FX・株取引で損切りできない本当の理由を知って投資の勝ち組になろう

ナンピンを続けたけどさらに逆行して強制ロスカットになってしまった」

「最初に決めた損切りラインを守れず、結果的にゼロカットになるまで決済できなかった」

というFXでの損切りの失敗経験は多くの方がしたことがあると思います。「●pips逆行したら必ず損切り」といったマイルールを常に守れれば良いものの、「もう少しだけ…。もう少し待てばリバるはずだから…」と根拠の無いお祈りトレードをして失敗してしまう人はツイッターなどを見ていても多いように思えます。

 

損切りできない人の心理 

f:id:roko8and17:20190113174426j:plain

実は、FXなどの投資で「損切りができない」というのは、人間のある心理が原因になっています。それは損切りは自分の過去の行動を否定することである」という事実を踏まえるとよりわかりやすくなります。

 

最初にポジションを持つ時は、チャートを見たテクニカル分析なりファンダメンタルズ要素を加味してなり、「上がる!」または「下がる!」という根拠を持ってエントリーをするはずです。そのポジションがマイナスになって含み損になってしまった時、そのポジションを決済して損失を確定するというのは、紛れもなく「(過去の)自分自身を否定する」という行動です。

 

 

 

ルールを守らずギャンブル依存症になっていませんか?

相場においては予想を100パーセント的中させるようなことは不可能ですし、だからこそ機械的損切りラインを決めて守り続けることが大きく負けないためには重要なのですが、「熱くなりやすい」と言ったいわゆるギャンブル依存症の気質があるような人は特に自分を否定できずに「もう少し待てば上がってくる」と願って損切りをせず、最終的な損失を膨れ上がらせてしまうのです。

 

「いつも損切りできずに大負けして退場してしまう」という人は、自分でもその自覚があるはずです。「損切りの重要性をわかっているはずなのにいつも損切りできない」という失敗を繰り返してしまう人は、損切りは自分を否定するような行動に思えてしまうが、そもそも未来のことなど誰にも予想できないのだから、予想が外れるのは仕方がない」という、ある種割り切った俯瞰的な視点を持つようにしてみてください。

 

どんなに優秀なトレーダーでも値動きを完璧に予測することは不可能

f:id:roko8and17:20190113174351j:plain

この視点を持っておけば、自分で決めた損切りラインをズラしてお祈りトレードをすることも無くなりますし、「損切りは必要経費だ」とマイナスになったトレードも受け入れることができます。損切りは決して失敗ではありません。どんなに優秀なトレーダーでも、いつも自分の思ったように相場が動いてくれるわけではありません。むしろ優秀なトレーダーほど、相場に逆らわずに早い段階で損切りを行います

 

損切りで失敗を繰り返してしまう人は、自分の予想と逆行しても焦らず、熱くなりすぎず、冷静に対処できるように相場に対して割り切った考え方を持っておくことをまずは意識してみてください。

 

また、自分が損切りした後に上がった、下がったという悔しさから損切りできなくなる人も多いのですが、逆行したレートで追加の注文を入れるナンピンや、マイナスになった後にロットを上げるマーチンゲールのような手法は、損失を先送りさせてさらに損失を拡大させてしまう可能性も高めてしまいます。そうしたギャンブルトレードから脱却して、資金管理をしっかり行いつつトレードを行うのが、常に勝ち続けるためには重要な姿勢です。その姿勢を身に付けることが投資の勝ち組への第一歩です。

 

▼「損切りの重要性」がよくわかる書籍

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

 

 

▼関連記事

playbaseball.hatenablog.com