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【日経225・FX】株式会社イーアビッドの自動売買ツール(EA)について

株式会社イーアビッドというところが販売している"EagleTail-pro"(イーグルテイルプロ)という日経225の指数を取引する自動売買ツールがあるようです。同社が掲げている利益率などの成績は非常に優秀なのですが、2018年8月に出来たばかりの会社ということもあり情報が少ないため、同社が販売している他のEAも含めて調査してみることにしました。

 

 

株式会社イーアビッドについて

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会社名 株式会社イーアビッド
運営責任者 佐藤 進
設立 平成30年8月7日
資本金 500万円
本社所在地 東京都北区王子一丁目22番2号 王子一番街ビル203
電話番号 03-6279-1141
事業内容 ソフトウェア開発及び販売
  システム開発事業
  WEBサイトの運営及び情報提供サービス業
  WEBサイトのデザイン企画・保守運営
  広告代理事業
  前各号に附帯関連する一切の事業

WEBサイト→http://e-avid.com

 

代表者は佐藤進氏、2018年8月7日に設立されたばかりの株式会社です。

 

販売しているツール(EA)について

同社は株式CFD(日経225指数)取引と外国為替取引(FX)向けに、計4つのツールを販売しています。

 

株式CFD(日経225)

Eagle Tail(イーグルテイル)

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Eagle Tail(イーグルテイル)は過去3年のバックテストで月利平均1.03パーセントを記録しており、プロフィットファクター、最大ドローダウン共に優秀な数値になっています。値段は税込21万6000円。利幅はそこまで大きくないものの、損失も限定的で、勝率が6割を超えているというのは総合的に評価できると思います。

 

Eagle Tail-pro(イーグルテイルプロ)

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イーグルテイルに「プロ」の称号がついた製品。価格は税込で54万円と高額になっています。平均月利13.7%という点は非常に魅力的に思えますが、最大ドローダウンが19.02%と少々高めで、バックテストも何故か過去2年間に短縮されてしまっている点が気がかりです。もしかするとEagle Tailと同じように2015年のデータも組み込むと極端に成績が悪くなってしまうのかもしれません。

 

勝率は高いものの平均利益の倍以上の平均損失があるという点を考慮すると、大きな含み損を抱えたままプラ転するのを粘るようなトレードをしているのだと思われます。大きなトレンドが発生すると一気に資産を失ってしまう可能性が考えられます。

 

 

 

外国為替取引(FX)

Phantom(ファントム)

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続いてはFXのEA。Phantom(ファントム)という製品は税込10万8000円です。ペイオフレシオとは「平均利益額÷平均損失額」で求められるものなのですが、0.56ということは、損失が平均1万円だとすると、利益は5600円。勝率でその分の損失をカバーして利益を出すというロジックを用いていることがわかります。こちらは計5つの通貨ペアで11年分のバックテストを行なっているため、再現性は日経のEAよりも高いことが予想されます。

 

Axia(アクシア

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お値段32万4000円のアクシアドル円に特化したEAです。ペイオフレシオは3.65と高めで、利益を伸ばして損失は少なくというトレードを繰り返すことで、勝率は45パーセントと5割以下でもしっかりと利益が出るテスト結果になっています。最大ドローダウンも8.69%は許容範囲内と言えるでしょう。基本戦術はドテンということで、大きい動きが出た時にはそれを逃さない動きもすると思われます。トレードの記録を見ていく上で飽きることも少ないロジックのEAであるように思えます。

 

 

 

株式会社イーアビッドの自動売買ツール総評

テスト結果を見ただけですが、どのEAも特色があって面白いものだなと思いました。ただし、日経225の方の2つのツールは試行期間が2~3年と短く、バックテストが行われている2015年から2018年という期間は、上下にトレンドが出ているデイトレーダーにとって取引しやすいチャートであったことは明らかです。トレンドがあまりないレンジ相場などでの検証がされていない分、同社が出しているFXの2つのEAに比べると再現性は劣るよと考えられます。

 

また、どのEAもFX-ONなどで販売されているEAに比べるとかなり高額です。この程度の成績のEAであれば、あえてイーアビッドの製品を高額で購入して使う理由は無いのかなと感じます。

 

追記:イーアビッドのEAには期待できないと思う理由

イーアビッドから営業の電話やメールが来ましたので、日経225のEAに関してバックテストデータをもう少し長い期間のもの見せてもらえないか提案したところ、それについてはできないと言われました。EAを構築するにあたっては、カーブフィッティングをして成績をよく見せるという点についてはどこもやっていることですので否定はしません。しかし、「一時的に続いてるトレンドに後出しで調節を加えただけ」というツールでは、今後の利益には全く期待できません。

 

「都合よく切り取った部分だけを見せている」というのは明らかですし、仮にそうであったとしても、トレンドが変わると負けてしまう可能性が高いことは最低限通知して、それを理解して使ってもらう方が、結果的に「騙された」と思う人は少ないはずです。そうせずに目先の客に高額で売りつけることだけを考えているのは明らかですので、イーグルテイルについては期待できないと断言していいと思います。

 

 

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※このブログでは投資・投機に関係する情報を扱っていますが、それらを推奨するものではありません。投資はリスクを考慮した上で自己判断・自己責任のもと行ってください。