「知らない」を武器にしたコンテンツ作りの方法

SEOに強いコンテンツのひとつとして「専門家が書いたもの」があります。取り上げるテーマに関して一番詳しい人が解説すれば、それは内容的にも充実しており、かつ検索エンジンにも評価されるコンテンツになるでしょう。

 

もうひとつSEO的に強いコンテンツとして挙げておきたいのはそのテーマに関して「全く無知な(無知だった)人が書いたもの」です。つまり、発信者自身が疑問に思って調べた結果わかったことを読者に共有するような記事です。

 

もちろんコンテンツとして正確性を確保するためには調査に要する時間も必要ですし、専門家が書くよりも信頼性には欠けるところもあります。そして何より、情報のソースが「専門家が書いたコンテンツ」になってしまう場合もあります。

 

しかし、自分が作りたいテーマについて専門家が詳しく解説しているサイト・記事がSEO的には弱い構造になっていたり、WEBでは未公開だったりというパターンも多くあるのです。情報を収集して新しいコンテンツとして発信することは「キュレーションサイト」の目的・趣旨と変わらないかもしれませんが、無知な人が疑問に思って調べた過程やその結果を示すという作業は、意外にも価値のある作業なのです。

 

HOW TO、やってみた、調べてみた系の記事は読んだ人にとってダイレクトに価値を届けることができるため、それだけアクセス数も稼ぎやすい傾向にあります。そして何をやればいいのか(what to do)という解決策を提示する際に、「調べた過程」があるという点は、そのコンテンツの強みになります。

 

 

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ネット初心者がコンテンツを継続的に作り続けようと思っても、すぐにネタ切れを起こしてしまったり、ゴシップ系など簡単にアクセス数が稼げる分野を狙った結果、発信を続けることが面倒くさくなってしまったりということが多々あります。

 

最初はどんなに意欲があっても、継続的に情報を発信し続けるというのは非常に難しいもの。しかし、自分が日常生活で疑問を感じたこと、もっと知りたいと思ったことをコンテンツにしていけば、その調べる過程そのものが他のネットユーザーにとって有益なコンテンツになり得るのです。

 

コンテンツ作りで迷ったときは、自分に足りないもの、自分が知らないものを「調査する」という行動をそのままコンテンツにしてしまいましょう。