WEBメディアの収益化を実現するまでの過程

このエントリーでは、ホームページやブログといったWEBメディアを収益化したいという人のために、効率よく作業を進めるための過程を解説していきます。

 

ターゲットの設定

メディアの収益化を行うためには、広告やアフィリエイトといった手段がありますが、それらの効果・売り上げを最大化するためにも、まずはメディアのターゲットをしっかりと設定しなければなりません。誰が、何のために読むメディアを作るのか、その部分を明確にしましょう。

 

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特化型メディアの強み

昨今のSEOの傾向を踏まえると「特化型メディア」を作ればターゲットが絞りやすく、さらにサイト全体で検索結果上位表示に必要なキーワードも短期間で盛り込むことができるため、収益も上げやすくなります。特化型メディアとは、コンテンツとして発信するジャンルや商品を特定のものに定めたメディアのことです。

 

「薄毛対策」「スキンケア」「ダイエット」など、収益化しやすいジャンルのキーワードは色々ありますが、例えば、スキンケアならニキビ跡改善の内容にコンテンツを絞ることで、「ニキビ跡を改善したい」という明確な目的を持った見込み客を集めやすいため、結果的に広告やアフィリエイトリンクの効果も高まります。

 

特化型メディアでない場合のターゲット設定

特化型メディアではなく、自由なコンテンツの多いブログや、総合的なメディアについても、ターゲット設定は必要です。自分が発信していくコンテンツとキーワードは、男女どちらにより興味を持ってもらえるのか、さらに年代や居住地などをある程度絞ることで、広告やアフィリエイトリンクの利用率を高めることが可能です。

 

運営を続けていくうちに発生しやすいネタ切れを防ぐためにも、「どんな人に何のために読んでもらうコンテンツを発信していくのか」ということをまず最初に考えてみましょう。

 

集客について①SEO対策と広告運用(SEM対策)

ターゲットと発信するコンテンツの方向性を決定した後は、集客方法について考えてみましょう。新しくローンチするWEBメディアへの集客方法としては、大きく分けてSEO対策と、広告運用によるもの、そしてSNSを利用する方法の3つがあり、これらが併用される場合もあります。

 

SEO対策による集客

SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、SEO対策とは検索エンジンに上位表示させる施策のことを指します。スキンケア用品を扱うメディアであれば「スキンケア 方法」「ニキビ跡 改善」「美白 化粧品」といったキーワードで検索したときに自身のWEBサイトのコンテンツを上位表示されるようにサイトを作っていくという方針ですね。

 

広告運用による集客

Google Adwordsなどの検索連動型広告を利用することで、自分がターゲッティングしたい検索キーワードを利用したユーザーに広告が表示され、それをクリックしてもらうことで自分のコンテンツに集客を行うことが可能です。

 

SEO対策と広告運用を利用した集客については、下記エントリーでも詳しく解説しています。参考にしてみてください。

 

 ▼参考エントリー

playbaseball.hatenablog.com

 

SNSを用いた集客

ツイッターやFacebook、instagramといったSNSのアカウントを解説し、そこからユーザーの流入を目指す方法もあります。また、これらのSNSにはフィード上に広告を出すこともできますので、それを利用することも可能です。

 

Facebookは年齢や居住地、興味のあるコンテンツなどでターゲッティングが可能ですので、マネタイズの手段=売り込みたい商品に合わせて広告を表示させるユーザー層を指定することが可能です。Twitterの場合も、ツイートや検索履歴、フォローしているユーザーなどからターゲッティングするユーザー層を指定することができます。

 

集客について②集客方法の最適化について

では、これらの集客方法の使い分けを行い、より収益が上がる方法について考えてみましょう。まず第一に、SEO対策はたとえSNSからの流入をメインのトラフィックにする方針でも、メディア立ち上げ初期から行った方が良いでしょう。

 

なぜなら、検索エンジンからの流入を安定させることで、PV(ページビュー)が増加し、それに伴って広告やアフィリエイトリンクを利用してもらう機会も増えるからです。この大前提があるということを踏まえた上で、SNSや広告運用の施策効果について考察してみましょう。

 

影響力のある既存のSNSは活用しましょう

既にある程度のフォロワー数を獲得しているツイッターアカウントや、リーチの多いフェイスブックページを運用している場合は、新しいメディアのプロモーションにそれらを用いるのが効果的です。メディアのターゲット層と既存のフォロワーがズレている場合には効果は薄いことが予測されますが、リツイート・シェアなどによって思わぬトラフィックの増加が実現できる場合もありますので、積極的に利用しましょう。

 

「広告出稿料<売上(見込み)」が実現できる範囲で広告を運用する

Google Adwords、あるいはSNSのプロモーションなど広告料を支払ってトラフィックを確保しようとする場合、広告収入やアフィリエイト収入、ECサイトでの売上が、広告出稿料を下回らないように広告を運用しなければなりません。

 

メディア立ち上げ初期は広告料を気にせずにプロモーションを行う方も(特に法人運営のメディアやECサイトでは)多いのですが、「収入<支出」となってしまえば当然ですが利益は確保できません。メディアのローンチ直後であっても、広告料を支払うならば、売上と広告効果の照らし合わせを常に実施するようにします。

 

SNSからの流入が増えやすいジャンル

SNSのからの流入を増やすためには、ユーザーにクリック・シェアされるコンテンツとジャンルを把握する必要があります。SNSで特にクリック・シェアされやすいジャンルとしては、

・芸能、スポーツネタ

・物議を醸す時事ネタ

などが有名です。もちろんユーザーの趣味嗜好にも依存しますが、「意見を言いたくなるもの」「純粋に面白いもの」は多くの人の注目を集めやすいため、結果的にSNSでのシェアを集めやすい傾向にあります。

 

SNSで集客を行う際に参考になるサイト

SNSでウケるコンテンツを分析するためには、以下のようなサービスを利用するのも良いでしょう。

Twitterの勢い順ランキング | TwTimez

→ツイッターで大きくRT(リツイート)を集めているツイートが確認できます。

 

Facebookページ分析ランキング

→Facebookで話題になっているページが確認できます。

 

検索エンジンからの流入ユーザーの方が購買意欲は強い?

一般的に、SNSなどを利用してコンテンツにリーチしたユーザーよりも、検索エンジンから呼び込んだユーザーの方が収益の結果に直結しやすいという傾向があります。

 

サイトのターゲットや扱うコンテンツによっても変わってくるのですが、検索エンジンを使ってやってくるユーザーは、SNSで「なんとなく」「面白そうだから」「友達がシェアしていたから」という理由でクリックするユーザーよりも、そのコンテンツで扱われている情報を欲している状況にあります。そのため、広告のクリックやアフィリエイトリンクの利用率も上がるという仕組みです。

 

クラウドソーシングなどでライターを雇う場合は、損益分岐点7~10ヶ月を目標に

コンテンツの質・量を安定して継続的に高めるために、クラウドソーシングなどを介してライターを雇うというケースも最近は多くなっています。その場合、ライターへのライティング報酬や監理するディレクターの人件費を含めたメディアの運営費用は、7~10ヶ月で回収し終えることを目標にしましょう。

 

ここまで、メディアの立ち上げに伴うターゲットの設定、集客戦略について見てきました。キーワードの選定などについては過去に取り上げているのですが、また新しい情報なども追加して近日新しくエントリーを作成する予定です。

 

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