「レンドロイド」という仮想通貨のプレセールが一部で話題になっているみたいでしたので、調査してみました。
追記:「レンドロイドはバイナンスで上場する」「HitBTCでも上場予定」といった複数の情報を目にしましたが、真偽のほどはわかりません。どちらも色々なアルトコインが取引できる取引所ですので、レンドロイドの上場前に登録は済ましておくのが良いと思います。
レンドロイドとは
レンドロイドはハシーブ・アワン、ヴィグニッシュ・サンダレサンという二人の技術者が中心になって開発されているプロジェクトのようです。レンドロイドのコンセプトは「担保型デジタルアセット融資プラットフォーム」というもの。
わかりやすく説明すると、「ビットコインを担保にして他のアルトコインを購入することができる」という感じらしいです。例えば、ビットコインを持っていてリップルを買いたい人は、これまでは基本的にBTCを売ってXRPを買うという手順で取引をしてXRPを手に入れますが、レンドロイドとレンドロイドトークンのシステムを利用するとBTCを担保にXRPを買うということができるようです。
レンドロイドの公式サイトを見てみると
“A Non-Rent-Seeking Open Protocol for Decentralized Lending that Enables Margin Trading and Short Selling of ERC20 Tokens”
という記述があり、マージントレード(差金決済)や空売りができるようにするための用途があることが書かれていますね。
レンドロイドを買うには
で、まぁこの辺りはホワイトペーパーやらを見ればわかることなんですが、公式サイトを見てもクラウドセールや購入方法についての明記はなく、国内では代理店形式で販売されているみたいです。
レンドロイドサポートセンター
〒141-0022 東京都品川区東五反田4-5-2 五反田NTビル3F【お問い合わせ】
メール:support@lendroid.info
FAX: 03-4586-9990
ここを通して「株式会社セレンディップ」名義の口座に料金を振り込むようです。
会社概要 | - BADEFEE - バデフィー ドイツ生まれのスキンケア入浴料
ここが関係しているんでしょうか。
さらにちょっと気になったのは、レンドロイドの申込み用紙に業務提携先として小さく
業務委託先: BIB Limited
Unit 31-3, Binjai 8 Lorong Binjai 50450 Kuala Lumpur Malaysia
という記述があったところです。マレーシアってmface(エムフェイス)など金融詐欺も多い国なので。まぁ、お金を集めて飛んじゃうような詐欺は仮想通貨界隈では減ってるので、失敗するとしても、最初から騙すような感じではなく、そこそこにトークンだけ作って結局中身が伴わない・開発が止まってしまうパターンだと思います。
実は私は最近話題になっているガクト氏絡みのICO=スピンドルにもちょっと参加してみたのですが、これも詐欺詐欺言われてますし、過去には今では時価総額5位になっているADAも、プレセール時のMLMのような仕組みが批判されて上場される前もされてからもずっと詐欺詐欺言われ続けてきました。
最近そういう声も少しずつ減ってきましたが、ほとんどの仮想通貨が実験段階で実需なんて伴っていないので、明らかなネズミ講のようなD9とかHYIPの類で無ければ、開発状況など正確に把握していなければ投資判断も難しいなと感じます。
一方で、マーケット全体が大きく成長している時期ですので(バブルかどうかは弾けた時に初めてわかります)、私がガクト氏のスピンドルに行ったように、話題(になるであろう)の銘柄に手を出すというのも悪くないと思います。
ということで、レンドロイドに関してはちょっと出回っている情報が少ないという懸念材料はあるのですが、コンセプトとして面白いとは思います。ホワイトペーパーはしっかり読み込んだのですが、ホワイトペーパーの情報を全て書くとごちゃごちゃしてしまうので、何かきになる方は連絡をください。
ちなみに私は代理店とかではないので、代理店の人のブログから直接問い合わせた方が親切に詳細を答えてくれそうです。