在宅ワーカーの納期・スケジュール管理について

最近はリモートワーク環境の発達や、社会的に容認されつつあるということもあり、在宅で仕事を行う人の数も非常に多くなっています。こうした在宅ワーカーの多くは仕事の受注から自分自身で行うという人が多く*1、営業活動やその他雑務も行わなければならないため、仕事において時間配分や作業効率が非常に重要になってきます。

 

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私も自身で仕事を受注をし、在宅で仕事をするようになってから1年半ほど経過しましたが、作業効率が中々上がらずに作業が滞ってしまう日もあります。加えて、今の時期は確定申告が控えているため、帳簿の処理などの雑務をこなしつつ仕事をしっかり進めるのが大変な日が続いています。

 

作業効率を上げるためには、スケジュールや納期の管理をするというのが一番良い方法というか、それを基に計画を立てて進めていくという方法しかやっぱり無いですよね。ということで、今回は自分のスケジュール管理の方法をまとめながら、在宅ワーカーのスケジュール管理について考えてみました。

 

1つの大きなプロジェクトに時間を全て割くという、業務委託・契約社員的な仕事を受注している場合を除いて、在宅ワーカーの多くは複数のプロジェクトを並行して進める形で仕事をしている人が多いと思います。こうした仕事の進め方をしている人にとって、一番大切なのは納期を含めたスケジュール管理だと思います。

 

スケジュール管理のためには、手帳を使う人もいれば、Googleカレンダー、その他スケジュール管理アプリを使っている人も多いでしょう。私の場合は、必ずデジタルとアナログを併用するようにしており、個人的にはこの方法が一番いいのではないかなと思っています。私はデジタルではGoogleカレンダーを、アナログでは月めくりのカレンダーを利用しています。

 

Googleカレンダーと月めくりカレンダーに書く内容は特に違いはありませんが、月めくりカレンダーは作業を行うパソコンのモニターのすぐ近くに貼って、自分の行動予定とやらなければいけないことをすぐに確認できるようにしています。ちなみに、仕事の内容とプライベートの内容は色分けします。

 

私の場合は、「何曜日の何時まで」という仕事の依頼のされ方をすることがあまりなく、「何日までに」という日にちのみの指定が多いので、この管理方法になっています。

 

一方で、時間単位で監理しなければならない仕事が多い人や、外出の予定も多いという人は、ほぼ日手帳など時間単位で書き込みやすいものを用いたほうが良いのかなと思います。

 

みなさんはスケジュール管理をどのように行っていますか?

*1:平成 25 年度厚生労働省委託事業における「在宅ワーカーに関する調査」によると、在宅ワーカーの約75%が発注者と自分でやりとりをして仕事を受注している。

政治、選挙、SEO対策と情報操作(2014年衆議院選挙における次世代の党サジェスト非表示事件)

2013年にインターネット上での選挙活動が解禁され、候補者や政党、あるいは支持者らによるインターネット上での選挙活動がますます盛んになりました。

 

2016年夏の参議院議員選挙の際には、民進党が1日あたり400万円以上という多額の広告料を支払って「#3分の2」「#3分の2を取らせない」というハッシュタグを表示させて物議を醸したのは記憶に新しいですね。

 

SEOコンサルタントである私も、選挙事務所や候補者、議員からWEBサイトのSEO対策を依頼されるケースが増え、情報が人の流れや人の行動、そして今後の日本に大きく影響を与えるのだということを実感しています。

 

しかし同時に、情報操作やWEB上での言論弾圧も現実味を帯びていることから、それらの危機感も強く感じています。

 

実際に2014年12月の衆議院議員選挙に際して、こんな事例がありました。

 

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一般的に右翼政党として認知されている次世代の党が、サジェストとして表示されないという事態が発生していたのです。

 

これは私自身も当時ツイッターで情報を目にし、スマートフォン、PCブラウザの両方からヤフー検索を利用し、サジェストで次世代の党が表示されない事実を確認しています。

 

これはシステム上のトラブルなのか、あるいはヤフージャパンによる意図的な情報操作なのか、真相はわかりませんが、何か裏があるのではないかと勘ぐってしまいます。

 

この件に関してはサジェストが表示されないという事態のみが発生していたようですが、今後は特定のWEBサイトやコンテンツが政治的な意図で検索結果画面から姿を消すことは絶対にないと言い切れるのか、それは定かではありません。

 

ツイッター、フェイスブック、グーグル、マイクロソフトは「ヘイトスピーチに24時間以内に対処する」という声明を2016年に出していますが、ヘイトスピーチだと認定される基準や事実に基づく報道の自由がどこまで許されるのかは曖昧な部分も多く、意図的な情報の削除などが行われる危険性も十分に孕んでいるのです。

 

昨年、児童ポルノ法違反により逮捕された経歴のある男性が「検索結果から犯罪に関する情報を削除してほしい」という理由でグーグルを相手取って裁判を行いました。結果は「犯罪歴が見られることには一定の公益性がある」として男性の要求は退けられました。

 

この件についてもさまざまな議論がありますが、これまでも今後も、公益性などについて十分な議論がなされないまま削除されてしまう(された)情報が全くないとも限りません。

 

こうした情報操作の可能性などについて言い出せばきりがなく、陰謀論のようにもなってしまうのですが、過去の国政選挙に際してそれが疑われる事態が発生していた以上、SEO対策を行う者として十分な検証を行う必要があり、インターネットの情報が政治に大きく影響する事実を広く伝えていく義務もあると考えています。

 

情報は利益になります。だからこそ適切に扱われているか、公益性が保たれているのか、注視しなければならないのです。

WEBメディアの収益化を実現するまでの過程

このエントリーでは、ホームページやブログといったWEBメディアを収益化したいという人のために、効率よく作業を進めるための過程を解説していきます。

 

ターゲットの設定

メディアの収益化を行うためには、広告やアフィリエイトといった手段がありますが、それらの効果・売り上げを最大化するためにも、まずはメディアのターゲットをしっかりと設定しなければなりません。誰が、何のために読むメディアを作るのか、その部分を明確にしましょう。

 

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特化型メディアの強み

昨今のSEOの傾向を踏まえると「特化型メディア」を作ればターゲットが絞りやすく、さらにサイト全体で検索結果上位表示に必要なキーワードも短期間で盛り込むことができるため、収益も上げやすくなります。特化型メディアとは、コンテンツとして発信するジャンルや商品を特定のものに定めたメディアのことです。

 

「薄毛対策」「スキンケア」「ダイエット」など、収益化しやすいジャンルのキーワードは色々ありますが、例えば、スキンケアならニキビ跡改善の内容にコンテンツを絞ることで、「ニキビ跡を改善したい」という明確な目的を持った見込み客を集めやすいため、結果的に広告やアフィリエイトリンクの効果も高まります。

 

特化型メディアでない場合のターゲット設定

特化型メディアではなく、自由なコンテンツの多いブログや、総合的なメディアについても、ターゲット設定は必要です。自分が発信していくコンテンツとキーワードは、男女どちらにより興味を持ってもらえるのか、さらに年代や居住地などをある程度絞ることで、広告やアフィリエイトリンクの利用率を高めることが可能です。

 

運営を続けていくうちに発生しやすいネタ切れを防ぐためにも、「どんな人に何のために読んでもらうコンテンツを発信していくのか」ということをまず最初に考えてみましょう。

 

集客について①SEO対策と広告運用(SEM対策)

ターゲットと発信するコンテンツの方向性を決定した後は、集客方法について考えてみましょう。新しくローンチするWEBメディアへの集客方法としては、大きく分けてSEO対策と、広告運用によるもの、そしてSNSを利用する方法の3つがあり、これらが併用される場合もあります。

 

SEO対策による集客

SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、SEO対策とは検索エンジンに上位表示させる施策のことを指します。スキンケア用品を扱うメディアであれば「スキンケア 方法」「ニキビ跡 改善」「美白 化粧品」といったキーワードで検索したときに自身のWEBサイトのコンテンツを上位表示されるようにサイトを作っていくという方針ですね。

 

広告運用による集客

Google Adwordsなどの検索連動型広告を利用することで、自分がターゲッティングしたい検索キーワードを利用したユーザーに広告が表示され、それをクリックしてもらうことで自分のコンテンツに集客を行うことが可能です。

 

SEO対策と広告運用を利用した集客については、下記エントリーでも詳しく解説しています。参考にしてみてください。

 

 ▼参考エントリー

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SNSを用いた集客

ツイッターやFacebook、instagramといったSNSのアカウントを解説し、そこからユーザーの流入を目指す方法もあります。また、これらのSNSにはフィード上に広告を出すこともできますので、それを利用することも可能です。

 

Facebookは年齢や居住地、興味のあるコンテンツなどでターゲッティングが可能ですので、マネタイズの手段=売り込みたい商品に合わせて広告を表示させるユーザー層を指定することが可能です。Twitterの場合も、ツイートや検索履歴、フォローしているユーザーなどからターゲッティングするユーザー層を指定することができます。

 

集客について②集客方法の最適化について

では、これらの集客方法の使い分けを行い、より収益が上がる方法について考えてみましょう。まず第一に、SEO対策はたとえSNSからの流入をメインのトラフィックにする方針でも、メディア立ち上げ初期から行った方が良いでしょう。

 

なぜなら、検索エンジンからの流入を安定させることで、PV(ページビュー)が増加し、それに伴って広告やアフィリエイトリンクを利用してもらう機会も増えるからです。この大前提があるということを踏まえた上で、SNSや広告運用の施策効果について考察してみましょう。

 

影響力のある既存のSNSは活用しましょう

既にある程度のフォロワー数を獲得しているツイッターアカウントや、リーチの多いフェイスブックページを運用している場合は、新しいメディアのプロモーションにそれらを用いるのが効果的です。メディアのターゲット層と既存のフォロワーがズレている場合には効果は薄いことが予測されますが、リツイート・シェアなどによって思わぬトラフィックの増加が実現できる場合もありますので、積極的に利用しましょう。

 

「広告出稿料<売上(見込み)」が実現できる範囲で広告を運用する

Google Adwords、あるいはSNSのプロモーションなど広告料を支払ってトラフィックを確保しようとする場合、広告収入やアフィリエイト収入、ECサイトでの売上が、広告出稿料を下回らないように広告を運用しなければなりません。

 

メディア立ち上げ初期は広告料を気にせずにプロモーションを行う方も(特に法人運営のメディアやECサイトでは)多いのですが、「収入<支出」となってしまえば当然ですが利益は確保できません。メディアのローンチ直後であっても、広告料を支払うならば、売上と広告効果の照らし合わせを常に実施するようにします。

 

SNSからの流入が増えやすいジャンル

SNSのからの流入を増やすためには、ユーザーにクリック・シェアされるコンテンツとジャンルを把握する必要があります。SNSで特にクリック・シェアされやすいジャンルとしては、

・芸能、スポーツネタ

・物議を醸す時事ネタ

などが有名です。もちろんユーザーの趣味嗜好にも依存しますが、「意見を言いたくなるもの」「純粋に面白いもの」は多くの人の注目を集めやすいため、結果的にSNSでのシェアを集めやすい傾向にあります。

 

SNSで集客を行う際に参考になるサイト

SNSでウケるコンテンツを分析するためには、以下のようなサービスを利用するのも良いでしょう。

Twitterの勢い順ランキング | TwTimez

→ツイッターで大きくRT(リツイート)を集めているツイートが確認できます。

 

Facebookページ分析ランキング

→Facebookで話題になっているページが確認できます。

 

検索エンジンからの流入ユーザーの方が購買意欲は強い?

一般的に、SNSなどを利用してコンテンツにリーチしたユーザーよりも、検索エンジンから呼び込んだユーザーの方が収益の結果に直結しやすいという傾向があります。

 

サイトのターゲットや扱うコンテンツによっても変わってくるのですが、検索エンジンを使ってやってくるユーザーは、SNSで「なんとなく」「面白そうだから」「友達がシェアしていたから」という理由でクリックするユーザーよりも、そのコンテンツで扱われている情報を欲している状況にあります。そのため、広告のクリックやアフィリエイトリンクの利用率も上がるという仕組みです。

 

クラウドソーシングなどでライターを雇う場合は、損益分岐点7~10ヶ月を目標に

コンテンツの質・量を安定して継続的に高めるために、クラウドソーシングなどを介してライターを雇うというケースも最近は多くなっています。その場合、ライターへのライティング報酬や監理するディレクターの人件費を含めたメディアの運営費用は、7~10ヶ月で回収し終えることを目標にしましょう。

 

ここまで、メディアの立ち上げに伴うターゲットの設定、集客戦略について見てきました。キーワードの選定などについては過去に取り上げているのですが、また新しい情報なども追加して近日新しくエントリーを作成する予定です。

 

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デスクワークによる肩こり・腰痛には「筋膜リリース」が効果的

デスクワークが中心の人は、目の疲れや長時間の姿勢維持によって肩こりや腰痛がひどくなってしまいますよね。私も1日の大半をパソコンの画面とにらめっこしながら過ごすと、肩こりや腰痛がひどくなり、ストレッチなどをしても中々改善できないということがよくあります。

 

インターネットで色々調べてみると、こうした肩こりや腰痛には「筋膜リリース」なるものが効果的とのことでしたので、そのやり方などについてシェアさせていただきます。

 

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筋膜について

筋膜とは、体のあらゆる組織を包む入れ物のようなものです。

http://bodymakingtips.com/wp-content/uploads/2015/03/f67ceb84ad786ac94baddde5a9789fc7.png

出典:http://bodymakingtips.com/2015/03/29/kinmaku-release/

 

骨や筋肉、そして臓器までもが筋膜で支えられているのですが、この筋膜は凝り固まってしまう性質があります。その理由としては疲労などが挙げられます。そしてその筋膜の凝固は肩こりや腰痛の原因に。これらの症状には鍼治療やマッサージなどが効果的だとされていますが、こうした施術も凝り固まった筋膜に着目して、それを「リリース・はがす」といったアプローチをすることで症状を緩和する方法です。

 

しかし、鍼治療や整体でのマッサージは毎日行くのが難しい人がほとんでしょうし、お金もかかってしまいます。しかし、筋膜リリースは自分で行う方法もあるということで、今回はそちらの方法をご紹介させていただきます。

 

①ストレッチポールを使う方法

みなさんは「ストレッチポール」という器具を知っていますか? フォームローラー、ヨガポールなどとも呼ばれ、発泡オレフィン系樹脂などの材料で作られたロール状のものです。この上に寝転がるなどするだけで凝り固まった筋膜をリリースさせることが可能だということで、プロのアスリートなども積極的に利用しています。また、出張の際に飛行機での長時間のフライトが必要なビジネスマンなどが携帯するケースも多くなってきているようです。

 

Amazonで見てみると、安いものだと1000円ちょっとで購入することが可能です。私は大学で野球をやっていた頃に購入したものがあるので、それを使いました。確か2500円ぐらいで購入した安物です。

Amazonでストレッチポールを見る

 

肩こり・腰痛を解消するストレッチポールの使い方は、下記の動画をチェックしてみましょう。

www.youtube.com

 

www.youtube.com

腰痛を発症する人の多くは姿勢の問題を抱えていると言われています。私もかなりの猫背です。こうした悪い姿勢を矯正しながら症状を緩和できるというのも、ストレッチポールの魅力ですね。

 

ストレッチポールを使って実際にエクササイズをしてみるとわかるのですが、ローラーの上で体を転がすことによって、凝っている部分が圧迫され、何度か往復するとしっかりほぐれてくるような感覚が得られます。そして実際に肩が軽くなり、腰痛も楽になるような感覚がありますので、これからも継続していきたいです。

 

②テニスボールを使う方法

ストレッチポールよりも準備段階でお金がかからない方法として、テニスボールを使うやり方もあります。動画を見てみましょう。

 

www.youtube.com

 

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どちらも非常にかんたんですね。腰痛対策でお尻のところにテニスボールを置くというのに違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、東洋医学ではお尻は上半身や下半身のさまざまな神経が集中する場所として考えられています。そしてお尻の筋膜リリースを行うことで全身の血流や筋膜の凝りが解消し、腰痛も改善できると考えられているのです。

 

オリンピックで金メダルも獲得したスピードスケートの清水宏保氏も、ひどい腰痛持ちでしたが、この方法で腰痛を改善したと語っていたテレビ番組を見たことがあります。私は実践したことはありませんが、ペットボトルでも代用可能のようです。

 

▼参考

torebi.info

 

肩甲骨はがしについて

SNSなどで一時期多くのシェアを集めた「肩甲骨はがし」というものも、筋膜リリースの1種であると考えられます。こちらは肩こりの解消に非常に効果的なものですので、やったことのない人はぜひ一度試してみてください。

 

www.youtube.com

 

デスクワークの職業病とも言われる肩こりと腰痛ですが、日々のメンテナンス次第で全く気にならないレベルまで改善可能ですので、みなさんぜひ試してみてください。

 

筋膜リリースについての本はこちらからチェック!

Amazon

 

「稼げる🤑」がコンセプトの「ふわっち」という配信アプリについて

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2015年からサービスを展開している「ふわっち」という動画配信サービスがあります。イメージとしてはツイキャス・ニコ生などに近いというか、それらと大きな違いはありません。しかし、ふわっちの特徴は、配信者が「稼げる」という点にあります。

 

 

 

以前「今年は動画系アフィリエイトがアツいぞ!」ということを書いたのですが、配信者が直接収益化するシステムの無いツイキャスなどに比べて、視聴者(リスナー)の多い配信者にとっては「ふわっち」はありがたいサービスを展開していると言えるのかもしれません。

 

ふわっちは他の生放送サービスより稼げるのか?

ニコ生の場合は、「ニコニコチャンネル」を通してユーザーが配信者にお金を支援をすることができるのですが、その取り分は手数料などを差し引いて約65%です。一方、ふわっちはアプリ内で風船や花火、ハンバーガーといったアイテムを課金購入し、それを配信者にプレゼント。配信者はアイテムによって得たポイントが収入として受け取れる形になり、アイテムの金額の50%がポイントになります。

 

例えば、ふわっち内の「花火」は1つ1080円ですが、それをユーザーから受け取った配信者は540pt(=540円)を受け取ることが可能なのです。一番安いアイテムになると、風船で100個セットで120円になり、風船1つをもらうと0.6円の報酬を手に入れられるということになりますね。

 

ツイキャスの場合は、無料ポイントや課金で購入したポイントによってアイテムの受け渡しが可能ですが、受け取った配信者に報酬は発生しません。
→現在はツイキャス「お茶爆100」などのアイテムで収益を受け取れるようになっています!

 

還元率だけ見れば「ニコ生」だけど……

このように、実際にユーザーが支払った金額に対して配信者がいくら受け取ることができるのかという「還元率」だけを見れば、ニコ生で人気になって視聴者が支援をしてくれるようになるのが稼ぎやすいと言えるのかもしれません。

 

しかし、こうした直接支援を受けるのは一部の熱狂的な支援者・ファンを獲得している配信者のみで、アイテムという形で気軽に渡すことが可能なふわっちの方が、収入を得ることは比較的容易だと言えるでしょう。

 

実際に、ニコ生やツイキャスで人気を獲得している配信者の中にも、ふわっちを利用する人が最近増えてきました。彼らは従来のファンからアイテムを受け取り、収入を得ていると予測されます。

 

ふわっちの魅力

これまで、ツイキャスなどで「大手」と呼ばれる配信者は、YouTubeのチャンネル登録を増やし、その後YouTubeの動画再生数を伸ばすことで収益化を実現していく傾向にありました。ふわっちの場合は、人気を獲得してから収益を受け取るまでのプロセスが1つのサービス内で完結しますので、配信者にとってはその点が一番の大きな魅力であると考えられます。

 

一方で、配信をしてもアイテムを全くもらえない場合は、報酬は受け取れません。視聴者数のランキング順位によって運営側からポイントをもらえるというシステムもあるのですが、アイテムを貰うための条件として最低限の視聴者が確保できていない配信者にとってランキング入りは容易では無いでしょう。

 

したがって、反対に視聴者数はそれほど多くなくてもコアなファンが獲得できれば、たくさんのアイテムを「貢いでもらえる」というケースも出てくるでしょう。なんだか水商売の世界のようですね(笑)。

 

「配信サービスによって視聴者の層は違う」

自らの仕事を「配信業」だと語る石川典行氏は。以前ツイキャスの放送内で「ツイキャスの視聴者とニコ生の視聴者は全然違う」という旨の発言をされていました。具体的には、そもそも見るのが無料のツイキャスと、見るのに月額の有料会員登録が必要なニコ生とでは、視聴者のお金の使い方も異なるんだそうです*1

 

彼は「ツイキャスの視聴者はグッズを買ってくれるけど、ニコ生の視聴者はあんまり買ってくれない。ニコ生の場合は、見るためにそもそもお金払ってるからじゃないかな」といった趣旨の発言をしていました。もちろんこれは石川氏の肌感のみを根拠とした発言ですが、長年配信業を生業としている方の言葉ですので、それなりの相関性はありそうです。

 

では、ふわっちの場合はどのような視聴者が集まるのでしょうか。また、視聴者層が違うということは、人気の出る配信者もまた他のサービスと異なってくることが考えられるでしょう(現在はまだツイキャス・ニコ生などで既に人気を獲得している配信者が多くの視聴者を獲得している状況のように思えます)。

 

これからはこうした点も分析しながら、インターネットの人の流れを色々と研究していきたいですね。

 

 

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*1:ニコニコ生放送そのものは無料のサービスであるが、「プレミアム会員」と呼ばれる月額課金制のサービスを利用したうえで、月額課金制のチャンネルに登録して視聴するなど、お気に入りの配信者の配信をお金を払って視聴するユーザーも多い。

シニア世代に人気の「ゆる起業」とは?

日本テレビ系列の夕方のニュース番組で「ゆる起業」なる新しい起業のあり方が特集されていました.報道の中では「定年退職などで現役を退いたシニア世代が,新しく自分で事業を展開すること」として扱われていました.

 

大手物流企業を退職後に,大手では扱わない少量での取引を扱う会社を立ち上げた人や,新しく飲食店を経営した人がフィーチャーされていました.こうした定年退職後のシニア世代の起業を支援する会社として,銀座セカンドライフ株式会社さんが紹介されており,同社が開催するセミナーなどについても取り上げられていました.

 

報道の中でシニア起業のメリットとして挙げられていたのは「やりがい」「生きがい」というもの.特に男性の多くは定年までの生活の中心にあるのは仕事ですので,それが定年後にいきなりゼロになってしまうと,日常の時間,そして自分自身を持て余してしまうことも多いのだとか.これはまぁよく聞く話ですよね.

 

そこで「再就職」というのがこれまでのスタンダードだったのが,起業という道を選ぶシニア世代も多くなっているのが現状です.実際に、この20年ほどで60歳以上の起業家が全体の起業家に占める割合は2倍以上になっているのです*1

 

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先ほど名前を挙げ銀座セカンドライフ株式会社では,事業の規模やリスクを考慮して,そして本人の意向も踏まえた上でこうしたシニア世代の起業家の支援を行っているとのことでした.「それほど稼がなくてもいい」という起業希望者も多いため,無理な資金調達をすすめたりせず,自分ひとりでも扱える事業規模で,「利益」よりも「生きがい」を重視し,そのニーズを満たすための支援をしているというのが印象的でした.

 

こうした傾向は非常に良いものなのかなと個人的には思います(なんでも略称・俗称を付けたがるメディアによる「ゆる起業」という呼称はあまり好ましくないとは思いますが……).「一億総活躍社会」というスローガンを掲げて経済政策や少子化対策に取り組んでいる日本ですが,定年退職後にも実際に経済活動を行うシニア世代が増えれば,そのスローガンの実現も現実味を帯びてくるでしょう.

 

一昔前に比べて定年退職後の「老後の余生」のあり方・捉えられ方は大きく変化している現在だからこそ,このようなシニア世代による起業は大きな価値があるでしょう.こうしたシニア世代が増えれば,同時に若い世代にとっての刺激にもなりますし,起業した経験を彼らに引き継ぐことも可能です.そして,自身がひとりの「経営者」として経済活動の前線に立つことで,消費の刺激という側面での経済効果も期待できるでしょう.

 

さらに,こうした活動的なシニア世代が増えれば,振り込め詐欺や,悪質な訪問販売などに騙されるお年寄りの数も減るかもしれません(これに関しては前提条件など色々述べなければなりませんが,本筋と大きく逸れるので,希望的観測までに止めておきます).

 

長く仕事を続けてきたからこそ持ち合わせている「忍耐力」や「継続力」もシニア世代の武器の一つでしょうし,そうした力が今後も経済活動に注がれることは非常に魅力的で,今後の日本にとって必要不可欠なものだと言えるのでは無いでしょうか.

*1:

図:起業希望者及び起業家の年齢別構成の推移

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出所:経済産業省資料「中小企業白書2014」

無意味なアフィリエイト系ランキング記事に汚染される検索結果

最近のウェブコンテンツのトレンドとして「ランキング形式の記事」が非常に目立つようになってきています.

『効果抜群の化粧品ランキングTOP10』

『絶対に効果の出るダイエット食品ランキング20選』

みなさんもこうしたタイトルのコンテンツを目にしたことがあるでしょう.

 

こうした記事は,SEO対策を行う上でサジェストワードなどをチェックし,その際に「ランキング」というサジェストがある場合に作られるケースが多いです.私も以前,以下のエントリーにてサジェストワードにこうしたものがある場合はタイトルに組み込むべきだと取り上げたことがあります. 

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このトレンドとなっている「ランキング形式の記事」ですが,その内容がどこまで精査されているのか,つまりそのランキングは何に基づいて決定されているのか,極めて不明瞭な記事も多いのが現状です.単にAmazonや楽天の売れ筋から人気商品を紹介している場合ならまだしも,そのランキング記事がサイト運営者の利益のみを重視し,完全に独断と偏見で構成されているにも関わらず,それがわからないようになっている場合も非常に多いのです.

 

特にアフィリエイト市場が大きな化粧品市場・ダイエット市場ではこの傾向が強く見られるため,WEB上に「信頼できるランキング」が存在しないケースも珍しくありません.また,大手口コミサイトである「@コスメ」のランキングも,特定の商品に対する口コミ数や評価によって順位付けされるため,結果的に販売元のステマが疑われるようなケースが散見されるという場合も.

 

さらにそのステマまがいの行為によってランキング上位に表示された商品は,他のアフィリエイトサイトにおいて「@コスメでもランキング1位を獲得!」といった文言とともに紹介され,それを見た消費者が商品を購入するというサイクルが生まれます.

 

もちろん全く効果の無い商品であれば,ステマの勢いも追い付かずに悪い口コミが目立つようになるのですが,ランキング記事で「1位」として紹介されている理由はなぜなのか,その詳しい部分はぼかされている場合が非常に多いことに驚かされます.

 

つまり,他の競合製品に勝る部分がどんな点なのかは,詳しい検証などがなされることがなく,「口コミ」「人気」といった既に恣意的に操作されている可能性が高い要素のみで囲われているため,こうしたランキング記事の「存在意義」は,アフィリエイトサイト運営者や販売元にとっての利益になるという理由だけであり,決して消費者の購買活動の参考になるものではないというのが結論です.

 

こうした無意味なランキング記事がGoogleの検索結果を汚染するようになってしまっている以上,これからもこうしたランキング記事は量産され続けるでしょう.そしてその結果,今以上に消費者にとって無意味な検索結果(に表示されるコンテンツ)が多くなってしまう可能性が高いのです.

ワンオクTakaと対照的に取り上げられているマキシマムザ亮君のブログについて

日本人のファンが海外公演のライブをいつも最前列で観賞することにinstagram上で苦言を呈したONE OK ROCKのボーカルTaka氏ですが、彼の目にしていた「光景」と同じものを違った形で描写していたマキシマムザホルモンのギターボーカル、マキシマムザ亮君のブログ記事が話題になっています。

 

どんな内容なのか、ブログの内容を一部抜粋してみます。

 

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「常連のお客さん」というのは自分たちのライブを「もう一度」観たいと思ってチケットを買ってくれてるうれしい熱いやつらな訳だけど

 

ホルモンのお客さんに限らず「常連のお客さん」というのは「自分の定位置」というものをなぜか作りたがる

 

最前列のお目当てのメンバーの前に必ず陣取ったりね

 

では、俺は君たち常連客に「嫌われる」の覚悟で言ってやるぜ

 

ライブにおまえの「定位置」なんてねえんだよ

 この部分だけを見ると、ワンオクのTaka氏の投稿と同じようなニュアンスに見えるかもしれません。しかし、彼はその後以下のように綴っていました。

 

おなじみの「常連グループ」が「いつもの位置」でいつものように同じようにライブを観ているのはなんかもったいない気がするんだ

 

冒頭で書いた「何回も観る度に新しい発見がある」

 

そんなライブを俺はしたいと思っている

 

せっかく「もう一度」と観てくれたなら新しい「発見」をしていただきたいものだ

 

それは「今日は違う曲をした」「今日のナヲのMCでは○○に乗ってやってきたと言った」とかそういう事だけではなく

 

まだまだ君達の発見出来てない「見せ場」が俺たちのライブにはあるはずだ

 

(中略)

 

お目当てのメンバーしか見ない客もいる

 

もったいないねえ

 マキシマムザ亮君は、いつも見てくれる常連だからこそ、いつも同じ場所でライブを見ることを「もったいない」と表現しています。「音も全然違うんだよ」ということも記しながら、好きだからこそ、ファンだからこそもっと違う角度から、いろんなマキシマムザホルモンを楽しんでほしいという彼なりの表現だったのだと思われます。この点はTaka氏とまた違う指摘の方法ですよね。

 

ただし、彼も

 地方のライブでいきなり最前列に あきらかに地元民ではない「常連客」達が「いつもの定位置」にずらーっといると

 

正直なところ「もうええてー!!」と思ってしまう事が失礼ながら 俺はある(笑)

 といったTaka氏の「苦言」と同じようなことを書き記していたのも事実です。自分達の音楽をできるだけ多くの人に色んな形で楽しんでほしいものの、パフォーマンス時の最前列が「いつも同じ光景」というのは、バンドマンなら誰でも少し寂しく思ってしまうものなのかもしれません。

 

Taka氏含めてワンオクのメンバーのみなさんは、意を決して海外進出を行い「新しい挑戦」を行ったはずです。しかしそこでも「同じ光景」が繰り広げられているのには、きっとマキシマムザ亮君と同様の寂しさに似た感覚があったのかもしれません。

 

真相はわかりませんが「何様だ」発言意外にも色んな見方ができないかなと思い、マキシマムザ亮君のブログを取り上げてみました。

 

亮君に敬称が無いのはすみません。りょうくんさん? りょうくんし? しっくりこないですね(笑)。

 

全文は以下リンクを貼っておきます。

今日の亮君(2007.09.05)

「お試しコース」「ワンコイン」「実質無料」のウソとアフィリエイト

Yahooニュースのトピックスにこちらの記事が上がっていました。

headlines.yahoo.co.jp

 

産経新聞の同記事によると、インターネットの『お試し価格』などの広告を見て、1回だけのつもりで定期購入と気づかずに契約してしまったという国民生活センターへの相談は、4年前の20倍以上に急増しているとのこと。このような問題は、インターネットショッピングを一般の多くの人が利用する中で出てきた弊害だと言えます。

 

こうした商品の多くは「初回は実質無料(送料の500円のみ負担)」といった文言がLP(ランディングページ)上にあり、これによって購入までのハードルを下げてもらうという狙いがあります。しかし、実際のところは「3か月以上の継続が必要」といった条件が科されており、さらにそうした継続が必要な旨はLPの最下部に小さく表示されているだけという場合も多いのです。

 

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さらにこのような問題が深刻化する原因は、アフィリエイトサイトにもあります。アフィリエイトサイトは、その商品を紹介する記事を作り、その商品のLPのリンクを貼りますが、商品を紹介する記事の中で「継続が必要な旨は取り上げない」という事例を非常に多く見かけます。

 

確かに最初の1回は「ワンコイン」あるいは「実質無料」かもしれませんが、「販売代理店」とも言えるアフィリエイトサイトのコンテンツでその先の継続購入が必要な旨を記載しないのは非常に不親切ですよね。

 

また、こうした方法で商品の展開を行っている健康食品やサプリメント、化粧品などは、「お試し」の後の通常購入が5千円以上になるケースも非常に多く、1回目と比べると高額になるというのもトラブルが多発する要因になっているのだと思われます。

 

このような意図せぬコース購入は、クーリングオフ制度も適用されないという「法律の穴」を狙った売り方であるものの、前掲記事内にある通り警察も「必要な表示がされているなら、基本的には問題ない」という見解を示していることから、消費者自身で十分に注意しなければいけません。

 

こうした売り方をする商品は100種以上確認されているようですし、大手ASP(広告出稿企業とアフィリエイターの仲介をするサービス)で扱われている商品にもこの手法でLPを作っているものが多くあります。「最初に提示する『都合が良く見える契約』さえ結ばせてしまえばOK」という目論見が販売元にもアフィリエイターにもあるので、都合の悪い部分は半ば隠す形で消費者を誘導した結果がこうしたトラブルを生んでいます。

 

購入する側の「確認不足」の一言で片付けられてしまう問題でもありますが、「お試しコース」といったわかりにくいコース名を付けているなら、買った側は「騙された」と感じてしまうのも当然です。現状の法律では対処できないところで、アフィリエイターにとっても「おいしい案件」かもしれませんが、業者はもちろん、アフィリエイターも自主規制を考えるべき段階に来ているのではないでしょうか。

 

そして消費者側も「タダより高いものはない」ということを今一度意識しなければなりません。

 

よろしければ以下のエントリーもご参照ください。

playbaseball.hatenablog.com

SEOマネジメントについて

私は、SEOコンサルタントとして1年前に独立し「検索結果の上位を獲得することで売り上げ・問い合わせ件数のアップに貢献する」という仕事をしています。それ以前はフリーランスのライターをしながら、独学でSEOの勉強をしていました。

 

今回は、これまでの自分の仕事内容を振り返りながら「SEOマネジメント」という考え方と、そのマネジメント手法について説明していきます。「検索順位をアップさせてビジネスでの売り上げにつなげたい」と考えている人は、ぜひ最後までお読みください。

 

私が考える「SEOマネジメント」

「SEOマネジメント」は、第一に検索結果の1位獲得を目指し、そこから「ユーザーはコンテンツをどのように利用するのか」という部分を分析することでコンバージョン(商品・サービスの利用)を最大化する作業だと私は捉えています。この作業を実際にどのようなプロセスで進めていくのか、以下はその説明に移ります。

 

なぜSEO対策はビジネスの売り上げに直結するのか

SEO対策がマーケティングの手法として有効な理由は、「限られた見込み客を独占できる」という点にあります。ユーザーが自分が欲しい商品やサービスについて検索した場合、ほとんどの人は1ページ目、そしてその1番上=検索結果1位のページを見ることになります。2位以降のページはクリックされる確率は低くなりますし、2ページ目以降ではユーザーに利用してもらえる可能性はかなり低くなってしまいます。

 

ユーザーが1位に表示されているページを訪れたとき、そのコンテンツ内で見込み客に「商品・サービスを利用しよう」と感じたならば、自然とそのページで購入するという選択がなされます。そして、もしそのページのコンテンツに納得しなかった場合は、検索結果の2位以下に表示されているサイトを訪れるでしょう。

 

この基本的なユーザーの行動を踏まえれば「検索結果1位を獲得すること」で見込み客のほとんどにコンテンツを見てもらうことができ、そして販促=営業を行うことができます。

 

ユーザー動向の分析とコンバージョン率の改善

これは、見込み客の集客作業と並行して行うことになりますが、

・ユーザーは何を求めて自分のコンテンツを見るのか

・ユーザーに商品・サービスを利用してもらうためには何が必要か(何が足りていないのか)

という2点を分析することで、商品・サービスを利用してもらうためのコンテンツの改善策を打ち出します。「検索流入は多いけど、コンバージョンが思うように伸びない」という場合には、検索クエリなどからユーザーの動向を分析するこの作業からスタートすることになります。

 

フリーライター時代の経験を活かしながら、コンバージョンを最大化するコンテンツライティングの勉強を日々行っておりますし、画像や見出しの配置といった「少し変えるだけでコンバージョンが大きく変わる要素」の分析にもこれまで努めてきました。こうした経験やデータを活かしつつ、検索エンジンから訪問してきた見込み客を逃さずコンバージョンにつなげるには何が必要なのか、ビジネスを成功に導くWEBの運用方法を提言させていただいております。

 

リピーターの獲得とリテンション施策

見込み客をコンバージョンまで導いた後は、いかにしてその顧客に次の段階に踏み込んでもらうかという点を意識しなければなりません。2回、3回と繰り返して利用してもらえるユーザーを増やせば増やすほどビジネスの地盤は強くなっていきます。多くの商品やサービスはこの部分で一番苦労し、似たような商品が出ては消えていきます。

 

私は、一度コンバージョンに導いた顧客にリピート利用してもらうためには、WEB集客ならではの強みを活かす必要があると考えています。メールマガジンでの情報発信や、リピーターへのオプションの提示など、リテンション施策のお手伝いもお任せください。

 

当方がSEOコンサルタントとしてお手伝いをする際は、上記のプロセスに沿ってサイトを分析し、コンテンツの構築・改善を行っています。個人事業ではありますが、施策の質とスピードは法人企業のそれにも劣らないと自負しております。WEBサイトの問題点を伺った上での無料相談も行っておりますので、下記お問い合わせフォーム、またはメールにてお気軽にご連絡ください。

 

お問い合わせフォーム

メール:kuramoto99seo@gmail.com

LG21を種菌にしてヨーグルトメーカーでヨーグルトを自作してみた

 

ヨーグルトメーカーを買ってみました

先日友人からヨーグルトメーカーを購入したという報告を受けたので、ヨーグルトが大好きな自分も買うべきだと思い、早速Amazonで購入してみました。

アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー プレミアム 温度調節機能付き IYM-012-W

アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー プレミアム 温度調節機能付き IYM-012-W

 

 私が購入したのはこの商品ですが、「ヨーグルトメーカー」で検索してみると非常に多くの商品がありました。小学生の頃、こうした機器は無かったものの、親がポットの近くで牛乳パックを温めながらカスピ海ヨーグルトを作っていたのを思い出すと、「温度監理が難しかったよな」という記憶があったので、温度管理機能が付いている商品を選びました。

 

翌日商品が届きましたので、早速自分もヨーグルトを自作してみることに。

 

今回は明治のLG21を使用しました

私はいつも「LG21」もしくは「R1」を食べているので、今回はLG21を使用してみました。カップタイプの商品を使ったのですが、ドリンクタイプでもOKみたいです。

 

牛乳は市販の1Lパックの製品を購入し、コップ1杯分は牛乳パックからコップに注いで、その中にLG21をイン。割り箸でかきまぜ、ヨーグルトメーカーにセットしました。

 

牛乳は低脂肪牛乳などは固まりにくいというネット上の口コミもチラホラあったので、今回は成分無調整のものを使用しましたが、もう少し詳しく調べてみると、低脂肪牛乳などでも大丈夫らしいです。今度やってみます。

 

温度は40度にセット

ヨーグルトを作るうえで大切なのは「温度」だと言われていますが、付属のレシピブックにはヨーグルトは40度が良いと書かれていたので、温度は40度にセットしました。カスピ海ヨーグルトなどは20~30度ほどの少し低い温度が適しているようなので、今度はこちらも作ってみたいですね。

 

発酵までは8時間ほどかかるということだったので、昼前にセットして外出し、帰ってきて夕食のあとにヨーグルトメーカーをチェックしてみました。ところどころダマのようなものは出来ていましたが、かきまぜてみると、見た目は普通のヨーグルトになりました。

 

冷蔵庫に移してから昨日の朝食べましたが、味もにおいも普通のヨーグルトでした。牛乳1本とヨーグルト1つから1L弱のヨーグルトが作れるので、コスパは非常に良いですよね。単身世帯の人はよほどのヨーグルト好きじゃないと必要ないとは思いますが、家族がいる人は持っておいて損はしないと思います。

 

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温度設定が出来るので非常に簡単でした

やっぱりヨーグルトは温度管理が難しいのですが、温度設定を自在にできるヨーグルトメーカーがあれば、私が小学校のときに見ていたカスピ海ヨーグルトの製造過程よりもずっと簡単に出来てしまいました。

 

ヨーグルト以外にも納豆や甘酒などなど、色々作れるみたいです

これがあれば、納豆や甘酒、塩麹などの発酵食品に加え、ローストビーフなどの火加減が難しい料理も簡単に出来てしまうようです。また作ってみたいですね。

 

種菌について

ちなみに、明治のホームページにはR1を種菌にしてヨーグルを自作した場合の菌に関して、

プロビオヨーグルトR-1を種菌にしてヨーグルトを作ることはできます。

ただし、プロビオヨーグルトR-1の特徴である1073R-1が作り出すEPS(多糖体)の量は、原材料や発酵条件等により異なります。
一般家庭ではこの商品と同等量のEPS(多糖体)を作り出すことができないと考えられます。 

プロビオヨーグルトR-1を種菌にしてヨーグルトを作ることはできますか | 明治 | Q&A お客様の質問にお答えします

 という記述があるので、LG21も同様に、培養することで菌の性質などは少し異なってしまうのだと思われます。それでも味は申し分ないですし、コスパも良く、何よりも簡単に作れますので個人的にはヨーグルトメーカーはオススメです。種菌としては他にも、通販で購入できるケフィア などもありますね。

 

アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー プレミアム 温度調節機能付き IYM-012-W

アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー プレミアム 温度調節機能付き IYM-012-W

 

 ちなみに今回購入したこちらのヨーグルトメーカーですが、値段は約9,000円。価格だけを見れば少し安い製品もあるのですが、

・温度監理が簡単

・牛乳パックをセットするだけで良いので、洗い物もほとんど無い

というメリットがあったと思います。

 

特に冬場は暖房をガンガンにつけている家でなければ、温度監理は本当に難しいですしね。安くて評価の高い商品には以下のように3,000円弱の製品もありますので、ヨーグルトをよく食べる人はヨーグルトメーカーで自作して作ってみるというのは悪くない選択肢だと思います。

トプラン ヨーグルトファクトリーPREMIUM TKSM-016

トプラン ヨーグルトファクトリーPREMIUM TKSM-016

 

 

今回の反省点は、「こうしたブログを書くならちゃんと写真を撮ったほうがわかりやすいな」というものでした(笑)。仕事と全然関係無い内容ですが、夜中にヨーグルトを食べながら更新してみました。豆乳でもヨーグルトが作れるみたいですし、せっかく買ったのでまた色々作って報告するかもしれません。

 

手作りケフィアヨーグルトの種菌

プロレス10年以上見てるけど「吊り天井固め」なんて初めて聞いたよ?

2017年3月18日追記

この件に関して正式な処分が下ったようなので、詳細は下記リンクからご覧いただければと思う。

滋賀県警、セクハラで処分 女性署員にプロレス技 - 西日本新聞

 

「吊り天井固め」という関節技の名前を、まさかツイッターやネットニュースでこれほど数多く見かける日が来るということは、この技の別名「ロメロスペシャル」を得意技としていることで有名な獣神サンダーライガー氏でも想像したことはなかったでしょう。

 

www.youtube.com

 

この動画はプロレス技の練習をされている方が撮影されたものですが、ちゃんとキマってないですね。ロメロスペシャルはもっとかけられる側の上半身にストレッチを加える必要があります。Youtubeで検索してみましたが、著作権の確認ができる本家の映像は無かったため、参考でこちらをご紹介。本家の技に酔いしれたい人はYoutubeにて「ロメロスペシャル」で検索してみましょう。

 

さて、見た目のインパクトが絶大なこの技、テレビ番組のドッキリなんかでもライガー氏がキメているのを見かけたことがある人もいらっしゃるかもしれません。でも「吊り天井固め」という和名があるのはプロレスファン歴10年以上の私でも知りませんでした。なぜ「ロメロスペシャル」ではなく『吊り天井固め』がこれほどネット界隈を騒がせたのか、それはある報道に由来していました。

 

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www.sankei.com

 

その報道とはこちら。アイキャッチ画像のイラストが既に滑稽ですし、読む前から突っ込みどころ満載なのですが、どうやら滋賀県警長浜署に勤務する男性署員が、懇親会の飲みの席にて他の参加者にプロレス技をかけ、スカートを着用した女性署員にも「吊り天井固め」をキメていたことが明らかになったのです。

 

 監察官室によると、懇親会は昨年11月22日、同署地域課が同市内の飲食店で開催。25人が参加した。この際、男性署員が余興で数人にプロレス技をかけ始め、20代の女性署員2人にもかけた。女性署員にかけたのは、うつぶせに寝た相手の両足を自分の足に絡ませて固定し、相手の両手をそれぞれつかんで空中であおむけに体を反らせる「つり天井固め」と呼ばれる技。女性の1人はスカートをはいていた。

スカートはいた女性署員にプロレス「つり天井固め」 長浜署懇親会…滋賀県警、セクハラの可能性調査 - 産経WEST

 

男性署員らが懇親会の様子を携帯電話で撮影しており、懇親会終了後に出席者数人で共有したことがきっかけで報道に至ったようです。

 

吊り天井固め、いや、やっぱり言い慣れないのでロメロスペシャルって言いますね。ロメロスペシャルは技の性質上、勢いを付けて後ろに転がりながら相手を持ち上げなければいけないので、そのときの勢いで体に無理なストレッチがかかってしまうこともあります。

 

スカートを履いていたからセクハラじゃないか」という議論の前に、

・女性も警察官で日ごろ訓練をしている

・お酒の席のノリ

という要素を加味したとしても、そもそもやっぱりリスクがあるプロレス技を冗談半分でかけ、それを動画に撮影するという行為自体、警察官の行動としてはおかしなところがたくさんありますよね。

 

とにかく、私がこの報道を見て強く思ったことはただ一つ。

 

プロレス10年以上見てるけど「吊り天井固め」なんて初めて聞いたよ?

 

そしてやっぱりこれはロメロスペシャルだしライガーの技だよ。

 

ちなみに私はWWEをはじめとするアメプロフリークなので、日本のプロレスが好きな人にとってはもしかしたら吊り天井固めっていう名前も常識かもしれないです。もしそうだったらごめんなさい。

「文字数に応じて報酬を支払うつもりは無い」というクライアントとバトルになった話

クラウドソーシングでSEO対策のためにコンテンツを作成するというお仕事を受けたときの話です。

 

クライアントさんは、WEB制作全般をメインにやっている会社なのですが、アフィリエイトサイトも運営しているため、そのサイトの検索順位アップに必要なコンテンツを作成するように依頼を受けました。つまりは「検索順位が上がる記事を書いてくれ」というお仕事の内容です。

 

それに対して、私は設定したキーワードに必要なコンテンツのタイトルを考え、検索1位を取るために必要だと考えられる文字数に応じて見積もりを提出しました。するとそれに対して返ってきたのは、

 

「うちは文字数に応じて(文字単価で)報酬を支払うつもりは無い」

 

というメッセージでした。本当にこれだけの文面でしたので、どういう意図で言っているのか、そして書いた記事に対してどのようにして報酬を支払うつもりなのかを聞くために電話をしました。

 

電話では、クライアントのこの発言には次のような意図があったと伺いました。

・文字数に応じて支払うと、文字数稼ぎで質の低いコンテンツを納品されるかもしれない

・質が高ければ高く買い取っても良い

 

クライアントの言いたいことはわかるのですが正直「それなら最初に言ってくれよ」と思ってしまいました。

 

私は「このサイトに足りないコンテンツのタイトルと記事の内容をチェックしていただき、できればそのコンテンツを作成してください(作成できない場合は外注します)」という依頼を受けたので「このタイトルでこのくらいのボリュームで作成するのであれば、このくらいの金額を下さい」というところを明らかにしたまでです。

 

しかし、「質が低かったら困る」という理由で自分の仕事に対してどれくらいの金額がつくのかわからないままその作業をするというのは、正直「最低買取金額」でも決まってない限りは不可能です。

 

そこで試しに過去に作成した同じようなテーマで作成したコンテンツを見てもらうと、「このくらいの内容であれば2万円~3万円はお支払いできます」とのことでしたので、「私のコンテンツの質を見ていただいた上で、質は同程度に仕上げられますので、これから作成するコンテンツが最低でもいくらになるか教えていただけませんか?」という問い合わせをしました。

 

するとやはり、「それは出来上がったものを見せてもらわないと無理」という返答が。

 

正直なところ、ライターやWEBコンテンツ作成の仕事に従事している人間は、「作業のボリューム」と「単価」を掛け合わせたところでその仕事を受けるかどうか判断します。それなのに、完成して納品するまで「いくらになるかわからない」という仕事の依頼の仕方は、正直なところ納得できませんでした。

 

確かに文字数を稼いだコンテンツが無価値なのはわかりますが、それでも作業量と報酬にはある程度相関性がありますし、私はこの案件に応募する時点で過去作成したWEBコンテンツを見せた上で依頼を受けました。

 

そして、それに加えて他にも「自分の仕事の質」を見せているのだから見積もりが全くできないなんてことは無いだろうと再度尋ねました。しかし、クライアント側も一歩も譲らず。今回の案件はパスすることにしました。

 

私のスタンスとしては「最低限どのくらいのお金が稼げるのかもわからない仕事は受けることができない」というもの。自営業ですし、自分の時間は有限で、自分の時間は資産でもあります。いくらになるかわからないモノづくりに時間を割くのはやはり不安です。結果的に自分が思っているより高い額がもらえる可能性があってもです。

 

まぁこういうクライアントは決して多いわけじゃなく、むしろほとんどは「文字単価○○円をベースに」という依頼をしてくれる場合がほとんどですので、これから同じような依頼が増えるわけではないでしょう。しかし、このクライアントにはハッキリ言っておくべきでした。

 

「そんな依頼の方法じゃライターは集まらねーよ」

 

と。

SXOって何?2017年最新のSEO情報

これからのSEO対策はSXO対策へシフトすると言われています。SXOとは"Search Experience Optimization"の略で、ユーザーエクスペリエンス最適化あるいはユーザー体験最適化などと呼ばれています。

 

Googleの検索エンジンのアルゴリズムは日々進歩していますが、コンテンツの質やキーワードとの関連性を判断するための機械学習が進められています。その学習システムとユーザーの検索意図を加味して、適切なコンテンツを届けるという手法がSEOのメインになるでしょう。

 

現在は、サジェストワードや関連検索キーワードでコンテンツの関連性や検索エンジンから見ての「評価」を高めることができますが、今後はより深い部分でコンテンツの質が判断される可能性が出てくるということです。

 

ユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)最適化を目指すためには、サーチエンジンからあなたのWEBサイトのコンテンツにたどり着いた人が、どんな情報を求めているのか、何を得て帰っていくのかということをより意識しなければいけません。サーチコンソールやアナリティクスを用いてユーザーの訪問意図や動向を分析し、最大限の満足を届けられるようにすることが求められるでしょう。