登録者数や再生回数だけじゃない?稼げるYouTuberと稼げないYouTuberの違いとは

YouTubeを収益化して稼ぎたいと思っている方にとって、稼げるYouTuberと稼げないYouTuberの違いを知っておくことは非常に大切です。チャンネル登録者数や再生回数は同じ規模のYouTuberを比べてみても収入が大きく異なるケースもあるため、その違いを確認してください。

 

広告収入はチャンネル登録者数と再生回数に比例する

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2019年1月現在、YouTubeの動画を収益化するには

・チャンネル登録者数が1000人以上
・動画の総再生時間が4000時間

上記の条件を2つとも満たした上で審査を受けなければなりません。審査には通常1ヶ月〜長ければ3ヶ月ほどかかり、審査に通れば動画に広告をつけて広告収益を得ることができるようになります

 

動画に広告がつくようになると、基本的には動画の前後・途中で流れる広告が再生される度に広告料が加算され、毎月1回集計されて翌月22日前後にグーグルから振り込まれます(8000円を超えていなければ振り込まれない)YouTubeの広告収益による稼ぎを増やすためには、まずは再生回数を増やすことが重要です。そしてそのためには、動画をアップロードした際に通知を受け取って動画を見てくれるチャンネル登録者を増やすことも重要になります。

 

チャンネル登録者数と動画の再生数は、言わばYouTuberとしてのランクを表す数値でもあるため、多くのYouTuberがこの数字を伸ばすために色々な努力をしています。

 

企業案件・広告案件

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また、案件仮面ことラファエル氏のように、企業とタイアップして商品・サービスの紹介を行い、その広告料として報酬を受け取るという形でお金を稼いでいるYouTuberも多くいます。広告料はチャンネルの規模や紹介する商品によりますが、人気YouTuberになれば1件の広告動画で数十万円を稼ぐことも可能です。タイアップの広告収益も基本は登録者数と再生回数に比例します。また、紹介した商品が売れた分だけ報酬が加算されていくアフィリエイト形式の案件も最近は増えてきています。

 

ただし、ラファエル氏のように詐欺的な広告を行うと炎上するリスクや責任を問われるリスクもあるため、広告案件の内容精査はクリエイター側がきちんと行わなければなりません。目先のお金に食いついて詐欺に加担するような広告動画を配信してしまうと、その後「知らなかった」と言っても済まされる話ではありませんので注意しましょう。

 

スーパーチャット(スパチャ)・メンバーシップ(スポンサー登録)

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YouTubeにはライブ配信をできる機能があり、収益化が承認されたチャンネルでのライブ放送では、スーパーチャット(スパチャ)という機能を通じて投げ銭を受け取ることが可能です。なお、スーパーチャットで受け取った投げ銭額からは、3割程度が手数料として差し引かれます。

 

また、メンバーシップ(スポンサー登録)というシステムでは、月額490円の継続課金をしてもらうことでメンバーだけに許可されたスタンプが使えたり、視聴者のコメントの横にメンバーであることを示すバッジがつくという機能が提供されています。

 

YouTubeでは、スーパーチャットやメンバーシップ機能を視聴者に利用してもらうことで、広告収入よりも高い収益を上げているクリエイターも多くいます。「この人を支援したい」といった感情を多くの視聴者に持ってもらうことができれば、直接的に大きな金銭的支援を受けることも可能なのです。

 

 

 

視聴者の質、「お金を出したい」と思ってもらえるかどうか

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そしてYouTubeで稼ぐためには「お金を払っても見たい」と思えるようなコンテンツを配信し続けていかなければなりません。現状はYouTubeの利用者の年齢層はまだまだ若く「キッズ」と呼ばれる子どもの視聴者が多い印象がありますが、YouTubeユーザー層は中高年そして高齢者まで大きく広がり始めています

 

その結果「お金を使う層」にリーチできれば通常の動画で配信される広告の単価も高くなりますし、投げ銭のスーパーチャットもこうした層に動画を見てもらうことで、より多く受け取ることが可能になります

 

現時点では、まだまだチャンネル登録者数や再生数といった目に見える数字が稼げるかどうかの指標になっていますが、これからは「お金を使う視聴者層に見てもらえるか」という「視聴者の内訳・質」が稼げるかどうかに大きく関わってきます。YouTuberとしてどんな人に動画を見てもらって、どんな価値を提供していくのか、そこまでこだわったコンテンツを発信していくYouTuberが増えれば、YouTubeはさらに幅広い世代に受け入れられてもっともっと盛り上がって行きそうですよね。

 

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