POLONIEXで発生中の障害・トラブルについて(イーサリアム・ETHの着金遅延など)

今回は、LINEで相談を受けることの多いPOLONIEXの障害・システムトラブルについて、現在どのようなものがあるのか、Telegramのグループで見聞きしたものやツイッターで見かけるものについてまとめた。

 

サポート対応がかなり遅いこともあり、過剰な心配から報告されている事例もあるかもしれないので、これらのトラブルが全てPOLONIEX側に100%落ち度があって発生しているか正確なところはわからない。ただし、サポートの返信が遅く、即座の改善は難しい可能性が高いのも事実なので、私を含めてPOLONIEX利用者は以下のような問題が生じる可能性について認識しておくべきだろう。

 

  • (本人認証手続きを行っていない場合の)1日の出金上限額である2,000ドルを超えていないのに、どの通貨も一切引き出し(withdrawal)ができない。一銭も引き出していないのに出金ができないというケースも存在。

  • セキュリティ上の問題が検出されたとしてアカウントが凍結されたが、サポートに問い合わせても一向に凍結が解除されない

  • 他のウォレットからの預金(deposit)が反映されない、反映されるのに長時間かかる

  • 問い合わせのために発行したチケットへの返信が5日以上かかった

  • 出金処理をした際、状態は完了(complete)となっているものの着金が確認できず、トランザクションIDも発行されていなかった

  • とにかくサポートの返信が遅いor全く無い

 

このように、さまざまな問題が確認されている一方で、サポート機能がほぼ「終わってる」状態というのもあり、多くのユーザーが不安を抱えている状況だ。

 

また、このブログの読者から「POLONIEXの出金履歴にデタラメなトランザクションIDが表示されており、着金も数日間経っても確認できない」という相談を3件ほど受けた。海外の掲示板にも同様の質問があったのでここでも訳して取り上げる。

 

POLONIEXからのイーサリアムの出金は「完了」となっているが、ブロックチェーン上にそのトランザクションIDが存在しない

 

30時間以上前にPOLONIEXからイーサリアム(ETH)の出金を実行しました。POLONIEXの出金履歴を確認するとトランザクションは完了しており、トランザクションIDも発行されていました。

 

しかし、そのトランザクションIDをetherscan.ioで検索しても「トランザクションのエントリーが確認できません」という表示がされてしまいます。

 

▼POLONIEXで表示されていたトランザクションIDを検索したページhttps://etherscan.io/tx/0x3face9925e1c3376ee07621c3959dcc132990a3aa46b50e20da4df2b3a2bd135

 

私はETHを受け取っておらず、自分のウォレットアドレスをetherscan.ioで検索してもPOLONIEXの出金履歴に表示されていたトランザクションでの取引は見つかりませんでした。POLONIEXのサポートにはすぐに連絡しましたが、まだ返信はありません。

(中略)

 このような事態は初めてです。

 

https://www.reddit.com/r/ethereum/comments/6it9pe/eth_withdrawal_from_poloniex_shows_complete_but/

この質問に対して明確な回答はついていなかったが、これはPOLONIEX側の問題なのか、あるいはここ最近のイーサリアムプラットフォームにおけるICOの乱立によるスケーラビリティ問題でネットワークが十分機能していなかったためなのか、POLONIEXによる正式アナウンスも一切ないため詳細は不明だ。

 

ツイッターでは数日経ってから着金が確認できたという報告もあり、同様の問題を世界中のユーザーが抱えているとなると依然としてサポートにも期待できるわけがないので、「待つ」というのが結論になってしまうのだろう。

 

www.newsbtc.com

 

こちらの記事によると、現状のトラブルやサポート体制に憤っているユーザーも多く、SCAM=詐欺だと言い出す人も多いとのこと。

 確かにツイッター上でも「poloniex scam」と検索すると怒れる民の声が確認できる。

 

このPOLONIEXのサポート体制とシステムトラブルについて、すぐに全てが解決されるというのは中々望めるものではない。入出金の際はまず低額から試してきちんと完了するか確認したり、問題が発生した際にはサポートに根気強く問い合わせるといった対策しか無いのが現状なので、POLONIEXユーザーには資金の移動の際などは注意するようにしていただきたい。

 

POLONIEXユーザー以外も、仮想通貨の送受信をめぐるトラブルが至る所で報告されている状況なので、新しいウォレットに送金を行う際はまず少額でテストをするなど、自分の資産を守るためにできる限りのことは実行するように努めるのが賢明だ。

価値が上がるアルトコインと上がらないアルトコイン

ICOも物凄く活発になってきており、アルトコインに対する市場の期待感はこれまでにないほど高まっていると言って良いだろう。ほとんどのコインはテキトーに買って持っておくだけでもそのうち価格が上がるような状況なので、確率の高い宝くじ感覚でギャンブルしている人も多いように見受けられる。

 

私は、将来的に価値が上がるアルトコインと上がらないアルトコインの違いは、「その通貨を基軸としたマーケットが成立するかどうか」にあると考えている。イーサリアムはプラットフォーム上でICOやら新しいサービス展開やらで有用性があるのは周知の事実でマーケットも好反応を示していたし、ビットコインは既に決済手段としての地位を確固たるものにしつつある。

 

最近のICOで言えば、Jun Hasegawa氏のオミセゴーのようにこれからマーケットではたらき得る通貨は、実際に機能する段階に至れば価格の上昇も見込めるだろう。ただし、取引所に上場された直後などはご祝儀相場的に価格がとんでもなく跳ね上がることも多いので、これから上場されていくアルトコインは買い時の見極めが難しくなりそうだ。

 

一方で、ICOの段階から参加してその通貨が上場まで行くのであれば、ほぼ確実に利益を上げることができるだろう。まあ当たり前の話だけどね。

 

「あの通貨が上がる」「この通貨は下がる」「仕手が入って~~~」という情報が飛び交って市場を賑わせることも多いが、その通貨の価値の裏付けとしてマーケット・利用者が本当に存在するかどうか。ただの投機目的で資金が入っているか否か、その点を見極めるのがアルトコインのトレードで儲けるコツだとも言えるだろう。

 

これからは詐欺的なICOもどんどん湧いて出ると思うので、みんな自分の資産は自分で守ってね。

 

迷ったらとりあえずBTCかXRPで持っておくという判断でも、そこそこ利益は出るだろうね。おわり。

【注目仮想通貨情報】Zcash(ジーキャッシュ)

仮想通貨に詳しい方なら既にご存知かと思われるが、個人的にここ最近Zcashが非常に気になっている。先月末頃にはJPモルガンとの提携も発表されるなど、保有する上での好材料がいくつかある通貨だ。

 

Zcash(ZEC)とは

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Zcashは2016年10月から運用されている仮想通貨で、Zero-knowledge Security Layer (ZSL)という秘匿性が高める技術を用いていることで当初から高い注目を受けてきた。ブロックチェーン上のトランザクションからは送受信のウォレットアドレスや取引量はわからない仕組みになっており、ビットコインなどと比べて大きな違いがある(トランザクションの承認はPoW=マイニングによる)。

 

Zcashの公式サイトでは、Zcashの特性をインターネットにおけるhttpとSSL化されたhttpsに例えて

 If Bitcoin is like http for money, Zcash is https—a secure transport layer

と表現しており、つまりは安全性・情報の保護に重点を置いていることがアピールされている。

 

JPモルガンとの提携で将来性が注目され、価格が一挙3倍に

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出所:POLONIEX.COM ZEC/BTC

 

上記チャートの画像を見ると、真ん中から少し左の辺りで価格が跳ね上がっている箇所があるが、この大きな変動を見せた5月22日は、ZcashとJPモルガンの提携が発表された日にあたる。価格はそれまでの1ZAC=0.05BTC付近から一時0.15BTC付近まで上がり、3倍ほどの値を付けた。その後価格は上下しているが、現時点で見ても、元の価格の2倍は割らないような値動きを見せている。

 

JPモルガンは、顧客の資産情報の保護にZcashの技術を取り入れたいと考え、今回の提携に至ったと言われている。同社は既にイーサリアム上にQuorumという企業による利用に特化したプラットフォームを立ち上げているのだが、今後はこのプラットフォームにZcashのプライバシー保護技術を取り入れていくという方針のようだ。Zcashの開発の母体となったZECCの代表Zooko Wilcox氏も、JPモルガンとの提携と今後の技術開発に意欲を見せている。

 

ビットコインのブロックチェーン技術は銀行などの機関が採用するのはセキュリティ上難しいと言われていたが、JPモルガンのような世界的な大手銀行がZcashに注目して提携まで至ったというのは、市場には大きな期待感をもたらし、各取引所でも上記のような価格の急騰が発生した(この価格上昇の要因はこれ以上でもこれ以下でもなく、Zcashそのものが価値あるものになったかと言えば、その点はNOと言えるだろう)。

 

「仮想通貨が世界の金融を変える」を合言葉のようにして、フィンテック界隈、仮想通貨界隈は大きな盛り上がりを見せているが、こうした大手の資本が入ったプログラムの動向は私自身注視しなければならないと考えており、今回Zcashを注目の通貨として取り上げた次第だ。

 

 

▼参考記事

Grads of LifeVoice: Why We Must Recognize Alternative Pathways To Economic Prosperity

Ethereum Enterprise Alliance Adds 86 New Members Including DTCC, State Street And Infosys

湯田陽太氏らによる投資詐欺勧誘グループ「JOKER(ジョーカー)」について(D9、SENER、FOIN、RiseToken、ビットシャワー)

JOKERの調査に際しまして、投資案件検証委員会のごうちさんより様々な情報の共有をいただきました。
※現在D9クラブの勧誘に際して違法性が無かったか、警視庁生活経済課を中心に捜査が進められてる模様です。下記リンクに詳細を記しておりますので、被害者の方はご確認ください。

 

 JOKER(ジョーカー)とは

ツイッターなどでは一部話題になっているが、当ブログにも「JOKER」という検索キーワードで来訪される方が多いので、この集団の危険性について簡単にではあるが解説を入れておくことにする。
この集団は、全国でNBC(ネットビジネスカレッジ)、デュブリ、D9クラブ、ビットシャワー、セナーなど、MLM報酬が高く、詐欺の危険性も極めて高い案件を「新しいビジネス」と謳って若者を中心に参加者を集めていたようだ。そこそこ高額な初期費用が必要になる際には借金をすすめてローンを組ませるというケースもあったようで、インターネットマルチビジネスヤクザと形容するのがおよそ適当だろう。リアル闇金ウシジマくんかよ……。
なお、湯田氏は、令和3年に投資スクール「アルケミスト」の運営に際して「確実に利益が得られる」などの謳い文句で勧誘を行っていたことから、特商法違反で福岡県警によって逮捕されている

YouTuber怪盗ピンキー氏もJOKERメンバーからD9勧誘を受け、広めようとしていた

以前当ブログでも取り上げたYoutuberの怪盗ピンキー氏も、JOKERグループのメンバーからD9クラブの勧誘を受け、その後ツイッターツイキャスであの詐欺ビジネスの勧誘を始めてしまったという経緯があったようだ。

playbaseball.hatenablog.com

株式会社Labeme(ラベメ)湯田陽太氏について

さて、D9クラブやJOKERについて知りたくて当ブログにやってくる人は、「湯田陽太」という人物を検索キーワードに入れている場合も多い。彼は、関係筋では有名な人物で、あの泉忠司大先生と同じようにネットワークビジネス界で名を売っている人間である。
彼らはネット上の悪評について「名前も明かさずにテキトーなことをネットで書いている人を信じるのか、目の前にいて実際にこのビジネスで大金を稼いでいる人を信じるのかはあなたの自由です」なんて言及する場合が多いのだが、ツイッターなどのリアルタイムで生の声を共有できるSNSがここまで広がった現在、これまでの悪事を隠して人を騙し続けるのが難しいことは自明である。
ちなみに、
JOKERの運営統括責任者は井上幸彦氏で、運営会社は株式会社ラベメ。株式会社ラベメ代表者は、湯田陽太氏(井上氏もラベメ社員)。株式会社ラベメの会社概要を見てみると、主要取引先に「シュガームーンシティー株式会社」「合同会社NBC→現在は消えている。)みなさんにはもうお察し頂けただろう。岡○、畑○、与○、和○、元を辿れば彼らに行き着く。
わざわざ会社概要のpdfから主要取引先の項目消すとか、すごいね。ちゃんとキャッシュから正しい情報拾い直しておきます。

Labeme Inc. 代表社名 代表取締役 湯田陽太
所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目6-3 新宿国際ビルディング新館5F
電話番另 03-5909-1098
FAX 03–5909–1099
Mail info@labeme.com
資本金 ¥5,000,000
設立日 平成24年8月8日
取引先 シュガームーンシティ株式会社 合同会社NBC
事業内容 コンサルティング事業 イベント企画・運営事業 グラフィックデザイン事業 アパレル事業 飲食店事業
 
D9とsener(セナー)の被害対策弁護団を結成したあおい法律事務所も、D9クラブとJOKER・株式会社ラベメの関わりを指摘している。
 さらに,D9商法の日本国内での拡散において不可欠な役割を担ったのが,上位勧誘者ら及びそのマルチ様の下部組織(勧誘グループ)である。首謀者に近い最上位勧誘者としては「藤山カルロス」がおり,他に,「湯田」,「柿野」,「佐藤」,「泉」,「松本」などが知られており,「湯田」や「柿野」は2017年4月の1周年コンベンションの開催にも携わっていたようである。
 
これらの者の下に「JOKER」,「D9塾佐藤」「泉・太陽」など複数の勧誘グループが存在し,これら勧誘グループによりD9商法への出資の勧誘が組織的に行われていた。勧誘には,投資・アフィリエイト塾や「ONE MESSAGE」,「ラベメ」などの代理店が活用されていた。

最近はRiseToken、FOINなどの投資詐欺を勧誘

情報商材屋さんはグレーな感じも見受けられたが、D9まで来ちゃえばもう立派な詐欺。こんなクソみたいな詐欺で金儲けて行くシンガポールは楽しいのかな。楽しいんだろうね。最近はハワイの不動産のFinancial Orgが名前を変えたFOINとか、ハワイの不動産と関連したRise Token(ライズトークン・XRT)とか、Rev Capital Fund(レヴキャピタルファンド)とかを広めてるとのこと。相変わらずMLM(というか詐欺的なポンジスキーム)です。他人からお金巻き上げてしか生きることができないんですね。
そういえば最近は湯田氏らと同じSENER広めてた柴田千成氏が逮捕されていたので、D9も似たようなもんだし、被害者の動き次第では刑事事件になる可能性も決して低くなさそう。
その他のJOKER・D9・ラベメ関連企業としては、株式会社アドアドアがある(D9の振込先がこの会社の口座だった)。名倉加奈子氏が運営している会社で、名倉氏はラベメでは「秘書」となっている。私にDMで情報提供をしてくれた方曰く、「名倉は湯田の●●です」とのこと。まぁどうでもいいけど(笑)

福岡は西南大学で大流行

福岡では当時西南大学に在学していた学生らにより、大学生の間でもD9クラブの勧誘行為が行われていました。NBCを通じて湯田に師事した学生が、各地で開催されていたセミナーでは講師役を務めるなどの行為が確認されています。

湯田氏の配下にいた人物は「自分はD9に投資していただけで詐欺とは知らなかった」といった言い訳をしているようですが、D9の被害者を集めて集団訴訟を行なったあおい法律事務所からも

D9商法とは結局,いずれは破綻することを予測しながら短期間で多くの集金を行うための単なる集金システムであったことが容易にうかがわれ,要するに破綻必至の詐欺商法であったと断じざるを得ない。

D9Clubは毎年,出資者の投資資金を最低でも2.75倍から5倍にし続けなければならない(実際はこれに加え上位勧誘者への配当分も稼ぎ出す必要がある。)のであり,このこと自体が経済常識に反し,有り得ない。

との見解が出ており、常識的に考えて「自分も騙された」という言い分にはさすがに無理があるでしょう。

株式会社LEAD、JIC株式会社の勧誘行為

D9に関して、株式会社LEAD(下地洋平、鈴木俊介らが同社関係者)という企業やJIC株式会社(代表:横田健一)も代理店業務を行なっており、これらの会社はJOKERと同様に、学生に消費者金融を紹介してまでD9に資金を投じるよう仕向けていたという証言が複数寄せられています。また、元本を保証する旨の契約書も交わしていたという事実も確認できており、さらにD9のスキームが破綻してから元本の補償・返金は行われていないとのことです。

そもそも元本保証を謳って出資を募るのは違法行為ですし、投資とMLMを絡めたものはほとんどが運営実態の無いポンジスキームであるケースが多いので、騙されて資金を投じてしまった者にも責任はありますが、無知な学生を嵌め込んで借金をさせてまで資金を投じさせていたという点は見過ごすことはできません。

 
・まとめ
JOKERについて知りたかった人は「JOKER=詐欺集団(詐欺師養成所)」と覚えておいてね。ここテストに出るよ。最近JOKERはJOKERとは名乗ってないらしいですが。

 

補足(2018年12月5日)

JOKERや湯田氏周辺の人物が高配当のポンジスキーム、投資詐欺に関してリスク等を十分に説明しないまま広く勧誘を行い、さらに自身はMLM式の紹介報酬を受け取っていたことに関しては数多くの証言・証拠があります。湯田氏らがこうした勧誘を行なっていたことは非常に悪質であり、当記事において事実を公表することは公益性があると考え、差し替えていた当記事の内容を元に戻し、再掲載を行いました。
 
▼関連記事

更新再開のお知らせ

ご無沙汰しております。

 

私情で少しブログやLINE@の更新を止めていました。この2ヶ月程度の間にも、仮想通貨や投資案件周りには色々な変化がありました。成長産業ゆえに、様々な詐欺が横行しています。このブログで引き続き注意喚起や情報の検証を行い、有意義なコンテンツを発信していければと思っております。

 

さて、D9クラブに出資していた方々が被害者の会を発足したことが、先日テレビ東京のワールドビジネスサテライトでも報じられていました。私もリッチモンドバークスの被害者の方々から相談を受けたときに、金融庁・消費者庁・弁護士事務所などさまざまな機関に情報提供と今後の対応について相談したのですが、中々有効な策をまとめられずにいましたので、今回の件で色々学びたいところです。

 

私は法律の専門家ではありませんが、MLM報酬を含むポンジスキーム・ネズミ講は、日本の法律でも罰せられる可能性があります。D9クラブ被害者の会の動向を引き続き注視しながら、仮想通貨やそれを用いた投資についての法律について検証した情報も発信していければと思っております。

 

また、最近はICO(新規公開株を仮想通貨でやる類の資金調達)が盛り上がっていますが、そこにも詐欺が疑われるようなものがありますし、今後もその数が増えていくでしょう。日に日に変化しさまざまな情報が飛び交うマーケットですが、その中で少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。

 

 

投資案件やMLMについて情報を発信しておられ、当ブログとも相互リンクだったごうちさんによる「サビアンでキャッシュバックの毎日」が「投資案件検証委員会」という名前に変更し、引き続き暗号通貨や投資案件について多角的な検証をされています。素晴らしいサイトですのでご存知の方も多いかと思いますが、ぜひチェックしてみてください。

投資案件検証委員会

コインチェックの障害・ロールバック騒動について

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5月9日の午前11時過ぎから、仮想通貨トレーダー界隈がざわついた。Yahooのトピックスにも載るようなものだったので、ご存知の方も少なくないだろう。

 

 ここ数日で価格が高騰している仮想通貨。代表格のビットコインは、5月9日午後時点で1ビットコイン=20万円台にまで上昇している。

 

そんな中、コインチェックが手がけるビットコイン取引所「Coincheck」で5月9日午前、サービス障害が発生。入出金や売買などの取引を停止したと発表した。

 

コインチェックによると、5月9日午前11時台から正常はでない価格が表示されるという障害が発生したため、取引を停止。アプリやウェブサービスへアクセス・ログインできない状況が続いた。その後、障害が起きた5月9日午前11時25分へのロールバックを実施。

 

午後4時30分には全機能を復旧させ、Twitterアカウントでもアナウンスをしている。なお、取引再開時点でのレート前後の金額の注文はキャンセルになり、障害発生前の時点で対象となったロスカットが実行されている。

 

同社では、この障害がハッキングなど外部からの攻撃によるものではないと説明。ユーザーの個人情報や資産流失はないと説明している。原因や再発防止施策については、Twitterアカウントやブログ等を通じて逐次報告する予定だ。

 

http://jp.techcrunch.com/2017/05/09/coincheck-failure/

 

「正常ではない価格」とは一体いくらだったのか、私もリアルタイムでレートを見ていたが、1BTCが一時期100万円を超えるなど、5倍以上のレートで配信されていた。もちろんこれをチャンスと捉えて売りに走った方も多かったのだが、当然コインチェック側もロールバックの対応をせざるを得なくなり、システムを落として復旧に当たっていたようだ。

 

原因に関してはさまざまな憶測があるが、不確定要素を書くわけにはいかないので、コインチェックのリリースだけご紹介。

 

該当時間内に成立した取引等につきましては、ロールバックの措置を執らせていただきます。障害発生時間、日本時間2017年5月9日(火)11時25分の時点へ戻す対応とさせていただきます。ユーザー登録、該当時間内で成立した取引、ブロックチェーン上に記録されていない送金等全てのアクションがロールバックの対象となり、11時25分の状態へ戻ります。

 

また、障害発生直前における注文に関しまして、取引再開時点でのレート前後の金額の注文はキャンセルとさせていただきます。


ロスカットについて、障害発生前の時点で対象となるものはロスカットが行われます。

 

また、本事象につきましては、ハッキング等で外部からの攻撃を受けたものではございません。ご利用者様の個人情報、並びに資産の流失はございません。

 

https://coincheck.com/blog/3639

 

一連の騒動でマウントゴックス事件を思い出した方もいると思われるが、とりあえずは取引所の存続・運営再開、ハッキング被害は無しという状況なので「良かった」という結論にはなるのだろう。

 

ビットコインについて「マウントゴックスは会社が不正をして~ or ハッキングされて~ → だけどビットコインそのものが危ない・怪しいものじゃない」と説明する人も多いが、それはその通りで、取引所選びもめちゃくちゃ大切だと思い知らされた方は多かっただろう。

 

コインチェックは手軽にアフィリエイト機能が使えるということもあって、色んな所でアフィリンクを見かけたが、私は色々あってビットフライヤーのアフィリエイトのみを利用していた。

 

とりあえず今回の問題は一旦収束したが、もしコインチェックが実際にハッキングされて私の紹介をきっかけにコインチェックで購入した仮想通貨を失った人が出るようなことがあれば、取引所の問題だけにはできず、そんな脆弱な取引所を紹介してしまった私にも責任が出てくる。HYIPぶっ叩いてられるご身分じゃなくなるということで。

 

まぁ、だからと言ってもちろんビットフライヤーが完全に安心かというと100%の保証などというものは無いのだが、私は大手資本が入っているということもあって、多少通貨の購入レートが割高だとしても、日本の取引所ならビットフライヤーが一番だと思ってアフィリエイトも利用していた。

 

もしビットフライヤーが飛んだら私もフライアウェイします(フライアウェイするとは言ってない)。このエントリーは、コインチェックをdisってるものではありません。

 

そういえば今日はビットリージョンの大発表が来るとか来ないとか。リージョン推しまくってた人たちは今頃何してるんだろう。まぁ普通に他のHYIP紹介してるんだろうね。投資先がぶっ飛んだら「自己責任」で片付けるような奴らが、ヤフコメでは「企業の責任ガー」「役人・政治家の責任ガー」とか言ってるんだから、世も末。

 

最近忙しくてブログ更新してませんが、LINE@ではほぼ毎日それなりに有益な情報流してるので、よかったら登録してください。私にメッセージを送らなければ、誰が使ってるのかとかはわかりません。

 

最後に新しい仮想通貨の需要を発掘した(気がする)ので、共有します。

 終わり。

【MT4対応】SimpleFXは仮想通貨を証拠金にして為替取引(レバレッジ最大500倍)ができます!

※2018年7月更新

SimpleFXよりも仮想通貨ペアのスプレッドが狭いWeltradeという業者を見つけました。

詳細を下記記事で確認して是非使ってみてください。

 

playbaseball.hatenablog.com

 

 

 

 

 

SimpleFXとは

SimpleFXは海外のFX業者で、マイナー通貨もカバーした多様な通貨ペアに加えて、ビットコインをはじめとする仮想通貨のレバレッジをかけたマージントレードもできるということで最近評判になっている。仮想通貨建ての口座では、口座開設および入出金の際の本人確認書類の提出や審査が不要であるため、匿名で取引を行うことが可能だ。ビットコインFXを煩わしい手続き無しで始められるというのは、魅力に思う方も少なくないだろう。

 

レバレッジは海外業者ということで規制がゆるく最大で500倍までのハイレバレッジ設定が可能になっている。さらに、ゼロカットシステム(強制ロスカットは証拠金維持率30パーセント以下)を採用しているため、追証金は発生しない。つまり、預入の元本=証拠金以上の損失は絶対に発生しないというシステムだ。ただし、仮想通貨のレバレッジは最大10倍で、ドル円やユーロドルなど、おなじみのFIAT通貨のトレードは最大500倍で取引可能という仕組みになってる。

 

為替でビットコインイーサリアムを増やすことができるというメリットがあるので、私も積極的に利用している。

 

SimpleFXはMT4で利用でき、仮想通貨を含む通貨ペアもMT4でチャートを見ることができるため、当然MT4で利用できるインジゲーター・テクニカル分析も用いることができる。この機能を用いれば、これまでのFXトレーダーにとっても仮想通貨取引が取っつきやすいものになるだろう。

 

その他SimpleFXの特徴は下に列記する。

 

口座の作成は下記バナーからどうぞ。

 

SimpleFXの特徴

  • 証拠金としてBTC(ビットコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、LTC(ライトコイン)、DASH(ダッシュ)、ETH(イーサリアム)を用いることができ、これらの仮想通貨建て口座の開設、入出金、取引には身分証などによる認証は必要ない
  • スプレッドは変動制で、ドル円・ユーロドルなどメジャーな通貨ペアなら1pips前後
  • ハイレバレッジの取引が可能(最大500倍、仮想通貨は最大10倍)
  • NDD方式を採用
  • 取引手数料は無料
  • MT4(MetaTrader4)上でも使用可能
  • 最低入金額の設定無し
  • インデックス株(日経225など)、資源(原油天然ガスなど)、貴金属(純金など)の取引も可能
  • デモ口座あり
  • GoogleFacebookなどのアカウントで簡単に口座作成が可能
  • Google Authenticatorでの2段階認証が可能なため、セキュリティ面も充実

 

SimpleFXが信頼できると思った理由

海外FXには詐欺業者も多いのだが、私は以下のような理由でこの業者はそこそこ信頼がおけると考えている。

 

 

仮想通貨を含んだ取引可能な通貨ペア一覧

BTC(ビットコイン)/CNY, JPY, USD, EUR

BCH(ビットコインキャッシュ)/USD, BTC

ETC(イーサリアムクラシック)/BTC, ETH

ETH(イーサリアム)/BTC, USD

LTC(ライトコイン)/CNY, JPY, USD, EUR

XRP(リップル)/USD

 

シンプルFXではこれらの通貨ペアをレバレッジをかけて取引できる。

 

SimpleFXの口座登録方法(スマホ版)

SimpleFXにアクセス

②「口座開設」をクリック

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FacebookGoogle、メールアドレスなど任意の方法で登録

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④メールが送られてくるので、登録認証作業を行う(FacebookGoogleの場合は、そのアカウントに紐付けされたアドレスに送信される)。

 

※PCからの場合も、ほぼ同様の作業で登録が可能。

登録はこちらから→SimpleFX

 

Simplefxの使い方

ここからは、SimpleFXのPCブラウザ版の使い方を説明していくことにする。スマホのブラウザでは使いにくいので、スマホで取引したいという人はMT4と連携するのがベター。

 

その方法についてわからない方は、当ブログからの登録者限定でサポートを行うのでLINE@までご連絡を。

 

ライブアカウント(リアル口座)を開設する

SimpleFXではデモ口座も利用可能だが、実際にビットコインなどを預けてリアルトレードをするためにはライブアカウントを開設する必要がある。

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まず、英語が全くわからないという人は、画面右上の旗のマークから日本国旗を選択し、言語を日本語に切り替えるのが良いだろう。ただし、機械翻訳中心のため自然な日本語ではない。

 

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左上のメニューボタンをクリックし「口座」をクリック。

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この画面で「口座を追加」をクリックする。

 

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ライブ口座の方をクリック。

 

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どの通貨で口座を開設するかを選択する。仮想通貨はBCH(ビットコインキャッシュ)、BTC(ビットコイン)、DASH(ダッシュ)、ETH(イーサリアム)、LIT(ライトコイン)が利用可能だ。一度通貨を指定して口座を開設すると、変更することはできないが、新しく他の通貨で口座を追加することは可能。

 

また、口座から口座への振り替え(例:ビットコイン建て口座の残高をイーサリアム建て口座に移す)ことも可能だが、多少手数料を取られるのでご注意を。

 

ライブアカウントへの入金

次にライブアカウントへの入金方法を開設する。仮想通貨の場合は指定のアドレスに送金すれば良いだけなので非常に便利だ。

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口座一覧画面で「ライブ口座」を押すと、口座一覧が表示されるので、自分が作った口座のところで「入金」をクリック。

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口座開設時に指定した通貨のマークが表示されるので、それをクリックすると、入金用のアドレスが表示される。

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あとは、自身のウォレットから入金用のアドレスに送金すれば、トランザクションの承認後、デポジットとして反映される。

 

ライブ口座での取引

次にライブ口座での取引の方法を解説していく。

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ブラウザ上部の口座番号と残高が表示される部分をクリックすると、プルダウンで他の口座を表示させることができる。LIVEをクリックし、開設・入金が済んでいる口座を選択すれば、実際にポジションを持つことができる状態になる。

 

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左上のメニューから「売買の障壁(Trading Wall)」をクリック。

 

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左には通貨ペア一覧が表示されており、通貨ペアを左クリックし、右に表示されている画面までドラッグアンドドロップすると、画面にチャートを表示させることができる。

 

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水色で囲った「ワンクリックトレード」の部分を押すと、チャートの左上に表示されているクイックトレードウィンドウから売り買いのポジションを簡単にエントリーすることが可能だ。

 

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FIATの通貨ペアであれば0.01=1000通貨というのは、その他の海外FXと変わらない。

 

取引までの一連の流れはこの辺でだいたいご理解いただけただろうか。

 

SimpleFXをこれから利用してみたいという人で、このブログからの登録者にはサポートもするので、何かあればLINE@からコンタクトをいただければ。最後に、FXにはリスクがあり、自己責任・自己判断の元で取引を行わなければならないということをお忘れなく。

ネットで画像を拾って成功者アピールをするだけの簡単なお仕事です。



いやー、webマーケティングってとっても簡単そうですね。


そんな私は、朧ちゃんの画像に関しての使用料をきっちり払おうと思います。手抜き記事、終わり。

FreshSpring(フレッシュスプリング)爽やか系HYIPが満を持して登場

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「あなたの無限大の春」

 

なんとも爽やかなイメージのHYIPが満を持して登場。その名も"Fresh Spring"=「フレッシュスプリング」

 

ツイッターでは文春系HYIPと呼ばれているとかいないとか。プランは以下の通り。

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  • 日利3%が生涯永久に(永久とは言ってない)
  • 最低投資額は50ドル、最高投資額は5万ドル
  • 入金方法はPerfect Money、AdvCash、Payeer、BitCoin
  • 出金は自動
  • 紹介報酬は、直接紹介者4%、2段階2%、3段階1%(基準は各紹介者のデポジット額)
  • 元本は返戻されない(出金されるのは利息のみ)

 

HPでは、この会社の事業内容について

「フレッシュスプリング社は、ヨーロッパの飲料水消費の18%をカバーするシェアを保有している」と説明している。

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ライトライズやリッチモンドバークスでおなじみのイギリスの会社設立証明書もあるが、これらの要素がどれだけ信用ならないかは言わずもがな。

 

ドメインの所有者情報ももちろん非公開で、取得は2017年3月。まぁこの辺でだいたいわかるよね。儲かるのは、紹介者いっぱい出せる一部だけ。残りはただの養分。

 

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Alexaで見たトラフィックソースの分散はこんな感じ。日本が圧倒的トップに来る日もそう遠くないかもしれないが……。

 

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日本時間4月29日現在の投資状況は上の画像の通り。

 

ポンジスキームであることは言うまでも無いので、参加したい人は自己責任でどうぞ。私からの紹介などはもちろん一切なし。おわり。

Youtuber怪盗ピンキーがツイキャスでD9クラブを宣伝していた?

※怪盗ピンキー氏がこの件について言及しているツイキャス放送の録画などをお持ちの方は、情報提供をいていただけますと幸いです。

 

Youtubeツイキャスで活動している怪盗PINKID(ピンクキッド)、通称:怪盗ピンキー=本名:小島宣輝(こじまよしき)氏が、ツイキャス内でD9クラブの宣伝をしていたということを、同じくYoutubeツイキャスなどで活動を行っているみずにゃん氏が指摘している。

 

www.youtube.com

 

 

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出所:株式会社VAZ 怪盗ピンキークリエイターページより

 

怪盗ピンキー氏のツイッターを確認してみると、D9クラブのことについては直接言及されていないが、中々怪しいツイートがいくつか見受けられる。

彼はツイキャスのアカウントを既に削除しているため、詳細は調査中だが、もしこれが本当ならばD9クラブが若い世代へのPRとしてインフルエンサーマーケティングを仕掛けている可能性が高く、さらにこの件には彼の所属事務所であるNeXtStage(株式会社VAZ)という企業も関係している可能性が高まる。

 

NeXtStageは、先日「祭の屋台くじには本当に当たりが入っているのか検証する動画」で一躍脚光を浴びた金髪起業家Youtuberことヒカル氏も所属している事務所で、運営元の株式会社VAZのホームページにも事業内容として「インフルエンサーマーケティング事業」という表記がある。

 

この事務所が正式にD9クラブからのオファーを受けた上で、所属クリエイターの怪盗ピンキー氏がPR活動に従事していたとなれば、みずにゃん氏が動画で指摘しているように、事務所・企業としてのコンプライアンスも問われるだろう。

 

では先日コンベンションで司会を務めていた布川敏和氏はどうなんだという話にもなりそうだが、コンベンションで司会を務めるのと、広告費を受け取って「儲かります」という宣伝をするのとではわけが違う。

 

インフルエンサー」としての力を持つYoutuberを事務所として抱えているのであれば、広告活動を行って影響を与える商品やサービスにはしっかりとした検証が必要なことは言うまでもない。もしD9側からのオファーを精査せずに動き、ツイキャスなどで勧誘に準じる情報発信をしていたことが事実であれば、問われる責任は大きくなってくるだろう。

絶対収益型スワップアービトラージという情報商材について

※本エントリーでは情報商材に関する情報を扱うが、購入や利用を推奨するものではない。

 

 

「絶対収益型スワップアービトラージという情報商材は本物だと思いますか?」という質問を受けたので、見解をば。この商材は為替取引(FX)のアービトラージ手法を解説する情報商材とのこと。アービトラージについてはググってね。

 

宣伝文句となる利益率は年50%、複利で運用すれば3年ちょっとで200%などと見かけの数字はいいのだが、とりあえず一番注意しなくてはならないのが「返金保証」について。というのも、情報商材で返金保証が謳われているものは数多いが、実際に返金が認められる例は少ないからである。

 

ちなみにこの商材の場合は、

 【返金対象】
当手法を60日以上継続し利殖しなかった場合において、 以下の条件を満たした方が返金対象となりますのでご注意ください。


当マニュアルにお勧めする口座を利用していること
・当マニュアルに従って取引を行ったと認められる資料の提出。
・両建てでポジションを維持しており、ポジションを変える場合両建てで動いている事。
・両建てのポジションチェンジの時間差は2分以内であること。
その他当マニュアルに準じていると認められる場合に限り適用
・返金にあたりましては、氏名と住所が判別できる身分証明書(運転免許等の公的証明書)及び、学習と実際の取引を証明する、取引履歴(キャプチャ等)の提出をお願いします
・返金手数料はお客様のご負担となります。 

というのが返金の条件になっているのだが、条件になっている「学習という部分が客観的に判断しにくく、返金を申請しても色々イチャモンをつけられるだけで実際にお金が返ってくることは少ないことが予測できる。最初に20万円ぐらいの割りと高額の入金が推奨されているとかもあるかもね。

 

あと引っかかるのは「当マニュアルにお勧めする口座を利用していること」という部分だろうか。アイ○ンFXとか絡んでそうなニオイがプンプン。まぁ普通に海外FX業者のIB狙いかもね。というかそもそも為替のアービトラージは、うーん……。

 

ちなみにこの商材の値段は29,800円なのだが、これをアフィリエイトで紹介したユーザーにインフォトップから支払われる値段は23,840円。情報商材アフィリエイト報酬の比率が高いのは普通なのだが、情報自体の価値が高いかどうかは微妙なところ。

 

ということで、個人的には「あんまり」という判断。

 

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逮捕も?D9クラブ経営陣(藤山カルロス、ダニーロ・サンタナ)の詐欺活動の経歴について

追記:2018年2月にダニーロサンタナはドバイで逮捕される

2018年2月にD9クラブの会長とされるダニーロサンタナがドバイで逮捕されていたようです*1。D9の活動に関連してブラジルの警察当局からICPOに通達があり、ドバイでの逮捕に繋がったとのこと。この件についての続報は調査中です。

 

追記:警察も捜査中?

D9クラブの勧誘などに際して違法な行為があったのかどうか、警察当局も捜査を行なっているそうです。湯田陽太や泉忠司などMLMの大物も多数絡んでる件ですが、被害に遭われた方は下記リンク参考の上、被害届の提出などを検討してみると良いかと思われます。 

playbaseball.hatenablog.com

 

概要

読者からの提供情報を元に、D9クラブ経営陣の詐欺行為の経歴について取り上げます。概要は以下の通りです。

 

  • D9クラブ社長のダニーロサンタナ氏は過去にONETHORというネズミ講のイタリアでのリーダーだった。
  • そのONETHORのCEOミサエル・マーティンズ氏は、Telexfreeという世界規模の訴訟問題も引き起こした詐欺グループにも関係していた。
  • ONETHORのアジアでのマーケティングリーダーはD9クラブ幹部のカルロス・フジヤマ氏だった。

 

イタリアのサイトに過去の悪事に関する記述あり

さらにここから、D9クラブ社長のダニーロサンタナ氏に関するイタリアのサイトの情報を翻訳してご紹介します。

 

D9 Clube scam danilo santana

D9クラブのウェブサイトは、2016年2月6日にブラジルはイタブーナで登録された。とても新しいWEBサイトだ。D9クラブのドメインを取得したのは「ダニーロサンタナ」というブラジルではありがちな名前の人物。

 

我々は、この人物について調査を行い、彼が約2年前にミサエル・マーティンズによって展開された「ONETHOR」という巨大詐欺組織に参加していたことを突き止めた。

 

ブラジルからやってくる全てのビジネスに、完全に合法なものは無いと思うべきで、それはこの国がネットワークマーケティングを規制する明確な規定を定めていないことに起因する。実際、ピラミッドスキームの問題がしばしば見受けられる。

 

D9クラブは、イタリアでのプロモーション活動において、ONETHOR、Telexfree、Uneteneといった詐欺組織で活動を行っていたことでイタリアでは有名な人物を起用している。

 

資料によれば、D9クラブはブックメーカー投資に従事しているとあるが、これは実態を紛うためのものであり、詐欺組織を作るための建前に過ぎない。現在、先ほど名前を挙げた会社は倒産しており、後の入会者の資金が先の入会者への配当に回されるポンジスキームであったことが判明している。

 

ONETHORではイタリアでリーダーとして活動していた人物、ダニーロサンタナが、D9クラブで活動しているのだ。

 

元サイト(意訳あり):https://www.mlmzoom.it/news/d9-clube-truffa-reale-opportunita/

 

Telexfree(テレックスフリー)は、このブログでもDivveeSocialを取り上げたとき、DivveeのCEOが以前この詐欺組織で活動を行っていたことをご紹介したことがあります。Telexfreeはインターネットを用いて急速に世界中に拡大した詐欺組織であり、そこに関わっていた人物がD9クラブの代表を務めていることが指摘されていました。

 

D9クラブの事業内容と報酬内容を照らし合わせるとポンジスキームであることは明らかなのですが、過去にこうした経歴のある人物が同じようなスキームを用いて事業を立ち上げたということからも、その危険性は浮き彫りになっていました。

 

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こちらはOnethorのイベントでの写真で、中央にカルロス・フジヤマ氏が写っていることが確認できます。フジヤマ氏はOnethorではアジアのマーケティングリーダーを務めており、上記写真は恐らく韓国で撮影されたものだと思われます。

 

www.youtube.com

この動画では、フジヤマ氏とマーティンズ氏が親しくしている様子が見てとれます。

 

ちなみにD9クラブへの日本からの出資額はかなりの規模のようで、ポンジスキーム大好きニッポンジンが心の底から心配です。お金儲けをしようと思ってお金を奪われるだけじゃなくて、それが犯罪組織に渡っているという自覚はあるのかな、みんな。

 

「投資は自己責任」というのは当たり前ですが、ポンジスキームに関してはその流れたお金が相当ヤバイことに使われている可能性もゼロではありません。そこら辺の認識、持ったほうがいいよ。おわり。

 

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ビットコインの価値・需要を支えているのはHYIP説

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日本でも先日、大手家電量販店のビックカメラがビットコイン決済を導入するなど、純粋な決済手段としてのビットコインのインフラは整いつつあるように思える。

 

しかし、私は(現時点においては)ビットコインが本当に決済手段として評価されているとは思わない。もちろん送金(決済)手数料が低く抑えられる点や、ブロックチェーン技術の安全性などは高く評価できるが、それ以上にここ最近のビットコイン価格の上昇は、投機目的での需要が拡大しているためだと私は考えている。

 

そんな状況の分析を踏まえて、私はここで「ビットコインの価値・需要を支えているのはHYIP」という説を唱えてみることにする。

 

「新興国では自国の通貨が信用出来ないところもあって、国のお金よりビットコインに価値を見出す人もいる。日本も国の借金がたくさんあって~~~」などという記述はよく見られるが、こうした説明も検証を深めれば疑わしいところは多々ある。

 

確かに金融インフラが整っていない新興国においては、ビットコインの決済が国中のどこでも行えるような環境を構える=ビットコインインフラを整える方が、通常の金融インフラを整備するよりも求められる工数は少なくなり、簡単なように見える。

 

しかしながら、ビットコインが純粋な決済通貨として安定的に用いられるためには、電力・インターネットのインフラを整えることがそれ以前に必須であり、個人やお店がパソコンやスマートフォンを持てる生活水準であることも要される。このハードルは決して低くない(ただし、一部中南米の国など、電力やインターネット料金が安い国で注目度が高まっていることも事実である)。

 

ビットコインは、送金を行いたい、受け取りたいという個人だけがいっぱいいても、送受信の取引は成り立たない。ブロックチェーンというトランザクションの性質上、「マイニングを行う者」の存在は不可欠だ。

 

そして、取引が行われるからこそビットコインは「通貨」としての価値を持ち、「保有」をするだけでも価値のある(とされる)金融資産になる。ビットコインの取引を支えている「マイニング」とビットコインの需要は表裏一体で、法定通貨と同様に循環が悪くなれば価値は見い出しにくくなる。

 

さて、ここで昨今のHYIPブームについて見てみよう。HYIPは「投資」と言われるが、ほとんどが「投機」やギャンブルにすら値せず、「投棄」の性質を持つだけの金融商品もどきのものだ。しかし、これらの「ビットコイン投棄案件」が乱立することで、結果的にビットコイン取引がかなり活発になっていることも確かだろう。

 

HYIPにおいては日利・時利など、投資商品としての安定性を欠くような形式で配当が払い出される場合も多いが、実はこの配当形式によってビットコインの取引回数は増大し、マイニング業者も採算が取れるレベルでビットコイン価格が推移する状態が保たれているという見方もできなくはない。

 

また、これらのポンジスキーム参加者が世界的に増加することによってもビットコインの流動性は高まっており、その通貨としての価値はポンジスキームによって底上げされていると言っても過言ではない。これが私が「ビットコインの価値・需要を支えているのはHYIP」という説を唱えた所以だ。

 

定期的に訪れる半減期の問題もあり、ビットコインがその流動性をこれからも保つためには、インフレが前提になる。そして中央銀行が無い以上、世界中のユーザーの総意に基いて価値と取引量を創出していかなければならないという課題も抱えているのだ。

 

「持っているだけでもビットコインの価格は上がる」と言われるが、単純保持で流動しないビットコインが増えれば、生まれたときから「値上がりする運命」が定められたビットコインは超えられない壁にぶつかってしまうことになる。

 

それを防ぐために、通常ではありえないレベルでの高収益を謳ったHYIP・ポンジスキームが乱立しているという陰謀論的な考え方もできなくはないということだ。

 

仮想通貨の価値は法定通貨に支えられている。マイニング業者も決済を導入する企業も、欲しいのはビットコインではなく利益として計上される法定通貨であり、この事実は決して無視できない。

 

支離滅裂で検証不十分な内容をお伝えして申し訳ないが、ビットコインの価値についてみなさんにも考えていただくきっかけになれば幸いだ。

D9クラブのハッキング被害による業務停止について見解を述べます

追記:2019年2月

D9クラブの勧誘などに際して違法な行為があったのかどうか、警察当局も捜査を行なっているそうです。被害に遭われた方は下記リンク参考の上、被害届の提出などを検討してみると良いかと思われます。 

playbaseball.hatenablog.com

 

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D9 Clubが会長直々にビデオレターで「ハッキングされたから改善のためにシステム中止してるで。ビットコインは盗まれたわけじゃないから安心するんやで」と言及したようだ。

 

先日のコンベンションでは、「コンピューターのセキュリティソフトを販売してます」と新規事業について語っていたらしいが、まずは自社サーバーのセキュリティをちゃんとしてほしかったところ。それにしてもHYIP界隈のサーバーってすぐハッキングされるね(ハッキングされたとは言ってない)。

 

まぁこれだけD9信者がいれば、手放したくないという運営側の気持ちも確かにわかる。数週間して支払いを再開すれば信者たちは「ほらちゃんと復活した! 飛んだとか言って批判してたやつらwwwwD9は本物だから!」とツイッター歓喜しながら増資するのだろうが、彼らの脳みそのシワが無さすぎるため、運営の情報もキレイに投影されるのだろう。洗脳とはまさにこのことで。

 

私のような者が煽れば煽るほど信者たちはD9への忠誠心を深めるのだろうが、最後は彼らからもう一絞りしてドロンというのは目に見えている。追加入金した人から優先で払い出しとかあるかもね。

 

D9で儲けたって言ってる人は、ちゃんと確定申告してくださいね。おわり。

 

 

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