森友学園問題について考察する際に読みたい藤原肇氏の著書2つ

このブログで政治についてあまり言及する機会は無かったのだが、森友学園の問題や辻本清美議員の問題が国会で取り沙汰されるようになり、政治家のカネの問題が世間を賑わせているところなので、私が過去に読んだ本の中から、今回の問題を考察するきっかけを与えてくれる藤原肇(ふじわらはじめ)氏の著書を2冊紹介したいと思う。

 

どれも日本のマスコミが中々追求しないような部分に迫っているため、読んでみる価値はあるだろう。

 

それぞれの本について若干の解説は入れるが、あまり個人的な政治主張を掲げるつもりは無いので、説明は必要最低限に止めている(つもりだ)。著者の藤原氏についてはこのブログでは特に言及しないので、知りたい人はググっていただければ幸いだ。

 

小泉純一郎と日本の病理 Koizumi's Zombie Politics (光文社ペーパーバックス)

小泉純一郎と日本の病理 Koizumi's Zombie Politics (光文社ペーパーバックス)

 

「郵便貯金」という日本の資産を外国に明け渡した小泉純一郎元首相について、さまざまな側面から論じられている。現首相の安倍晋三氏についても、かなり興味深いトピックが扱われている。

 

また、リクルート事件を含めた自民党とお金や土地の問題についても、その本質を知るきっかけを与えてくれる。そこから発展して、現在の森友学園の問題に関しても、その真相に迫るヒントが得られるだろう。

 

ホリエモンこと堀江貴文氏の問題も言及されているのだが、その内容もかなり興味深い。さらには、小池百合子氏について取り上げられている部分もあるのだが、昨今の日本の政治に関するさまざまな憶測・疑問が確信に変わるようなコンテンツが満載だ。

 

平成幕末のダイアグノシス―メタ凶慌からの出発

平成幕末のダイアグノシス―メタ凶慌からの出発

 

この本もかなり際どい部分まで踏み込まれている面白い本だ。先程ご紹介した本よりも10年早く出版されているのだが、この本でもリクルート事件など、日本の政治家とカネに関する問題がさまざまな観点から考察されている。

 

第7章では、中曽根内閣時代の日本全体のカネの流れについて「カジノ経済」という言葉を用いながら言及されているのだが、これと同じような流れが数年後に「ITバブル」としてやってくる点などを加味すると、日本の政治・経済がどのような仕組みで動いているのかが非常によく理解できる内容になっている。これも森友問題の件について考えるきっかけが得られる内容になっているだろう。

DivveeSocialの法人登記はやっぱりウソだった

 

上記エントリーの続報です。

 

今回もDivveeSocial参加者から情報提供をいただいたため、その内容をご紹介していこう。結論から先に述べれば、Divveeの代表者が来日して法人登記をするというのは真っ赤なウソで、本来のサービスも全く展開されそうにない。

 

Divvee参加者のLINEグループには、リーダーとされる人物が以下のようなメッセージを参加者に向けて送信したようだ。

 

 3月27日にアメリカ本社にて行われたライブミーティング映像がDivvee 公式Facebookにてご覧になれます。

 

以下は、その時の要点をまとめた内容となります。

 

◆コミッション支払いに付いて
3月24日㈮アメリカ、コロンビアでは、コミッションの支払いがされましたが、今回の額は当初予定されていた額を大幅にダウンしたものとなりました。


この理由はエミュレータによる不正視聴問題と、提携企業への数百人にのぼる問い合わせと誹謗中傷の結果、提携企業からの信頼を失い、動画の活動提供が失われた事と、ペナルティーとしての支払い減額が起因しています。

 

しかし、提携企業との関係修復や、新たな提携企業を得る事で、より良いコミッション支払いが可能となります。


本社ビジネスチームは、 常により良いクライアントとの提携と、関係修復のため働いています。

 

◆R&S活動に付いて
R&S活動はDivveeが提供するビジネスの根幹であり、アフリエイト会員に収入を与える土台です。

 

今後、新たなR&S活動へと仕組みが変わりますが、コンセプトは変わりません。それに伴い、素晴らしいDivvee会員へのあらゆる特典を用意しています。

 

◆ アメリカとコロンビア以外の諸外国に於いては、しばらくスローダウンして行く事になります。

まずはアメリカ、コロンビアを対象とする新しい事業提携、新しいタイプのR&S活動、バックオフィスや登録システム含む全てのシステムを進化させます。

その状況を確認した後、それに倣って諸外国を推し進めてゆきます。

登記法人登録を控えている国は、メキシコ、ペルー、カナダ、ブラジルです。
(日本は上記国より少し時間が掛かる見込みです。詳細については、明らかにされていませんが、手続きが進められている事は間違いないです。)

 

◆iOS機種対応に付いて
引き続き対応出来る様、取り組んでいますが期日は明言で きません。

 

◆バンドルに付いて
毎日取り組むR&Sの新しいタイプの活動を、パッケージとして配信。
その中にはプロモーション動画を観る、アンケートに応える、調査に参加する、メールを送る等、様々な日替わり活動が各会員に1バンドル(パッケージ)として提供されます。

※アメリカに於いては試験的な参加が行われ始めています。

 

◇終わりに当たり参加された会員達に対し、質疑応答が行われましたが、皆さんが一番知りたいR&S活動再開予定日と、新規登録の再開予定日、iOSの参加開始予定日等のスケジュールは、今はまだ公表出来ないという状況です。

以上が本社ビデオ動画内容のやり取りの、要点となります。

 

引き続き今はアメリカも日本と同じで、待たなければならない状況である事は、理解できると思います。

会社は、確定した内容のみを公表し、期日に関しても今後は希望的観測で日程をお伝えする事は控えるとの事です。

 

そして、日本に対しての公式情報は日本の法人登記がされてからでないと、詳細発表していく事ができない為、先ずは日本法人ができるまでの間は、本社からリーガル国への公式情報を元に、予測するしか方法がありません。

 

日本の法人登記手続き完了についての期日は、トップリーダーにも明らかにされていません。いろいろな状況と戦略の中で本社が日本正式オープンを計画して、進めているとの 事ですので、それを信じて待ちましょう。

 

今後とも本社公式ページの内容は、日本語に翻訳して分かりやすくLINEでお伝えして行きますので、焦らず、急がずお待ちください。

 

それにしても、あらゆる問題を次から次に抱えて事業がまったく進まないというのは、普通なら企業としての信用問題に関わる話だ。

 

もともと登録料目当ての詐欺みたいなビジネスもどきだから、それはまぁ良いとして、DivveeをだしにHYIPに勧誘している者がいるという情報を2chの掲示板で発見したので、これについては十分注意していただきたいと思う。

 

HYIPの危険性については下記エントリーよりご確認を。

playbaseball.hatenablog.com

 

こうした「ネットビジネス」の類は詐欺的なものが極めて多く、特に初心者がひっかかってしまうケースが多い。そして「Divveeはダメだけどこっちのビジネスなら~」などという誘い文句で危ない道へと引きずり込もうとする。

 

Divveeに参加してしまった人は、登録料として支払った25ドルはもう諦めよう。そして"Divvee"のワードで検索してどうなっているか検索するのももうやめよう。ただの時間のムダである。

 

LINEのグループなども抜けた方が良いだろう。前述のHYIPの勧誘のように、もうロクな連絡は来ない。知り合いに誘われたという人もいるかもしれないが、そこにいるのは関わっても無益どころかまったく損にしかならないアホばかりだ。さっさと見切りをつけてしまおう。

 

 

 

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HYIPと法律|勧誘・参加は犯罪になる?確認しなければならない注意点とは

ライトライズやリッチモンドバークスの破綻により、そろそろその危険性に気がついた方も多いかもしれないが、ほぼ全てのHYIPはねずみ講=ポンジスキーム型の破綻前提の案件であり、「投資」どころか「投機」にも値しないものがほとんどである。

 

これらの案件のアフィリエイト報酬が目的で運営されているサイトには「投資は自己責任で」などという注意書きがあるのだが、そもそも破綻前提のねずみ講は投資とは呼べず、これに勧誘したり出資を煽るような行為は、法律的にも「無限連鎖講の防止に関する法律」によって禁止されている。

 

「自己責任で」と言えば免責されると思っているのか、もしくはポンジスキームであることすら理解できていないのか、「ネットビジネス」「新しい投資」「アフィリエイト」などという謳い文句でねずみ講に誘い込む者がネット上で急増しており、非常に危険極まりない。

 

ここ数年で急増しているネットで参加者を募るポンジスキームは、勧誘や参加することで法に触れる可能性もあるので、以下ぜひ目を通していただきたい。

 

 

無限連鎖講の防止に関する法律(通称「ねずみ講防止法」)とは

この法律は、無限連鎖講が、終局において破たんすべき性質のものであるのにかかわらずいたずらに関係者の射幸心をあおり、加入者の相当部分の者に経済的な損失を与えるに至るものであることにかんがみ、これに関与する行為を禁止するとともに、その防止に関する調査及び啓もう活動について規定を設けることにより、無限連鎖講がもたらす社会的な害悪を防止することを目的とする。

無限連鎖講の防止に関する法律第1条 

http://www.houko.com/00/01/S53/101.HTM

 

この法律が制定された背景には1980年頃に大流行した「天下一家の会」というねずみ講が関係しているのだが、ねずみ講が社会・国家に多大なる悪影響を与えた例は他にも数多くあり、国内で暴動が発生するまでに至ったというアルバニア共和国のような事例もある。こうしたことから、日本以外でもねずみ講式の金銭のやり取りは禁止されている国は多くあり、どの国・地域でも大きな危険が伴うものとして認識されている。

 

では、このねずみ講(無限連鎖講)とは、どのように定義されているものなのか、以下確認していただきたい。

 

 

 ねずみ講(無限連鎖講)の定義

 この法律において「無限連鎖講」とは、金品(財産権を表彰する証券又は証書を含む。以下この条において同じ。)を出えんする加入者が無限に増加するものであるとして、先に加入した者が先順位者、以下これに連鎖して段階的に二以上の倍率をもつて増加する後続の加入者がそれぞれの段階に応じた後順位者となり、順次先順位者が後順位者の出えんする金品から自己の出えんした金品の価額又は数量を上回る価額又は数量の金品を受領することを内容とする金品の配当組織をいう。

 無限連鎖講の防止に関する法律第2条 

http://www.houko.com/00/01/S53/101.HTM

 

この条文を見てみると、2人以上の紹介者が下に付く形で、紹介者を増やせば自分の出資額を上回る金額を受け取れる仕組みになっているのは「無限連鎖講=ねずみ講」だということがわかる。

 

最近のHYIPの案件ではこうしたねずみ講の組織図を「バイナリーツリー」と呼び、紹介者やさらにその紹介者の出資金から得られる紹介料を「バイナリー報酬」などと呼ぶことがあるのだが、それらの報酬はあくまでも紹介者からではなく「運営元から『投資の配当として』支払われるもの」などと定義することで「法律には違反していない」などと紹介する例もある。

 

しかし、組織図や報酬形態を紐解けばそれがポンジスキームであることが明らかな場合も多く、こうした組織であることを知りながら積極的に勧誘を行ったり、参加・出資を募るようなことがあれば、この法律に反することと同義であるという考え方もできる。

 

ねずみ講に勧誘した場合は罰せられる?

同じく無限連鎖講の防止に関する法律では、罰則に関する以下の条文がある。

第5条 無限連鎖講を開設し、又は運営した者は、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。


第6条 業として無限連鎖講に加入することを勧誘した者は、1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する。


第7条 無限連鎖講に加入することを勧誘した者は、20万円以下の罰金に処する。

 http://www.houko.com/00/01/S53/101.HTM

 

これを見ると、

5条→創設者・運営者

6条→運営しないかと勧誘した者

7→→参加しないかと勧誘した者

がそれぞれ懲役または罰金による処罰を受けるとされている。

 

では、参加者には罰則規定は無いのだろうか?

 

ねずみ講の参加者も犯罪?

同法律第3条は以下のようになっている。

何人も、無限連鎖講を開設し、若しくは運営し、無限連鎖講に加入し、若しくは加入することを勧誘し、又はこれらの行為を助長する行為をしてはならない。

 http://www.houko.com/00/01/S53/101.HTM

 

これを見ると、無限連鎖講に加入することそのものが禁止されており、参加していなくても勧誘するような行為も禁じられていることがわかる。つまり、罰則規定こそないものの、ポンジスキームだとわかっていながら「儲けられるかも」との思いから参加することも禁止されているのだ。

 

HYIPに関する規制

しかしながら実際のところ、ねずみ講式の詐欺であるのは明らかなのに、勧誘者も参加者も非常に多くいるのがHYIPである。これらの運営組織は「投資」を偽って出資を募っており、法律の盲点を微妙に突いているとも思われる。

 

しかし「先行者利益がある」などと謳っているHYIP案件は、「後から参加すれば損をする」と同義であり、そのような明らかな無限連鎖講に勧誘を行えば、この法律が適用されて処罰される可能性もゼロではないと考えられる。

 

ネットビジネス塾がHYIPの参加者を増やしているという実態

以前上記エントリーでも取り上げたのだが、ネットビジネス塾の運営者(あるいはその関係者)がHYIPを運営しており、新しく入塾した者にSNSやブログを通じて参加者を集める役割を与えているという完璧な詐欺組織も日本にある。

 

ツイッターでは日に日に「投資をやっています」「暗号通貨に投資しています」というようなツイートをする輩が増えている気がするが、こうしたネットビジネス塾の出現がこれに関わっている可能性が高い。

 

「もう少し生活費がほしいな」「新しくネットビジネスを勉強したいな」という幅広い年齢層の方がその塾に参加しているようだが、彼らは自分でも気づかぬうちに犯罪の片棒を担がされるのである。以前はてブ経由で頂いたコメントを拝借するが、「ミイラ取りがミイラになる」それがHYIPの行く末なのだ。

 

 

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1時間でわかるビットコイン入門 ?1円から送る・使う・投資する? (NextPublishing)

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仮想通貨革命---ビットコインは始まりにすぎない

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ビットコイン投資案件に潜む3つのリスクを解説

ビットコインによる投資案件の勧誘がインターネット上で活発になっており、ライトライズやD9クラブ、リッチモンドバークスをはじめ、HYIPと呼ばれる高配当をセールスポイントにした案件が乱立している。このブログでは何度もそれらの危険性について解説してきたが、そもそもビットコインを用いた投資にはどのようなリスクがあるのか、しっかり理解しないまま投資を始めてしまう方も多い。

 

私は、ビットコインを用いた投資には少なくとも3つのリスクがあると考えている。それらについて解説していくので、これからビットコインによる投資を始めようと思っている方はもちろん、既にビットコインを用いて資産運用を行っている方にも今一度確認していただきたい。

 

リスク①ポンジスキームの破綻

まず第一に、昨今立ち消えするビットコインを決済手段に用いた投資案件の多くは、ポンジスキーム(ねずみ講)がほとんどだということは、最大のリスクとして頭に入れておかなければならない。

 

日利+1%以上という、数字だけ見ると夢のような利回りを謳っている投資案件は、その配当を他の参加者からの投資に頼っているSCAM=詐欺がほとんどだ。こうした案件では、運営元が集めた資金を最大化できるタイミングで突如配当や元本の引き出しが不可能になり、結局元の投資額を回収できない=破綻というケースが多々発生している。

 

「詐欺師に搾取されることを厭わない」というような、お金が余って余って仕方ない人はギャンブル感覚でこうした案件に出資して夢を見るのも良いのかもしれないが、これらは大抵投機にも及ばないチープなねずみ講で、相手にしているのは詐欺師だ。

 

こうした案件は、ビットコインをどんなに素晴らしい形で運用しているのか解説する動画なども出しているが、その動画で謳われる運用の実態は明らかでない場合がほぼ全てである。

 

このように、ビットコインによるHYIPには、まず投資先が詐欺師によって運営されているというリスクがある。

 

リスク②ビットコイン価格の変動

次に考慮しなければならないのは、ビットコインそのものの価格も常に変動しているという点である。2017年3月だけを見ても、ビットコインレートの上下の振れ幅は5万円もあり、今後もどのようなタイミングで大きな値動きが発生するかはわからない。

 

近年、ビットコインの価格はバブルとも言える大きな値上がりを見せており「新興国ではビットコインの需要がさらに高まり、引き続き価格も上昇し続けるだろう」といった展望もあるが、如何せんビットコインは仮想通貨である。

 

ポンジスキームに参加して配当を得ることができたとしても、ビットコインそのものの値が下落すれば儲けを出すことはできない。もしビットコインの値動き予測に自信があるなら、最初からビットコインFXをやればいいわけで、わざわざ前述のポンジスキームのリスクまで背負う必要も無いだろう。

 

ビットコインFXならビットフライヤー

 

リスク③メンタルリスク

最後に挙げるリスクはビットコインやHYIPだけのリスクに限らないのだが、実際にお金を触って取引を行うわけでは無いという点から生じる。

 

みなさんは、いつの間にかクレジットカードを使いすぎてしまった経験は無いだろうか? クレジットカードは実際に現金を触らない分、使いすぎてしまう傾向にあることが心理学で証明されているのだが、画面上の数字だけを見て投資を行うビットコインのトレードにおいても、「使いすぎ」「やり込みすぎ」といったリスクが生じる。

 

「そんなの自分で投資額を決めるから心配ない」と思う人もいるかもしれないが、日本にいるギャンブル依存症が疑われる人の数が500万人以上いることからもわかるように、ギャンブルには精神的な依存が伴う。「お金が増える(かもしれない)」というドキドキやワクワクという感情の昂ぶりは、いつしか自分では制御できないものになってしまうこともあるのだ。

 

HYIPが破綻して出金できなくなった分を、他のHYIPで取り返そうとクレジットカードでビットコインを買い増しするようなことがあれば、それはれっきとしたギャンブル依存症だ。自分のメンタルさえもリスクになり得るという点も、他人事だと笑わずに頭に入れておいていただきたい。

 

これについては他の投資にも言えることなのだが、詐欺が多いのにHYIPに手を出してしまうような投資初心者には特に気をつけてもらいたいため、しっかり記述しておくことにした。

 

 

他にもさまざまなリスクが考えられるが、まずはこうしたリスクをしっかり確認した上で、自分でリスクマネジメントを継続できるのか考えていただきたい。

 

ビットコイン関連の投資では「簡単に儲かる」「配当がすごい」といった理由で安易に手を出して痛い目を見ている人がたくさんいる。未知数の可能性と夢を持ち合わせた仮想通貨だからこそ、その扱いには慎重になる必要があるのだ。

 

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てるみくらぶのエントリーに関して多くのご連絡をいただきました

最近はHYIP絶対潰すマンとして活動していたのだが、てるみくらぶ内定者のインタビューに関するエントリーを作成してからその反響が想像以上で、メールでの問い合わせも多数いただいている。

 

「うちの会社の話も聞いてほしいので、内定取り消しになってしまった方にコンタクトを取れるように図ってもらえないか」といった採用に関して言及されている企業の方からの連絡も非常に多く、これだけ「まともな会社」はたくさんあるわけだから、てるみくらぶを内定取り消しとなってしまった方々の新しい道が拓ける日は、案外近いのでは無いのかなと感じた次第である。

 

もしこのエントリーを見ている人の中に、てるみくらぶ倒産の余波を受けてしまった(元)内定者の方がいれば、今回連絡を受けた企業や私自身が展開している事業に関連した事業者の紹介も可能ではあるので、気軽に連絡していただきたい。

 

とは言っても、てるみくらぶ自体も、同業他社を含めた他の企業に採用面接の取り付けの依頼などをしているようなので、そんなに私が関わる必要性も出てこないだろうが。

 

 

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てるみくらぶ内定者の続報について

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先日取り上げたこちらのエントリーが、ツイッターやはてなブックマークでの拡散が影響して多くのアクセスをいただいた。てるみくらぶの利用者や取引先だけでなく、内定者含めた従業員の処遇についても企業責任が及ぶことは当然であり、その点もクローズアップされるのは悪いものではないだろう。


このエントリーに関連して、マスメディアから取材の申し込みや内定者に繋いでくれないかという依頼を受けたのだが、取材を行なった内定者の女性本人から、てるみくらぶからは内定取り消しの連絡を受けたため入社しないという旨の報告を受けたため、当ブログでの追加の取材やマスメディアへの紹介は行わないことにした。


事業が停止に至った24日から、日を重ねるごとに大きく報道されるだけでも大きなストレスがあったと思われる。彼女の協力には改めて感謝の意を表するとともに、彼女の「再・就職活動」を含めた今後の人生が上手く運ぶことを願っている。


さてここからは、ツイッターで前掲エントリーに対して言及されたコメントについて思ったことを述べたいと思う。特に私が言及したいのは「従業員数に対して新規採用予定者が多すぎるこんな会社に就職を決めたことがそもそも悪い」といったツイートに対してである。


確かに従業員数140人程度の中小企業が50〜100人の新卒者を採用しようと求人を出していたことには私も驚かされたし、よくよく考えるとこういった点からも経営状況の裏側が見えるという物差しにはなるのかもしれない。


しかし、そんな部分を後出しじゃんけん的に指摘するのは、内定先が潰れた採用者へのメンションとしては甚だ頓珍漢なものだ。


こうした指摘をして情報強者ぶったり、メディアからの取材依頼リプライが来るのを面白がって「てるみくらぶ内定者です」といったツイートをしている者は自身の行為を恥じるときが必ず来るだろう。


JALの倒産や東芝の現状などなど、市場や経営状況をどんなに精査したとしても予測し得ない常識の範囲外の経営失敗は起こるものであって、その兆候を見抜ける者はそう多くいないし、メディアや専門家というのも深い傷口に塩を塗ることぐらいしかできないものだ。


てるみくらぶの倒産は蚊帳の外だと思ってその類のチープなリアクションしか取れない者は、自身が何か問題に巻き込まれたときには被害者だと主張するばかりで、そのときは自らが「残念な人」に成り下がってジ・エンド。


まぁそれでも、今回のてるみくらぶの一連の騒動を受けて、2017年度以降に就職活動を控える者が「やっぱり内定先はしっかり考えなきゃな」と褌を締め直すような言及も見受けられ、この問題が業界や企業研究に対する姿勢を改める機会になるかもしれないというのは、語弊はあるが「良い傾向」であると言えるのかもしれない。


それにしても、あれほどDeNAのキュレーションサイトを血祭りにあげていたマスメディア各機関が、情報源をツイッターなどのSNSに頼りまくっているというのもまた面白い話だ。


今回の「てるみくらぶ 内定」でエゴサ(誤用把握)しまくってハイエナのように群がっていた件だけに過ぎず、事故や事件が起きたときには、それに関する画像や動画を投稿しているユーザーに対して報道各社のプログラムによる取材依頼のリプライが飛び交うし、ニュース番組でもSNSで拡散された情報が一次情報として扱われる。


これはかつてのテレビ局や新聞社が築いてきた「形」だけに頼る報道のスタイルであり、自分たちの作る番組の構成があれほど批判していたDeNAのキュレーションサイトのやり方と同じだという点は、極めて残念だと言わざるを得ない。


この「形」とは菊池寛の『形』に登場する槍中村の甲冑と同質であり、「地上波放送」「新聞」という権威・常識と錯覚しているもののみに支えられている空虚なものだ。


『形』のストーリーを知らない方はググっていただければわかると思うが、要するに今のマスメディアは、マスメディアという発信形態そのものが持つパワーにあぐらをかいているだけで、その本質はキュレーションサイトとなんら変わらないし、一つ一つを比べればむしろキュレーションサイトの方が品質の高い作品を提供しているケースも多々あるということだ。


ヤフーニュースも、形に安心しきってご意見番の芸能人がテレビで発言した内容を紹介するだけのエンタメ記事もどきや、韓国大好きヤフコメ民に媚びるようなニュースしか発信しなくなっている。


まぁ、このように色々批判するんだったら自分もそれなりのクリエイティビティーを見せろと言われて何も言い返せないオチであり、火種にすらなり得ないクソブログのクソブロガーによる戯言にお付き合いいただいた皆様に感謝と謝罪を述べて筆もといスマホを置くことにする。



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リッチモンドバークス被害者の方々へ

追記:森田氏が私のブログのキャッシュを漁っているので、物申しと謝罪をば。
まず、他のエントリーにて一部森田氏を「詐欺師じゃね?」「詐欺の加担者」などと表現した点について、誤解を招く表現であることは認めます。申し訳ありませんでした。

一方で、「日本のトップリーダーに任命された」という表現で信頼性を表現していた点や、Appストアにおけるアプリの審査基準だけを理由に「リッチモンドバークスがお金だけ集めていなくなってしまうような企業ではないことがAppleの審査によって証明されています」と説明していたなど、投資先の状況判断としてはいささか不確実な要素を用いてリッチモンドバークスの宣伝を行っていた点は看過できないと考えておりますし、「トップリーダーも一投資家で被害者」という責任逃れ的な発言もまた、多くの勧誘者が不満に思っている点でしょう。

加えて、「海外不動産投資の窓口」というサイト名で個人としても不動産事業を展開しているとされる立場において、ポンジスキームを見抜けずにアフィリエイト報酬優先で紹介者を増やしてしまった点についても多くの方が説明を求めています。「再現性100%なので成功者が続出しています」といった勧誘文句をツイッター上で発信していたことも問題があると考えられます。

直接話をするのは別の機会になるかもしれませんが、ブログを御覧になっていることがわかりましたので追記させていただきました。
追記以上



みなさんこんにちは。

現在まで、リッチモンドバークスについて様々なご連絡・お問い合わせを頂いております。たくさんの方からの情報提供のおかげで、fudomadoがどのような記事を上げていたのか、運営者の森田氏がどのような勧誘を行なっていたのか、日本におけるリッチモンドバークスの全体像が見えてきました。

私は会員登録を試しに行なったのみで一銭も投じていない者ですが、皆様のお力になれればとの思いで、この度リッチモンドバークスにおいて出金被害に遭っている方々からさらなるヒアリングを行いたいと考えております。

つきましては、森田氏がリッチモンドバークスについてどのような説明および勧誘を行なっていたのか、さらなる情報提供をお願いしたい所存です。


今回のヒアリングで目指すことは以下の通りです。

・リッチモンドバークスにおける一連のログイン・出金停止状態についての真相究明
・fudomado管理者の森田氏とリッチモンドバークスの関係性の把握
・fudomadoおよび森田氏による投資斡旋行為等の有無の把握
・上項に関してfudomado管理者、森田氏による金融商品取引法に触法する行為の有無の把握

以上

今回のヒアリングに際して、私から皆様に情報提供以上のお願いは致しません(金銭的支援のお願い等)。

ご協力いただける方は、メール又は問い合わせフォームよりご連絡よろしくお願い致します。

現在までの調査で森田氏は、fudomadoに公開したリッチモンドバークスの情報は、リッチモンドバークス公式サイトより取得していたと述べていることがわかっておりますが、fudomadoではリッチモンドバークス公式サイトに掲載されていない情報が扱われていたなど、本当にただの1人の参加者であったかどうか疑わざるを得ない状況です。

訴訟を行なって森田氏の責任を明らかにし、賠償請求ができるかなど今後の見通しは立っておりませんが、リスティング広告を打つなど参加者を積極的に募っていた点について深く調査する予定です。

皆様からの情報提供をお待ちしております。


あやしい投資話に乗ってみた

あやしい投資話に乗ってみた

投資詐欺 身近に潜む罠から資産を守る法 (スマートブックス)

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リッチモンドバークスは日本人を狙った詐欺確定だしfudomadoも詐欺師じゃね?

追記:fudomadoさんがサイトを非公開にした。まぁ当然だろう。でもリスティング広告まで出してた件とか、しっかり謝罪もしなきゃね。

追記以上

 

追記2:日本からしか登録できないというのは私の確認不足の可能性もあるので、エンタメ記事としてお読みいただければ。とりあえずリッチモンドバークスに何度も電話しているのだが、全く出ないというのはどういうことなのか。

追記2以上

 

 

ここ数日、リッチモンドバークスのエントリーに多数のアクセスをいただいている。出金できない情報について知りたい方が多いのだろう。

 

さて、そのエントリーの中で「日本で宣伝されるHYIPの仕掛け元は日本人だ」という元運営者の情報を紹介したところ、リッチモンドバークスの場合はfudomadoじゃないかというコメントが付いた。fudomadoのサイトを見てみると「リッチモンドバークスには登録・入金しないでください」というメッセージがあったので、過去にどんな紹介・勧誘をしていたのか気になったのだが、それらの記事は非公開に設定されているようだ。

 

しかし、ツイッターを見てみるとfudomadoは「リッチモンドバークスは上場するから」という情報を流したり、「リッチモンドバークス9月に上場予定」というリスティング広告を打ち込んでいたらしい。本気でリッチモンドバークスへの投資を推奨してたなら、もうfudomadoは詐欺サイトだし、受付窓口の森田なる人物は詐欺師だと疑われてもおかしくない。

 

Facebookにもシェアしてる履歴があったので、証拠のためにスクショもしておいた。 

追記:→上は埋め込みだったので削除されちゃいましたね、案の定。どうせこのエントリー見たんでしょ。

f:id:roko8and17:20170326174128p:plain

 証拠のスクショも貼っておきますよfudomadoさん。早く謝罪してサイト消せ

 

 

「海外不動産ポータルサイト」なんて自称しちゃってるサイトがまさかリッチモンドバークスを紹介していたなんて……。運営者情報を見てもどこの誰がやってるのかはサッパリわからないし、こいつも「私も被害者だ」なんて言い出すんでしょうね。詐欺の加担者だよ森田さん。

 

まぁサイトの作りを見る限り、多分アフィ目的の法人が営業してるサイトなのではと思われる。

 

fudomadoがFacebookでシェアしてたリッチモンドバークスのリファラは「rbd130685」だったので、こいつがどんなとこで勧誘をしていたのかも調査してみた。

WP 20170223 010 - YouTube

なんか短い動画(ボーナスキャンペーンのやつかな?)。

http://futurenet.club/u/ashoka786

ashok faqiraってやつも同じリファラのリンクを貼ってる。こいつがfudomado運営者なのか? 確かにfudomadoはフィリピンとかその辺の不動産扱ってるし、無くも無い話だ。もしくはこいつがただ単にfudomadoに営業かけてリッチモンドバークスについて掲載してもらってたとか?

 

いや、もしかすると、やっぱりfudomadoが仕掛け元で、とりあえず外国人がリッチモンドバークスに言及しているのをシェアしたという可能性もある。

 

fudomadoのツイッターを見る限り、自分もリッチモンドバークスに参加していたことは明らかだから、自分のFacebookページでシェアするのも絶対に自分のリファラじゃないとおかしい。そうじゃないということは、リッチモンドバークスに金を入れる人がいる時点で利益の出る運営元という可能性が高まってくる。

 

もし運営元じゃなかったとしても、リッチモンドバークスがポンジスキームだと見抜けない時点でポータルサイトとか抜かしてるんじゃねーよって話だし、リスティング広告まで打ち込んで紹介してたんだったら謝罪してサイト潰せ。

 

あと、リッチモンドバークスの運営者が日本人の可能性が高まる証拠がもうひとつ。それはユーザー登録のときに入れる電話番号。

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国コードの+81を入れなくても登録できちゃうってどういうことなんですかね。いや、もしかしたらFacebook経由で登録したから、居住国で判断して090から入力してもいいのかもってことで、もう一回Facebookを経由せずに登録を試してみることに。

 

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なんで国コードから入れたらエラーが出るんですかねえ????? むしろ本来なら絶対いるところだぞ?

 

はい、これで運営は日本人確定かな。確かにチャットとか日本語でバシバシ来るもんね、最初から。わざと不自然な日本語使ってるんだと思うと笑える。

 

ツイッターには「海外ではまだ利用できているので決して飛んだわけではなく、日本だけでのトラブルです」という情報を流している人がいるが、これ、外国人登録できないから。→記事前半の追記をご確認ください。

 

おそらく、ここに登録した個人情報は業者に流されて、架空請求とかに使われるんじゃないか? DMMを語る振り込め詐欺のメッセージがSMSで届くとかあったからね。ああいうやつが名前付きで来るようになっちゃうわけだ。

 

仕掛け元はfudomadoか誰か知らんけど何が世界中にオフィスがあるだよ(笑)。

 

怒りを通り越して呆れが来たので、色々と日本語崩壊してました、すみません。ちなみにですます調とである調だったらみなさんどっちがいいんですかね、どっちでもいいですかね。

 

騙されてた人はもう諦めましょうね~(ちなみに私はリッチモンドバークスというかHYIPには一銭も投じてません)。

 

▼関連エントリー

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fudomadoのサイトのキャッシュ

webcache.googleusercontent.com

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webcache.googleusercontent.com

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webcache.googleusercontent.com

webcache.googleusercontent.com

 

 

http://fudomado.com/richmondberks-ipo/

→こっちのページは元々「リッチモンドバークスに身をもって投資をしてみた」という内容でした。今は注意喚起してますね。偽善者にもほどがあります。

 

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あとfudomadoはツイッターとかブログでこの画像使ってたけど、これはリッツカールトンからのパクリ物。悪質だ。

 

 

世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生

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勝てる! 不動産投資コンプリートガイド

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てるみくらぶの新入社員(内定者)が気になったので取材をしてみました

追記:現段階では詳しく書けないのだが、近日中にこの後の展開について詳しく解説するエントリーが書けそうだ。

追記以上(3月27日)

 

追記2:追加取材は叶わなかったのだが、このエントリーに関連して便所の落書きのようなエントリーを作成したので、時間が余って仕方ない人には以下リンクのエントリーも参照していただきたい。

てるみくらぶ内定者の続報について - SEOコンサルタントのブログ

追記2以上(3月28日)

 

 

既に大きく報道されているので、てるみくらぶが事業停止に至った経緯や、倒産に関する情報などは、その辺に溢れている。それよりも私が気になったのは、てるみくらぶの内定者がどのような処遇になるのかという点だった。4月を目前に控えた新入社員にとって、自分が入社予定の会社が潰れかけているニュースを見る衝撃の大きさは、想像を絶するものがある。

 

今回は4月からてるみくらぶに入社予定だった女性から情報提供を受けたので、一連のやりとりを紹介していこう。

 

青→筆者

赤→てるみくらぶ内定者

 

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──────

※まずはじめにお聞きしたいのですが、てるみくらぶが業務停止命令を受けたという事態を把握したのはいつですか?

 

※追記:「業務停止命令を受けた」という表現があるが、てるみくらぶは現時点で経産省からの業務停止命令は受けていない。筆者が参照したニュースに「事業停止→業務停止命令か」という憶測があったために誤認識していた次第である。メールでこの点について指摘があったため、追記させていただく。

 

3月24日の夕方、ネットニュースなどで拡散されると同時に、同期入社のメンバーで作っていたグループLINEに、一人の内定者がニュース記事へのリンクを貼りました。私もそのときはじめて事業停止となっていることを知り不安になりましたし、LINEの反応を見る限り同期のみんなも不安な様子でした。

 

てるみくらぶの社員から、今回の件について事前報告などはなかったということですか?

 

ありませんでした。ニュースを知った後、私も含めて人事部の社員に連絡を取ろうとした内定者がたくさんいたのですが、電話はつながらない状態で、メールを送っても返信は来ませんでした。ホームページにも一時期アクセスがつながりにくい状態になっていて、しばらく経ってから接続されても、今回の件に関して言及されているページはありませんでした。

 

なるほど。現在は連絡はついているのですか?

 

3月25日の午後10時ごろに「詳しいことは後日説明しますが、予定されていた月曜日からの研修はありません」という連絡がありました。3月23日の夕方ごろから東京本社はメディア対応に追われていたようで、中々返信ができなかったようです。

 

今後については、全くの白紙ということですか?

 

そうですね。既に入社に向けての準備を進めてきたのですが、入社直前研修も無くなりますし、入社式もあるかどうかわからないですし、倒産目前の会社にそもそも入社して仕事ができるのかという不安もあります。ただ、他の会社を探すならまたイチから就職活動をしなければならないのかと思うと、それはそれで気が滅入ってしまいますし、今は同期を含めて色んな人と相談しながら、どうしようかしっかり考えようと思います。

 

既に入社辞退を決めている内定者もいるのではないですか?

 

LINEのグループ内では今のところ「辞める」と明言している同期はいません。しかし、みんなほぼ諦めていたような様子だったので、私も含めて辞める(そもそも入れるかどうかもわからないのですが)という選択が優先されるのではないでしょうか。

 

もし仮に入社辞退を早々に決めていても、グループLINEではわざわざ言わないかもしれませんね。では今後については、今のところとにかく連絡待ちですか?

 

そうですね。てるみくらぶで働くのはもう無理だと思いますが、まだはっきりとした連絡が来ておらず、今後の就職活動などについても考えられない状態です。先週大学の卒業式を終え、月曜日から研修が始まるということで、社会人として働くモチベーションが高まってきていたところだったのですが、今はとにかく不安ですね。

 

今回は非常にセンシティブな内容でしたので、辛い気持ちや不安な部分もあったと思います。取材に協力していただき感謝します。ありがとうございました。

─────

 

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今回の取材を通して、改めて「企業」というものが持つ多方面への責任の大きさを実感した。非常に重々しい内容だったにも関わらず取材に応じていただいたことに、深く感謝の意を表したい。

 

彼女は2月から3月にかけて、自分もてるみくらぶを通して海外旅行へ何度か行っていたとのことで、今回の件はまさに寝耳に水状態だったそうだ。

 

▼関連エントリー

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さて、彼女のような状況に陥った場合、倒産した企業への賠償請求などは可能なのか気になる方も多いだろう。以下参考URLを貼っておくので、よろしければご参照いただきたい。

 

▼参考(外部リンク)

legalus.jp

全日本SEO協会について(評判やSEO検定の有用性など)

このエントリーは完全に執筆者の独断と偏見に基いて作成されています。

 

鈴木将司氏が代表を務める「一般社団法人 全日本SEO協会」という組織がある。この法人の事業目的は以下のように設定されている。

 

 1. SEO(検索エンジン最適化)に関するノウハウの研究、分析及び各種情報提供

2. SEO(検索エンジン最適化)に関するソフトウェアの企画、開発及び販売並びにインストラクターの養成

3. 前各号に関するイベントの企画及び運営
4. 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

 

http://www.zennihon-seo.org/about/prof.html より

 

この組織は独自の検定を設けたり、資格取得者に認定コンサルタントという肩書を付すほか、SEOの専門家を育成するためのセミナーを開催している。こうした組織や資格・肩書があると、一般の方は「認定コンサルタントだから安心してSEO対策をお願いできる」という心情になる方が多いのだが、この組織は正直なところ結構、いやかなりヤバい組織だ。

 

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全日本SEO協会の評判

全日本SEO協会がなぜヤバい組織だと言えるのか、ツイッターでの言及などを見ると非常にわかりやすいのでご覧いただこう。

 さて、これらのメンションを見ればそこまで説明の必要も無いのだが、資格制度や認定制度を設けて空虚なブランディングを行い、知識の無い者から搾取しようとする悪質団体……とまでは行かないが、資格や認定コンサルタントの肩書がどれほど信頼に値するかと問われれば、「何とも言えない」というのが率直な意見だ。

 

SEO検定について

このヤバい協会が設けたヤバい検定が「SEO検定」である。ツイッターではこの組織の実態を知らない人が「SEO検定受けてみようかな」といった発言をしているのを見かけたのだが、止めておいたほうがいいだろう。どうしてもお金を詐○師に払いたいと言うなら(略)

 

 

お察しの通り、資格ビジネスで取得しても大して有用性はない。先程から「ヤバい」など頭の悪そうな言葉を連呼してしまっているが、他に表現が見当たらないほどこの組織、検定、ヤバいよ。

 

お時間がある方は、以下リンクもこの協会の実態を知るためにご覧いただきたい。

SEM酒場(外部リンク):http://sem-bar.blogspot.jp/2008/06/seo.html

 

 

 

沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉

沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉

 

 

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

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元運営者が暴露!HYIP運営の恐ろしすぎる実態と、飛ぶタイミングを見極める方法とは?

今回はメールを貰った2人の元HYIP運営者の情報を元に、トンズラ前提で金を捲き上げるHYIP運営の実態について紹介していくことにする。HYIPの危険性についてはこのブログで再三指摘してきたが、ぜひこのエントリーもご覧いただきたい。

 

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HYIPの運営者は誰なのか

元運営者の情報によると、HYIPを運営しているとされる「会社」や「組織」で、実態のあるものはほとんど無いとのこと。これは詐欺組織だから当然と言えば当然なのだが、「アメリカで10年運営している」「世界中にオフィスがある」「社員が100人以上いる」といった情報をホームページに掲載している案件も、実際にはそのような事実は無いというケースがほとんどだそうだ。

 

当然法人登記もされておらず、ドメインのwho is情報などもトレースできない場合がほぼ100%である。では、実際にこうしたHYIPは誰が運営しているのだろうか?

 

日本に広まるHYIPの運営者は日本人

今回メールを貰った2人の元HYIP運営者は、元々同じグループが運営する高額ビジネス塾に入ったそうだ。入会金は15万円だったとのこと。そして彼らは「日本人の間で広まっている(あるいは今後広まる)HYIP案件の運営者は日本人である場合がほとんどだ」と語っている。

 

彼らがその高額ビジネス塾に入会すると、運営者や独立した元受講生が立ち上げるHYIP案件のプロモーション活動に従事することになり、自分はSNSやワードプレスで立ち上げたサイト、ブログなどで勧誘活動を行い、その案件のコミッション報酬を得るところからスクールの実践授業がスタートしたそうだ。

 

そして、その中でも勧誘者の数を伸ばして実績を収めた優秀な会員は、自分も独立して新規にHYIPを立ち上げるチャンスを掴むことができるというのだ。

 

拠点はシンガポールや中国

今回メールをくれた2人も勧誘活動においてある程度の数字を残し、晴れて(?)自分でHYIP案件を設立し、その他の受講生にそれをプロモーションしてもらうという段階に至った。そして、その2人の場合はシンガポールでオフィスを立ち上げたそうだ。

 

その案件が何という名前なのか聞いたのだが、ググってみると(当然だが)既に飛んでいるHYIP案件であり、2chなどでも相当叩かれていた。ブログではどの案件かは公開しないことが条件になっているため、お伝えできないのでご了承を。シンガポール以外では、中国でHYIP案件を立ち上げる者も多いという情報も得られた。

 

HYIPサイトのテンプレートについて

HYIP案件の多くは、登録や入金、出金といった運営のために必要なWEBサイトの体制をテンプレートを購入することで準備しているようだ。

参考(外部リンク):海外HYIPの大半はWEBサイト用テンプレートを使っている! | Hyip Trader's Diary

 

今回話しを伺った2人の場合は、こうしたテンプレートを利用するのではなく、ビジネス塾のお抱えのプログラマーとミーティングを何度か行いながらサイトを構築したようだが、最近は特にテンプレートを利用している業者が多いようだ。

 

HYIP業者は実際に資産運用を行っているのか

HYIP登録者が実際にビットコインなどで投資した資金は、プロモーションされている通りに資金運用されているのかという質問をぶつけてみた。回答は「その資金で何かビジネスをやるケースはあるが、プロモーションしている夢のような利益が出る資金運用はしていない」とのこと。

 

彼らの場合はバイラルメディアの運営や、アフィリエイトメールマガジンの運営を行いながら、そのビジネスでもそこそこ収益を上げていたようだが、やはり謳い文句の高配当を出せるような利益率ではなく、そこそこのタイミングでトンズラすることを前提に運営を行っていたと語っている。

 

HYIPが飛ぶタイミングについて

彼らには、HYIPが飛ぶときにどのような傾向があるのかも尋ねてみた。すると、トンズラする際には「入金ボーナス拡大や、報酬上乗せキャンペーンなどを行うことが多いです」と教えてくれた。つまり、既存の参加者や一攫千金を夢見る新規参入者から最後に搾り取ってドロンするといった具合だ。

 

ただし、最近はこうしたキャンペーンを行うと疑われて撤退しようとする出資者も多いため、ある日突然トンズラをかますスタイルが流行(?)しているという話もあった。

 

その際、ビジネス塾に参加しているプロモーターなどには撤退の時期は明かされず、彼らも投資をするなら自己責任でやっているとのこと。そのため、大抵の会員が、自分は最低入金額と紹介者報酬だけ受け取ってそこそこで引き上げ、その後は他の案件を紹介する作業という作業の繰り返しになるそうだ。

 

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おわりに

今回のエントリーの内容で、改めてHYIPの体の悪さがおわかりいただけたのではないだろうか。私も正直彼らの話を聞けば聞くほど気分が悪くなった。これは完璧な詐欺行為である。2人は「本当に反省している」と語っており、今回このエントリーを書くにあたって協力してくれたことには感謝するが、彼らの行為は決して許されることではない。

 

ちなみに、このビジネス塾のバックにはさらに大きなビジネス塾があり、そこは高額な情報商材を目が疲れるようなしつこいLPで売りつけることで有名なところだ。一時期メディア出演も多かった者も関係したりしている。「ネットビジネス」の闇はやはり深い……。

 

世の中に蔓延るこうした危険な投資情報は、無料のメールマガジンでもチェック可能だ。 

 

あやしい投資話に乗ってみた

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悪魔の取引 ある投資詐欺事件のストーリーで学ぶ金融入門

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Divveeが日本で法人登記をしたという噂と、iPhoneアプリのリリースについて

▼最新情報

playbaseball.hatenablog.com

 

DivveeSocialというMLMビジネスの疑惑・危険性などについてこのブログで何度か取り上げてきた。それを見たDivveeに参加登録をしている方からメールを頂いたのだが、Divveeの法人登記とiPhoneのアプリのリリースに関する問題点が浮かび上がる内容だったため、一部公開させていただき考察していくことにする。

 

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メールの内容

─────────

実は、昨日Divveeの代表らしき人が日本でビジネスを展開するために、法人登記に来日したらしいとの情報をお聞きしました。私にこのDivveeを教えてくださった方は昨日、そのDivveeの代表の方とお会いしているらしくて写真も送ってもらいました。

 

確かに、その写真の方は昨年Divveeに登録した時に写っていた方のようです。実際、法人登記の為に来日したとはいえ、本当に登記したのかは不明ですが、現在のところは、アプリをダウンロードできるのはAndroidの端末のみです。

 

私はiPhoneを利用しているのでISOはいつになるかはいまだ不明です。日本人のほとんどの方がiPhoneを利用している人が多いみたいで、Androidの端末を利用している人は登録された全体の1割くらいしか利用していないみたいです。

 

先日のLINEグループでのコメントによると、今月末か、4月中には最初のコミッションが支払われるとの情報もながれてました。つまり、Androidの端末を利用され、その中で動画を見て、ポイントを稼いだ方のみです。

 

私も一時期はAndroidの端末を購入しようかと考えておりましたけど、昨年の10月に登録してから今日まで、進展が無い状態の中、一歩前に進める事が出来ませんし、私の周りの方もたくさん登録されている中で質問がとびかってます。

 

まず、もっと真実を得る為に、本当 に日本で法人登記やったのかを確認してみたいです。

─────────

 

Divveeの代表が来日して法人登記を行う

この件については、紹介されているブログがあったので引用させていただく。

週明けに日本の法人登記最終手続きの為にCEOのダレン社長と日本担当責任者のイサ・高橋氏が来日します。


それに伴い日本の各地域の代表メンバー数名と3月20日㈪に社長とのリーダーミーティングをおこないます。


今回の来日により日本法人の登記が無事に完了し日本におけるDivveeビジネスの展開がより確信へと向かって行く事と思います。

 

http://ameblo.jp/divvee-jp/entry-12257464855.html

 DivveeのCEOであるダレン氏と、日本の責任者が来日し、法人登記を行うとのこと。

 

iPhoneのアプリはまだリリースされていない

Appストア経由でiPhone用のアプリが利用できないという点で、登録者が不満をつのらせているらしい。日本のiPhoneのシェア率が7割程度であることを考慮すると、本当に日本でビジネスをやる気があるのか疑ってしまう。世界を見ればAndroidシェアは8割を超えているため仕方ないということなのだろうか。

 

つまり現時点で、iPhoneでは利用できないということで、iPhoneユーザーは登録料だけ払って何もできていない状況だ。

 

来日の目的は本当に法人登記?

CEO本人が日本に来日したのは、本当に法人登記のためだろうか? 日本にオフィサーを派遣して予め法人登記は済ませておくというのが普通ではないのだろうか? 私は、iPhoneアプリがリリースされずに不満を募らせている人や、Divveeのビジネスに不信感を持っている人へのパフォーマンスだと疑っているが、実際のところはどうなのだろうか。

 

また今週に来日ということだったので、本当であればこの数日中に法人登記がされるのだろう。

 

日本のトップリーダー杉本愛夫氏について

今回、Divveeにおける日本のトップリーダーは杉本愛夫という人物だという情報も得ることができた。彼の名前で検索してみると、過去に逮捕歴などがあるようだ。これもネットビジネス関連の案件で、そのような人物をトップに採用しているDivvee……。このあたりでも危険性は判断できるのではないだろうか。というかそもそもCEOの過去が真っ黒だから別に今更といった感じなのか……。

 

 

DivveeSocialについては、引き続き調査を進めていくことにする。

 

▼Divvee関連エントリー

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PlatinumWorldTeamBuildというHYIP案件について【最新情報】

PlatinumWorldTeamBuild(プラチナムワールドチームビルド)というHYIP案件について「勧誘されたので調査していただけませんか」というメールを頂いた。もちろんこれもねずみ講=ポンジスキームだという前提で話を進めていくが、「先行者利益」を謳っている投資で気になっている人も多いかと思うので、調べてみることにした。

 

・名前が長いので本文では以後PWTBと略すことにする。

・私は無料登録をしてみたが、詐欺師に金を払いたいという人以外はそもそも登録すら控えたほうが無難だろう。

 

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速報:PWTBのローンチは延期に

4月9日の午前3時ごろに届いたメールによると、

we will be extending the launch until next Saturday, April 15 at 4 p.m. Eastern time.

訳:(技術的なトラブルが原因で)我々はローンチを日本時間4月16日(月)の午前6時に延期する

 

とのこと。目標金額に入金が達していないから引き延ばすのか、それとも本当に技術的なトラブルが発生しているのかはわからないが、どうなるのかな……。

 

PWTBの公式サイトと登録方法

PWTBは2017年4月8日にオープンを予定しているHYIP案件とのこと。公式サイトは以下になる。

https://platinumworldteambuild.com/

勧誘されたという人は、上記URLの後ろに「/?ref=○○○」という文字列が入っているケースがほとんどだと思うが、これは○○○の部分に勧誘者のIDが入っており、そのページから今後PWTBに投資すると、招待した者に報酬が入る仕組みになっていることが推測できる。つまり「先行者利益」を真っ先に得るのは勧誘者だということだ。

 

f:id:roko8and17:20170320182512p:plain

私は紹介者のリファラ部分を取っ払って、cookieも消して登録してみることに(上の画像は消す前なので紹介者が書いてありますね)。一瞬で登録完了した。ちなみに登録は無料だ。

 

f:id:roko8and17:20170320183232p:plain

つまりここで取得できたhttps://platinumworldteambuild.com/?ref=seoblogという招待用URLから誰かが登録して投資すれば、私に紹介者報酬が入ることになる。このリンクにアクセスすると名前も割れるのだが、名乗るほどの者でもないのでそんなに意味はないだろう。ただ、別に私は紹介者報酬もいらないしほぼ確実にねずみ講が疑われるものに皆さんを巻き込みたくはないので、興味がある人は他の儲けたい勧誘者の紹介リンクから自己責任でやっていただきたい。

 

登録完了メール

また、以下のようなメールも届いていた。

Welcome and thank you for signing up to be a Member of Platinumworldteambuild.

訳:ようこそ、そしてPWTBに登録してメンバーになってくれてありがとう。

 

Your login is: seoblog
Your password is: パスワードだよ

 

We look forward to helping you grow your business.

訳:我々はあなたのビジネスを発展させるお手伝いができることを心待ちにしている。


https://platinumworldteambuild.com

With best regards,
Platinumworldteambuild

 

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入金・出金方法

さて、PWTBはまだ始まってもいない案件だが、入金と出金の方法などは事前に知りたい人が多いだろう。

f:id:roko8and17:20170320183945p:plain

Payment Settingsの項目を見ると、Payza(旧AlertPay)とStripeが利用できるようになっている。これらの決済代行サービスに事前に登録しておかなければならないのだろう。その方法などはググっていただきたい。

 

追記

公式のアナウンスによると、ローンチ後には入金方法にビットコインも追加される予定とのこと。

 

PWTBの入金方法については下記リンクの動画を参照されたい。

How to make payment in PWTB - YouTube

 

住所の登録

住所の設定項目もあるが、正式に投資を行う際にはこれらの情報も入力しなければならないのだろう。

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My Structureとは

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PWTBにはStructureなるものがあるが、これは何なのか疑問を持つ人も多いかもしれない。推測だがほぼ間違いなく「バイナリーツリー」などと呼ばれる自分が何人紹介したかが確認できるようなものだろう。

 

Structureは2段階あり、1段階でトップレベルまで上り詰めると、ステージ2で大きな報酬が見込めるらしいが、詳しくは後述する。

 

勝手にダウンが形成される仕組みとは

PWTBは「勝手にダウンが形成されるからオススメ」と言って勧誘する者がいるが、これはつまり、あなたの紹介者が順調に参加者を増やせば、あなたのStructureのバイナリーツリーにもダウンが付くという仕組みだ。それがつまり「登録するだけで報酬がもらえる」と謳われている理由だが、その報酬の出処を考えるとあまりにもチープなポンジスキームであることは明白だ。

 

「勝手にお金が増える」こんな上手い話はやはり存在しない。

 

PWTBの最低投資額は?

公式サイトには最低投資額などの詳しい説明は書いていなかったのだが、PWTBに勧誘された今回の調査依頼者には「オープン後48時間以内に100ドルの入金」というメッセージが届いたようなので、最低投資額は10万円ちょっとということになる。

 

PWTBは寄付型の投資案件

どうやらPWTBはビットリージョンなどと同じく、寄付型の案件のようだ。寄付型の投資案件と書くと実態がよくわからなくなってくるが、要するにねずみ講だ。出金できない騒動が絶賛勃発中のビットリージョンはこの類だったので、最初から破綻することは目に見えているということになる。

 

▼参考エントリー

playbaseball.hatenablog.com

 

レベルとステージについての解説

勧誘者を増やしてバイナリーツリーを形成するマトリックスシステムを採用しているHYIPの多くは、勧誘者の数や投資額に応じてレベルが設定されている。そしてPWTBの場合は第1Structureでトップレベルになると第2Structureに移行するとのこと。レベルとステージについての解説は海外サイトの翻訳になってしまうが、興味のある人は確認していただきたい。

 

レベルは4段階設定

https://i1.wp.com/internationalfreeoffers.com/wp-content/uploads/2017/03/Platinum-World-Team-Build-Compensation-Plan.jpg?w=635

出所:Platinum World Team Build - Scam or Legit! PWTB Reviews

 

PWTBのレベルは4段階構成になっている。上から順番にPlatinum→Gold→Silver→Bronzeである。

 

プロジェクトが正式にローンチしてから100ドルを支払うとブロンズレベルのメンバーになることができる。そして勧誘者を増やすことで上のレベルに行くことができる。あなたが紹介した最初の紹介者は、右と左にそれぞれ1人ずつ付くことになる。

 

彼らが同じように100ドルを支払えば、あなたは2段階目のシルバーレベルにアップグレードできる。ここで、あなたはトップからのコミッション報酬を得ることが可能になる。

 

3段階目のゴールドレベルになるには、500ドルを支払う必要があるが、あなたは自分のダウンラインに着いた紹介者から800ドルを受け取ることができる。800ドルのうち500ドルを支払えばゴールドレベルのメンバーシップを獲得できるので、何もしなくても残りの300ドルは報酬として受け取れることになる。

 

最終レベルはプラチナムで、これが第1ステージの寄付プランのトップだ。自分の下に着くメンバーもゴールドレベルになると、その時点で4000ドルを受け取ることができ、強制的にプラチナムメンバーにアップグレードされる。この時点で2000ドルの利益が出るのだ(おそらくプラチナムメンバーになるには2000ドルが要求されるのだろう)。100ドルの投資を始めたあなたが2000ドルを受け取れるのだ。

 

同じような仕組みで、この寄付構造はより大きな報酬が見込めるステージ2に移行する。

 

要約すると、完璧なねずみ講ということになる。自分の紹介者を増やして紹介者から金を巻き上げ、さらに紹介者の紹介者からも金を巻き上げていくことでレベルアップするというねずみ講のテンプレートとも言えるかもしれない。「自分で複数のアカウントを作って自分のダウンラインに自分のサブアカウントを配置すればすぐにレベルアップできるよ」なんて解説をしているところもあるようだが、笑ってしまうほどチープなポンジスキームだ。

 

登録は無料だが、結局報酬の受け取りには最低でも100ドルが必要だし、自分の紹介者にも100ドルをつぎ込ませ、さらにその紹介者にも100ドルを……という「出資」が繰り返されることで、報酬を受け取ることが可能になるという仕組みだ。寄付? いやいや、完璧なねずみ講よ。

 

PWTBのプロモーション動画

www.youtube.com

PWTBのプロモーション動画が公式サイトにあった。翻訳して内容を説明しようとも思ったのだが、30分以上あって作業の時間が取れないので、頃合いを見計らってできそうであればまた内容を解説しよう。まぁその作業に意味があるかと言えば無いに等しいのだろうが……。

 

日本人がいっぱいアクセスしてる

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ポンジスキームについて語るとき、Alexaのアクセス解析を利用することがあるのだが、どうやら日本人も多くアクセスしているようだ。「まだ未公開で日本ではあんまり広まっていないから先行者利益があるよ!」なんていう勧誘もアテにならなさそうなのでご注意を。

 

PWTBは詐欺(scam)なのか?

ここまでの説明の通り、これもほぼ確実にポンジスキームであると言える。紹介者が報酬を得られる仕組みで、高配当(PWTBの場合は多額の寄付報酬)を謳っている案件はほぼ確実にねずみ講だ。いつトンズラされるかわからないし、先行者利益が存在するのかも不透明だ。博打がしたいなら、いや、自分の周囲の人物をねずみ講に巻き込みたいならやればいいのかもしれないが、そうでないならもっと他の投資をするなり考えた方がいい。

 

先日コメントに「HYIPなんてみんな自己責任でやってるんだから、こんな記事書いて何の意味があるの?」といった指摘があったが、勧誘者の一部は言葉巧みに投資初心者から金を巻き上げて、その案件がトンズラすれば「自己責任」という言葉で片付ける。HYIPはポンジスキーム式の詐欺(scam=スキャム)を疑ってかかり、一切手を出さないというのが懸命な判断であるというのは言うまでもない。

 

追記:3月22日に運営から送信されたメールの内容

WPTBに登録して2日が経ったが、運営よりメールが送られてきたので、その内容について紹介する。

 

To All PWTB Members:

PWTBのすべてのメンバーへ

Anyone caught adding new members to oursystem without his or her permission will be banned from the Platinum World Team Build.

新しいメンバーをその人物の許可なく我々のシステムに追加した者は、PWTBから追放される。
3 members were removed permanently for doing this.

3人のメンバーがこの行為によって永久追放された。

 

今回届いたメールの本文はこれだけである。このメールが示すのは「勧誘するときは参加者が自主的に登録するようにしなければならない」という内容だ。このポンジスキームが破綻したときにトラブルを防止するためのものといった感じだろうか。

 

 

よろしければ以下のエントリーもご参照いただきたい。

playbaseball.hatenablog.com

 

▼参考

supercar.hatenablog.com

 

 

はじめての人のための3000円投資生活

はじめての人のための3000円投資生活

 

 

9割の日本人が知らない お金をふやす8つの習慣―――外資系金融マンが教える本当のお金の知識

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高校野球における遠山葛西スペシャル│日大三高の投手交代は高校野球で認められている?

今年も春の甲子園が開幕した。開幕日に行われた履正社対日大三高の一戦で、投手起用に関するルールでは認められていないシートの変更があったとされているが、これは高校野球特別規則により適用除外されている項目ではないのだろうか。

 

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詳細内容については下記のURLをご参照いただきたいが、簡単に言うと、9回の頭に登板した桜井投手は先頭にフォアボールを出してセンターの岡部選手と守備位置入れ替えで交代。代わった岡部が2つアウトをとった後に桜井が再びマウンドに戻ったが、連打を浴びたために再び投手岡部、センター桜井というシートに変更されたというもの。

しかしこれが公認野球規則に定められているルールに反するのではないかというのが、デイリースポーツの記事で指摘されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170319-00000117-dal-base

デイリースポーツの取材に対しては同試合を担当した顧問審判も気づかずにミスを認めているようだが、高校野球規則を見てみるとこの項目は適用除外とされている。

 

http://www.jhbf.or.jp/rule/specialrule/specialrule.pdf

>4. 規則 5.10【原注】前段のうち「同一イニングでは、投手が一度ある守備位置についたら、再び投手となる以外他の守備位置に移ることはできない」は適用しない。

 

以上のような記述があるのだ。

 

その理由については、以下のような記述がある。

 

>7. 規則 5.10(i)の取り扱いについては、高校野球の実態から鑑みて試合中に混乱を 招く可能性があることから、規則適用除外とする。

 

つまり、今回の投手→中堅手→投手→中堅手という交代は、高校野球においては可能で、デイリースポーツの取材にコメントした審判員も認識が間違っているのではないだろうか?

 

甲子園ではコールドゲームが採用されていないなど地方大会とルールの違いはあるが、この項目についてはおそらく甲子園大会でも適用除外項目のはずで、今回の日大三高のシート変更には一切問題がないと思われる。

 

デイリースポーツさんだから記者さんは「遠山葛西スペシャル」を思い出したのかもしれないけど、もしかしたら誤報かな?


追記:と思ったら、このルールで認められているのは投手→野手→野手あるいは投手→野手→野手→投手というシート変更で、投手→野手→投手→野手はやっぱりダメだそう。ルールの中解釈は難しい。気がついたデイリースポーツさんに天晴れ。