仮想通貨市場の暴落

A「ビットコインもアルトコインも全部暴落してるらしいけど大丈夫?」

B「確かに2,3日前に比べたら評価額はかなり落ち込んじゃったけど、私はかなり安い時に買ったからトータルで見ればプラスになってるよ」

A「そうなんだ。でもまた暴落したり、今の値段から上がらないってこともあるんじゃない?」

B「それは十分あり得るよ。でもそれ以上に上がる可能性が大きいと見込んでるから、今は落ち込む度にナンピンしようかなと思ってるよ」

A「本当にそれで大丈夫? 損切りしといた方が良いんじゃない? だって値段戻らなかったらほぼ無価値になっちゃうかもよ?」

B「今後の仮想通貨の需要を考えたら、今のレートでもまだまだ割安だと思うけどね」

A「でもこの数日で損してるんだよね?」

B「評価額的にはマイナスになってるけど、買ったときのレートを考えたらかなりプラスになってるよ」

A「えー、でもこの数日で暴落したのは……」

以後永久ループ


過去にはこんなやりとりが国会でもありましたねぇ。そのとき問題視されていた日経平均は今いくらになっているでしょうか。

まぁ相場というものは、得てしてこういう心理戦なわけです。

株と仮想通貨は違う? それはその通り。

個人的には郵政民営化やアベノミクスのようなまやかしの選挙戦略でアメリカに日本の国益と魂を売り渡すような政治には批判的で、日経平均だけで経済を語るつもりもありません。

ただそれと同様に、レートの上下だけで仮想通貨市場を語るのも極めて危険だなと思います。

まぁ凡人にできるのはナンピンナンピンアンドナンピンぐらいですが……。

世の中には、実際に流通してるお金以上の資産が存在しています。

株や仮想通貨といったモニター越しに評価額を見つめるしかない投資をやっている人は、その辺りをもう少し考えてみましょう。