサー・タイアップ広告を利用したケース

Computer Monitor on Table

すでに人気・知名度のあるYouTuberが、自身がアップロードする動画コンテンツの中で商品・サービス(ゲームやアプリなど)を紹介しているものを見たことがある人は多いかと思います。「企業案件」「広告案件」という名称を含めて、このようなPRの方法はYouTubeを観ている人にも広く浸透しています。これはYouTuberを使ったインフルエンサーマーケティング」と呼ばれるもので、商品やサービスを広くPRしたい場合には有効な手段だと言えるでしょう。

 

インフルエンサーを利用する場合は「ターゲットとなる年齢層とクリエイターの視聴者層」がマッチするように広告を仕掛けなければなりません。「このYouTuberが好きだから観ている」というファン層に対して直接リーチできるのが強みですので、ターゲットをしっかり意識してクリエイターの選定・動画の方向性を決めるというのが広告効果を高めるために重要になります。

 

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自分のチャンネルでブランディング・集客を行うケース

www.youtube.com

企業が集客やPRのためにYouTubeをしっかり活用している事例はまだまだ少ないように思うのですが、ウラッキープラザというYouTubeチャンネルを運営しているラッキープラザ津島店という愛知県のパチンコ店は、YouTubeを非常に上手く利用してお店のPRを行なっており、実際にYouTubeを見て来客されるお客さんも多いということが過去の動画で語られています。

 

2019年1月時点でウラッキープラザのチャンネル登録数は16万9000人を超えています。この数字は、森永製菓(1万4000人)、コカコーラ(3万8000人)、マクドナルド(6万7000人)など大企業のチャンネルを大きく上回る規模です。

 

ウラッキープラザの動画を見てみると、勤務しているパチンコ店のスタッフが視聴者から寄せられたコメントの企画を実際にやってみたり、パチンコ店の裏側や業務について紹介されるコンテンツがアップロードされています。良い意味でYouTubeらしい演出の動画が多く、YouTubeの視聴者に馴染むような動画になっているのが人気の秘訣であるように感じます。

 

一方で、チャンネル登録者数があまり伸びていない一般の企業のYouTubeチャンネルは、まだまだ単なるCMや商品説明に終始してしまっている部分があり、YouTube上のコンテンツとして継続してチャンネル登録をしてまで見たいと思わせるには、欠けている部分が多いという分析も可能です。

 

 

 

動画コンテンツの強みを活かそう

https://images.pexels.com/photos/221181/pexels-photo-221181.jpeg?auto=compress&cs=tinysrgb&h=650&w=940

ツイッターやインスタグラムを発信の場にして集客を行うケースは増えてきましたが、ローカルなお店でもYouTubeを利用するメリットは多くあるように思います。飲食店であれば写真だけよりも伝えられる情報が増えますし、従業員・スタッフが動画に出演することで親近感を持ってもらえる可能性も高まります。

 

まだまだ「YouTubeは見るだけ」という立場の人がほとんどだとは思いますが、これからはYouTubeブランディング、集客を検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

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YouTubeアフィリエイトって何?稼ぐ方法をイチから解説

YouTubeで動画を見ようとすると、見たかった動画の前に広告の動画が再生されることがありますよね。私は深田恭子さんのdodaデューダ)の広告やTikTokの広告が何回も流れるため強く印象に残っています。巷では「YouTubeアフィリエイト」と呼ばれる副業が話題になっているようですが、それはYouTubeで再生される広告で稼ぐというビジネスモデルのことを指し、商品・サービスを紹介してバックマージンを受け取る本来のアフィリエイトとは少し勝手が違います。それでは、YouTubeアフィリエイトで稼ぐにはどうすればいいのかを確認していきましょう。

 

再生数×0.1円前後が収益の目安

Person Holding Space Gray Iphone 5

YouTubeの動画広告による収益は、再生数×0.1円ぐらいが目安だと言われています。広告の入れ方や視聴者の質によってもバラつきはありますが、一つの目安として覚えておきましょう。また、日本人ユーチューバー総収入ランキング(11312人)こちらのTuber Townというサービスでは、動画の再生数などのデータを元に収益を計算しランキングも発表されています。トップのチャンネルの月収は数千万円と予想されています。気になる方はチェックして見ましょう。

 

YouTubeアフィリエイトで稼ぐためには、動画をたくさん再生してもらい、継続して視聴してもらえるようにチャンネル登録者数も獲得していくという地道な努力が必要になります。

 

【最新版】チャンネル収益化の条件と審査期間

Black Flat Screen Monitor With Turned-on Screen

昔はどんなYouTuberも動画に広告を貼って収益を受け取ることができたのですが、現在は収益化をするためにチャンネルの審査を受け、それに通れば収益化ができるようにシステムが変わっています。また、収益化の審査は、以下の2つの条件を両方とも満たしたチャンネルしか受け付けてもらえません。

 

1.チャンネル登録者数が1000人以上

2.動画の総再生時間が4000時間以上

 

この条件を満たしたチャンネルで、なおかつYouTubeの収益化ガイドラインに違反が無ければ審査に通り、晴れてYouTubeアフィリエイトで稼げるようになります。ちなみに、動画の総再生時間にはYouTubeライブの視聴時間も含まれますので、ライブ配信を積極的に行なっているYouTuberにもチャンスがあります。

 

審査期間は通常1ヶ月前後で、私の知り合いが2018年10月ごろに収益化の申請を行なったときには、ちょうど1ヶ月後に審査が完了し収益化することができました。チャンネルによっては3ヶ月ぐらい待たされた例もあるようですが、申請した後は気長に待つしかありません。

 

また、私の知り合い5人ほどのサンプルしかないのですが、動画をあまりアップロードしない人よりも、毎日のように動画を投稿していた人の方が少し早く審査に通ったという例は確認できました。これには申請の時期なども関係あるとは思いますので、参考程度にしてみてください。

 

 

 

10分以上の動画にはインストリーム広告がつけられる

YouTubeでは、基本的に動画の再生前と再生後に広告が挿入され、それがYouTuberの収入に繋がっているのですが、10分以上の動画には「インストリーム広告」と呼ばれる追加の広告を任意でつけることが可能です

 

インストリーム広告を挿入すると、動画を見ている途中でもユーザーの端末で広告が再生されることがあります。広告配信の回数が増えるので、それだけクリエイター側が稼げる額も大きくなり、この広告をつけるために10分以上の動画しか作らないというようなYouTuberも少なくありません

 

以上、YouTubeアフィリエイトについての説明でした。YouTubeで稼ぎたいという人は、他にも記事を書いていますのでぜひ目を通してみてください。

 

 

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