📗アメーバキング2での集客効果はあまり期待できない理由をWEBの専門家が解説

アメブロ(Ameblo)を使って集客を行い、ビジネスの売り上げアップも狙うという「アメーバキング2」というツール(商材)が注目を集めているのですが、このツールは個人的にはあまりオススメできるものではありません。WEBサイト・メディア運営とSEOの専門家である筆者がその理由を解説していきますので、推奨している方の評判・口コミと照らし合わせながら確認してみてください。

 

 

アメーバキング2はどんなツール?

f:id:roko8and17:20190219024237p:plain

アメーバキングは、ワードプレスなど他のサービスで運営しているブログ・WEBサイトをアメブロで宣伝し、それによって集客を強化するという手法でアクセスアップを狙うツールになっています。アメーバキング2の機能は

  • 複数のアメブロIDを自動で管理する
  • 自動ペタ、いいね機能
  • アメンバー自動申請機能
  • メッセージ自動送信機能
  • テンプレート作成機能
  • SNS連携機能

以上のようなラインナップになっています。しかし、このツールの使用はWEBサイトのアクセスアップの観点からあまり推奨できるものではありません。それは一体なぜなのでしょうか?

 

アメブロのユーザー数は減少傾向

f:id:roko8and17:20190219025402p:plain

出典:アメブロユーザー4000万人というコンサルの嘘 - ビジネスブログ集客の専門家が教えるお客様目線のブログマーケティング

 

アメブロはユーザー数が多いから集客に効果的」という趣旨の文言がアメーバキング2の宣伝文句になっていますが、アメブロのアクティブユーザー数は減少傾向にあり、ブログの投稿数も減りつつあります。2016年には1日23万件だった投稿数が2018年には11万件で、約半減といった具合です。

 

アメブロは芸能人による投稿の認知度も高く注目を集めているブログがいくつかありますが、素人のブログの注目度は皆無です。よほどのことが無ければ読んでもらえませんし、いいねやアメンバーの申請によるアクセスアップもそれほど期待できるようなものではありません。むしろ、スパム認定されて利用を取り消されてしまうなどのリスクも存在します。

 

アメブロで見込み客を獲得できるのか?

アメーバキング2は「アメブロからメインのWEBサイトへの誘導で集客を強化する」というコンセプトの商材になっていますが、アメブロはビジネスの集客に向いているプラットフォームではありません。というのも、アメブロは芸能人やアーティストによるファン向けのブログが多く、個人的なファンが少ない一般人が足跡やいいねなどで相手の注意を惹こうと思っても、ターゲットが不特定多数過ぎて絞り込めないからです。

 

誰に向けて書いているかわからないブログを読んで、メインのウェブサイトへの集客を行うことはできるでしょうか? 答えはNOです。たまに読んでくれる程度の人はいるかもしれませんが、継続的な集客と売り上げアップに再現性があるかはかなり怪しいツールだと言わざるを得ません。

 

 

 

アメブロ1つからの被リンクはSEO対策の効果も少ない

f:id:roko8and17:20190219030855p:plain

アメーバキング2を使うメリットとして、アメブロからリンクを貼ることで被リンク数を増やすことができ、SEO対策ができるというものが挙げられていますが、SEO対策を専門に行なっている私からすれば、こんなのはスズメの涙ほどの効果すら無いと断言できるレベルのものです。

 

もちろんアメブロから大きく拡散されて(バズって)メインのブログのコンテンツに関して言及するサイトが増えれば別ですが、アメブロから自分のブログにリンクを貼り続けたところでめぼしい効果は出ません

 

WEB集客に裏技は無い

こうしたツールを使ってみたい人の気持ちはよくわかります。せっかく自分でブログやWEBサイトを立ち上げても成果が出なければ、こうしたツールを頼りたくなりますよね。しかし、アメブロからの集客で継続して見込み客を獲得できる可能性はかなり低く、SEO対策を通じて検索エンジンからの流入を強化するか、SNSでのマーケティングを強化するという「王道」が結局は一番強いのです。

 

アフィリエイトサイトをやるにしろ、個人のビジネスのサイトをやるにしろ、裏技的な集客方法はありませんし、もしあったとしてもそれが通用するのはほんの一瞬です。アメーバキング2の購入を検討していた方は参考にしてください。

 

 

WEB集客については相談・アドバイス・コンサルを受け付けております。ツイッターのDMからお気軽にご相談ください。

 

 

 

▼関連記事

playbaseball.hatenablog.com