マイナンバーがいらない副業・ネットビジネスについて

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「マイナンバー提示は必要ありません!」と謳うネットビジネスや副業が増えてきているが、今日はこれらのビジネスについて。

 

そもそもマイナンバーで副業がバレることはない

まずはそもそも論になるが、例えば正社員として働いて人がアルバイトを始めることになり、そのアルバイト先にマイナンバーを提出したからといって、本業の会社に副業がバレることはない。

 

マイナンバーの取扱に関しては法律でその使用用途が定められているため、確定申告をして税金の問題さえクリアしておけば、本業の事業所は副業を把握できない。また、役所から事業所に「こいつ副業やってるで」といった報告が上がることもない。

 

マイナンバーが導入されるとき、副業をやる人やナイトワーカーが減るのではという報道があったが、税金とマイナンバーの問題について少し調べればそれらの報道が本質から外れたところにあったということは言うまでもない。まぁ確かにその報道を見て何も調べないバカは「マイナンバーこゎぃから副業ゃめょぅ。。」とか言ってるかもしれないが。

 

もうちょっとよく調べましょう

ネットで広まっている副業やネットビジネスは「マイナンバーがいらないので会社にもばれません♪」と宣伝されることが多いが、事業所得と給与所得の違いもよくわかっていない人が「面倒くさい手続きもいらないし、役所(税務署)にもばれないならやってみよう」と考えて参加してしまうケースが多い。

 

マイナンバーに怯えるくせに、マイナンバーは何に使われているのかもわかっておらず、調べようともしない人が多いという事実には正直なところ驚かされるばかりだ。

 

結局情弱が食いつきやすいんでしょうね

つまるところ、前述のようなセリフで勧誘をする副業をプロデュースしている組織は、

マイナンバーを提示しなくても良い=バレないし税金もかからない

という表面的な部分しか見えていない情報弱者のリストを集めることに成功している。情報リテラシーが高い当ブログの読者なら、これが何を意味するかはもう既にお察しいただけるだろう。

 

日本人はお金が大好きなくせに、お金のことをあまり知ろうとしないし、その結果詐欺師の食い物にされてからワーワー喚く特殊な人種だ。

 

ごうちさんはそんな日本人を「ニッポンジン」と表現していたが、悪質なMLMやバイナリーオプション、HYIPを「副業」と信じて疑わないニッポンジンが少しでも減ることを祈る。

 

税金はちゃんと払いましょう。おわり。

SportArb(スポートアーブ)の出金・着金状況が怪しくなってきたお話

「sportarb」の画像検索結果

 

ビットクラブとスポートアーブはもう少し早めに取り上げる予定だったのだが、なんとなく雲行きが怪しくなった今更ながら状況の考察でも。

 

SportArbのローンチは確か1月末付近で、現在生き残ってるHYIPの中では割りと古い。「そろそろ飛ぶのでは」という憶測が1ヶ月ほど前からあるのだが、そこまで大きなトラブルもなく回っていた。

 

しかし、ちょっとずつ破綻というか、最後の一絞りの兆しが見えたのが、今月上旬。SportArbのメルマガで、「日本とヨーロッパで大きなチームと契約したため、数週間以内に5000人以上の新規参加者がいるよ」という情報が配信されたときだ。D9のカンファレンスにしろ、こういう大々的な宣伝・告知とかキャンペーンって、いつもブレーキランプ5回点滅ト・ビ・マ・ス・ヨのサイン的なところ、あるよね*1。いやむしろアクセル思いっきり踏んでぶっ飛んでく感じか。

 

そのアナウンスから数週間が経過した現在時点で、ちょこちょこトラブルが出てきているようで。

 

 

 

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なんとも良いわめきっぷりだが、本人にとっては一大事。恐らく大口の入金をしていたのだろうと予測する。

 

割りと順調に回っている(ように見える)HYIPも、大口入金者1人だけバッサリ切り捨てるというのはありえる。リッチモンドバークスのやり方はひどいものがあったが、HYIPの行く末は破綻で、本質はポンジスキーム内でのマネーゲームなわけだから、そういう結果に至るのは致し方ない。まぁ、「詐欺師にお金を渡したのに75%もお金が返ってきた」と思えばすごく幸せな話だが。ヤンキーが子猫拾ってた的なアレ。

 

いかにも飛びそうにも思えるが、個人的には、SportArb自体はもう少し粘るのではと考えている。というのも、6月ぐらいまで運営したほうがジャパンマネーを搾り取れるから、今飛ぶのは少しもったいないと考えているのではないかという理由だ。

 

HYIP×大口×複利運用というのは、最初から救えない特殊な例で、他にはあまり着金遅延情報は無い。運営が最終ブースト段階に入ってるのも確かだろうが、ワンモアブーストチャンスの日本のボーナス時期までやる可能性は割りと高いのではないだろうか。5月にキャンペーンとか発表しだしたら、それはほぼ確実にスチールのサインだろう。

 

 

(追記)

なんか色々見てたらSportArbに600BTC入れた人がいるとかいないとか。正気の沙汰とは思えない。まともな投資紹介するからみんな私にビットコイン投げたほうがよっぽど良いと思うよ、うん。

(追記以上)

 

 

SportArbのプランなどの詳細はごうちさんのブログへどうぞ。

SportArb(スポートアーブ)について - サビアンでキャッシュバックの毎日♪

*1:筆者は決してドリカム世代ではありません。好きだけど。

【返金決定】BitMonster(ビットモンスター)は要注意案件です。

2017年7月8日追記

ビットモンスターの運営ビッテラー社が、返金を実施するそうです。詳細は下記リンクのサイトでビットモンスターからのメールを元に解説されています。

http://twitelclub.whdnews.com/p/1707/qP9WwJP91.html

 

元々運営は日本人だという話は聞いておりましたが、ごうちさんも英語のクセが日本人っぽいという指摘をしており、ノアコインと同じくD9の件でビビったんじゃないですかね。知らんけど。

 

可愛らしい犬がイメージキャラクターのBitMonster(ビットモンスター)だが、結構力を入れて作り込まれている案件で、次々と飛んだHYIPの後釜として選ばれるだろう状況なので、ここで注意喚起を。

 

しきりに「固い案件だ」と紹介している者もいるが、HYIPの固さなんて正直ゼロだし、むしろこういう案件にこそ注意を払わなければならない。特に、ジャパンマネーが動きやすい時期に大型キャンペーンが予定されているという情報が関係者に近いところから上がってきており、トンズラのXデーは6月初旬~中旬ごろだというのが私の見立てだ。

 

信じるか信じないかはあなた次第。逃げ切れるといいね。

 

ビットモンスターについての詳細はごうちさんのところへどうぞ。

saiviancashback.net

ビリオネア倶楽部の実態を潜入調査してみた

 

ツイッターで勧誘を受けた「ビリオネア倶楽部」というグループがセミナーを開催するということで、潜ってみることに。なお、「ビリオネアクラブ」とは一切関係のない団体だ。

 

セミナーはLINEのグループ通話で開催

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セミナー開催時刻になると、講師の女性が通話を開始した。セミナー参加者以外はマイクをミュートにしろとのことなので、ミュートに設定。言葉遣いから、この講師のオバ、失礼、女性は関西圏出身(または在住)であるように思われる。

 

セミナーは、このシングルグランゴッドマザーの講師による自分語りから始まる。あることをきっかけに始めた副業で「毎週収益が発生している」「海外旅行に頻繁に行っている」のだそう。

 

ビリオネア倶楽部は紹介制

ビリオネアクラブはクローズドのグループで、以下3つの条件に当てはまる人しか入会できないとのこと。

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①変化を受け入れると決めている人

②何があっても自己責任を持てる人

③素直で行動力がある人

以上の条件は入会するために必須だそうで。

 

本質を話さないクソみたいなセミナー

その後も色々語りが続くのだが、マルチ勧誘にありがちな抽象的な話を繰り返すだけで、この倶楽部に入会して稼ぐために何をすれば良いのかという本質的なことは全く話さない。

 

AIの台頭で人間の仕事は奪われるだとか、外国人移民の増加によって日本人の仕事はなくなるだとか、メディアの報道を良いように使って不安を煽っていくあるあるの展開だ。

 

 

 

出ました、「ストック型収益」

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㉚分ほど経過すると「ストック型収益」「仕組みによる収益」「働かなくても資産が形成できる」といった言葉が繰り返し登場する。この言葉が出現するということは、MLM確定である(まぁこんなセミナーを開く時点で確定なのだが)。

 

その後はあらゆるビジネスのデメリットが語られ……

FX、アフィリエイトアドセンス収入などを「ストック型収益を得るには心もとない」という理由でデメリットを語っていく講師の先生。そしてついにあのワードが出ました。

 

ストック型収益を安定的に得られるたったひとつのビジネス、それが、組織構築型アフィリエイト、通称エム・エル・エム♥」だそうで。

 

結局ワールドベンチャーズ(WV)の勧誘でしたとさ

ビリオネア倶楽部さんは結局ワールドベンチャーズの勧誘だった。なんても、さまざまな基準と照らし合わせると、ストック型収益を持続可能な唯一のMLMがワールドベンチャーズなんだとか。実績や信頼性、ハイパーグロスカンパニーであることなどが説明され、ワールドベンチャーズの事業がどんなに優れているビジネスモデルなのかが語られる。

 

セミナー中にこの講師の女性は繰り返し「参入するならブルーオーシャンブルーオーシャン」と繰り返していたが、ワールドベンチャーズは結局、紹介者を増やしてその紹介料報酬を得るだけのピラミッドスキームだ。ブルーオーシャンどころかレッドオーシャンなのは間違いない。

 

MLMにおいては、市場だけでブルーオーシャンかどうかは判断できない。ネット上の情報と運営元が語る素晴らしいビジネスプランの齟齬をどのように埋めて勧誘を行うかなど、手間や労力も考慮するとレッドオーシャンだと構えた方が良いだろう。

 

MLMの勧誘者の言葉には気をつけよう

MLMの勧誘者は、このような「セミナー」と称した説明会などで参加希望者を囲い、自分の情報を受け入れやすくするための洗脳のようなスピーチを行うことがしばしばある。そして、「自分たちのMLMを批判するのは何もわかっていない素人」などと言って、いかに自分たちのビジネスに夢があるのかばかりを語る。

 

MLMに参加するときは、なぜその企業がMLMの形態で事業を展開しているのか、一度客観的な視点から考えてみるようにしよう。本当に顧客や市場に良い価値を提供するためのMLMなのか、自分や自分が誘った人が支払う入会金や会費はどこに行くのか。そういった点を考慮してもMLMというレッドオーシャンに飛び込むというのであれば、ご武運をお祈りする。

 

ビリオネア倶楽部はネットビジネス塾?

最後に講師の女性が自身が運営するビジネス塾の勧誘をしていた。通常84万円の入塾料が、セミナーに参加した人だけが3万円になるとのこと。結局この「ビリオネア倶楽部」という組織そのものはMLMを扱ってる情弱専用ビジネス塾(もどき)なのだろう。ドブに捨てる金があればそこにも潜入してみたかったが、食いつなぐのに精一杯なので泣く泣く断念。

 

こんなのにお金を払うのだったら、自分でイチからWEB資産を立ち上げて稼ぐ仕組みを作るのが合理的だと思いますよ。マルチのババアの言うことは聞かないようにしましょう。

 

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playbaseball.hatenablog.com

楽天やヤフーのランキングがモンドセレクション化してる件について

このブログの読者はネットリテラシーが高い情報強者の方ばかりだから、「モンドセレクション」の胡散臭さは既にご存知だろう。

 

知らない方も以下引用させていただいた部分をご覧になれば、1分でおわかりいただけるかと。

 

 

 モンドセレクションは「食のオリンピック」「食のノーベル賞」と例える方もいるそうですが、実体はたいぶ違います。

 

 まず、モンドセレクションの対象となる食品が、世界中から選ばれているような印象を受けますが、実際は食品メーカーがモンドセレクションの本部(ベルギーの民間団体)に1製品につき1,100ユーロ(約15万円)の審査料を支払って審査してもらうシステムになっています。

 

 また、オリンピックのように金賞、銀賞、銅賞などもトップ3製品のみに与えられる感じがしますが、選定基準が絶対評価なため、かなりの数の金賞が毎年誕生しています。

 

 私がモンドセレクションの最大の問題だと思うのは、その審査基準や審査過程、認証発行数(受賞者数)が公式に発表されていないことです。公式ウェブサイト*1を見ましたが、華やかな授賞式の様子が載っていても、審査に関することはほとんど未公開です。

 

官能テイスティング、ラベル適合検査やラボ分析を行っているようですが、それらの分析結果などは、全く公表されていないのです。ですから、なぜ受賞できなかったのか、またなぜ金賞をとったのかすら、メーカー側も全く分からないようです。

 

http://yashoku.hatenablog.com/entry/20090302/p1

モンドセレクションは「金を払えば取れるただの飾り」に等しく、国際的な知名度も全くない。賞を取るための「審査基準」なるものは、むしろ満たしていなかったら困るぐらいのもので、こんなものを「モンドセレクション金賞を3年連続獲得!」と宣伝要素の一つとして掲げるのは馬鹿馬鹿しい話だ。

 

そんな空虚な冠モンドセレクションであるが、最近の楽天やヤフーのやり方がどうもこれに似てきたような気がしてならない。というのも、一般発売前のダイエットサプリメントが楽天やヤフービューティーのランキングで1位を獲得したというLPを準備して販売されようとしている段階に入っているのを発見したからだ。

 

正確な裏は取れていないので商品名などは出さないが、なぜ一般発売前のサプリメントが1位を獲得することができるのだろうか? さらに面白いことに、「楽天 ○○(発売前の商品名)」「ヤフービューティー ○○」と検索してみると、該当する商品を扱っているページは存在しないのだ。まぁ発売前だから当然なのかもしれないが、一体どうしてこんな矛盾が存在するのだろうか。

 

あるいは、その商品の販売元が勝手に楽天やヤフーのランキングで1位を獲得したことにして売り込もうとしているのだろうか? 念のため販売元の情報を調べてみると、創立10年以上で、海外にもオフィスを構える年商100億円規模の企業である。

 

ECサイトの運営やWEBマーケティング、TVショッピングなど事業も多岐に渡るため、そのような企業がこれまで楽天やヤフーと関係を持っていなかったことは考えにくいし、もしパイプが無かったとしても無断で名前を使ってランキング1位をでっちあげるというリスキーな行為をすることも考えにくい。

 

実際に発売される前の商品はどんな分野で1位を獲得できるのか色々考えてみたが、「売上」「評価・人気」は当然獲得できないし、予約のページも存在しないのだから「予約数」の1位も獲得し得ない。おそらく楽天やヤフーは、ある程度の広告料を受け取ればランキングで1位を獲得した「設定」とその証明のロゴの使用を許可しているのだろう。そのランキングも「何を基準に判断されたものなのか一切明かされていない」という点もまた、疑いが深まる要素だ。

 

詰まるところ、楽天やヤフーで1位を獲得した称号なんて、結局金を払えば貰えるモンドセレクションと同程度の冠だという可能性が極めて高い。そういえば確かに、LPで用いられる楽天やヤフーのランキング獲得で「1位」を見ることはあっても、「2位」や「3位」を見たことは1度も無い(見たことある人がいたら教えていただきたい)。売り込むためのパワーとしては当然2位や3位が1位に劣ることは確かだが、不自然極まりない。

 

※画像はイメージです。

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楽天やヤフーのような消費者に影響力のある大企業が「権威」を使って企業からプロモーションのための小銭を受け取り、消費者を欺くような情報提供を後押ししているというのは許される行為なのだろうか?

 

楽天やヤフーがランキングの根拠となる「売上」「口コミ数」「評価」といった要素を公開すれば済む話だが、「公開されていない」「商品は発売前(楽天・ヤフーにページすら無い)」という2つの条件が揃っている以上、少なくとも消費者や第三者の客観的な視点から評価された価値あるランキングの1位でないという疑惑を持たれるのは仕方ないことである。

 

もちろん楽天やヤフー以外にもマーケティング調査を行っている会社が間に挟まれて「○○部門第一位 ※△△社調べ」といった冠が付されている商品も多く見受けられるのだが、とにかく楽天やヤフーといった社会的に影響力のある企業には、こうしたランキングがどんな基準で判定されているのかぐらいのことは、明らかにしてもらいたいところだし、そうする義務があるのではないだろうか。

D9クラブは飛んだ?ログインできない・着金遅延の状況について

追記:2019年2月

D9クラブの勧誘などに際して違法な行為があったのかどうか、警察当局も捜査を行なっているそうです。被害に遭われた方は下記リンク参考の上、被害届の提出などを検討してみると良いかと思われます。 

playbaseball.hatenablog.com

 

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(2017年)4月18日現在の情報ですが、数日前からD9クラブにログインできない、着金が遅延するなどのトラブルが続出しているようです。いくら運営が「復旧中」とアナウンスを行っても、このようなトラブルが出ると情報が瞬く間に拡散され、新規投資家の参入は期待できない状況になります。

 

破綻した(飛んだ)かどうかは不明確ですが、D9クラブがほぼ終焉を迎えたという事実は変わりません。新たなカモが参加しなければ、ポンジスキームは破綻する以外の道はないのです。

 

4月16日に、D9クラブは東京で大規模なコンベンションを開催したが、これは最後の一絞りのためのプロモーションだったとも考えられます。

 

 

これによって、また新たなHYIP犠牲者が生まれてしまいました。いや、HYIPは紹介者を出せなければ投資した瞬間から負けに向かっていることは確実なポンジスキームですので、彼らは投資した時点でお亡くなりになっていたとも言えます。結局「D9で儲けた」と言っているのは紹介者を出せる一部だけ。ポンジスキームとはそういうものです。

 

さようならD9クラブ。

 

新しい投資をお探しのみなさんはソーシャルレンディングとかどうでしょう?

 

 

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HYIP参加者のみなさんのお葬式

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/i47VD4D6yCLM/v1/628x-1.jpg

出所:ブルームバーグ

 

間もなくご葬儀の時刻となりますのでご着席願います。なお、携帯電話のスイッチはお切りいただくか、音の出ないマナーモードに設定してくださいますようご協力をお願い致します。

 

導師入堂でございます。皆様、合掌にてお迎えください。

 

合掌、直りください。

 

皆様、本日はご多忙、そしてお足元の悪い中(関西は大雨です)ご臨席いただきまして、誠にありがとうございます。ただいまより、故HYIP参加者の方々の葬儀を合同で執り行います。

 

(遺影)

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これより、弔辞を頂戴致します。Anti-Scam-Blog、KURA様、お願い致します。

 

 

HYIP参加者の方々は、このお二方以外にもたくさん見受けられたのですが、更新がパッタリ止まっている様が特に印象的でしたので、一刻も早い成仏を願い、本日葬儀を執り行うことと致しました。ライトライズ、Zinc7、X-Binary、リッチモンドバークス、ノルデバンクなど、さまざまなHYIP案件が飛び、投資者の方々も次々とツイッターから姿を消していきました。

 

みなさまが帰らぬ人となろうとは、誰が予想できたでしょうか? 私は予想していました。ポンジスキームを見抜けなかったのか、金に目がくらんだのか、理由は色々あると思いますが、本当に残念な限りです。

 

みなさまが失ったビットコインで、詐欺師たちは今まさに豪遊している最中でしょう。悔しい気持ちは私も同じです。みなさまのご遺志は、私が必ずや引き継ぎ、インターネットの世界から投資詐欺が無くなる日が実現するよう精進して参ります。HYIP参加者のみなさま、安らかにお眠りください。

 

 

以下略

(サタンプロジェクト追記)Iron FXのアフィリエイトとストラディアパートナーズについて

過去に色々とトラブルが続出していたIron(アイアン)FXがアフィリエイトに力を入れて、勧誘が盛んになっているということで、注意喚起を。また、Iron FXに口座を開設させてコピートレードのためのツールを斡旋する「ストラディアパートナーズ」という組織の情報も確認されているため、このグループにも要注意です。

 

サタンプロジェクトについて(追記)

Iron FXを通じて口座開設を行い、MAM(PAMかも)口座として紐付けして大元の口座と同じ運用を行っていた「サタンプロジェクト」というところがあるようです。レートの急変時にゼロカットを喰らって顧客が湧いてるとか。

 

まぁそんなのに手を出しちゃうのがそもそもダメです。資産を溶かしてしまった人は自分が情弱のバカだったことを反省しましょう。FXで稼ぎたいなら、まずは王道のロジックを学ぶことが大切です。以下の記事で参考になる教材を紹介しているので、この機会に自分でトレードの勉強を始めましょう。

playbaseball.hatenablog.com

 

以下は過去にIron FXのアフィに勧誘されたときのお話です。

 

ストラディアパートナーズの勧誘文句

・元本に対して月利10%前後の利益が出せる

・大手ヘッジフェンドも使用しているツールで自動取引

・ツールの利用は1万5千円/月

推奨口座はIron FX

 

その他詳しい情報を聞こうとしたところ、ツイッター経由で勧誘してきた本人も「僕はあまり詳しくないんです」というひどい有様だったのですが、Iron FXが紹介料報酬に力を入れており、一時期のバイナリーオプションのように「入金額の50%のボーナスが付与される」という高額キャッシュバックのキャンペーンを実施したりしています(実際口座で運用できる見かけのお金が増えるだけでキャッシュバックではないですが)。

 

ググってみると、アイアンFXのミラー口座取引に関してこんなコンテンツが(2015年のもの)。

 IronFX新商品「ミラー口座」を検証していただきたいんです。 日本人はあまりやらないのですが、A社とB社に入金して、それぞれボーナスを貰い 両建てしてボーナス分を稼ぐ・・・ということをやっている人がいるんですよ。

 

別会社間でも違反ですので、見つけ次第口座凍結ですが・・・見つかるまでずっとやります。それだったら弊社内でこれをやってもらおうと考えたのがこの商品です。

 

2つの口座が対になっていて、ライブ口座で買うと、逆の口座は自動的に売りを入れます。

 

ライブ口座側は負けていい口座です。入金すれば100%ボーナスが入りますから ボーナス分負ければ、もう片方の口座にボーナスからスプレッドが差し引いた分が増えます。

 

ただし、負けていい口座で勝ってしまうと損失が発生してしまいます.(ボーナス分までは大丈夫ですが)

 

あくまでもボーナスでトレードするものですので、また入金してボーナスをつけていただかないと利益が出ません。

 

https://tasfx.net/2015/03/25/post-4922/

 

 

これはあるブログの管理者がIronFXの社員(日本人)と対談した内容を綴ったもので、上記引用した部分の発言は、IronFX社員によるものです。

 

現在ストラディアパートナーズがこれと同じトレード手法を勧めているのかは判明していないのだが、私に話を振ってきた勧誘を行っている人物の言葉からは「僕もあまり詳しくないんですが、とにかく今は勧誘勧誘!」といった空気感がありました。

 

「自動取引だから簡単に月利10%」「紹介報酬もあるよ」という部分で初心者を食い物にしようとしている感もすごいので、特にHYIPの運用グループやMLMのグループの中でこの名前が挙がってきた場合には十分注意してください。

 

色々と調査してみたところ、HYIPからアイアンFXの勧誘にシフトしているケースも多いようです。というのも、HYIPがオワコン化してきたことに伴って、日本での勧誘活動を主導していた高額ビジネス塾が勧誘先を他のネットビジネスにシフトさせつつあり、その対象の1つがアイアンFXのアフィリエイトであるからといった裏事情があるようで。

 

Iron FXについて

「アイアンFX 評判」と調べればすぐに色んな情報が上がってくるし、FXに詳しい人には一発で「あー、ちょっと危険だね」と言われてしまうような業者なのですが、大きなボーナス付与の裏には危険性が色々潜んでいるよということで、この業者そのものにも十分ご注意を。

 

▼アイアンFXに関する参考リンク集

 

ボーナスだけでアイアンを選ぶのはいささか安直で危険かなと……。

リビア駐留の米軍将校からメールがきました。

英語で迷惑メールが来てたので返信してみたところ、リビアに駐留している米軍将校を名乗る女性からメッセージが(返信は日本語できました)。

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──────────────

こんにちわ、あなた、


ご返信ありがとうございます。実際にメールを読んだことはとてもうれしいですが、ビジネスパートナーや他の何かにつながる本当の関係を築きたいと思っています。

 

あなたに会うことは喜びです。私はすべてがうまくいくことを願っています。あなたの日はどうですか?以前の手紙の中で私が以前にお話したように、私の名前はJessica U. Meirです。私は米軍将校です。

 

現在リビアでは、私はあなたに会いたい、私はユーモアのセンスを持って、愛情のある、正直で愛情のある人、私は新しい人に会いたい、彼らの生活様式を知りたい、私は海の波を見て楽しむ山の美しさ、そして自然が提供しなければならないすべてのものがあります。

 

私はあなたが毎日反乱軍に攻撃されていることと車の爆弾が襲っていることを知りたがっています。私たちの救助任務の1つでは、私たちは金が運命づけられていたと信じている革命家に属する膨大な金額武器や弾薬を購入するには、救助活動に参加しているすべての陸軍職員が、私たちと私たちの間でお金が共有されることに同意した。

 

総資金のうち、私の株式は900万ドル(9百万米ドル)でした。私はあなたの助けを借りてお金の私の分け前を避難させています。それはここにあなたから900万ドルです。あなたがここで私のサービスを完了するまで私の自身のパーティーがあなたのケアで安全になることを私に保証することができる限り、これはお金を盗まれたものではなく、落とし穴はありません。

 

だから私はあなたにこのお金があなたの国であなたに与えられているならば、あなたがあなたに会い、あなたからお金を回収するために向かい合って会うまで、あなたはお金を保つことができるでしょう。

 

あなたがこの提案を恐れるかもしれないことは私には明らかですが、私が選んだ運命のいずれかに資金を提供することを約束した国連外交官との確固たる取り決めをしたことをお知らせしたいと思います。

 

この配送は、 ''グローバルファストウェイクーリエサービス/セキュリティ会社によって合法的に処理されます。そして、このプロセスに関わるリスクはなく、お金はトラックケースにしっかりとパッケージされ、同じケースがあなたの国に届けられるだろう。
私はあなたがお金をお届けしたら、お金の10%をあなたに補うことにしました。残りはあなたの国の投資資本になります。


私があなたにしてくれる熱心なリソースは、この問題を第三者と話し合うことではありません。あなたがこのビジネスに参加したくない場合は、この情報の漏洩を避けるためにメールボックスからこの手紙を削除してください。ここに私の位置に基づいて私のために危険です。

 

私は私の祈りの後にあなたに連絡することを選んだのですが、正式な紹介なしに私がなぜあなたにすぐに自分自身を明らかにしているのか疑問に思っても、私の自信を裏切らず、私の夢を挫折させないと信じています。あなたはこの資金を受け取って投資するのを手伝う本当の人です。


注意;私はここに2回の爆弾テロで生き残ったので、私がここに滞在し、私の運命をどれくらい長くしているかはわかりません。私は母国に来るので、私がファンドを受け入れて投資するのを助ける信頼できる信頼できる人を求めましたもはや兵士としてではなく、新しい人生を投資し始めること。

 

私の説明が非常にはっきりしていることを願っていますが、より明確にする必要がある場合はお知らせください。軍用ゾーンでは携帯電話の使用が許可されていないことをお知らせしたいと思います。私たちはラジオメッセージと電子メールによる通信のみを使用しています。


結論として、私はこのオファーに関してあなたに私にすぐに返信を送ることができました。あなたの緊急の反応は非常に高く評価されます。あなたがこの手紙を読むとすぐにあなたの受け入れ可能な応答を受け取るのを待ちます。

 

宜しくお願いします

──────────────

以上、Jessica U. Meir氏からのメールの内容である。色々とツッコミどころが満載だが、写真も添付されていたのでご紹介を。

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早速画像検索をしてみると……

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ジェシカ、アンタNASAの職員やん!

 

札束の画像は、2005年ごろのイラクの写真らしい。当然だが、全部ウソで詐欺。本当にバカバカしいけど、こういったメールが未だに存在するということは、騙される人もそれなりにいるということなのかなと。

 

そう言えば日本でも、芸能人とメールできていると思って、サクラ相手に数百万円つぎ込んでいた人もいたしね。振り込め詐欺も無くならないし、やっぱり万が一ぐらいに引っかかる人はいるということか。

 

最後に、Jessicaの名誉のためにNASAの彼女の情報を扱ったページのリンクを貼っておく。みなさんもぜひご確認を。

www.nasa.gov

クラウドソーシングサイトでネットビジネスのリスト集めが行われている件

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(最下部に追記あり)

 

昔からかなり気になっていたことではあるのだが、今日たまたま改めて目に入ったので、クラウドソーシングサイトでネットビジネスのリスト集めが行われている件を取り上げる。

 

クラウドソーシングサイト大手のクラウドワークスで行われているのだが、稼ぎたいと思ってる主婦とかが食い物にされてしまっていたらと思うと不憫でならない(いるのか知らんけど)。

 

「簡単なアンケートに答えてくれた人の中から、抽選で20万円相当のアフィリエイト教材をお送りします!」なんていうタスク案件(アンケート型の簡単な案件)が結構あるのだが、結局これはリスト集めでしょというお話。

 

以下例を。

 

 アフィリエイトや在宅副業に興味がある方、もしくはやっている方への簡単なアンケートです。

30秒〜1分ほどで済みます。

おひとり様一回までとさせていただきます。
過去に回答いただいた方は無効です。

 

1. 性別を選択してください 必須
男性
女性


2. 副業での理想の年収はいくらですか?またそれを達成したら何をしたいですか? 必須

 

3. 副業(アフィリエイト)の実践期間はどれぐらいですか? 必須
興味はあるけどまだ実践していない
3ヶ月未満
3ヶ月以上〜1年未満
1年以上


4. 過去の同じアンケートに答えたことはありますか?(おひとり様一回のため答えている場合、報酬の対象外となります)
答えている
答えてない


5. 動画講義15時間×PDF900pの副業(アフィリエイト)の教科書を差し上げます。希望されますか? 必須
希望する
希望しない

 5で「希望する」なんて答えた暁には、いきなり「希望するって言いましたよね?!?!」と高額教材の押し売りでも始まるんじゃないかと心配に。

 

 副業やアフィリエイトに興味がある方への簡単なアンケートです。

30秒ほどで済みます。


報酬は小額かもしれませんが、

お答えて頂いた方には僕が制作した

動画講義130本の高額塾を凌駕する

ネットビジネスの教科書をモニター限定として、

差し上げます。


報酬というよりは、教科書が欲しい!という方は

アンケートお答えいただけると幸いです。


真剣に記入頂いた方にのみ、
メッセージで教科書をプレゼントいたします。


※お一人様一回までとさせていただきます。

 

1. 過去に同じアンケートに答えたことはありますか?※このアンケートは1回限りです。 必須 
はい
いいえ


2. アフィリエイトって知っていますか? 必須 
知っている
あまり知らない


3. アフィリエイト(副業)で必要なものはなんだと思いますか? 必須 
良い教材
良い師匠


4. アンケートお疲れ様でした!抽選で動画講義130本のアフィリエイトの教科書を差し上げます。当選された場合はメッセでお送りします。 必須 
希望する
希望しない

「真剣に記入頂いた方にのみ、メッセージで教科書をプレゼントいたします。」と言っておきながら、回答4項目は全てはい・いいえの選択方式。火を見るより明らかなリスト集め。面白そうだし回答しておいたが、「教科書」はもらえるのだろうか。

 

 ご興味を持っていただいてありがとうございます

副業やネットビジネスに興味がある方向けに質問・アンケート調査を行いたいと思っており、タスク形式で依頼します。

最初に申し上げますが、「真剣に副業・アフィリエイトを始めてみたい」、「今すぐにでも安定して確実な収入を得る方法を教えて欲しい」という方のみに対するアンケートですので、ただ2円を稼ぎに来た方はお断りします。

今回は特別に、続々と月収200万を叩き出している学習動画(数10万円相当)を、今回お答え頂いた方の中からやる気の感じられる回答の方何名かにだけに特別に無料でお渡ししたいと思います

副業やネットビジネスに憧れるけど、「始めるのが大変そう」「ネットビジネスの仕組みが良く分からない」という方にオススメの物です。

回答してもらった方へ、メッセージでプレゼントを送らせていただきます。
プレゼントはメルマガ登録式ですが、強制したり迷惑メール等の類でもないのでご安心ください。

それでは、宜しくお願いします

 

1. MLMという言葉を知っていますか? 必須
もちろん知っている
なんか見たことある気がする
全く知らない


2. 副業・アフィリエイトに対するイメージを下記からお選びください 必須
今すぐにでもやりたい
いろいろ探りを入れてから始めてみたい
怪しいけど気にはなる
絶対にやりたくない


3. メルマガを希望しますか? 必須
希望する
希望しない

 クラウドソーシングを使って勧誘しているマルチビジネスに、ロクなものは無いだろう。まぁおそらくクラウドソーシングをやるのはある程度ネットリテラシーがある層だから大丈夫だと思いつつ、ネットでHYIPにどっぷり浸かってる人を見ていると、やっぱり危ないなと思う部分も。

 

副業・転売に興味がある方への簡単なアンケートです。

私自身転売ビジネスに取り組んでいるのですが、
どういった認識で捉えられているのかデータ調査が目的です。

報酬は小額かもしれませんが、お答えて頂いた方には僕が制作した
ネットビジネスの教科書をモニター限定として、差し上げます


報酬というよりは、教科書が欲しい!という方は

アンケートお答えいただけると幸いです。


真剣に記入頂いた方にのみ、
メッセージで教科書をプレゼントいたします。


※お一人様一回までとさせていただきます。

◯お仕事の流れ

1、下記のフォームより2~3分で終わる簡単なアンケートにお答えください。
省略

 

2、アンケートにお答えしましたら最後の画面に「タスク承認のパスワード」が表示されます。
そのパスワードをタスクに入力ください。


3、パスワードが合っていることを確認致しましたら、タスク承認を行っていきます。

 

◯ご連絡

アンケートにお答え頂いた皆様には特典として副業に役立つ
ノウハウが詰まった教材を無料でプレゼントしております。

是非受け取ってくださいね!

もし感想やご意見などございましたらドンドンお寄せください。

アンケート結果を元に僕自身の指導方法や
今後の取組の勉強とさせていただきます。

宜しくお願いします!

 これも市場調査と銘打って、実際のところはリスト集めで「売れないかな」という魂胆が見え見え。あまりこういう案件がクラウドソーシングサイトに乱立するのは個人的によろしくないと思うのだが、クラウドワークスさんはどのように捉えているのだろうか。

 

もちろんワーカーとクライアントの双方がwin-winの関係になればそれは良いことなのだが、どうしてもそのようなタスクには見えない。マーケティングの手法としては間違っていないとは思うのだが、どうしてもdisりたくなるのは、自分がこの界隈の人間がひたすら嫌いだからということに留まるのだろうか……。

 

でもアンケート料1件あたり数円払って、さらに注目案件として金を払って上位表示させても成り立っているっぽいので、やはりそこそこ騙されている人がいるのではないかと心配なところ。

 

筆者の主観ではあるが、99.999%の情報商材は、ググればわかることしか書かれていないのでお気をつけを。

 

(追記)

完了したタスクのクライアントから「無料教科書」とやらが送られてきた。

この度はタスクありがとうございます!

Tsukabowです。

さっそくですが、
こちらからメール講座をお申し込み下さい。

http://tsukabow.com/7/

この教科書への質問などありましたらお答えいたします。

その他わからないことがあれば、いつでもご連絡くださいね!

それでは引き続きよろしくお願いいたします。

 清々しいほど怪しさ満点の情報商材のメルマガ登録フォームだ。「ツカボー アフィリエイト」と検索すればその内容は言わずもがな。

ビットフライヤーがビットコインの先物取引機能をリリース

Lightning Futures とは - ビットコイン取引所【bitFlyer Lightning】

大手仮想通貨取引所のビットフライヤーも、ついにビットコインの先物取引機能をリリースした(詳細は上部リンクで確認)。

レバレッジは最大15倍ということで、既存機能のビットコインFXと同じだが、ビットコインのボラティリティを活かすには十分だと言えるだろう。一方で、ビットコインの先物取引に関するリスクは、今のところ非常に高いと言わざるを得ない。今は「そのうち上がる(だろう)からとりあえず買って保持しておけば大丈夫」というような風潮があるが、大きなレバレッジをかけた取引で危険を犯すまでの持続性があるかを考慮すると、やはり簡単に手を出すことはオススメできない。

市場が安定していないからこその魅力もあるが、一発逆転の首をかけた大ギャンブルを行うのでなければ、ビットコインの信用取引はあまりオススメできない。余剰資金から証拠金が十分準備できるという人にとっては、一発当ててもう一稼ぎできるという性質があるように見えなくも無いが、やはり安定性に乏しいことはネックになる。

直近の2017年3月から4月にかけての値動きだけを見ても、先物取引のリスクは十分お分りいただけるだろう。

ビットコインの先物取引はロマンと地獄が表裏一体、私のようなチキン投資家は到底手を出せない代物である。

投資はくれぐれも自己責任で。

闇カジノの闇はほんまに深いやで。仮想通貨の闇もまたしかり。

最近も遠藤要と清水良太郎両氏がスクープされていたが、芸能人やスポーツ選手、実業家、たまに政治家など、金があってギャンブルが好きな人は結構闇カジノを利用している。運営はもちろん893系なんだけどね。

 

そんな闇カジノで起こったエピソード(都市伝説)には、度肝を抜くものがいくつもある。

 

20数年前、トランプを使ったゲームで不正をはたらいた者が、大勝ちした末に不正を見抜かれて日本刀で右腕を切り落とされたという事件があったようだが、その人物は当時テレビなどのメディアにもしばしば登場していた中年の実業家だった。

 

ある時からいきなりテレビ出演がなくなったのは、この事件が理由らしい。

 

他には、闇カジノ運営者たちの対立による強盗合戦なんていうものもあったらしい。これも20年ほど前の話。当時から闇カジノはマンションやビルの一室で運営されていたようだが、運営者からの指示で対立する闇カジノに侵入した下っ端が、カジノのお金や居合わせた客から金品を奪い取るという事件が多発した時期があったそうだ。

 

今よりも防犯カメラは少ない時代だったが、犯人は数週間後には実行犯だと特定されて警察に逮捕されたらしい。しかし、当然口は割らない。検察による取り調べの最中に殴る蹴るの暴行は当たり前だったが、「あそこのあいつがやったに違いない」という証言を元に逮捕されただけで、証拠は一切ないから取り調べの勾留期間の間耐えれば、不起訴で無罪放免となったとのこと。

 

お金やら道具やらはもちろん親分層が回収するため、証拠が残らないのだ。

 

さて、そんな闇カジノだが、マカオや韓国、ラスベガスといった普通のカジノでは、バカラ、ブラックジャックなどのゲームでカード(トランプ)を配る際、「シュー」と呼ばれる箱状のものからディーラーがカードを取り出して配っていく。ハイヒールの形に似ていることからそう呼ばれるようになったと言われている。

シュー :Shoe
まとまった複数組のカードを格納しておく箱状の道具。
通常は手で持ち切れない、4組以上のカードを使用するゲームで用いられる。
靴の形に似ていることから「シュー」と呼ばれる。

 

日本カジノスクール:http://casinoschool.co.jp/?p=564

http://img16.shop-pro.jp/PA01093/214/etc/8deckshoe02.jpg?202409140355

出所:http://shop.kenbridgejp.com/?pid=52691322

 

こんなやつね。

 

そしてこの「シュー」は、理由はよくわからないが日本の闇カジノでは「シューター」と呼ばれている。本来「シューター」はサイコロを振る人の意味なのだが、日本の闇カジノにおいては「シューター」がカード入れの意味で使われている。

 

そんなローカルルールを知ってるのは、当然日本の闇カジノで頻繁にプレイしている者だけで、言わば「賭博罪」の罪を犯した犯罪者だ。そんな犯罪者が、ラスベガスを始めとする世界中のカジノで大勝ちして(本人談)、現在は経営者としてブイブイ言わせつつギャンブルに興じている。あまり表舞台には出てこない人だったのだが、出版社の人間にそそのかされたのだろう、数年前に自伝本を出版してしまった。

 

その著書の中で彼は(おそらくゴーストライターが彼のインタビューから書き上げたのだろうが)、(普通のカジノでは「シュー」と呼ばれる)カード入れのことを「シューター」と表現していた。これはもう「私は日本の闇カジノに入り浸ってる犯罪者です」という言葉と同義だろう。

 

しかし、なぜ彼のような賭博常習者が逮捕されることはないのだろうか。そしてなぜ闇カジノが潰れることも無いのだろうか。「闇カジノの運営者は893で警察とズブズブ」というのはみなさん想像がつくかもしれないが、違法賭博常習者であることを自伝で公に晒してしまった彼もまた、若かりし頃に警察に勤め、その後はそのパイプを活かした警備会社の代表も務めるなど、捕まらないのには、やはりそれなりの理由があったのだ。

 

一方で、オンラインカジノを利用していた一般人男性数名が京都府警に検挙されたという事件があったが、これには「俺らの庭(ギャンブル界隈)で勝手なことすんなよ」という見せしめの意味があることは誰でも察しがつくだろう。

 

さて、4月1日からの改正法施行により、ビットコインをはじめとする仮想通貨を取り締まる態勢は固まりつつあると言える。もちろんこの法改正にはお国の利権組織が色々と絡んでいるのは当然で、「利用者保護のために~」なんていうのが口実であるのは明らかだ。

 

競馬のWIN5は、本人確認を済ませて銀行口座を登録しなければ投票できないことからも察しがつく通り、我々国民の金の動き(特に、大きなお金の動き)は国・利権組織の管理下にあると認識しなければならない。

 

ビットリージョンやMavrodiの名を借りたMMMの偽組織(の信者)が「我々はビットコインによるP2P支援で利権や政府による管理からの脱却を目指す」なんていう理念を掲げているが、その結果待ち受けているのは実際のところ政府・利権組織によるさらなる規制強化だと思って間違いない。

 

話が色々それたが、結局金が最終的に行き着くところは最初から決まっているということだろう。集中するべくして集中した富以外を一般庶民が奪い合うだけという構図は、今後も変わらないのだ。

 

そういえば、ビットコインは少額決済を繰り返すのにはあまり向かない(好まれない)仕組みであるが、これももちろん利権とは切り離せない話に繋がる。

 

信じるか信じないかはあなた次第。

HYIP脱落者はどこへ向かうのか

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HYIPはMLM、ネットビジネス系のグループやリストを持っている人にとって扱いやすく、そして儲けやすいため、日本でも数年前から徐々に人気になっていったという側面がある。

 

しかし、割りと「信用できる」と思われていた案件が次々飛んでいったということで、FXやバイナリーオプション、株式や投信を含めて、これからはHYIP以外で資産運用を考える人も増えるだろう(元々HYIPは「資産運用」に値しないものだが)。というかHYIPだけで「資産運用やってます(ドヤ)」という人がいたら、それはそれで怖いという話ではあるが。

 

これは私の主観になるが、HYIPとバイナリーオプションはほぼ完全なマネーゲームで、搾取するかされるかの世界。FXももちろんこの類だが、運営による恣意的な搾取手段がほぼないということで、まだマシと言えるだろうか。

 

HYIP利用者にはFXやバイナリーオプションから流れてきた人も多いが、これはFXやバイナリーオプションの参加者がある程度飽和状態になってきたという背景もあるだろう。

 

リストやグループを持っている人にしてみれば、より「確実」で「簡単」と謳うだけでそこそこの参加者は出てくるもので、飛んだらハイ次良いのありますよと紹介すれば責任は全て運営者になすりつけられる上にさらに銭儲けができるので、為替取引のシグナル・ツール配信よりも都合が良かったのかもしれない。

 

HYIPに関しては「2017年は仮想通貨元年と言われており~」なんていう説明文が並ぶが、法定通貨でも仮想通貨でも、やってることは同じマネーゲームで生産性も一切ない。

 

ひょっとすると、中国で絶賛活動中のビットコインマイニング業者がこうしたHYIP案件を立ち上げて需要を増大させようとしているのかもしれない(笑)。

 

HYIPの運営元は、サイトや仕組みを変えて次々と新しいものを立ち上げているのだろうから、ビットクラブネットワークがマイニングだけで利益を出し続けるのは難しい仕組みでも継続しているという背景には、潰れたポンジから流れてきた金の亡者たちを一挙に集めて最大のポンジスキームを作り上げる目的だったりするかもね。

 

さて、「HYIPは儲からないな」と気づいた一般ピーポーはこれからどこへ向かうのだろうか。FXや株取引に帰っていくのだろうか。それとも仮想通貨ブームに乗って他の通貨に手を出すのか。リップルとか盛り上がってるし。某Nコインあたりはネットビジネス軍団総出でステマ・ステマ・アンド・ステマしてるが、さてどうなるか。

 

パチンコの売上はこの10年で約33億→23億と大幅に減っているのだが、ネット上で他のギャンブルをやる人が増えたということも少なからず影響しているだろう。そうなれば、パチンコに帰っていく人はもう少ないだろうなと予測できるので、もしかしたら893系でパチンコ系ともつながりのある人たちが、IRが出来る前の「しのぎ」でHYIPの運営やっていたりして。そういえば、ビットコインの資金洗浄代行も流行っているらしい。

 

本当に日本はギャンブル大国である。

 

「海外のカジノで大儲けしてるハイローラーです! 某国でカジノホテル経営しています!」という人もいらっしゃったが、この辺もかなりきな臭い……。でもあの人は闇カジノだけかな。

 

最近はかなり攻め込んでるが、このブログやツイッターが無くなったときは察していただきたい。

 

乱文お許しを。

MMMとSergei Mavrodiをテーマにした映画について

ツイッターでMMM Returns信者の方に絡まれたのだが、その方はMMMとMavrodi氏に関して、ある映画をソースとして語っていらっしゃったので、この映画について少し書くことにしよう。

 

マネー・ピラミッド 札束帝国の興亡[DVD]

マネー・ピラミッド 札束帝国の興亡[DVD]

 

 その映画がこちら。邦題は『マネー・ピラミッド 札束帝国の興亡』

著作権の確認が取れないので埋め込みなどはしないが、Youtubeでも「pirammmida」と検索すれば(字幕などはないが)ロシア語と英語版の作品をフルで見ることができる。

 

この作品はSergei自身による自伝Вся правда о "МММ" - история первой пирамиды. Тюремные дневники(「MMM」の真実 - 最初のピラミッドの物語|獄中記)を原作としている作品だが、正直なところ映画に関しては、Mavrodi目線で美化されているところが多々あり、ファンタジー要素が大きい(おそらく監督の意向なのだろうが)。

 

ここで、ロシア人が書いたこの作品のレビューを要約してご紹介しよう。

この映画の本質は自伝である。これは私の個人的な意見だが、もう少しドキュメンタリー要素が必要で、客観的事実に基いて何が起こったのかを全て表現するべきだろう。PiraMMMidaでは、作り手側が汚点的な事実を芸術的な映画として表現しようとしている。銃撃や派手なアクションシーンは見ていて飽きないが、これは誇張表現だ。

https://www.kinopoisk.ru/film/464942/

映画という娯楽である以上、多少のストーリーの改変やファンタジー要素が入ってくることは避けられないが、この映画だけを見て「これがMMMの真実だ!(ドヤ) セルゲイバンザイ!」と言っているような人間がいることは、正直なところ残念だし危険だ。日本人にとっては、大河ドラマのストーリーを鵜呑みにするのと同じくらい危険だとでも言えようか。

 

まぁそもそものところ、MMM ReturnsもMavrodi氏本人が運営しているわけではないのはほぼ明らかなので、実際のところ彼も被害者と言えば被害者なのだが。