絶対にバレないステマの方法はある?インフルエンサーマーケティングの実態解剖

広告コンテンツであることを読者にわからないように商品・サービスのPRを行うことをステマステルスマーケティング)と言いますが、ステマはバレたときに叩かれやすく、炎上してしまう可能性も高いものです。商品やサービスのイメージダウンと同時に、起用するタレントやインフルエンサーのイメージも損なうため、今はやりたがらない人が多いようです。この記事では、ステマがバレやすい原因などを考えた上で、バレないステマについても考察を落としていこうと思います。

 

ステマはすぐバレる?

インスタグラムでは広告提供のあった投稿に対しては#PRのハッシュタグをつけるのが慣例になっていますが、上記のツイートで言及されているシャワーヘッドのステマは、PRのタグをつけておらず、ステマを行なっていることがバレバレでした。過去のペニオク事件などと同様に「複数のインフルエンサー(タレント)を使って同時に広告を配信」した結果であると言えるでしょう。

 

また、SNSで企業からの依頼を受けたPRの投稿をする例が非常に多くなったため、ユーザーは「特定の商品について言及されている投稿は、ほぼ全て広告案件だと思っている」という現状があります。そのため、特定の商品名を出した場合は、現時点においてバレないステマの手法はほぼ無いと断言できるでしょう。

 

さりげなくコンテンツに含めればバレない?

Woman Holding Black and Gray Camera Focus Photo

ステマは「知名度が無い商品」が仕掛けるケースが多いため、名前や存在感を前面に押し出してしまい、その結果ステマがバレて炎上するケースが多いです。逆に考えれば、インフルエンサーを使ってステマをするにしても、長期間かけて複数回さりげなくコンテンツに商品を含んでもらうようにすれば、ステマだとバレずにPRができる可能性はあるでしょう。

 

一方で、広告を仕掛けるサイドとしてはそんなに悠長に構えてもいられないため、手っ取り早く人気のインフルエンサーを複数使って同時に広告を仕掛けてしまいます。現代でステマを成功させるには「長時間かけてさりげなく」という手法が限界なのではないでしょうか。

 

服飾品のステマであれば「新しい●●」などとあからさまに商品を目立たせるのではなく、髪の毛のセットにフォーカスした投稿にネックレスを写り込ませたり、ネイルアートにフォーカスした投稿で腕時計を写り込ませたり、そんなやり方ができそうです。しかし、やはりそうなると商品をユーザーに意識させられるかはわかりにくいところがあるため、やろうとするところは少ないと思われます。

 

結論、ステマなんて考えずに正々堂々と広告戦略を練った方が、時間も広告費も無駄にならないような気がします(笑)

 

 

 

▼関連記事

playbaseball.hatenablog.com

playbaseball.hatenablog.com