法政大学野球部監督の体罰・暴力指導問題「事実と違う」というリークも→4ヶ月の謹慎処分

追記:監督に4ヶ月の謹慎処分が下されました

東京六大学野球で最多の優勝回数を誇る法政大学野球部の46歳の監督が、部員2人に暴力をふるっていたとして、日本学生野球協会は4か月間の謹慎処分としました。
東京六大学野球の監督が、日本学生野球協会から処分を受けるのは今回が初めてです。

法政大学の青木久典監督(46)は、3年前の平成28年夏、野球部の寮に土足で入った部員がいたため、寮長を務めていた4年生の腹を1、2回殴ったほか、同じ年の秋にもグラウンドでの練習中にふざけた態度を見せた当時の4年生に対して、胸を1回殴ったり、太ももを1回蹴ったりしたということです。 

青木監督はことし7月末まで野球部で指導することができず、今月13日に開幕する東京六大学野球の春のリーグ戦は、元監督の金光興二副部長が監督代行としてチームの指揮をとり、出場する予定です。

法大野球部監督 4か月謹慎処分|NHK 首都圏のニュース

 

法政大学青木久典監督が部員に暴力行為か

法政大学野球部監督の青木久典氏が、同部員に対して指導の際に暴力行為をはたらいたということが日刊ゲンダイによって報じられました。

 

「あれは、春季リーグ戦前の午前練習後でした。真面目な性格でリーダーシップがあり、チームメートから人望の厚いAという選手がいたのですが、そのAが激高した監督からノックバットで太ももや尻を叩かれた。さらに胸ぐらをつかまれたAは足蹴にされ、素手で体を殴られました。理由は『返事の仕方が“ハーイ”と間延びしていたから』。あまりの衝撃に周囲は騒然としました。自分も含めて当時の複数の部員が目撃しています」

 

告発された法政大学・野球部監督の暴力指導 バットで殴り腹パンチも - ライブドアニュース

このようなこの他にも、ノックバットで叩かれたという証言や、寮内を土足で歩いていた部員に注意する際に暴力行為があったとして報じられています。 

 

関係者のリーク情報「事実ではない」「話を盛っている」

一方、ツイッターではこの報道に関して「事実ではない」「暴力とは言えない」「部員の行動に問題があった」とする指摘をしている関係者の証言があります。証言のほどは不明ですが、この報道に関しては同校監督の地位を巡っての覇権争いなども関係している可能性が無いとは言い切れません。そのツイートをご紹介します。

 「その場にいた選手全員がおかしいと思った」という趣旨の表現を見ると、このリークは現役部員によるものの可能性もありそうです。

この方は、監督の体罰パワハラ問題を日刊ゲンダイにリークしたのは 「六大学野球の選手に声をかけては、練習後の穴が空いた靴下、パンツなどを3万で買い取るとかいう、頭がおかしい人」だという指摘をしています。そんな人が本当にいるのか非常に気になりますが、お気に入りの選手があまり試合に使ってもらえないor監督に厳しく言われたなどの話を聞いて私怨を抱き、監督を潰そうとしているのでしょうか?

 

今の監督が気に入らないから、週刊誌の力を使って取り上げて辞めさせようなどという動きがはたらいている可能性もあるとのこと。

 

これから関係者の会見などで事件の実態が判明しそうですが、町田総合高校での教諭による生徒に対する暴力事件などと同様にメディアがことの真相に切り込むことはできるのか、注目されるところです。