今日はなんとなく文体を崩そう。
夜中にゴシップサイトを見ていると、とても面白いコンテンツを見つけた。
http://pinky-media.jp/I0003547
見てみればその「面白さ」は伝わるだろう。この記事を発信している運営元は「ウッチャンこと内村光良」というキーワードを設定して「対策」を行ったのだろうか、実に面白い。「ウッチャンこと内村光良」が本文中や見出しにしつこいくらい使われている。
SEO対策では「表記・検索クエリのゆらぎ」に対応するために特定のキーワードを非一般的な表現でコンテンツに盛り込んで発信する場合がある。
例えば「プロレス」として認知されているところを、あえて「プロレスリング」というワードで終始統一するといった具合だ。それによって「プロレスレスリング」というキーワードでユーザーが検索をかけた際に上位表示を狙うのである。
普通はほぼ確実にカタカナで表記・検索されるキーワードをあえて開いたり、漢字にしたりという表記のゆらぎに関しても同様である。
それにしてもウッチャンこと内村光良をこれほど連発することについて、おそらくクラウドソーシングで雇われたライターや編集者は疑問を感じなかったのだろうか。
中途半端なSEO知識を使っているのか、それとも試験的なコンテンツなのかはわからないが、このキーワードの連呼にはナンチャンこと南原清隆氏や松っちゃんこと松本人志氏も笑ってしまうだろう。
ちなみにこのよつにキーワードを連呼することがどれほど無意味かは「ウッチャンこと内村光良」というキーワードで検索をした際に先ほどのリンク先のページが全く上がってこないことからも明らかだ。
アホな運営のびっくりSEOには今後も乞うご期待といったところである。