仮想通貨で消耗してます、

アフィカスやで。

OK WAVEの仮想通貨事業参入とWowooのICOでウェブの情報の質が高まる?

f:id:roko8and17:20180112193645p:plain

 

Yahoo知恵袋、教えてgooなどと並んで人気の高いQ&AサイトOK WAVEを運営するオウケイウェイブ株式会社が2018年1月12日付で、仮想通貨交換業の登録申請を行うとするプレスリリースを発表しました。

 

 

 

日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」を運営する株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)は、仮想通貨を当社が提供するサービス上で取り扱うことならびにICOInitial Coin Offering)の実施に関する検討の過程において、このたび金融庁に対し仮想通貨交換業の登録申請を行うことを決定いたしました。

 

仮想通貨交換業の登録申請に関するお知らせ

また、同プレスリリースには同社がICO(イニシャルコインオファリング=新規仮想通貨を発行することによる資金調達)を実施予定であるという声明も含まれています。

当社は2017年11月28日に電子トークン販売による資金調達方法であるICO実施に向けて検討を開始することを公表しました(※1)。


当社は、当社が運営するQ&A サイト「OKWAVE」の利便性をさらに高めるため、有料で専門家回答者に質問を行うことができるブロックチェーン・エクスパート・ネットワークを構築する新サービスの開発を企図しています。

 

このサービスは、ユーザーが回答に対しトークンを支払うことを通じて質問と回答の価値を評価でき、ブロックチェーンによる認証とAIによる質問と回答の知識マッチングを特徴とします。当社は、その開発ならびに同サービスの利用促進のための資金の調達方法の一つとして、ICOの実施を検討しております。

Yahoo知恵袋などと同様に無料で利用できるOK WAVEのQ&Aサービスですが、質問の内容は法律問題や医療分野などなど、正確な情報を知るためには高度な専門知識が要されるものも多くあります。

 

今回ICOを行ってサービス内トークンを発行することで、専門家による質の高い回答が得られるようになり、サイト内の情報の質が高まり、一般ユーザーによる需要の増加・検索結果向上など様々な良い影響がもたらされる可能性もありそうです。

 

このプレスリリースに先立って、昨年10月にオウケイウェイブ社はシンガポールに拠点を置くWowoo社への出資を行ったというプレスリリースも既に出されています。

 

www.okwave.co.jp

 

Wowooの評議会には、ビットコインフィンテックの発展に尽力しているロジャー・バー氏も出席するなど、一部で注目されているプロジェクトではありました。今回日本でもOK WAVEが仮想通貨交換業に正式に登録申請し、同プロジェクトが本格的に動き出すということで、今後は仮想通貨業界のみならずウェブ業界を中心に大きく注目を集めるでしょう。

 

このプロジェクトで私が注目しているのは、情報が持つ価値の共有と評価が高まるのではないかという点です。

 

DeNAによって運営されていたwelqMERYといった通称「キュレーションメディア」が、医療分野の記事投稿に際して素人による不適切な見解を含んでいたり、画像の無断転用・盗用による損害賠償などで大きく報じられたことはみなさんの記憶にも新しいところでしょう。

 

こうしたキュレーションメディアでは、主婦や学生などがクラウドソーシングサイトを通じて割安な単価でライターとしての仕事をこなして記事を量産した結果、高度な専門知識を持たない者が、医療分野で不適切な内容を含む記事を大量に発信してしまうという問題が起こりました。

 

さらに、当時は検索エンジンgoogleの検索結果表示アルゴリズムの関係から、記事を量産するサイトは「定期的に更新されており評価が高まる」という結果になっていたため、不正確な情報を含む記事も「welqの記事だから」という理由で検索結果上位に次々と表示されるようになっていました。

 

さて、そんなwelq問題から1年ほど経った今でも、何か検索をした時にYahoo知恵袋のようなQ&Aサイトのコンテンツが上位に表示されるといったケースもありますが、その回答は必ずしも各分野の専門家から寄せられるものではなく、人々の善意による回答を前提にサイトが成り立ち、ユーザーもそれを利用しているというのが現状です。

 

つまり、welq問題は下火になったと言えと、様々なサイトで「WEBの情報の質」を相対的に低下させてしまうような、事実と異なる間違った情報が発信されているケースも多いのです。

 

そこに今回のOK WAVEがICOを行って発行したいと構想を練っているような「金銭となりうるトークン」が入り込んでくると、あらかじめ登録を済ませた専門家が個人の質問に回答したり、さらにそのやりとりを通じて「参考になった」という人が情報の価値を正しく評価する地盤が整うと私は考えます。また、サイト運営者・ユーザーの双方に、情報の質こそが何よりの資産であり、集客・マネタイズ・利便性への一番の近道であるという共通認識も生まれるでしょう。

 

これまでは、WEBサイト運営者から見ると、「情報の質=PV≒広告収入」と捉えられてしまうケースも多々ありました。スパム的なSEO対策とGoogleの検索アルゴリズム改定が日々繰り返されていることも事実です。

 

その度が過ぎていくと、WEB全体で情報の質が落ちてしまうことは想像に難くありません。OK WAVEのICOトークンによるプロジェクトは現在のWEB業界が抱えている問題に一石を投じるのではないか、そうなって欲しいと私は期待をしています。

※このブログでは投資・投機に関係する情報を扱っていますが、それらを推奨するものではありません。投資はリスクを考慮した上で自己判断・自己責任のもと行ってください。