HYIP(ハイプ)は儲かる?詐欺で危険?オススメ案件は?よくある疑問を徹底解説

HYIPという高利回りの投資案件がインターネット上で話題を呼んでいる。つい先日出金停止になって飛んだ疑惑のあるRight RiseやD9クラブ、One for All All for One、ビットリージョンなどさまざまな種類があり、日利1%以上の利回りで、なおかつ複利運用も可能といった正に夢のような案件がたくさんあるのだ。

 

一方で、それらの投資案件は海外の業者が展開しているものも多く、ねずみ講(ポンジスキーム)のような詐欺案件や、いつ弾けてもおかしくないギャンブル要素が強いものなども少なくない。この記事は、昨今のHYIP事情を徹底的に調査した上で、みなさんに正しい最新情報を提供することを目的として作成した。

 

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HYIPとは何か

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HYIPは「ハイプ」「エイチワイアイピー」などと呼ばれているが“High Yield Investment Program”というワードの略語で「高収益投資プログラム」と訳すことができる。名前の通りHYIPの案件は通常の株式や投資信託といった「一般的な投資」では考えられないような高利回り・高配当をウリに出資者を募っている。日利1%以上の投資案件が多く、中には日利10%といった錬金術師もビックリするような高利子配当を出すと謳っているものもある。

 

 

HYIPの仕組みはほぼ全て投資詐欺・ねずみ講(ポンジスキーム)

結論から申し上げよう。HYIPのほぼ全ては詐欺だと言っても過言ではない。HYIPのプログラムの中にはセミナーを開いたり、LINEのグループで情報共有をしたりといった案件が多くあるが、こうした集団は投資を募る大元ではなく「投資をさせて紹介料をもぎとろう」という魂胆でセミナーやグループの参加者を募集している。

 

HYIPの危険性

HYIPの多くは、一定期間は配当を出して出資者の紹介者からさらに投資を募り、頃を見計らってトンズラするという結末を迎える。そして新しい案件が出来ては消え、というサイクルが繰り返されているのだ。したがって、「私は実際に配当ももらっていますし、これまで○○万円儲かりました」という信頼できるように聞こえる案件でも、登録して投資を開始した瞬間から、トンズラされれば元本は返ってこないというリスクを背負うことになる。

 

HYIPには、元本が引き出し可能になるまでの期限が長く、配当しか受け取れないという案件が多い。また、最初の数ヶ月は高配当の利子が出るものの、その後は高額の手数料が差し引かれて配当収入が少なくなっていくという案件も非常に多い。

 

そして元本分の配当収入を得る間もなくトンズラする業者や、満期を待たずに解約する場合は多額の手数料が必要になるという種類のものがほとんどである。突如としてサイトにログインできなくなったり、何らかのエラーが起こったというアナウンスとともに出金できなくなることがしばしば起こるのだ。

 

紹介者の言う「私は△△という案件を実践中で、○万円儲かりました」の言葉には「(まだ元本は引き出せていないんだけどね)」という言葉が隠れているケースが非常に多い点にも注意していただきたい。

 

HYIPのオススメ案件やランキングの注意点

HYIPの情報について取り扱っているサイトでは、案件をオススメ順にランキング形式で紹介しているようなところもある。しかし、HYIPのほとんどは詐欺的な案件で、さらに紹介者は紹介料報酬目当てだということを考慮すると、それらの情報は全くアテにならない。「実績」「回収率」という言葉も、どこまで信用できるものかはわからない。

 

確かにサイト運営者自身は紹介者を集めてインセンティブを受け取って儲かっているのかもしれないが、果たして我々が同じ案件に参加したところで儲けられるかはわからないし、もし知人を巻き込んだ後にその業者がトンズラしようものなら、これまで培ってきた人間関係は一夜のうちに崩壊する。ポンジスキームの参加者が出資額以上のものを失うというのはよくある話だ。

 

ビットコイン(bitcoin)系のHYIPについて

最近はビットコイン系のHYIPが非常に多い。その理由は、ビットコインが持つ匿名性が詐欺師にとって都合が良いものであるからだ。ビットコインは銀行口座などと違い、口座と所有者の紐付けがされていない。ビットコインで資金洗浄を行って書類送検されたといったニュースもあるように、悪事をはたらくものにとって都合がいいために利用されているという状況なのだ。

 

もしビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)を使って投資をしたいなら、まずはビットコインを買って、その後他のアルトコインも買ってみるというのが良いだろう。ビットコインを買うための取引所としては、国内のものであれば大手資本が入っているという点などを考慮して、私はbitFlyer(ビットフライヤー) をオススメしている。

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詐欺案件を見抜くには?

さて、ここまでHYIPの危険性を説明してきたが、自分が紹介を受けたりした案件が危険かどうか気になる人も多いだろう。本当に儲かるのであれば誰だって利用したいと考えているだろう。ほとんどが詐欺(あるいはそこそこに配当を出しておいてそのうちトンズラをかます)だという前提の上で、HYIPの案件ごとに詐欺かどうか情報を集めているWEBサイトを利用すれば、ある程度の危険性の把握に努めることが可能だ。

 

投資状況が確認できる“ALL HYIP MONITORS”

All HYIP Monitors .com - Check your investment status on all HYIP monitors at once.

そのサイトはこちらである。トップページから検索ボックスに自分が気になる案件を入力すれば、その案件が今どのような状況になっているのかチェックできる。試しに先日トンズラをかましたRight Riseを調べてみよう。

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▼ステータスについて

PAYING(支払い・出金可能)

WAITING(支払い・出金待ち)

PROBLEM(問題あり)

NOT PAYING(支払い・出金不可能)

 

これを見れば、「支払われた」という人もいるものの、出金できないという状況の人が多いことがわかる。RightRiseも最初のうちはちゃんと出金できて「優良案件だ」という口コミが広まったものの、結局トンズラした。

 

つまり、このサイトを見てもその案件が今後どうなるかはわからないが、現状を把握することは可能だということになる。こうしたモニターサイトの利用は海外で特に盛んになっている。

 

▼参考記事(ロシア語)

Мониторинг хайп-проектов(HYIPプロジェクトのモニタリング)

 

今後注目の投資「ソーシャルレンディング」について

さて、HYIPの危険性も大体おわかりいただけたと思うので、最後に今後注目の投資「ソーシャルレンディング」について簡単にご紹介させていただこう。HYIPの危険性はそもそも、得体の知れない海外の会社にお金を預けるという点にある。もし詐欺被害にあったとしても、その会社の運営者がはっきりしていなかったり、実態の無いペーパーカンパニーが運営しているというケースもたくさんある。

 

そんな会社がいかに儲かっていて投資家を募集していようと、そこへ出資することはギャンブル以外の何物でもない。しかし、株式や投資信託も最近は値動きが激しくハイリスクになりつつあるし、FXに至っては元本以上の損をしてしまう可能性もある。個人投資家にとっては逆風のような状況だが、ソーシャルレンディングという投資方法が、ミドルリスクミドルリターンという点で注目を集めている。

 

 

ソーシャルレンディングとは……

 ソーシャルレンディングとは「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」を、インターネットを通じて結びつけるサービスとなります。「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」を結びつけるソーシャルレンディング事業者はインターネットを活用することで低コスト経営を行うことが可能になります。その為、通常の借入及び貸付事業に比べて仕組み上のメリットがあり、ソーシャルレンディングサービスでは借手には低金利、投資家には高利回りという形で利益を大きく還元することができる可能性があるのです。

 引用:ソーシャルレンディングとは | SBIソーシャルレンディング(借手向けサイト)

 

これももちろん投資のためリスクはゼロではない点には注意したいが、海外への投資を考えている人はソーシャルレンディングをポートフォリオに加えてみるのも悪くはない選択肢だろう。

 

ソーシャルレンディングでは1万円といった少額からの出資も可能な場合が多いので、勉強がてら少しずつ資金運用をしていきたいという人は是非とも知っておくべきオプションだ。興味のある人は下記リンクから詳細をチェックしていただきたい。

 

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