専業パチプロ・スロプロの2018年の収支を公開!規制で稼げなくなったのか?

5.9号機、そして6号機と新基準の台が導入された2018年ですが、スロット、パチンコの専業で生活しているプロの収支(年収)はいくらなのか、過去の数値からの推移も合わせてご紹介します。

 

2018年の収支(年収)は約500万円

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私の知人は基本的に4人前後で活動するグループ(軍団)の一員で、都度打ち子や引き子のアルバイトを雇いながら西日本から東海地方にかけてのお店を移動しながら稼働しています。そんな彼の2018年の収支は約500万円で、月収で考えると40万円以上の収入を得ている計算になります。実際には100万円以上稼げる月もあれば、10万円程度しか稼げない月もあるようです。こればかりは上振れも下振れもあるので仕方ないといったところでしょうか。

 

そこそこ良い稼ぎに見えますが、いかんせん不安定ですし、移動に時間もお金もかかるし、拘束時間もそこそこ長いし、保険や福利厚生など会社員の待遇を考えると決して正社員よりいい生活をしているとは言えないと語っています。まぁそれでも十分稼げているのはすごいですよね。

 

2015年から2017年まで、過去3年間の収支

彼の2015年〜2017年までの収支も聞いたので、参考までにご紹介しておきます。

2015年:約650万円
2016年:約450万円
2017年:約600万円

平均するとだいたい500万円〜600万円の水準ということで、2018年で年収が下がったという訳でも無いようですが、スロットに比べてパチンコは釘状況的にも稼げない(ベースの低い)お店が多くなっているとのことでした。

 

5号機の人気機種であるアナザーゴッドハーデス、バジリスク絆、北斗転生、まどマギ、ミリオンゴッド凱旋などは順次撤去されていきますが、ペイアウト率の高い台の設定狙いができなくなるとホールで稼働する人が少なくなり、その結果ゾーン狙い・天井狙いができる台も無くなれば、現役のパチプロ・スロプロが今後も専業のプロとして稼働を続けるのは難しいかもしれません。

 

 

 

2019年に入ってからは、一部地域でパチンコのベースが上がりつつある

その一方で、一部の地域ではパチスロの設定に力を入れるよりも、パチンコのベースを高めにしているお店が出てきているそうです。具体的には最近イベントの告知が禁止された大阪でその傾向が見て取れるようで、これは私の知人のフリーの設定師の方も同じことを言っていました。

 

パチンコは回る回らないでお店の状況が完全に把握できるため、お店としても打ってもらえるかわからなくなってしまったパチスロに設定を入れるよりも、見た目とデータに結果が現れるパチンコでアピールしようと方針転換している模様です。

 

 

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