どうしてイケハヤを信用してはいけないのか

イケハヤ大先生は、ブログとネットで稼ぐことに対する嗅覚・センスがものすごく鋭い。長きに渡ってブログを更新してアフィリエイトや広告収入で稼いでおり、彼にはすでにたくさんの読者、フォロワー、信者を抱えているという実績がある。

 

しかし、情弱搾取サロンの運営やYouTubeの教科書なる情報商材の販売、あるいは金融商品取引に関するリスクの十分な説明の欠如と、その後の言い訳などを見れば、残念ながら彼は信用してはいけない人物だという結論に至ってしまう。

 

PV至上主義のブロガー・アフィリエイターとしては超一流だと言えるが、彼の言葉を鵜呑みにしてはならないのだ。「ブログで稼げる」「YouTubeで稼げる」実際に彼を含めてクリエイターとして稼いでいる人は多いが、ブログもYouTubeも「誰が頑張っても稼げる」という分野では決してない。

 

彼の言葉に感化され、崇拝し、よし自分もと一念発起してブログを始めるのは自由だが、会社や大学を辞めるというリスクテイクをして、それ一本で生活していけるのはほんの一握りの逸材のみであり、「まずは辞めてしまえばいいんですよ」などと簡単に言うのは、ネット稼業という荒波にその身を突き落とすような行為であると言えるだろう。溺れたら自己責任。そこから全員が這い上がれるほど強い人間ばかりではない。

 

ブログやYouTubeなど、ネットメディアの市場規模は拡大していると言えど、基本的にビジネスとお金儲けをメディアと結びつけると、結果としてそこは戦場となりパイの奪い合いに生き残るしか術は無い。市場を分析し、個人で戦えるフィールドを見極めて参入しなければ簡単に失敗するし、中途半端な決意で参入し、新しいパソコンの物乞いをするような女子大生が生き残っていけるほど甘い世界でも無い。

 

他人の興味を惹き、自身のマネタイズ手段となるアフィリエイトリンクを踏ませ、そこからの報酬で儲けるというビジネスにおいて、イケハヤ氏は大成功を納めている。そのやり方を「参考にする」のは成功者の模倣であり、自身も成功するための近道であるが、その言葉を「信用する」のは甚だ危険である。

 

彼が発する一見するとありがたい言葉も、それは彼自身がブランディングを行なって儲けるためだけのものであり、メディア運営という戦場で戦う覚悟が無ければ簡単に成功など掴めはしないのだ。

 

では、彼のようにメディア運営や自己ブランディングで成功を納めるためには、どのように行動すれば良いのだろうか。私なりにヒントをまとめたので、ぜひみなさんにも一度目を通していただきたい。

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