アフィリエイトサイトで成功するための「自覚」

※今回の記事で用いる「アフィリエイト」の語は、現在ウェブ一般で用いられている意味よりも狭く、特定の商品の広告を設置して読者に買ってもらうパターンのものに限定しています。

 

特定の商品(サービスを含む)を自分のお店(サイト)で購入してもらうという点を考慮すると、「アフィリエイト」というシステムはすなわち販売代理店の業務と同じです。

 

実際には商品に不具合があった場合などは販売元・提供元のみが対応し、アフィリエイトサイトの管理者が対応に追われることは少ないのですが、自分の作るコンテンツが「販売代理店業務である」という自覚を欠いてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。

 

 

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例えば、商品を売りたいがために虚偽の情報を流してしまったり、あるいは薬機法(薬事法)に触れるような表現を用いて商品の紹介をしてしまうことは大きなトラブルを引き起こす原因になってしまいます。

 

また、自分のサイトでは商品の紹介コンテンツを適切に扱っていても、販売元の会社の応対が悪ければ自身のサイトの評判も落としてしまう可能性があります。

 

アフィリエイトサイトで収益を上げるためには、承認率やコミッション単価だけにとらわれず、「ユーザーが使って損をしない商品を選ぶ」というところから始めなければなりません。

 

ある程度のアクセス数、コミッションを持っているサイトなら、ASPや販売元からの提案でコンテンツの内容に応じて単価アップなどの打診を受ける場合もありますが、そのときも目先の利益だけにとどまらず、常にユーザーが損をしないということを大前提に対応を行わなければなりません。

 

商品を買ってもらいたいならば、その商品を買ったユーザーにどんな生活をしてもらいたいのか、どんなメリットを享受してほしいのかを考えましょう。そしてその姿勢を保ち続けてコンテンツの制作を行うことが、アフィリエイトで成功するために必要な「自覚」です。