2016年のSEOコンサルタントとしての仕事を振り返って

確定申告のために帳簿をまとめながら、2016年の仕事を振り返ってみました。

 

報酬の内訳で最も多かったのは「コンテンツ作製費」で、SEO対策に関連して、クライアントのサイトに必要なコンテンツを作製した際に受け取った報酬です。これを見ると、自分の仕事にはライター業としての側面がかなり強いことを改めて実感しました。ブログは推敲せずに割りとテキトーな文章を書いてしまうことも多いのですが、仕事のスキルアップのためにも日々文章を丁寧に書くことをもっともっと意識していきたいなと思う次第です。

 

2番目に多かったのは「業務委託費」で、SEO対策に必要なコンテンツの調査、対策指示書の作製やアクセス解析を行った際に受け取った報酬です。検索順位を上げればサイトを訪れる見込み客の絶対数は増加するのですが、思うようにコンバージョン数が上がらない場合には、その原因を究明し改善策を提示できることが重要です。

 

今までの経験のおかげか、コンテンツをパッと見ればコンバージョンが低い原因や対策は考え出せる状態にありますが、コンバージョン率アップのノウハウを最大限適用しても結果が出ないケースも、数は少ないもののあったことは事実です。こうしたときにどのような施策が有効なのか、費用対効果を判断した上で適切な施策を打ち出せるよう、自身の作業内容をより体系化していきたいなというのが2つ目に思ったことです。

 

自分の仕事は検索結果の向上を実現し、見込み客の絶対数を増加させるというものですが、その先にあるもの=成約数の増加という結果にもよりこだわっていかなければいけないと思っています。

 

また、従来の成功するコンテンツマーケティングのパターンからは外れたサイトを運営し、どこまでコンバージョンが獲得できるのかといった実験も行っていますが、やはり「成功例には裏付けがある」ということを痛感する結果しか得られていません。しかし、今はちょっとしたきっかけでコンテンツがバズり、大きな集客ができる可能性も十分に考えられる時代です。そのチャンスを逃さないように、日々研究を怠らないようにしていきたいなというのが、2016年を振り返って思ったことです。