昨日のエントリーでご紹介したSCARS氏が、ノルデバンクが飛んだことに言及しているが、どうやらこれは44日も保たなかったようだ。
▼参考記事
ノルデバンク44日も持たずに? - SU/CAR-ST-APplication-cells
たぶんもうだめだ、ノルデバンク。もともと実在しない金融グループであることはブログに書いてあったが、やはり...イギリスの法人登記は全くアテにならないのでご周知徹底を!架空の企業を装うところは時間との勝負ですね。
— 🌏ビットコイン投資 相互フォロー (@littlebitwolf) 2017年4月4日
SCAR氏の言うとおり、ライトライズが飛ぶ前には複利運用で回す人が多かったからそれなりに持続可能なポンジスキームであったものの、ライトライズの破綻とともにユーザー側の行動にも変化があったのだろう。
毎日のように配当を引き出してしまう人が増えれば、結果的に残高が不足しがちになるため、運営元も早めに撤収してしまうというのは当然の成り行きだと言える。
ライトライズという日本人を含めて世界各国から多数の参加者がいた案件が飛び、Appストアのアプリがリリースされていたリッチモンドバークスが飛び、ライトライズと同様にイギリスで法人登記されている(と思しき)ノルデバンクも飛んだ。
このブログではまだ取り上げることができていないSportArbやOneForAllAllForOneなどは残っている状況だが、ユーザー側の動向が変わっている以上、そろそろこれらのHYIPも続々と破綻していくかもしれない。
満期が設定されているSportArbなんかはもう少し保つかもしれないが、再投資しない人が増えて飛ぶ確率も高いと推測できる。
先日消費者庁と金融庁に電話をして、ビットコインを決済手段とした投資詐欺が乱立している件について報告を行った。具体的な注意喚起などが行われるのかはわからないが、私は詐欺師たちが一日でも早くくたばることを願っている。
まぁHYIPが無くなっても、今度は他の投資詐欺が流行るだけなのだろうが。
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