ブロックチェーン、そして仮想通貨(暗号通貨)の技術は、「政府や中央銀行に管理されない新しい経済圏を発展させる」という理念の元に成長を遂げてきました。
しかし、私たちは気づいているはずです。
この世のあらゆる「資産」が、政府によって管理されないことはありえないと。
ブロックチェーンと暗号通貨の技術は、一見すると規制から脱却し、個人同士のマイクロな経済をより流動性と利便性の高いものに押し上げるような崇高性があります。
一方で、政府の側はこの技術をより強固で正確性のある規制を作るために発展させようと画策しています。
その行く先は、年金や税金を含めて、FIAT通貨のブロックチェーン技術による管理です。
国民の資産や収入は全てブロックチェーン上で筒抜け。脱税する術もありません。
民衆が「便利だ! 新しい時代の幕開けだ!」と踊り騒いでいる裏で準備は着々と進められ、その先には逃れられない規制が待っています。
というポエム。