カジノ・IR利権と政治 闇カジノに大企業役員が出入りしている?

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著名人が地下カジノ(闇カジノ・アングラカジノ)を利用していたというニュースや、大王製紙前会長の井川氏が海外のカジノで使うためにグループ企業から100億円以上を持ち出していたというニュースは記憶に新しいところですが、日本では非合法の地下カジノの実態と、2020年を目処に開業されるIR、カジノを含む統合型リゾートの建設に関する利権について適当に書きます。

 

実は数年ほど前までは、日本の地下カジノには芸能人やスポーツ関係者のみならず、大企業の役員クラスが出入りすることはしばしばあったことが知られています。地下カジノの運営には直接的・間接的にほぼ100%暴力団が関係しており、ヤクザのシノギとしてカジノの運営稼業や、そこに出入りする客に対する個人融資(闇金業)は美味しいものだったようです。

 

ただ単にギャンブラーの需要で利用されていただけではなく、財界人の社交の場としての側面があったり、資金洗浄マネーロンダリング)の目的で利用されるケースもあったと聞きます。あ、あくまでも噂ですよ、噂。(笑)

 

最近は週刊誌が目をつけたり、企業もコンプライアンスを強化するなどして彼らが非合法の賭博場に出入りすることはほぼ無くなったようですが、カジノでの遊戯にのめり込んでいるしまっている者は多く、大王製紙前会長のような会社のお金を持ち出して海外のカジノで遊んでいる人の話は未だに耳にすることがあります。

 

さて、そんな財界の人間がハマってしまう「カジノ」が日本で合法的に運営されることはほぼ決定的なわけですが、こうした財界人からの働きかけによる影響によって促進されたことは言うまでもなく、「外貨獲得」だの「内需創出」だのは取ってつけたようなものに過ぎません。

 

そもそも闇カジノに出入りしている企業の役員が警察上がりだったりというケースも散見されるようで、何が何だかわかりませんね。

 

 

 

ちなみに数十年前の話ですが、闇カジノのポーカーで不正をしたプレイヤーが日本刀で腕ごと切り落とされたという伝説や、闇カジノ同士の争いで対立するカジノに強盗を送り合っていた時期があったという伝説も耳にしたことがあります。あくまでも、伝説です。(笑)

 

どこまでが本当かどうかはわかりませんが、そんな黒い噂が絶えない市場が表に出てくるとどうなるかというのは非常に心配ですし、カジノ・IRに関する利権争いではまた今後も面白いニュースが出てくるのかなと予想しています。