ビジネスと詐欺とお金

私がひたすらに詐欺師を叩く理由について書……

 

こうと思ったのですが、理由は特にありません。強いて言えば、知人からDivveeに誘われて「詐欺じゃん」と思ったものの、参加している人がたくさんいて驚き、これは注意喚起をした方がいいのではという思いからかもしれません。HYIPブームは去りましたが、少しお金の流れを考えれば「持続可能なビジネスではない」と簡単にわかるものに大金を投げて嘆いている人がたくさんいました。

 

それがただただ残念だし、「こんな詐欺を拡散して『ビジネス(ドヤ顔)』だと言っている詐欺アフィリエイターと、それに釣られるバカばっかりだと日本は終わるな」と思ったので、その危機感から書いているのかもしれません。もちろんPV稼いでアドセンスやアフィリエイトで小銭を稼ぐという目的もあるのですが(笑)。

 

「HYIPはポンジスキームなのぐらいわかっているし、儲けられるチャンスはゼロではないからギャンブル感覚でやっています」という人もたまにいますが、そういう人も根本的にお金の使い方を見直したほうがいいと思います(個人のお金はどう使おうと自由だろとかいう論はここでは置いておきます)。

 

まぁ今後は詐欺師叩きが楽しそうなら続けますし、面白くなければ5パーセントの確率で性器を露出します。おわり。

SEC(米国証券取引委員会)がThe DAOトークンを「有価証券」だと認定

翻訳記事です。
元記事:https://www.sec.gov/news/press-release/2017-131

 

前提知識①:DAOについて

 DAOとは?

DAOとは(Decentralized Autonomous Organization)の略語です。非中央集権で自律型の組織という意味をもつ造語です。人間の経営者や、管理者、ルールがなくても人間を動かすための仕組みにより事業の自律化ができ、非集権化の枠ぐみが出来上がることをDAOといいます。

 

すごいざっくりといいますと、ネットの力で何もせずにその会社や組織を動かすようなまさに夢のようなことです。

 

DAOの特徴

・分散型自動組織

コンピューターの中にできている代表者や責任者がいないボランティア組織です。代表者や責任者を逮捕したり、組織を解散することはできません。

 

・地球上にコンピューターがある限り、永久に生き残ります

どこのコンピューターにデータがあるかわからず、1つ1つデータを壊してもまた新しく増えていきます。言い方は悪いかもしれませんが、DAOは寄生虫のようなものです。コンピューターがある限りは決して壊すことはできません。

 

・ブロックチェーンを使用する

暗号通貨のブロックチェーンの仕組みを採用しています。ビットコイン等でもこのブロックチェーンのお陰で非中央政権でも成立しています。

 

出所:お金で悩みたくないのでゼロから学ぶブログ

 

前提知識② :"The DAO"について

The DAOとは

 

まずThe DAOとは何なのか。The DAOとは「プロジェクト」です。このプロジェクトの参加等の為に利用される「DAO」は仮想通貨(トークン)です。「The DAO」というプロジェクト、「DAO」という仮想通貨(トークン)、というような使い分けがなされます。

 

プロジェクトと独自の仮想通貨が分けられているのはよくある事で、ビットコインではありませんがイーサリアムも分けられており「イーサリアム」=プロジェクト、「イーサ(ETH)」=仮想通貨というような感じです。

 

The DAOの名前の由来は「decentralized autonomous organization」の頭文字から来ています。

「分権的で(dicentralized)自主的な(autonomous)組織(organization)」という意味です。分権的というのはビットコインのように「非中央集権的」と言い換えられます。つまり、The DAOは非中央集権的で自主的な組織を目指したプロジェクトだと言えるでしょう。

 

The DAOの仕組み

 

続いてThe DAOの仕組みについてです。あまり技術的な事を書いても初心者の方にとっては混乱してしまう原因の一つになりかねないのでここでは大枠の仕組みをご説明させていただきます。

 

まず、The DAOのプロジェクトは「非中央集権で自主的な組織」を目指しているという事は先ほどご説明させていただきました。どのような形でそれを目指しているか、です。

 

The DAOは簡単に言うと「投資ファンドを非中央集権で行う」プロジェクトです。普通投資ファンドと言えば運営が広く投資家から資金を集めて、運営が投資先を決め利益が出た場合その配当を投資家に配分するというもの。

 

しかしThe DAOはその資金集めをする運営、投資先を決定する運営がいません。それらはスマートコントラクトという技術やブロックチェーンという技術により広くから資金を集め、DAOという独自トークンを保有するその投資家たちによる賛成を得る事で投資先を決定していきます。

 

出所:とってもやさしいビットコイン

The DAOのその後 

 

SEC(米国証券取引委員会)は、7月25日、市場取引参加者に「バーチャル組織によるデジタル資産の販売・オファーは連邦証券法の対象である」という調査結果を発表し、警告を行った。分散型台帳、ブロックチェーンなどの技術を利用して行われるこれらのセールス・オファーは、ICOあるいはトークンセールスと呼ばれている。表現の際の専門用語や技術に関わらず、金融商品のオファーまたは売却が含まれるかどうかは、取引の経済的実態を含む状況・事実に依存するとのことだ。

 

SECによる調査報告書によると、"The DAO"として知られるバーチャル組織によって提供・販売されるトークンは有価証券であり、連邦証券法の対象になっている。この報告書は、分散型台帳またはブロックチェーン技術に基づく証券(トークン)の発行者は、免除に該当する項目がない限り、証券のオファーと売却に際して登録を要することを確認している。

 

未登録のオファーに参加している者も、証券法違反の責任を負う場合がある。さらに、これらの証券取引を提供する取引所も、免除に該当する要素が無い場合は登録が必要になる。連邦証券法の登録規約の目的は、投資家が情報が適切に開示された投資商品を扱い、投資家保護のためのSECによる監督を受けられるようにするためである。

 

SECのジェイ・クレイトン会長は、「SECは分散型台帳やその他の革新的技術の影響を研究しており、市場参加者がそれらを扱うことを奨励している」と述べ、「我々は投資家と市場が保護されることを確実にし、革新的で有益な資金調達の手段を支援する」と続けた。

 

企業金融部門のウィリアム・ヒンマン氏は、「投資家は投資機会のバックにある本質的な事実を知る必要があるため、開示された情報に基いて意思決定ができるようにする必要があり、今日の報告書は分散型台帳・ブロックチェーン両技術に基づく金融商品の提供者は証券法を遵守しなければならないことを確認している」と述べた。

 

SECの報告書は、当局の執行部が、The DAOと関連団体および個人が、仮想通貨である「イーサ(イーサリアム)」と引き換えに未登録のThe DAOトークンのオファーおよび売却を含む連邦証券法違反を起こしたかどうかの調査から興った。The  DAOは「クラウドファンディング契約」として記述されているが、証券取引所や証券業界に登録されているブローカーディーラーや資金調達ポータルではなかったため、クラウドファンディングの規制免除の要件を満たしていなかった。

 

 SEC執行部の共同ディレクター、ステファニー・アバキアン氏によると「これらの仮想取引の背後にある革新的な技術は、投資家と市場の完全性を守るために設計された規制の枠組みから証券取引や取引プラットフォームを免除するものではない」とのこと。

 

執行部のスティーブン・ピキン氏は、「技術の進化が企業の運営方法や資本調達に影響を与え続けているため、市場参加者は連邦証券法の適用を認識し続けなければならない」と述べる。

 

事実や状況と照らし合わせて、当局はこの場合に料金を請求しないこと、または報告書の違反の発見をすることを決定したのではなく、業界および市場参加者に注意を喚起することを決定した。連邦証券法は、発行会社が既存の会社であるか地方自治体であるか(あるいはバーチャル組織であるか)にかかわらず、これらの有価証券が米ドルまたは仮想通貨を使用して購入されたものであるかどうかに関係なく適用される。

 

SECの投資家教育啓発局は、投資家にICOに関する情報を提供する投資家向けの報道を本日発表した。本報告書で論じられているように、仮想通貨またはトークンは有価証券であり、連邦証券法の対象となることがある。連邦証券法は、投資家が認識すべき開示要件およびその他の重要な保護を記している。さらに同報告書は、投資詐欺の概要・兆候を投資家に喚起し、新技術を使用(悪用)した連邦証券法に準拠していない投資スキームが実行される可能性もあることを銘記している。

 

以上。

2017年7月・8月注目の仮想通貨(暗号通貨)銘柄ランキングTOP10

※ネタです。独断と偏見で勝手に作ったランキングで、ポジトークと言えばポジトークになるのかもしれませんが、割りと客観的な分析に基づいているつもりではあります。理由の詳細は書きません。買いの推奨などでは無いので、情報の利用に際しては自己責任でお願いします(詐欺師の常套句)。

 

最終更新日:7月21日

1位・・・LTC

2位・・・ETC

3位・・・DASH

4位・・・MAID

5位・・・NAV

6位・・・XRP

7位・・・STEEM

8位・・・OMNI

9位・・・XEM

10位・・・NXC

 

BTSとSTRも迷いましたがあえてランク付けするならこんな感じです。NXTも迷いましたが、これもあえて外しました。信じるか信じないかはあなた次第。ちなみにDASHの値上がり情報は水曜日に流してました(ドヤ顔)。

 

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なんか胡散臭い奴らの手口みたいですが、まぁいいや。ちなみに期待してたZcashはちょっと雲行きが怪しく……(笑)

 

BTCは25万円付近からちょこちょこナンピンしてたのが良い感じになってます。相場を読み切るのは無理ですが、LINEではそこそこ的を射た情報流せてるとは思います。はい。

仮想通貨レートの理想と現実

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すごく当たり前のことを図(ラクガキ)にしました。それはもちろん、右肩上がりで安定的に成長してくれるのが理想ですよ。しかし、実際のところそうはいきません。多少高値掴みした通貨を今回の下落でうろたえて売っているようでは、市場を相手にするのに向いていないと言わざるを得ません。

 

今我々が見ているのは、仮想通貨の可能性のほんの一部です。ビットコインのハードフォーク問題への懸念も付きまとう状況ではありますが、今後仮想通貨が社会でどんな役割を果たすのか、そして仮想通貨という決済方法・決済システムにどんな可能性があるのか。価格が大幅に下落した局面だからこそ、そうした部分を見ておきたいところです。

 

もちろん、今回のように何段階かに分けて大きく下落する局面がある値動きの場合は、下落し始めたらすぐに売って底値で買い直すことができれば最高です。しかし、「天井」「底」はどちらも未知数というのが実際のところ。未来のレートの「予想」はできても、予想はそれ以上でもそれ以下でもありません。

 

という、極めて無益な当たり前すぎるお話でした。

仮想通貨市場の暴落

A「ビットコインもアルトコインも全部暴落してるらしいけど大丈夫?」

B「確かに2,3日前に比べたら評価額はかなり落ち込んじゃったけど、私はかなり安い時に買ったからトータルで見ればプラスになってるよ」

A「そうなんだ。でもまた暴落したり、今の値段から上がらないってこともあるんじゃない?」

B「それは十分あり得るよ。でもそれ以上に上がる可能性が大きいと見込んでるから、今は落ち込む度にナンピンしようかなと思ってるよ」

A「本当にそれで大丈夫? 損切りしといた方が良いんじゃない? だって値段戻らなかったらほぼ無価値になっちゃうかもよ?」

B「今後の仮想通貨の需要を考えたら、今のレートでもまだまだ割安だと思うけどね」

A「でもこの数日で損してるんだよね?」

B「評価額的にはマイナスになってるけど、買ったときのレートを考えたらかなりプラスになってるよ」

A「えー、でもこの数日で暴落したのは……」

以後永久ループ


過去にはこんなやりとりが国会でもありましたねぇ。そのとき問題視されていた日経平均は今いくらになっているでしょうか。

まぁ相場というものは、得てしてこういう心理戦なわけです。

株と仮想通貨は違う? それはその通り。

個人的には郵政民営化やアベノミクスのようなまやかしの選挙戦略でアメリカに日本の国益と魂を売り渡すような政治には批判的で、日経平均だけで経済を語るつもりもありません。

ただそれと同様に、レートの上下だけで仮想通貨市場を語るのも極めて危険だなと思います。

まぁ凡人にできるのはナンピンナンピンアンドナンピンぐらいですが……。

世の中には、実際に流通してるお金以上の資産が存在しています。

株や仮想通貨といったモニター越しに評価額を見つめるしかない投資をやっている人は、その辺りをもう少し考えてみましょう。

D9ドルが返金される?!D9クラブによるベットコインクラブというブックメーカーの運用について

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追記:2019年2月

D9クラブの勧誘などに際して違法な行為があったのかどうか、警察当局も捜査を行なっているそうです。被害に遭われた方は下記リンク参考の上、被害届の提出などを検討してみると良いかと思われます。 

playbaseball.hatenablog.com

 

 

テレ東のWBSに取り上げられ、被害者の会も立ち上がっているという状況のD9クラブですが、ここに来てBet Coin Club(ベットコインクラブ)というブックメーカーサービスの運用を開始したという情報を発表し、一部で話題になっているようです。

 

情報のソースはD9クラブの公式Facebookにあるこちらの投稿(現時点では削除して見れなくなってしまいました)や、会員の間で出回っているざっくりとして情報に限定されており、英語やスペイン語ポルトガルで色々調べてみてもあまり詳細な情報は得られませんでした。

 

ベットコインクラブでは、出金できなくなっていたD9ドルをそのままブックメーカーデポジットとして利用でき、そのお金(仮)でベットもできる。そして、そのブックメーカー博打で運用した利益を出金することができる。という仕組みのようです。

 

超控えめに言ってクソですね。ごくごく普通に考えれば、ブックメーカーの軍資金なんていらないからさっさと会員に金返せという話だし、最初から破綻してるシステムで詐欺やらかしてた会社に何を期待すると言うのやら……。

 

ベットコインクラブに最後の望みを託すなどと言ってる人もいるが、さっさと諦めて仕事にでも励んだほうがはるかに生産的です。

 

→ネットビジネスで堅実に稼ぎたいという人はコチラの記事をご覧ください。

 

関連エントリー

playbaseball.hatenablog.com

playbaseball.hatenablog.com

仮想通貨と世界経済(らくがき)

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※らくがきですが、批判その他意見などある方はぜひお願いします。ビットコイン≒仮想通貨で曖昧なところがあります。ご了承をば。

 

ビットコイン(仮想通貨)を支持する人々が掲げたビットコインの強みの1つとして、「中央集権からの脱却」というものがある。ビットコインにより中央銀行、そして政府による金融・財政政策から逃れたところでP2P経済が成り立つという主張である。

 

ブロックチェーン技術を用いたビットコインのネットワーク上で管理される資産(データ)は、言わば相互監視の状態にある。他人の監視の目があるからこそ安全で、その仕組みの上で確実な取引も保証されているという状態だ。

 

ビットコインを始めとする仮想通貨技術の発展は、確実に世界の金融を現在進行形で変化させている。ビットコインは2011年の運用開始から6年ほど経過し、そこから今日に至るまでの表面的な時価総額の増大が見逃せないことはもちろん、当初から期待されていた代替通貨としての役割を既に超越した印象さえ受ける。

 

ビットコインはもはや「手数料が安くて、送金から着金までにかかる時間も極めて短い画期的な通貨」という導入当初の「あくまでも便利な通貨」としての位置づけとは大きく異なる次元で機能していると表現しても差し支えないだろう。特に、直近の1年ほどで、ビットコインは(これまで仮想通貨に触れてこなかった層に対しても)投資・投機の対象としての存在感を極めて大きいものにした。

 

法定通貨に対してのレートは急激な右肩上がりの線を描き、反落の後にもさらなる急上昇を見せてきたことから、キャピタルゲインを得るための金融商品に近い位置づけで所有する人の数も大幅に増えた。また、ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン・オルトコイン)も徐々に存在が広く知られるようになり、1日で2倍以上、数ヶ月で10倍といった急激な値上がりを見せるアルトコインも少なくない。

 

こうしてアルトコインも注目されて需要が増大し、取引量も増える中で、ビットコインはさらに新たな役割を担うことになる。それは、全ての仮想通貨に対しての基軸通貨というポジションだ。ほぼ全てのアルトコインは、実質的に各法定通貨に対する交換レートを有しているのではなく、対ビットコイン(BTC)基準での需給関係に基づく取引価格があり、それをドル・ユーロ・円といった各通貨と照らし合わせた価格で取引・販売(価値=評価額判断)が行われているという状況である(もちろんBTC⇄アルトコインの取引もあり)。

 

つまり、ビットコインへの投資がさらにアルトコインへの投資を産んでいる状況が、現在の仮想通貨市場拡大の動きに拍車をかけていると言って良いだろう。

 

ここまでの内容を整理する形にはなるが、ビットコインには大まかに分けて

①代替通貨としての需要
②(価格の上昇が見込める)投資・投機先としての需要
③アルトコインを購入するための需要

という3つの種類の需要があるというのが私の主張だ。そして、現在の需要バランスは、このまま行けばあるところでビットコインのシステムそのものを揺るがしかねない複数の重大な問題を生じさせるのでは無いかということも同時に考えてしまう。

 

さて、ここからは現在そして今後の仮想通貨市場に対する私の危惧を記させていただくことにする。

 

まず第一に生じる問題は、代替通貨としての需要が不安定なものになるのではないかというものである。この問題は、仮想通貨のレートが激しく変化する局面においては度々生じるのではないだろうか。例えば、ビットコインが「数日、あるいは数時間後に価値が増えるかもしれない」という値動きを見せている状況では、日本円やドルの代わりとして決済手段に用いる需要は少なくなるだろうという予測である。

 

これに関しては、代替通貨としての需要が一時的に減少したとしても、価格変動が生じている=その他の需要によって取引量自体は落ちていない→危惧するほどのものでもないという見方もできなくはないが、この見方はすなわち、本来第一の目的であったはずの送金時間の短縮や手数料抑制など、ビットコインが経済活動に貢献し得る優位性が活かし切れない状況が生まれてしまうというものにもなる。

 

さらに考えられるのは、局地リスクを全体共有せざるを得ないというものである。マウントゴックス事件と同じような形で、もしどこかの取引所が破綻したら、ビットコインの価格はどうなるであろうか。あるいは、来る2017年8月1日、本当にビットコインのハードフォークの決行が発表され、市場ではパニック売りが続出し、価格が一向に戻らない場合はどうだろうか。

 

実際上記のようなハプニングでレートの急落が生じるか否かという議論はここでは置いておくが、何らかの要因によりビットコインのレートが急落した場合には(今後市場規模が拡大すれば)、世界同時株安と同様に、世界経済全体に強い悪影響をもたらす可能性も高いと予測できる。

 

世界全体で仮想通貨による決済が広く用いられるようになれば、その分だけ一箇所に生じた問題がネットワーク全体に与えるリスクが高まるという危険を孕んでいる(ここではブロックチェーン技術の安全性等ではなく、市場には心理的な要因も大きく影響することのリスクを主に想定している)。

 

この際には、ビットコインのコンセプトでもある「中央集権からの脱却」が大きなリスクになる格好だ。同一ネットワーク内における金融リスクが通貨レートに与える影響と伝播する範囲に関して、我々は既にギリシャの破綻によるユーロ安およびEUの諸問題という形で実際に目の当たりにしているわけで、仮想通貨ではそんなことなど起こり得まいと楽観視することは決してできないだろう。

 

「中央集権でない」という点は、ビットコインやその他のアルトコインの優位点として挙げられることも多いが、裏を返せばどこまでも市場心理に忠実な値動きをするということと同義である。そして、その通貨の価値変動を生み出すのも、取引を行う者の行動である。

 

世界のどこでも使えるワールドスタンダードな仮想通貨が普及するということは、世界全体で金融リスクを共有するということなのかもしれない。

OZプロジェクトは怪しい投資!評判は?某ポジティブ記事について個人的に考察してみました

こんにちは、KURAです。


さて、OZ(オズ)プロジェクトについては、ネット上で様々なポジティブキャンペーンが生まれています。

そのほとんどが、運営者が発表した夢物語だけを100パーセント鵜呑みにしたお花畑解釈しかできない詐欺師による情報で、運営を盲信しているだけで全く信憑性がないものが多くを占めます。


OZプロジェクトは冷静に考えるとかなり危険です。投資先に値しません。

大切な資金をそんなところに投じさせようとするブログとか、どうかしてますよね。

ネットだけで自分の素性が割れないから、MLM報酬獲得に躍起になって詐欺活動することもなんら厭わないんでしょうね。

1.OZプロジェクトについての某ポジティブ記事について検証してみた

ネットに出ている信憑性のない記事だけでは自身で判断材料とする事すらできないかもしれませんが、できる限り自分自身の目と耳で様々なルートから見聞きした情報を元に、できるだけ信憑性のある記事を書くように意識したところで、そのルートからの情報がネットからのものだったり、あるいは運営発表のブラフだったりというのはよくあることで、そんなものは信憑性のかけらもありませんよね(参考:fudomado事件)。

と言うことで、わたしが知りえている情報をもとに、現在ネット上で一番拡散されているであろう某ネガティブな記事について考察してみたという某ポジティブな記事について考察してみたいと思います。

URLを書くとPVアップに貢献してしまいますが、引用元も示さず引用するとか控え目に言ってサイト運営者として常識無さすぎるので、私はちゃんと貼っておきますよ。
http://oz.bitsurfer.jp/negative/
http://oz.bitsurfer.jp/negative/
http://oz.bitsurfer.jp/negative/
http://oz.bitsurfer.jp/negative/
http://oz.bitsurfer.jp/negative/
5回ほど貼れば多少なりともアクセスアップに貢献できるかしら?

ちなみに、プロジュエクト名で検索されると上位表示されているごうちさんのOZプロジェクトに関する記事のURLはこちらです。
https://saiviancashback.net/archives/975

ダイスウォレットの信頼性はないに等しいです。と明言している事に関してに関して

さて、下記について。

まず、仕掛けているダイスウォレットですが、サイト(dicewallet.com)に住所や電話番号を公表しておりません。また、ドメイン情報が非公開になっており、会社としての信頼性はないに等しいです。

https://saiviancashback.net/archives/975

引用するときは、普通このように出典を示します。大学で習わなかったかな、小保方さん? 相手先のPVアップになってしまうからリンクを貼らない? 批判に対して批判をして論じる際は、その出所を明記して読者にも検証を促すのが当たり前です。ググったら出るから見たい人はググってねとか、そういうことじゃないんっすよ。

では、引用のやり方を知らないポジティブ活動をされてる方のためにもう一度やりかたをお見せします。

まず、ドメイン情報の非公開というのは、わたし自身、そこまで気にした事はありませんでした。

WHIOIS情報は、ドメイン取得者の情報をインターネット上に公開するよう義務付けたもので、原則として非公開にできません。

ただし、WHOIS情報を代理公開することで、取得者の個人情報などを保護することができるようになっています。

わたし自身、取得しているドメインは10数個ありますが、そのほとんどは代理公開となっていて、わたしの個人名や会社名は表にはでていないケースが多いです。

これに特に意味はないです(笑)

設定など気にしないまま設定をしておりますが、そのドメインに乗せているウェブサイトに会社情報や問合せ先など掲載しておりますし、別段問題ないと考えています。

誰がとったドメインかって大事でしょうか??

運営者の実態がないなどという妄想は実際に参加してきちんとご確認ください。

すべて公開してあります。


オズプロジェクトに関しては、日本では仮想通貨法案が施行されている事もあり、シンガポール法人が代表運営しています。

そして、OZプロジェクトの資金運用の要となるAIトレードの保有企業として、このプロジェクトに参画しているのは日本の会社です。

http://oz.bitsurfer.jp/negative/

簡単ですね。もちろんアカデミックなものならwebページ閲覧日時とかも示すべきなのですが、一般的にはリンクを貼るぐらいで問題ないでしょう。

さて、ごうちさんが指摘して小保方さんは意識していないというドメイン情報ですが、投資を募ってるのに非公開というのはほぼ詐欺だということもわからないんですかね?

わからないんでしょうね。もしくは詐欺師かな。うん、詐欺師だね。

小保方さんが運営しているようなクソマルチクソビジネス勧誘クソサイトと違って、OZプロジェクトは投資家からお金を集めて利益を還元するプログラムですよね?

そんなお金集めをしているところがドメイン情報非公開だけど気にしないって、控え目に言ってヤバイですよ(語彙力)。

さて、もうちょっと色々遊びたかったのですが、ちゃんと仕事しろよと怒られそうなのでこの辺にしておきます。

小保方さんはしきりに「私もイチ投資家で〜」「自己責任〜」とfudomadoみたいなこと言ってますが、どうせMLM報酬狙いのクソ詐欺師です。お疲れ様でした。

みなさんもネット上とはいえ、引用に際しての出所の明記はちゃんとしましょうね。サイト運営者としてのマナーです。

終わりに、今回のブログのネタを提供してくださったサイトさんに敬意を評して、もう一度リンクを貼っておきます。

http://oz.bitsurfer.jp/negative/
ありがとうございました。

POLONIEXで発生中の障害・トラブルについて(イーサリアム・ETHの着金遅延など)

今回は、LINEで相談を受けることの多いPOLONIEXの障害・システムトラブルについて、現在どのようなものがあるのか、Telegramのグループで見聞きしたものやツイッターで見かけるものについてまとめた。

 

サポート対応がかなり遅いこともあり、過剰な心配から報告されている事例もあるかもしれないので、これらのトラブルが全てPOLONIEX側に100%落ち度があって発生しているか正確なところはわからない。ただし、サポートの返信が遅く、即座の改善は難しい可能性が高いのも事実なので、私を含めてPOLONIEX利用者は以下のような問題が生じる可能性について認識しておくべきだろう。

 

  • (本人認証手続きを行っていない場合の)1日の出金上限額である2,000ドルを超えていないのに、どの通貨も一切引き出し(withdrawal)ができない。一銭も引き出していないのに出金ができないというケースも存在。

  • セキュリティ上の問題が検出されたとしてアカウントが凍結されたが、サポートに問い合わせても一向に凍結が解除されない

  • 他のウォレットからの預金(deposit)が反映されない、反映されるのに長時間かかる

  • 問い合わせのために発行したチケットへの返信が5日以上かかった

  • 出金処理をした際、状態は完了(complete)となっているものの着金が確認できず、トランザクションIDも発行されていなかった

  • とにかくサポートの返信が遅いor全く無い

 

このように、さまざまな問題が確認されている一方で、サポート機能がほぼ「終わってる」状態というのもあり、多くのユーザーが不安を抱えている状況だ。

 

また、このブログの読者から「POLONIEXの出金履歴にデタラメなトランザクションIDが表示されており、着金も数日間経っても確認できない」という相談を3件ほど受けた。海外の掲示板にも同様の質問があったのでここでも訳して取り上げる。

 

POLONIEXからのイーサリアムの出金は「完了」となっているが、ブロックチェーン上にそのトランザクションIDが存在しない

 

30時間以上前にPOLONIEXからイーサリアム(ETH)の出金を実行しました。POLONIEXの出金履歴を確認するとトランザクションは完了しており、トランザクションIDも発行されていました。

 

しかし、そのトランザクションIDをetherscan.ioで検索しても「トランザクションのエントリーが確認できません」という表示がされてしまいます。

 

▼POLONIEXで表示されていたトランザクションIDを検索したページhttps://etherscan.io/tx/0x3face9925e1c3376ee07621c3959dcc132990a3aa46b50e20da4df2b3a2bd135

 

私はETHを受け取っておらず、自分のウォレットアドレスをetherscan.ioで検索してもPOLONIEXの出金履歴に表示されていたトランザクションでの取引は見つかりませんでした。POLONIEXのサポートにはすぐに連絡しましたが、まだ返信はありません。

(中略)

 このような事態は初めてです。

 

https://www.reddit.com/r/ethereum/comments/6it9pe/eth_withdrawal_from_poloniex_shows_complete_but/

この質問に対して明確な回答はついていなかったが、これはPOLONIEX側の問題なのか、あるいはここ最近のイーサリアムプラットフォームにおけるICOの乱立によるスケーラビリティ問題でネットワークが十分機能していなかったためなのか、POLONIEXによる正式アナウンスも一切ないため詳細は不明だ。

 

ツイッターでは数日経ってから着金が確認できたという報告もあり、同様の問題を世界中のユーザーが抱えているとなると依然としてサポートにも期待できるわけがないので、「待つ」というのが結論になってしまうのだろう。

 

www.newsbtc.com

 

こちらの記事によると、現状のトラブルやサポート体制に憤っているユーザーも多く、SCAM=詐欺だと言い出す人も多いとのこと。

 確かにツイッター上でも「poloniex scam」と検索すると怒れる民の声が確認できる。

 

このPOLONIEXのサポート体制とシステムトラブルについて、すぐに全てが解決されるというのは中々望めるものではない。入出金の際はまず低額から試してきちんと完了するか確認したり、問題が発生した際にはサポートに根気強く問い合わせるといった対策しか無いのが現状なので、POLONIEXユーザーには資金の移動の際などは注意するようにしていただきたい。

 

POLONIEXユーザー以外も、仮想通貨の送受信をめぐるトラブルが至る所で報告されている状況なので、新しいウォレットに送金を行う際はまず少額でテストをするなど、自分の資産を守るためにできる限りのことは実行するように努めるのが賢明だ。

価値が上がるアルトコインと上がらないアルトコイン

ICOも物凄く活発になってきており、アルトコインに対する市場の期待感はこれまでにないほど高まっていると言って良いだろう。ほとんどのコインはテキトーに買って持っておくだけでもそのうち価格が上がるような状況なので、確率の高い宝くじ感覚でギャンブルしている人も多いように見受けられる。

 

私は、将来的に価値が上がるアルトコインと上がらないアルトコインの違いは、「その通貨を基軸としたマーケットが成立するかどうか」にあると考えている。イーサリアムはプラットフォーム上でICOやら新しいサービス展開やらで有用性があるのは周知の事実でマーケットも好反応を示していたし、ビットコインは既に決済手段としての地位を確固たるものにしつつある。

 

最近のICOで言えば、Jun Hasegawa氏のオミセゴーのようにこれからマーケットではたらき得る通貨は、実際に機能する段階に至れば価格の上昇も見込めるだろう。ただし、取引所に上場された直後などはご祝儀相場的に価格がとんでもなく跳ね上がることも多いので、これから上場されていくアルトコインは買い時の見極めが難しくなりそうだ。

 

一方で、ICOの段階から参加してその通貨が上場まで行くのであれば、ほぼ確実に利益を上げることができるだろう。まあ当たり前の話だけどね。

 

「あの通貨が上がる」「この通貨は下がる」「仕手が入って~~~」という情報が飛び交って市場を賑わせることも多いが、その通貨の価値の裏付けとしてマーケット・利用者が本当に存在するかどうか。ただの投機目的で資金が入っているか否か、その点を見極めるのがアルトコインのトレードで儲けるコツだとも言えるだろう。

 

これからは詐欺的なICOもどんどん湧いて出ると思うので、みんな自分の資産は自分で守ってね。

 

迷ったらとりあえずBTCかXRPで持っておくという判断でも、そこそこ利益は出るだろうね。おわり。

【注目仮想通貨情報】Zcash(ジーキャッシュ)

仮想通貨に詳しい方なら既にご存知かと思われるが、個人的にここ最近Zcashが非常に気になっている。先月末頃にはJPモルガンとの提携も発表されるなど、保有する上での好材料がいくつかある通貨だ。

 

Zcash(ZEC)とは

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Zcashは2016年10月から運用されている仮想通貨で、Zero-knowledge Security Layer (ZSL)という秘匿性が高める技術を用いていることで当初から高い注目を受けてきた。ブロックチェーン上のトランザクションからは送受信のウォレットアドレスや取引量はわからない仕組みになっており、ビットコインなどと比べて大きな違いがある(トランザクションの承認はPoW=マイニングによる)。

 

Zcashの公式サイトでは、Zcashの特性をインターネットにおけるhttpとSSL化されたhttpsに例えて

 If Bitcoin is like http for money, Zcash is https—a secure transport layer

と表現しており、つまりは安全性・情報の保護に重点を置いていることがアピールされている。

 

JPモルガンとの提携で将来性が注目され、価格が一挙3倍に

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出所:POLONIEX.COM ZEC/BTC

 

上記チャートの画像を見ると、真ん中から少し左の辺りで価格が跳ね上がっている箇所があるが、この大きな変動を見せた5月22日は、ZcashとJPモルガンの提携が発表された日にあたる。価格はそれまでの1ZAC=0.05BTC付近から一時0.15BTC付近まで上がり、3倍ほどの値を付けた。その後価格は上下しているが、現時点で見ても、元の価格の2倍は割らないような値動きを見せている。

 

JPモルガンは、顧客の資産情報の保護にZcashの技術を取り入れたいと考え、今回の提携に至ったと言われている。同社は既にイーサリアム上にQuorumという企業による利用に特化したプラットフォームを立ち上げているのだが、今後はこのプラットフォームにZcashのプライバシー保護技術を取り入れていくという方針のようだ。Zcashの開発の母体となったZECCの代表Zooko Wilcox氏も、JPモルガンとの提携と今後の技術開発に意欲を見せている。

 

ビットコインのブロックチェーン技術は銀行などの機関が採用するのはセキュリティ上難しいと言われていたが、JPモルガンのような世界的な大手銀行がZcashに注目して提携まで至ったというのは、市場には大きな期待感をもたらし、各取引所でも上記のような価格の急騰が発生した(この価格上昇の要因はこれ以上でもこれ以下でもなく、Zcashそのものが価値あるものになったかと言えば、その点はNOと言えるだろう)。

 

「仮想通貨が世界の金融を変える」を合言葉のようにして、フィンテック界隈、仮想通貨界隈は大きな盛り上がりを見せているが、こうした大手の資本が入ったプログラムの動向は私自身注視しなければならないと考えており、今回Zcashを注目の通貨として取り上げた次第だ。

 

 

▼参考記事

Grads of LifeVoice: Why We Must Recognize Alternative Pathways To Economic Prosperity

Ethereum Enterprise Alliance Adds 86 New Members Including DTCC, State Street And Infosys

湯田陽太氏らによる投資詐欺勧誘グループ「JOKER(ジョーカー)」について(D9、SENER、FOIN、RiseToken、ビットシャワー)

JOKERの調査に際しまして、投資案件検証委員会のごうちさんより様々な情報の共有をいただきました。
※現在D9クラブの勧誘に際して違法性が無かったか、警視庁生活経済課を中心に捜査が進められてる模様です。下記リンクに詳細を記しておりますので、被害者の方はご確認ください。

 

 JOKER(ジョーカー)とは

ツイッターなどでは一部話題になっているが、当ブログにも「JOKER」という検索キーワードで来訪される方が多いので、この集団の危険性について簡単にではあるが解説を入れておくことにする。
この集団は、全国でNBC(ネットビジネスカレッジ)、デュブリ、D9クラブ、ビットシャワー、セナーなど、MLM報酬が高く、詐欺の危険性も極めて高い案件を「新しいビジネス」と謳って若者を中心に参加者を集めていたようだ。そこそこ高額な初期費用が必要になる際には借金をすすめてローンを組ませるというケースもあったようで、インターネットマルチビジネスヤクザと形容するのがおよそ適当だろう。リアル闇金ウシジマくんかよ……。
なお、湯田氏は、令和3年に投資スクール「アルケミスト」の運営に際して「確実に利益が得られる」などの謳い文句で勧誘を行っていたことから、特商法違反で福岡県警によって逮捕されている

YouTuber怪盗ピンキー氏もJOKERメンバーからD9勧誘を受け、広めようとしていた

以前当ブログでも取り上げたYoutuberの怪盗ピンキー氏も、JOKERグループのメンバーからD9クラブの勧誘を受け、その後ツイッターツイキャスであの詐欺ビジネスの勧誘を始めてしまったという経緯があったようだ。

playbaseball.hatenablog.com

株式会社Labeme(ラベメ)湯田陽太氏について

さて、D9クラブやJOKERについて知りたくて当ブログにやってくる人は、「湯田陽太」という人物を検索キーワードに入れている場合も多い。彼は、関係筋では有名な人物で、あの泉忠司大先生と同じようにネットワークビジネス界で名を売っている人間である。
彼らはネット上の悪評について「名前も明かさずにテキトーなことをネットで書いている人を信じるのか、目の前にいて実際にこのビジネスで大金を稼いでいる人を信じるのかはあなたの自由です」なんて言及する場合が多いのだが、ツイッターなどのリアルタイムで生の声を共有できるSNSがここまで広がった現在、これまでの悪事を隠して人を騙し続けるのが難しいことは自明である。
ちなみに、
JOKERの運営統括責任者は井上幸彦氏で、運営会社は株式会社ラベメ。株式会社ラベメ代表者は、湯田陽太氏(井上氏もラベメ社員)。株式会社ラベメの会社概要を見てみると、主要取引先に「シュガームーンシティー株式会社」「合同会社NBC→現在は消えている。)みなさんにはもうお察し頂けただろう。岡○、畑○、与○、和○、元を辿れば彼らに行き着く。
わざわざ会社概要のpdfから主要取引先の項目消すとか、すごいね。ちゃんとキャッシュから正しい情報拾い直しておきます。

Labeme Inc. 代表社名 代表取締役 湯田陽太
所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目6-3 新宿国際ビルディング新館5F
電話番另 03-5909-1098
FAX 03–5909–1099
Mail info@labeme.com
資本金 ¥5,000,000
設立日 平成24年8月8日
取引先 シュガームーンシティ株式会社 合同会社NBC
事業内容 コンサルティング事業 イベント企画・運営事業 グラフィックデザイン事業 アパレル事業 飲食店事業
 
D9とsener(セナー)の被害対策弁護団を結成したあおい法律事務所も、D9クラブとJOKER・株式会社ラベメの関わりを指摘している。
 さらに,D9商法の日本国内での拡散において不可欠な役割を担ったのが,上位勧誘者ら及びそのマルチ様の下部組織(勧誘グループ)である。首謀者に近い最上位勧誘者としては「藤山カルロス」がおり,他に,「湯田」,「柿野」,「佐藤」,「泉」,「松本」などが知られており,「湯田」や「柿野」は2017年4月の1周年コンベンションの開催にも携わっていたようである。
 
これらの者の下に「JOKER」,「D9塾佐藤」「泉・太陽」など複数の勧誘グループが存在し,これら勧誘グループによりD9商法への出資の勧誘が組織的に行われていた。勧誘には,投資・アフィリエイト塾や「ONE MESSAGE」,「ラベメ」などの代理店が活用されていた。

最近はRiseToken、FOINなどの投資詐欺を勧誘

情報商材屋さんはグレーな感じも見受けられたが、D9まで来ちゃえばもう立派な詐欺。こんなクソみたいな詐欺で金儲けて行くシンガポールは楽しいのかな。楽しいんだろうね。最近はハワイの不動産のFinancial Orgが名前を変えたFOINとか、ハワイの不動産と関連したRise Token(ライズトークン・XRT)とか、Rev Capital Fund(レヴキャピタルファンド)とかを広めてるとのこと。相変わらずMLM(というか詐欺的なポンジスキーム)です。他人からお金巻き上げてしか生きることができないんですね。
そういえば最近は湯田氏らと同じSENER広めてた柴田千成氏が逮捕されていたので、D9も似たようなもんだし、被害者の動き次第では刑事事件になる可能性も決して低くなさそう。
その他のJOKER・D9・ラベメ関連企業としては、株式会社アドアドアがある(D9の振込先がこの会社の口座だった)。名倉加奈子氏が運営している会社で、名倉氏はラベメでは「秘書」となっている。私にDMで情報提供をしてくれた方曰く、「名倉は湯田の●●です」とのこと。まぁどうでもいいけど(笑)

福岡は西南大学で大流行

福岡では当時西南大学に在学していた学生らにより、大学生の間でもD9クラブの勧誘行為が行われていました。NBCを通じて湯田に師事した学生が、各地で開催されていたセミナーでは講師役を務めるなどの行為が確認されています。

湯田氏の配下にいた人物は「自分はD9に投資していただけで詐欺とは知らなかった」といった言い訳をしているようですが、D9の被害者を集めて集団訴訟を行なったあおい法律事務所からも

D9商法とは結局,いずれは破綻することを予測しながら短期間で多くの集金を行うための単なる集金システムであったことが容易にうかがわれ,要するに破綻必至の詐欺商法であったと断じざるを得ない。

D9Clubは毎年,出資者の投資資金を最低でも2.75倍から5倍にし続けなければならない(実際はこれに加え上位勧誘者への配当分も稼ぎ出す必要がある。)のであり,このこと自体が経済常識に反し,有り得ない。

との見解が出ており、常識的に考えて「自分も騙された」という言い分にはさすがに無理があるでしょう。

株式会社LEAD、JIC株式会社の勧誘行為

D9に関して、株式会社LEAD(下地洋平、鈴木俊介らが同社関係者)という企業やJIC株式会社(代表:横田健一)も代理店業務を行なっており、これらの会社はJOKERと同様に、学生に消費者金融を紹介してまでD9に資金を投じるよう仕向けていたという証言が複数寄せられています。また、元本を保証する旨の契約書も交わしていたという事実も確認できており、さらにD9のスキームが破綻してから元本の補償・返金は行われていないとのことです。

そもそも元本保証を謳って出資を募るのは違法行為ですし、投資とMLMを絡めたものはほとんどが運営実態の無いポンジスキームであるケースが多いので、騙されて資金を投じてしまった者にも責任はありますが、無知な学生を嵌め込んで借金をさせてまで資金を投じさせていたという点は見過ごすことはできません。

 
・まとめ
JOKERについて知りたかった人は「JOKER=詐欺集団(詐欺師養成所)」と覚えておいてね。ここテストに出るよ。最近JOKERはJOKERとは名乗ってないらしいですが。

 

補足(2018年12月5日)

JOKERや湯田氏周辺の人物が高配当のポンジスキーム、投資詐欺に関してリスク等を十分に説明しないまま広く勧誘を行い、さらに自身はMLM式の紹介報酬を受け取っていたことに関しては数多くの証言・証拠があります。湯田氏らがこうした勧誘を行なっていたことは非常に悪質であり、当記事において事実を公表することは公益性があると考え、差し替えていた当記事の内容を元に戻し、再掲載を行いました。
 
▼関連記事

更新再開のお知らせ

ご無沙汰しております。

 

私情で少しブログやLINE@の更新を止めていました。この2ヶ月程度の間にも、仮想通貨や投資案件周りには色々な変化がありました。成長産業ゆえに、様々な詐欺が横行しています。このブログで引き続き注意喚起や情報の検証を行い、有意義なコンテンツを発信していければと思っております。

 

さて、D9クラブに出資していた方々が被害者の会を発足したことが、先日テレビ東京のワールドビジネスサテライトでも報じられていました。私もリッチモンドバークスの被害者の方々から相談を受けたときに、金融庁・消費者庁・弁護士事務所などさまざまな機関に情報提供と今後の対応について相談したのですが、中々有効な策をまとめられずにいましたので、今回の件で色々学びたいところです。

 

私は法律の専門家ではありませんが、MLM報酬を含むポンジスキーム・ネズミ講は、日本の法律でも罰せられる可能性があります。D9クラブ被害者の会の動向を引き続き注視しながら、仮想通貨やそれを用いた投資についての法律について検証した情報も発信していければと思っております。

 

また、最近はICO(新規公開株を仮想通貨でやる類の資金調達)が盛り上がっていますが、そこにも詐欺が疑われるようなものがありますし、今後もその数が増えていくでしょう。日に日に変化しさまざまな情報が飛び交うマーケットですが、その中で少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。

 

 

投資案件やMLMについて情報を発信しておられ、当ブログとも相互リンクだったごうちさんによる「サビアンでキャッシュバックの毎日」が「投資案件検証委員会」という名前に変更し、引き続き暗号通貨や投資案件について多角的な検証をされています。素晴らしいサイトですのでご存知の方も多いかと思いますが、ぜひチェックしてみてください。

投資案件検証委員会

コインチェックの障害・ロールバック騒動について

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5月9日の午前11時過ぎから、仮想通貨トレーダー界隈がざわついた。Yahooのトピックスにも載るようなものだったので、ご存知の方も少なくないだろう。

 

 ここ数日で価格が高騰している仮想通貨。代表格のビットコインは、5月9日午後時点で1ビットコイン=20万円台にまで上昇している。

 

そんな中、コインチェックが手がけるビットコイン取引所「Coincheck」で5月9日午前、サービス障害が発生。入出金や売買などの取引を停止したと発表した。

 

コインチェックによると、5月9日午前11時台から正常はでない価格が表示されるという障害が発生したため、取引を停止。アプリやウェブサービスへアクセス・ログインできない状況が続いた。その後、障害が起きた5月9日午前11時25分へのロールバックを実施。

 

午後4時30分には全機能を復旧させ、Twitterアカウントでもアナウンスをしている。なお、取引再開時点でのレート前後の金額の注文はキャンセルになり、障害発生前の時点で対象となったロスカットが実行されている。

 

同社では、この障害がハッキングなど外部からの攻撃によるものではないと説明。ユーザーの個人情報や資産流失はないと説明している。原因や再発防止施策については、Twitterアカウントやブログ等を通じて逐次報告する予定だ。

 

http://jp.techcrunch.com/2017/05/09/coincheck-failure/

 

「正常ではない価格」とは一体いくらだったのか、私もリアルタイムでレートを見ていたが、1BTCが一時期100万円を超えるなど、5倍以上のレートで配信されていた。もちろんこれをチャンスと捉えて売りに走った方も多かったのだが、当然コインチェック側もロールバックの対応をせざるを得なくなり、システムを落として復旧に当たっていたようだ。

 

原因に関してはさまざまな憶測があるが、不確定要素を書くわけにはいかないので、コインチェックのリリースだけご紹介。

 

該当時間内に成立した取引等につきましては、ロールバックの措置を執らせていただきます。障害発生時間、日本時間2017年5月9日(火)11時25分の時点へ戻す対応とさせていただきます。ユーザー登録、該当時間内で成立した取引、ブロックチェーン上に記録されていない送金等全てのアクションがロールバックの対象となり、11時25分の状態へ戻ります。

 

また、障害発生直前における注文に関しまして、取引再開時点でのレート前後の金額の注文はキャンセルとさせていただきます。


ロスカットについて、障害発生前の時点で対象となるものはロスカットが行われます。

 

また、本事象につきましては、ハッキング等で外部からの攻撃を受けたものではございません。ご利用者様の個人情報、並びに資産の流失はございません。

 

https://coincheck.com/blog/3639

 

一連の騒動でマウントゴックス事件を思い出した方もいると思われるが、とりあえずは取引所の存続・運営再開、ハッキング被害は無しという状況なので「良かった」という結論にはなるのだろう。

 

ビットコインについて「マウントゴックスは会社が不正をして~ or ハッキングされて~ → だけどビットコインそのものが危ない・怪しいものじゃない」と説明する人も多いが、それはその通りで、取引所選びもめちゃくちゃ大切だと思い知らされた方は多かっただろう。

 

コインチェックは手軽にアフィリエイト機能が使えるということもあって、色んな所でアフィリンクを見かけたが、私は色々あってビットフライヤーのアフィリエイトのみを利用していた。

 

とりあえず今回の問題は一旦収束したが、もしコインチェックが実際にハッキングされて私の紹介をきっかけにコインチェックで購入した仮想通貨を失った人が出るようなことがあれば、取引所の問題だけにはできず、そんな脆弱な取引所を紹介してしまった私にも責任が出てくる。HYIPぶっ叩いてられるご身分じゃなくなるということで。

 

まぁ、だからと言ってもちろんビットフライヤーが完全に安心かというと100%の保証などというものは無いのだが、私は大手資本が入っているということもあって、多少通貨の購入レートが割高だとしても、日本の取引所ならビットフライヤーが一番だと思ってアフィリエイトも利用していた。

 

もしビットフライヤーが飛んだら私もフライアウェイします(フライアウェイするとは言ってない)。このエントリーは、コインチェックをdisってるものではありません。

 

そういえば今日はビットリージョンの大発表が来るとか来ないとか。リージョン推しまくってた人たちは今頃何してるんだろう。まぁ普通に他のHYIP紹介してるんだろうね。投資先がぶっ飛んだら「自己責任」で片付けるような奴らが、ヤフコメでは「企業の責任ガー」「役人・政治家の責任ガー」とか言ってるんだから、世も末。

 

最近忙しくてブログ更新してませんが、LINE@ではほぼ毎日それなりに有益な情報流してるので、よかったら登録してください。私にメッセージを送らなければ、誰が使ってるのかとかはわかりません。

 

最後に新しい仮想通貨の需要を発掘した(気がする)ので、共有します。

 終わり。