ライトライズ(RightRise)が飛んだ(=破綻)?出金できないという情報と返金について

今回もまたポンジスキーム=ねずみ講の最新情報である。ライトライズというこれまたビットコインを利用した高利回りの投資(HYIP)が巷で話題を呼んでおり、騙されてお金を払ってしまう者もそれなりにいたようだ。その運営元がトンズラをかまして破綻した疑惑が浮上したため、取り上げていくことにする。また、返金してもらう方法についても後半に記述している。

 

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ライトライズ(RightRise)とは

まぁ結局のところやはり高利回りを謳ったただのねずみ講なのだが、ライトライズの場合は「イギリス政府公認」という謳い文句を掲げて詐欺を行っていた。運営が発表しているユーザーから集めた資金の運用方法は以下のようになる。

 

・ライトライズはイギリス警察が使う速度違反のレーダー装置の開発に関わっており、イギリス国内のスピード違反に対して科される罰金の40%は、ライトライズの収入になる。

・ライトライズに投資すれば、日利1~3%の配当を受け取ることが可能(複利運用も可能)。

 

日利1~3%の数字を見ただけで「ああポンジスキームだな」って普通ならわかるはずだが、騙される者も多かったようだ。1万円を日利1%で複利運用すれば、1年でどれほどになるか考えてみれば、わざわざ一般市民、しかもイギリス国内ならまだしも日本人からの少額投資を受け付けて運用するほどバカげた話は無いことは簡単にわかる。

 

ビットコイン系の投資詐欺が本当に多い

最近はビットコイン系の投資詐欺が急増しているが、「ビットコイン×投資」という文言を見かけたらもう全部詐欺だと思って良いだろう。それほどビットコインを悪用したねずみ講のような詐欺が急増しているのだ。私は元々ビットコインについて、「資金洗浄に役立つだろうな」と思っていたぐらいだったが、詐欺師にとってもメリットが大きい通貨であることがはっきりとわかった。

 

ライトライズの場合も紛れも無い詐欺で、2017年3月時点で「運営は飛んだのではないか」という疑惑が浮上している。

 

ライトライズは飛んだのか?

ツイッターで調べてみたところ、出金できないという口コミツイートが数多く出回っている。

 

 

 

 

 

3月5日から、ログインなどはできるものの、出金に際してエラーが出る状況になっているようだ。サーバーなどの技術的なエラーではなく、意図的なものだろう。いつ飛んでもおかしくないのがポンジスキーム。出資というか、騙されてしまった方々、お疲れ様でした。

 

そもそものシステムが破綻しているこんなチープな詐欺にはもう二度と騙されないようにしよう。

 

 

そもそも公式ホームページが怪しすぎる

https://rightrise.com/index.php?a=home

出金できない騒動はあるようだが、公式ホームページはまだ生きている。しかしまぁ、雑な日本語、こんな会社に出資しようと考える日本人がいるとは、この国の行く末が本当に不安になってしまう。投資とはどういうものか、小学校の社会化ぐらいの段階からしっかり教え込んだほうが良さそうだ。

 

ロンブーの田村敦氏がライトライズの広告に勝手に利用されていた件

先日取り上げた指原、ダルビッシュ両氏の広告無断利用にも似ているかもしれないが、田村氏はライトライズ(本社がやったのか、アフィリエイターがやったのかはわからないが)の広告に自身の写真を勝手に利用されていたらしい。詳細は下記のブログで確認可能だ。

saiviancashback.net

こんなチープなポンジスキームにも騙されてしまう人は多かったようだ。これからは怪しい投資情報が出回ったらいち早くブログで注意喚起を促せるよう、「ビットコイン」「HYIP」これらのワードには敏感になって過ごすことにする。

 

ライトライズから出金できなくなった。返金してもらう方法とは?

そんなものはない。真面目に働いてコツコツ稼ごう。そしてもう二度と詐欺師・詐欺ビジネスに騙されないようにしよう。ネットビジネスをやるなら、自分でアフィリエイトブログやアドセンスブログを作ったほうがはるかに生産的でマシだ。投資をやるなら日本株(投資信託)の方がまだマシだ。ビットコインの運用も、もし興味があるなら自分でやればいい。ただしFXはリスクも大きいのであまりオススメはできない。

 

今注目の投資案件は?

こうした詐欺の投資案件は、ビットコインの値上がりを前提にしているため、ビットコインの値動きが思わしくないとすぐにトンズラする傾向にある。そんなギャンブルのような投資もどきよりは、成長している海外事業を見極めるプロが設定する案件に投資をしたほうが、リターンが見込める確率ははるかに高い。ソーシャルレンディングのサービスを利用してそうした案件に少額投資を行ってみるのが最近注目を集めている投資方法だ。

 

注目のソーシャルレンディングについては以下のリンクを参照されたい。

ソーシャルレンディングならクラウドクレジット

 

 

 HYIPに関する情報は以下のエントリーに詳しくまとめているので、こちらも合わせて参照されたい。

playbaseball.hatenablog.com