WOWBIT(WWB)殺人事件勃発らしい

アクセスジャーナル | 水面下ではトラブルで死者までーーICOを謳った「仮想通貨」投資詐欺にご注意
アクセスジャーナルの山岡さんの記事で、実際に言及されてる部分は有料会員登録をしないと見れないのですが、WOWBIT(WWB)を巡って殺人事件が発生したとか。

去年の夏頃から暴力団や半グレがこぞってICOに投資してたのは色々と聞いていましたが、殺人ともなると怖いですね。

WOWOOが展開しているもう一つのICO、WOWOO EXCHANGE(WWX)の方はハードキャップ以上のお金を代理店が集めてるとかいう話もありますし、また問題になる日が来るかもしれません。これに関してはWOWOOというより代理店に問題があると言えるのですが、間接的にであってもカルダノADAと組めばそうなるというのは元々わかっていたようなものなので、インフルエンザーに踊らされて飛びつくと痛い目に遭うということでしょうか……。

WWXは、そこのプラットフォームを使ってICOをするという計画が水面下で進められていた医療関係の某上場企業の株が不自然に値上がりしていたという事実も確認しており、ルール無視で好き勝手やってる人たちの影は見え隠れしています。

アクセスジャーナルの山岡さんは、私もこちらのブログの読者の方のつながりで紹介してもらった方からさらに紹介してもらいまして、今後はBS11のニュース番組で仮想通貨の問題を取り上げるコーナーにも定期的に出演されるらしいので、業界のダメな部分にはドンドン切り込んでいただきたいところです。

結局出どころが黒かったり、資金洗浄目的で投じられたお金も市場を賑わせていたのは事実ですが、単なる儲け話に聞こえるポエムをプレゼンするだけでプロダクトが伴わない詐欺ICOは資金を集める前段階できちんと淘汰される環境を整えなければ、市場が本当に期待するプロジェクトにお金が集まらず頓挫してしまう結果になるものも今後でてきてしまうと思います。

投資は儲かったものが正義だとは思うのですが、単なる投機を脱して市場が健全に成長していくためには、今後ICOが優良なプロジェクトを生み出して新規の資金を呼び込むことが重要です。技術者・ギークが先駆者となって整備してきた土台に投機マネーが大きく流入したのが2017年。

2018年以降は仮想通貨、ブロックチェーン技術を活用した有用なプロジェクトがリリースするサービスが広まり、その利用者が増えることで結果的に市場も賑わうという展開を期待したいところです。