Anti-Scam-Blog

投資詐欺や悪質なネットビジネスの注意喚起をやってます。本業は投資とWEBコンサル(SEO対策)です。仮想通貨についてはお勉強中。

「稼げる」がコンセプトの「ふわっち」という配信アプリについて

f:id:roko8and17:20170412014010j:plain

 

2015年からサービスを展開している「ふわっち」という動画配信サービスがあります。イメージとしてはツイキャス・ニコ生などに近いというか、それらと大きな違いはありません。しかし、ふわっちの特徴は、配信者が「稼げる」という点にあります。

 

▼関連記事

playbaseball.hatenablog.com

 

スポンサーリンク

 

 

以前こちらのエントリーで「今年は動画系アフィリエイトがアツいぞ!」ということを書いたのですが、配信者が直接収益化するシステムの無いツイキャスなどに比べて、視聴者(リスナー)の多い配信者にとっては「ふわっち」はありがたいサービスを展開していると言えるのかもしれません。

 

ふわっちは他の生放送サービスより稼げるのか?

ニコ生の場合は、「ニコニコチャンネル」を通してユーザーが配信者にお金を支援をすることができるのですが、その取り分は手数料などを差し引いて約65%です。一方、ふわっちはアプリ内で風船や花火、ハンバーガーといったアイテムを課金購入し、それを配信者にプレゼント。配信者はアイテムによって得たポイントが収入として受け取れる形になり、アイテムの金額の50%がポイントになります。

 

例えば、ふわっち内の「花火」は1つ1080円ですが、それをユーザーから受け取った配信者は540pt(=540円)を受け取ることが可能なのです。一番安いアイテムになると、風船で100個セットで120円になり、風船1つをもらうと0.6円の報酬を手に入れられるということになりますね。

 

ツイキャスの場合は、無料ポイントや課金で購入したポイントによってアイテムの受け渡しが可能ですが、受け取った配信者に報酬は発生しません。

 

還元率だけ見れば「ニコ生」だけど……

このように、実際にユーザーが支払った金額に対して配信者がいくら受け取ることができるのかという「還元率」だけを見れば、ニコ生で人気になって視聴者が支援をしてくれるようになるのが稼ぎやすいと言えるのかもしれません。

 

しかし、こうした直接支援を受けるのは一部の熱狂的な支援者・ファンを獲得している配信者のみで、アイテムという形で気軽に渡すことが可能なふわっちの方が、収入を得ることは比較的容易だと言えるでしょう。

 

実際に、ニコ生やツイキャスで人気を獲得している配信者の中にも、ふわっちを利用する人が最近増えてきました。彼らは従来のファンからアイテムを受け取り、収入を得ていると予測されます。

 

ふわっちの魅力

これまで、ツイキャスなどで「大手」と呼ばれる配信者は、YouTubeのチャンネル登録を増やし、その後YouTubeの動画再生数を伸ばすことで収益化を実現していく傾向にありました。ふわっちの場合は、人気を獲得してから収益を受け取るまでのプロセスが1つのサービス内で完結しますので、配信者にとってはその点が一番の大きな魅力であると考えられます。

 

一方で、配信を行ってもアイテムを全くもらえない場合は、報酬は受け取れません。視聴者数のランキング順位によって運営側からポイントをもらえるというシステムもあるのですが、アイテムを貰うための条件として最低限の視聴者が確保できていない配信者にとってランキング入りは容易では無いでしょう。

 

したがって、反対に視聴者数はそれほど多くなくてもコアなファンが獲得できれば、たくさんのアイテムを「貢いでもらえる」というケースも出てくるでしょう。なんだか水商売の世界のようですね(笑)。

 

「配信サービスによって視聴者の層は違う」

自らの仕事を「配信業」だと語る石川典行氏は。以前ツイキャスの放送内で「ツイキャスの視聴者とニコ生の視聴者は全然違う」という旨の発言をされていました。具体的には、そもそも見るのが無料のツイキャスと、見るのに月額の有料会員登録が必要なニコ生とでは、視聴者のお金の使い方も異なるんだそうです*1

 

彼は「ツイキャスの視聴者はグッズを買ってくれるけど、ニコ生の視聴者はあんまり買ってくれない。ニコ生の場合は、見るためにそもそもお金払ってるからじゃないかな」といった趣旨の発言をしていました。もちろんこれは石川氏の肌感のみを根拠とした発言ですが、長年配信業を生業としている方の言葉ですので、それなりの相関性はありそうです。

 

では、ふわっちの場合はどのような視聴者が集まるのでしょうか。また、視聴者層が違うということは、人気の出る配信者もまた他のサービスと異なってくることが考えられるでしょう(現在はまだツイキャス・ニコ生などで既に人気を獲得している配信者が多くの視聴者を獲得している状況のように思えます)。

 

これからはこうした点も分析しながら、インターネットの人の流れを色々と研究していきたいですね。

*1:ニコニコ生放送そのものは無料のサービスであるが、「プレミアム会員」と呼ばれる月額課金制のサービスを利用したうえで、月額課金制のチェンネルに登録して視聴するなど、お気に入りの配信者の配信をお金を払って視聴するユーザーも多い。

※このブログでは投資・投機に関係する情報を扱っていますが、それらを推奨するものではありません。投資はリスクを考慮した上で自己判断・自己責任のもと行ってください。